2025年1月に訪れたタイのリゾート地パタヤ。
今回のブログはパタヤ滞在中に利用したホテルを紹介する。
パンデミックが明けてここ2〜3年は物価の上昇が続いている。
おまけに円安とバーツ高で、ホテルの宿泊費が軒並み値上げされている。
以前は3千円ほどでも選択肢が多かったが、現在は4千円台が目安となっている。
人気がある「AMBER」や「アレカロッジ」なんかは8千円以上なんて日もある。
もはや気軽に宿泊できる価格帯ではなくなってしまった。
そんな中、立地は不便でも居心地良さそうなホテルを紹介する。
MOOKS RESIDENCE
今回紹介するホテルは「MOOKS RESIDENCE」。
筆者がメインで行動するソイブッカオからかなり離れている。
ただ、価格を優先するなら選択肢に入る読者がいるかもしれない。
ということで、実際に宿泊してきたので参考にしてみてほしい。
ホテルはサードロード沿いで、入口は正面と裏側の2箇所。
滞在中メインで利用したのは裏側の出入り口。
喫煙スペースやバイク置き場もあるので便利。
こちらが正面の入り口。
階段があるのは冠水対策だろうか?
重いスーツケースを持って上がるのはちょっと大変。
場所
改めてホテルの場所を確認してみる。
サードロード沿いではあるが、パタヤカンより北側に位置しているので微妙な立地。
気温が高い中、徒歩中心で行動するのは厳しい。Boltのバイタクを積極的に利用しましょう。
ツリータウンやSoi6までは30バーツくらいでしょう。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・建築年 2009年(2017年改築)
・客室数 63室
ロビーとセキュリティ対策
レセプションとロビーはオフィスやカフェスペースといった雰囲気。
一般的なホテルのロビーと比べてアットホームな感じだ。
中長期滞在の方には使い勝手が良いかもしれない。
なお、こちらのホテルではデポジット不要。
ホテル正面入口にはカフェが併設されている。清潔で雰囲気も悪くなさそう。
訪れた時は時間外なのか営業していなかった。
ホテル宿泊者なら利用価値はあるかもしれないが、外部からの利用者はかなり少ないと思われる。
筆者は利用していないが、エスプレッソは60バーツほどで周辺のカフェと似た価格設定。
ミール系も提供されているので、興味ある方はチェックしてみてほしい。
レセプションとロビーを抜けた先のエリアがこちら。
最初はどのような場所かよく分からなかったが、裏側出入口のロビーといったところ。
椅子やテーブルはほとんど設置されていないが、滞在中、外への出入りはこちらがメインとなる。
夜になるとセキリュティらしき方が座っている。
おそらく、宿泊者以外の友達を連れて戻った際のIDチェック用と思われる。
エレベーターは一基のみでコンパクトサイズ。
建物の3階から上が客室扱いとなっている。
1階の半分と2階は店舗や企業のオフィス。
今回アサインされた客室は4階。
エレベーターを降りるとフロアとの境にロックされたドア。
セキリュティ対策としてフロアへ出る際に客室のカードキーが必要。
ドアの横にある黒い機器にカードキーをタッチすれば開錠される。
廊下は白色を基調としてシンプル。
ベタ塗りされた青色がアクセントになっている。
客室へ向かう途中、ゴミや老朽化などは見られなかった。なかなか綺麗。
ちなみに、客室まで自力で向かうスタイル。
客室
予約した客室は「スーペリア(バルコニー付き)」一泊4千円。
朝食は含まれていないので外で食べるか購入することになる。
アサインされた403号室はサードロードの反対側だった。
こちらが客室の全体写真。
レジデンスというだけあって簡易キッチンやテーブル、ソファが設置されている。
床と家具は薄いブラウン系のカラーリングデザインで広さは34㎡。
これくらいの広さなら二人で滞在しても圧迫感はなさそう。
気になったのはソファの位置かな、、テレビと並行に並べてると座って視聴できないっす。
テレビを視聴する時はベッドの端にちょこんと座って眺めることに。
ダブルベッドは標準サイズ。ベッドの高さはやや低め、マットレスは程よい硬さ。
大きなソフト枕が二つのみ。
ベッドサイドの設備は片方のみ。
小さなランプと電源コンセント、ミニテーブル、照明のスイッチ類。
ダイニングテーブルと椅子が2脚。
入口付近には全身用の鏡。
簡易キッチンにはシンクと電気式の調理ヒーター、換気扇。
隣には電子レンジや電気ケトル、予備の電源コンセントとしてOAタップも用意されている。
食器類はグラス、コーヒーカップ、お皿とボウル。
スプーンとフォークも用意されている。
冷蔵庫の中には無料の飲料水が2本。
有料のドリンク類は用意されていないので、必要な場合は近くのコンビニで購入しましょう。
ベッドとキッチンの間にクローゼット。
ハンガー数本にコンパクトなセーフティボックス。
引き出し付きの収納ボックス。クローゼットのサイズに対してハンガーがちょっと少なすぎないか??
荷物の収納スペースとしては十分だと思う。
液晶テレビはサムスン製で37インチサイズほど。
画面がアットマインド系に設置されているのと同じだったので、YouTubeの視聴が可能かも?と思ったがダメだった。なんなら、通常のテレビもザラザラでとても視聴できるレベルではなかった。
こういった場合、ほとんどのケースは裏側のケーブルアンテナが外れているか不良が多い。
結果、アンテナケーブルのコネクタが全然ダメだった。いろいろ試して何とか視聴できるレベルに回復。
どうせ日本の民放は視聴不可だが、洋画が好きなのでとりあえず視聴できる状態にはしておきたい。
テレビの頭上に設置されているエアコンは海外製。
ミラーデザインのフロントパネルはいい感じだが、中はかなり汚れてメンテナンスが必要なレベル。
滞在中は朝晩エアコン無しでも大丈夫な気候だったが、暑い時期になると影響が出そう。
バスルーム
バスルームは標準的な広さで圧迫感はなし。
バスタブ無しでシャワーのみ。
手前に洗面台と鏡、中央にハンドシャワー付きのトイレ、奥にシャワーブース。
シャワーブースはカーテン一枚で仕切られている。
タイではお馴染みの電気式の温水器。水圧は良かったが、熱々のお湯は出なかった。
気になるお水の流れと排水だが、シャワーヘッドの向きだけ気をつければ問題なし。
少しスロープになっているのでトイレの方に流れ出る心配はなし。
また、排水もそこまで悪くないので通常の使用範囲なら大丈夫でしょう。
バス用品はシャンプーとシャワージェル、石鹸のみ。
歯ブラシやシャワーキャップ、綿棒などは無しで、通常のホテルと差別化されて最低限の内容。
バルコニーと眺め
403号室からの眺めがこちら。
バルコニーには椅子やテーブルもなく、室外機が吊り下げられているだけ。
すぐ近くにある建物は全てコンドミニアム。
ビーチから離れているのでリーズナブルだと思うが、とても静かなので入居率は少ないかも。
サードロード側の眺めがこちら。
廊下がガラス張りになっていたので綺麗な夕日を見ることができた。
夕日の隣にある建物はヒルトンホテルとセントラルフェスティバル。
Wifi速度
ホテルで気になるのがWiFi速度。
ネット環境の良し悪しで、ホテル滞在の快適度が大きく左右される。
まずまずの速さだが、不安定で動画はあまり視聴できなかった。
周辺のお店
最後にホテル周辺をサラッと確認しておく。
まず、ホテルの裏側徒歩30秒の場所にコンビニ「Tops daily」。
セブンイレブンと品揃えが異なるため、やや物足りなさを感じるが日用品やドリンク、スナックの購入には便利。
こちらはホテルのすぐ隣にあるタイ料理屋さん。おばさんと若い女性の二人で営業している。
ホテル周辺は韓国人観光客が多いエリアだが、筆者が日本人だと分かるととても興味をもってくれた。
ガパオライスは目玉焼きが付いて60バーツのローカル価格。
サードロードを渡った向かい側には人気マッサージ店「皇帝2」。
筆者は利用したことがないが、評判は高いようなので気になる方はどうぞ。
徒歩10分くらいの場所にパタヤカン沿いの「Big C extra」。
フードコートやカフェ、KFCもあるので飲食に困ることはないでしょう。
まとめ
※動画でも公開しています。
初めて宿泊したパタヤのホテル「MOOKS RESIDENCE」。
立地を考えると積極的にオススメできるホテルではない、、が、
昨今の物価高や円安を考えると価格を優先したい気持ちにもなる。
かといって、衛生面や老朽化の激しいホテルはちょっと避けたい。
立地は不便でも、価格と標準的な設備のホテルを優先するなら検討してもよいホテルだ。
ソイブッカオやWSまではかなり距離があるが、Soi6だと徒歩で15分くらいで歩けなくなはない。
バイクを利用される方には問題ないが、徒歩中心の方はBoltを積極的に利用しましょう。
あと、周辺には飲食店やカフェ、屋台、コンビニがあるので不便はないだろう。
まぁ、筆者のようにバービアを好む方、特に短期旅行者はソイブッカオ周辺の方が無難でしょう。
中長期滞在や静かな場所でのんびりしたい方は検討してみてほしい。
次回はパタヤ滞在中の食事を紹介する。
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