2025年2月中旬に訪れたベトナムのリゾート地ダナン。
今回、往路で利用したフライトはベトナム航空。
関西空港からホーチミンへ向かい、その後、国内線に乗り換えてダナンへ向かう。
ホーチミンまでのフライトはワイドボディ機の787-10で快適そのもの。
ただ、乗り継ぎ時間に余裕があると思っていたが、思っていた以上に時間がかかってしまった。
ということで、今回はホーチミンでの乗り継ぎとダナンまでフライトの様子を紹介する。
ホーチミンで乗り継ぎ
経由地のホーチミンに到着したのは15時35分。
予定より早く到着したものの、ホーチミンではほぼ100%の確率で沖止めとなる。
結果、バス移動でターミナルに到着すると乗り継ぎ時間がかなり削られてしまう。
今回、ダナンへ向かう国内線への乗り継ぎ時間は1時間45分。
余裕だろうと思っていたが、これがかなりギリギリで焦った。
その大きな原因がホーチミンでの入国手続き。
並んでいる列は各レーン20名ほど。ただ、そのレーンまでに長い行列ができている。
なんとなく、パンデミック前のタイを思い起こさせる。
結果、40分ほどで無事入国。が、これで一安心とはいかない。
ホーチミンでは国際線と国内線ではターミナルが異なるため、急いで向かうことに。
まずは預け荷物を一旦受け取る必要がある。これかなり面倒、、
入国手続きに時間を要したため、スーツケースは床に並べられている状態に。
乗り継ぎサービス
出口まで到達すると分かりやすい場所に写真の案内表示。
「DOMESTIC CONNECTIONS」
これは国際線から国内線へ乗り継ぐ際、スーツケースなどをこの場所で預けることが可能というもの。
※国内線のチェックインカウンターへ向かう必要はないということ
左奥に見えるベトナム航空スタッフに乗り継ぐ国内線の搭乗券を見せて、預け荷物を渡せばOK。
身軽な状態で国内線ターミナルへ移動する。
国内線ターミナルへ
とりあえず国際線ターミナルの外へ。
国内線ターミナルまでは徒歩10分弱。地図や案内表示があるので迷うことはないと思う。
写真のような舗装された道をひたすら進むだけ。
ただ、乗り継ぎ時間に余裕がないため気持ちに余裕がない。自然と急ぎ足になる。
しばらく進むと国内線のターミナルに到着。
利用客が多すぎて真っ直ぐ歩くのが困難なレベル。
ちょっとイライラする。。
ベトナム航空VN134便
とりあえず国内線ターミナルに入る。
関西空港で予めダナンまでの航空券を発券済なので、ここではチェックインカウンターに寄る必要はなし。
先ほど預け荷物のスーツケースも渡しているので、こちらも問題なし。
筆者が利用するベトナム航空は15時30分発のVN134便。
国内線ターミナルの保安検査を通過した時点で14時53分。
VN134便の搭乗開始時刻は14時50分、、出発には間に合うだろうけど、この時間はかなり焦る。
搭乗
VN134便の出発ゲートは6番。
急ぎ足でゲートに到着した時刻は14時55分。
ちょうどこれから搭乗開始というタイミングだった。セーフ。
さらに、スカイプライオリティの恩恵で一番最初の搭乗者となった。
ベトナム航空VN134便の機材はエアバスA321。
LCCでもよく見られる単通路、3−3のアブレスト。
シートモケットの色から古い機材だと分かる。比較的新しい機材はシートモケットがターコイズブルーのカラーリング。
座席にパーソナルモニターは無し。頭上にはモニターが設置。
USBポートや電源コンセントなどの充電設備も無し。
設備だけを見ればほぼLCCと同じ。
機内
各座席にヘッドレストは無し。
ブランケットやクッションも無し。
CAさんにブランケットは希望すれば渡されるかも。
改めてベトナム航空エアバスA321の座席。
一枚もののテーブル、シートポケットに機内誌。
座席と設備
唯一、ここは良かった、、という点があるとすればシートピッチ。
握り拳2個分と国際線レベルで快適。
離陸前の機内安全ビデオは頭上のモニターで視聴。
また、飛行中は観光案内らしき映像が映し出されていた。
気になったのは機内誌。
ナニコレ??とあるページを開くと飛び出す絵本みたいな状態。
明らかにおかしい、、誰かのイタズラかと思っていたが、実はこれ正式なものだそう。
DALATというブランドがインパクトのあるものとして貼っているそう。
※Youtubeの視聴者様から教えていただきました
めっちゃ斬新だけど、すぐボロボロになりそうな気がする。
そして、飛行中に気になったのはもう一つ、、
足元に足!?おいおい、どんだけ足伸ばしてるんだよ!って突っ込みたくなる。
これ、相当浅く座らないとこのような状態にはならないはず。
どんな座り方をしているのか気になったが、確認するのも面倒なのでスルーしておいた。
それにしても、このようなケースは初めて。
機内サービス
離陸後、しばらくして飲料水が渡された。
機内サービスはこのお水だけ。まぁ、フライト時間が1時間ほどなので十分かと。
機内にパーソナルモニターは装備されていないが、自前のスマホやタブレットで機内エンターテイメントを視聴することが可能。
これはベトナム航空の機内WiFiに接続してサービスを利用するというもの。
もちろん無料で提供されているので、気になる方はチェックしてみてほしい。
内容は映画が数本とフライトマップなど。
このフライトマップが以外と高精細で楽しめる。
外の景色に飽きてきたらフライトマップを見て過ごしましょう。
飛行機からの眺め
こちらは機内からの眺め。
やや雲が多いものの、青空のグラデーションと太陽の光で少し神秘的な景色。
到着前の景色がこちら。
高度が下がると雲が多くなって雨模様の天候。
ダナン到着
目的地のダナン国際空港には予定より早着の16時33分に到着。
この日のフライト時間は56分、大きな揺れもなく快適なフライトだった。
ターミナル内は大きなパネルにダナンの観光名所が大きく貼り出されている。
ドラゴンブリッジやバーナーヒルズ、綺羅びやかなハン川周辺など、、
国内線ということもあって入国手続や税関は無し。
預け荷物を受け取ればすぐに出口へ向かうことができる。
スーツケースをピックアップして外に出たのが17時。
飛行機を降りてから10分ほどで出口に到着。
ただいまダナン。
国際線と異なるため、利用客が少なく寂しい雰囲気。
ダナン国際空港
到着後、まず最初に行うのは少しの両替。とりあえず1万円だけ。
国内線の出発フロアに上がって、カウンターが並ぶ中間地点に写真の両替所がある。
すぐ隣がお土産屋さんなので、目印にすればすぐ見つかるはず。
この日のレートは10,000円が1651,100VND。
ベトナムで一番手強いのはバイクよりも桁数の多すぎる通貨。
こればかりは何度訪れても違和感しかないし慣れない。
ベトナムで最もメジャーな配車アプリは「Grab」。
タイのパタヤでは「Bolt」がメジャーだが、ベトナムではサービスが提供されていないようだ。
ということで、ホテルまで「Grab」で、、と思ったら、車が見つからない状態。。なんで??
バイクはあるが車は選択できない、、困った。
悩みながらウロウロしていると喫煙所を発見。
喫煙者の方はこちらで思う存分タバコが吸えるのでどうぞ。
結局、空港内のGrabポイントでも車が選択できなかったため、言い寄ってきた怪しいお兄さんと交渉してホテルへ。
言い値は110,000VNDだったが、100,000VNDに下げてもらいOK。
金額がGrabと比べておおよそ20,000VNDほど、日本円で120円ほど高いだけでなので許容範囲。
関西空港を出発して9時間20分、無事ホテルにチェックイン完了。ふぅ、疲れた。
まとめ
※動画でも公開しています。
今回ホーチミン経由でダナンへ向かったみたが、一番驚いたのは乗り継ぎ時間に余裕がないこと。
1時間45分という時間を甘くみてはいけない。
何故なら、ホーチミン到着時に沖止め(バス移動)、入国に長蛇の列、国内線への徒歩移動、、
おそらく2時間ほどの乗り継ぎ時間がないと厳しいレベルかと思う。
筆者は一人で行動していたため、比較的にスムーズに乗り継ぎできたと思っているが、これが家族やグループでの行動となると大変かも。
そもそもホーチミンの入国手続きに時間がかかりすぎるのが問題ではあるが、、
ベトナム航空のフライト自体は全然快適で問題なし。
一時間程度の移動でシートピッチも広いので特に不満などもないと思う。
次回はダナン滞在中のホテルを紹介する。
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