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【中国南方航空】2025年4月広州からバンコクまでCZ357便フライトレビュー

中国南方航空ボーイング737-8 飛行機
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2025年4月に関西からタイのパタヤへ。

利用したフライトは格安で販売されていた中国南方航空。

中国で最も大きな航空会社で、香港に近い広州をベースにアジアや欧米に就航している。

今回のブログではフライト後半の広州からバンコクまでを紹介する。

広州白雲国際空港

北京、上海と並んで中国では3大空港の一つである「広州白雲国際空港」。

中国南方航空のホームベースとあって敷地はとても広い。

ターミナル1にはスターアライアンス、ワンワールドの各航空会社が使用。

もちろん全日空や日本航空も就航している。

2018年にオープンした新しいターミナル2には中国南方航空とスカイチームが使用。

今回は中国南方航空なのでターミナル2を利用するはずが、、ちょっとしたトラブルに。

広州白雲国際空港ターミナル1

ターミナル1

今回は中国南方航空の無料トランジットホテルを利用。

乗り継ぎ便となる翌朝のフライトは朝8時15分。

朝5時のバスに乗ってトランジットホテルから空港へと向かう。

約10分で空港に到着。バスはターミナルの入口に停車。

多くの乗客が降りたことから筆者も気にすることなく降車。

ただ、降車前にバスの運転手が中国語で何やら乗客に確認してた、、

実はここで慎重に確認すべきだった。

降車した場所はターミナル1。そう、筆者が利用する中国南方航空はここではない。

でも、最初はターミナルが2つあることすら知らなかった。

広州白雲国際空港ターミナル1のマップ

外はまだ早朝で真っ暗。広くて綺麗なターミナル1の中に入って余裕の状態。

時間はまだたっぷりあるし、朝5時発のバスは早すぎだろう、、ってこのときは思ってた。

既にバンコク行きの航空券は発券済なので、チェックインカウンターに寄る必要もなし。

もし、チェックインカウンターに行く必要があれば、そのときに指摘されて気付いたはず。

広州白雲国際空港ターミナル1

無料のシャトルバス

結局20分ほどターミナル1を散策後、搭乗口へ向かう際に係員に指摘されて気付いた。

係員「中国南方航空はターミナル2っすよ」

私「えっ!ここじゃないの?」

係員「ここはターミナル1。中国南方航空は全てターミナル2」

私「げっ!そうなのか、、知らなんだ。どうやって行けばいい??」

係員「バス!地下鉄もあるけど、バスが早い。シャトルバスが外に出たところにある」

私「おお!有り難い。ありがとう」

ということで急いでターミナルから外に出る。

広州白雲国際空港ターミナル1

と、ここでトラブルが発生。外に出ですぐにおばさんが近づいてきた、、

英語で話しかけてくる。

謎のおばさん「ターミナル2へ行くのか?バスは待ち時間が長いからタクシーに乗りな。」

私「そっか、、待ち時間が長いのは困る。じゃ、タクシーで」

タクシーに乗り込もうとした際、一応料金を確認しておく。

謎のおばさん「価格?80元よ」

私「おう、80元か、、日本円で1,600円!高すぎるだろう!」

慌ててタクシーを降りて近くにいた空港の係員にバス乗り場を確認する。

係員「バス乗り場?あぁ、すぐ目の前だよ。バスの本数も多いからすぐ来るよ」

私「マジかよ、、危なくタクシーのおばさんにボッタクられるところだった」

どこの国もタクシーに乗るときは適正価格か確認するのが必要だ。

徒歩30秒ほどでシャトルバスの乗り場に到着。

時刻表を見てみると、、深夜、早朝も含めて1日中10分おきに運行中。

ターミナル1と2、どちらからも行き来できるようになっている。

広州白雲国際空港シャトルバスの時刻表

シャトルバス乗り場には私以外に中国人の女性が一人。つい、なんとなく今の出来事を話してみた。

すると彼女も同様にぼったくりタクシーの被害に遭いかけたそうだ。

彼女の場合の言い値は40元。それでも十分高すぎるからご立腹だった。

私の80元に対しては呆れて何度もクレイジー!ってつぶやいてた。

少しするとシャトルバスが到着。

広州白雲国際空港シャトルバス

彼女はオーストラリア旅行からの帰り。私との会話を楽しんだ記念にアクセサリーをプレゼントしてくれた。

バスの中でも少し話してインスタグラムを交換。私もお礼に土産用のお菓子をプレゼント。

旅の醍醐味でもある一期一会。人との出会いもいい思い出になる。

広州白雲国際空港シャトルバス

ターミナル2

ターミナル2まではバスで数分の移動。徒歩ではちょっと厳しい距離。

改めてタクシーの80元がいかにボッタクリ価格なのかがよく分かる。

足早にターミナル2の中へ。ターミナル2の方が新しいためデザインが少し異なる。

広州白雲国際空港ターミナル2

広すぎるターミナルで迷子になってはいけない。

とりあえずインフォメーションで国際線の出発口を確認しておく。

丁寧に説明していただいたので迷うことなく出国手続きへ。

広州白雲国際空港ターミナル2

中国南方航空CZ357便

バンコクまでのフライトは中国南方航空CZ357便。

出発ゲートはA169。数字だけを見るととんでもないゲート数になる。

まぁ、中国の空港なので敷地の広さと巨大なターミナルに驚きはない。

搭乗時刻は出発40分前の7時35分。

フライトスケジュールは下記のとおり

8時15分出発、10時20分バンコク到着。フライト時間は3時間5分。

広州白雲国際空港A169ゲート

機材

機材は既に到着済。

この日のCZ357便の機材はボーイング737-8。

単通路のナローボディ機だ。ボーイングの中では新しい機材であることから、乗り心地やデザインに少し期待が高まる。

中国南方航空ボーイング737-8

予定時刻より少し遅れて7時30分頃に搭乗開始。

機内はとても明るく座席は最近主流の薄型タイプ。

スカイインテリアと呼ばれる天井の鮮やかな照明が綺麗。

ちなみに、この機材はオールエコノミークラスでビジネスクラスの設定はなし。

中国南方航空ボーイング737-8

座席と設備

座席にヘッドレストはなし。白い無地のカバーのみ。

新しい機材だけあって座席の状態は良好。

中国南方航空ボーイング737-8の機内

パーソナルモニターはなし。大きなポケットが装備。

パット見た感じはLCCや国内線のようなデザインと雰囲気。

中国南方航空ボーイング737-8

シートピッチは握り拳1個半ほど。

特に狭いと感じることもなく、2〜3時間くらいのフライトなら大丈夫だろう。

シートピッチ

テーブルは折りたたみではなく1枚もの。

シートポケットには機内誌「GATEWAY南方航空」と「セーフティーガイド」。

中国南方航空の機内誌

座席背面の下にはUSBポートが装備。

持参したスマホやタブレットを機内で利用するには便利。

2025年現在、各航空会社はモバイルバッテリーの持ち込みについて厳しくなっている。

なるべく機内の充電設備を利用しましょう。

座席下のUSBポート

ちょっと分かりにくいけど、肘掛けにオーディオのスイッチ類が装備されている。

後ほど紹介するが、頭上にある液晶モニターの音量コントロールでもあるはず。

ではイヤホンはどこに??多分持参するしかないと思うけど、ジャックの形状がよく分からん。

肘掛けオーディオスイッチ

こちらが頭上に設置されている液晶モニター。

中国の映画や観光案内などが流れていたと思う。

機内の頭上モニター

この日のCZ357便は搭乗完了後も長い時間待機。

結局、搭乗開始から離陸まで1時間以上かかってしまった。

8時41分に広州を離陸。

機内食

離陸後25分間はシートベルト着用サインが点灯。

シートベルト着用サインの解除と同時に機内食の準備、提供開始。

中国ではお馴染みの箱とメインの組み合わせ。

中国南方航空の機内食

箱の中にはお手拭きやカトラリー、バナナ、ヨーグルト、シナモンロール、ジャム。

内容は朝食といった感じ。

中国南方航空の機内食

メインは2種類から選択可能。筆者が選んだのはポークヌードル。

中華風の味付けでボリュームもたっぷり。熱々の料理で食べ応えも十分。

味付けも悪くない。これなら日本人の方も美味しくいただけると思う。

中国の航空会社は機内食が美味しくない、、っていう印象はもう過去のものと思っている。

中国南方航空の機内食

こちらのシナモンロールがとても美味しかった。

中国南方航空は機内食のレベルが高いかも。

機内食のシナモンロール

バナナも甘くて美味しい。

お腹が膨れて食物繊維もあるのでバナナは有り難い。

機内食のバナナ

ドリンクはコーラを注文。他にオレンジやアップルなどのフレッシュジュースやコーヒー、紅茶、中国茶など。

中国南方航空の機内サービス

機内からの眺め

機内食サービスを終えて少しすると降下開始。

この日のフライト時間は約2時間40分。

離陸後と着陸前だけで合計1時間ほどサービスの提供が不可。

実質1時間40分しかサービスの提供時間がないため、CAさんはバタバタと忙しい様子。

機内からは鮮やかな青空を眺めることができた。

飛行機からの眺め

スワンナプーム空港到着

タイのスワンナプーム空港には10時18分に着陸。

ほぼ定刻通りで快適なフライトだった。

久しぶりのスワンナプーム空港。入国手続きは7分ほどで通過。

ローシーズンではあるが、ソンクラーンの時期を狙って訪れる観光客も多いはず。

スワンナプーム空港

パタヤ行きのバスチケットカウンター。

時刻は11時過ぎ。この時間帯だと12時のバスでも座席に余裕があるみたい。

空港地下にある両替所のレートは0.2310。

ブログを書いている現在は0.2160付近、、どんどん弱くなる日本円。

バスチケットカウンター

今回はジョムティエン行きのバスでパタヤへ向かう。

カウンターでの価格は143B、オンライン予約なら手数料が別途25B必要。

12時発のバスを利用すると、お昼2時頃にホテルチェックインできるので時間としてはベストな選択だと思う。

※多くのホテルがお昼2時にチェックイン可能。

ジョムティエン行きのバス

まとめ

動画でも公開しています。

今回利用「中国南方航空」は機材の違いにより快適さこそ異なるが、機内食やサービスはかなりレベルが高いと感じた。

いわゆる日系の航空会社と同じとは言えないが、国際線のレベルだとそこまで悪いことはない。

むしろ、往復3.1万円でこのサービスを受けるとことができると思えばLCCよりコスパは高い。

預け荷物なんかは1個23kgまで、一人2個まで無料というから驚きしかない。

フライトは遅延することなく、今回は無料のトランジットホテルまで利用させていただいた。

過去に利用した中国系航空会社の中では1番といっても過言ではない。

あと、広州の空港ではターミナル1と2があるので間違えないこと。

ぼったくりタクシーは利用せず、10分おきのシャトルバスを利用しましょう。

ということで、次回からパタヤ滞在記をのんびりと紹介していく。

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