2025年も残り一週間。
一年があっという間に過ぎる、、とは思わないが、終わりが近づくと名残惜しい気持ちになる。
2025年の旅はタイとベトナムの二カ国だけで終わった。
本来はカンボジアも予定していたが、タイとの間で国境紛争が起こっているため2026年以降に計画を変更。
現在もカンボジアに入国すること自体は問題ないが、その後でタイへ向かうと入国審査でのチェックが厳しくなる可能性がある。
そもそも、一年のうち100日くらいタイで滞在しているため、短期旅行者より疑いの目で見られるはず。
まぁ、ソイブッカオで沈没しにきました、、といって通用しないだろうから慎重にならざるをえない。
そんなことよりもっと大きな問題が円安とバーツ高。
最近のSNSを見ていると、ついに1バーツ=5円になったと話題になっていた
2年半くらい前はまだ1バーツ=4円付近だったが、全然円高になる気配もなくずるずると円弱へ転がり続けた。
と同時にバーツが高騰しているため一気にレートが悪化。既に1万円が2000バーツを下回ったとの情報も上がっている。
さすがにタイ政府も調査やバーツ高の抑制に動き出しているが、はたして円の価値はどこまで下がるのか、、
そんなことを気にしながらクリスマスイヴの夜にブログを書いている。
さて、今回は2025年8月に訪れたパタヤのホテルを紹介する。
SRINN Hotel Pattaya Klang
今回紹介するホテルは「SRINN Hotel Pattaya Klang」。
ソイブッカオ周辺から少し離れた場所ではあるが、オープンしてまだ一年ほどで新しいホテルだ。
ハイシーズンでも比較的リーズナブルなので意外と穴場ホテルかもしれない。

ホテルは3階建てで客室数は30部屋。横長の外観はアパートメントといった印象。
エレベーターはないので3階をアサインされた場合は階段での昇り降りが必要になる。
大きなスーツケースを持参される方は1階か2階をリクエストしましょう。

こちらは3階の廊下からの眺め。
広い駐車場と人気ホテル「ASTER」や「PJ INN」、「THE QUBA」が見える。

場所
ホテルの場所を確認しておこう。
パタヤカンSoi12を少し北にあがったところの右手。
パタヤビーチやSoi6、ウォーキングストリートへ向かうにはちょっと不便な立地。
一方、ソイブッカオは入口まで徒歩で10分弱。そこからソンテウに乗ればTREE TOWNやLKメトロも楽に移動できる。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・デポジット 不要
・建築年 2024年
ロビー
通り沿いにあるホテルのレセプション&ロビーはガラス張りで明るい。
豪華さはないけどスタッフの対応や雰囲気はイイ感じ。
もちろん築浅なので床も窓も椅子もテーブルもピカピカ。

ロビーの一画に電子レンジと持ち出し可能と思われるゲームが用意されている。
家族やカップル、友達同士で気軽に楽しめるカードゲームやジェンガなど。

駐車場の一画に写真のようなカフェが併設されている。
8月の宿泊時は営業していなかったが、11月には無事オープンしていた。
朝食会場は設置されていないので、コーヒーだけでも楽しみたい方は利用してみましょう。

客室
今回予約した客室は「スーペリアダブル」。8月に宿泊した時は一泊2800円だった。
ちなみに、このホテルは全て同じ客室でベッドがダブルがツインの違いのみ。
アサインされた客室は1階左奥にある109号室。客室の鍵はカードキーで2枚いただける。

部屋に入ってすぐ横にエアコンのリモコン、通電用カードポケット、タッチ式の照明スイッチ。
カードキーは2枚あるので1枚挿しっぱなしにしておけば外出中も通電可能となる。
3千円前後のホテルでカードキー2枚って意外と少ないのでポイントは高いと思う。

客室はシンプルなレイアウト。28㎡の広さがあるため圧迫感はなかった。
左側にダブルベッド、クローゼット、エアコン、バスルーム。
ベッドの高さは標準的、マットレスのクッションはまずまずの硬さ。
頭上のグラデーションカラーがいいアクセントになっている。

窓は通路側に一箇所のみ。
日中は採光でかなり明るくなるが、夜カーテンを閉めても客室の照明で明るさは特に問題なし。
周辺にバービアがないため夜は静かに睡眠をとることができた。

ベッドの向かい側に大型の液晶テレビとテレビ台。
少し背の高い冷蔵庫、椅子2脚と丸形のテーブル。こちらの設備もまだまだ綺麗な状態。

液晶テレビはシャープ製で42インチサイズほど。
新しいモデルのようでYouTubeやNetflix、Amazonプライムの視聴が可能だった。

チェックインしてすぐYouTubeを視聴しようと思ったがWiFiが全然繋がらなかった。。
液晶テレビは問題なさそうなので原因があるとすればネットワーク関係だ。
電源コンセントにはWiFiのルーターらしきものが見える。電源は入っているが、、なんとなくこれが怪しい。
テレビは無線LANで設定されていたが、ルーターを外してみる。
そして、ネットワークの元線をテレビに直接差し込んで有線設定を試みた。
結果、無事YouTubeが視聴可能となった。やっぱりルーターが原因だったみたい。
一応、ホテルの所有物なのでチェックアウト前には元の状態に戻しておいた。
滞在予定がある方はルーターを外して使用するのをオススメする。

こちらはベッドサイドの設備。
なんと、スターウォーズに出てくるライトセーバーのような縦型LEDライトが置いてある。
フツーのランプと比べてかなり明るく見た目もオシャレな感じがする。
他にサイドデスクや電源コンセント。

最初は気づかなかったが、よく見ると電源コンセントにはUSBのタイプCとAのポートが装備されている。
さすが築浅ホテルとあって最近のニーズを取り込んだ内容となっている。

ちなみに反対側の電源コンセントにもUSBポートが装備。
また、ライトセーバーもバッチリの明るさ。

大きなクローゼットの上にはこれまた新しく快適なエアコン。
右側に小物用の棚が5段。

クローゼットの右側は衣装用のスペース。ハンガーが数本と使い捨てのスリッパ。
この価格帯でも使い捨てのスリッパが置いてあるのは驚き。

左側は収納スペースとセーフティボックス、3段の収納スペース。
長期滞在には厳しいかもしれないが、短期、中期滞在なら大丈夫そうだ。

右側にある棚の2段目に銀色のクマさん。
よく見ると金色のお皿を持っている、、なるほど、アクセサリー置き場ですね。
なかなかオシャレな感じがして女性ウケしそう。

3段目には定番のホテル設備。
電気ケトル、無料の飲料水2本、インスタントコーヒーとコーヒーカップ。
トイレットペーパー、、ん?なんでこんなところに。
この答えは後ほどバスルームをチェックして分かった。
ちなみに、客室にはティッシュペーパーがないのでご注意を。
アメニティも一緒に用意されている。
歯ブラシ、歯磨き粉、綿棒、シャワーキャップが各2組づつ。

4段目にはタオルが置いてある。
バスタオルとフェイスタオルが各2組。

滞在中、何度もプシューって音がして少し甘い香りが漂っていた。
確認するとクローゼットの上にオートディスペンサーの芳香剤が置いてあった。
このあたりの設備も女性ウケしそうだ。

バスルーム
続いてバスルームを見てみよう。
筆者が一番懸念していたのがこのバスルーム。
事前に予約サイトで確認していたので驚きはなかったが、実際に利用してみるとやはり狭さを実感。
正面にハンドシャワー付きのトイレ、右側に電気式温水器のシャワー。
仕切りや段差がないため、シャワーを浴びるとトイレもびしょ濡れになる。
そう、このことからトイレットペーパーが濡れないよう予め客室の中に置いてあったのだ。
バス用品は容器に入ったシャンプーとボディソープのみ。
シャワーの水圧やお湯の温度は問題なし。

入口のすぐ横にコンパクトな洗面台。
鏡の下に小さな棚がある。コンタクト用品や歯ブラシを置いておくことが可能だ。

バルコニー
客室の突き当たりに扉がある。
その扉を開けるとバルコニーが出現。
以外と広さがあることに驚く、、なぜバスルームが激狭でバルコニーが広いのか。
椅子が2脚とテーブル、灰皿が置いてある。喫煙される方はこちらでどうぞ。

バルコニーからの眺めは壁。もう一度言う、、壁です。
やはり1階は眺めが期待できない。
2階以上ならそれなりに景色が見えて悪くないかも。1階は全然ダメ。

WiFi速度
最後にWiFi速度の確認。
この数値だけみると動画の視聴も可能と思うかもしれないが、実際は不安定で使いものにならないレベル。
先程も紹介したようにスマートテレビは元線を有線接続すればYouTubeやNetflixの視聴に問題ない。
スマートフォンは諦めてモバイル通信を利用しましょう。

まとめ
動画は下記リンク先よりご視聴ください。
ということでリーズナブルな価格の築浅ホテル「SRINN Hotel Pattaya Klang」いかがでしたか?
立地、バスルームの狭さと仕様、使い物にならないWiFiを除けば他はオススメできるレベル。
スマートテレビやオートディスペンサー、使い捨てのスリッパ、ライトセーバーのようなLEDライト、、
3千円以下の価格帯でこの設備はかなりいいんじゃないでしょうか。
さすがに何日間も連泊は微妙かもしれないが、2〜3日の短期間や深夜のフライトに備えて半日ほど滞在するにはちょうどいいかもしれない。
もちろん、早朝パタヤに到着してサクッとシャワーと仮眠するだけでもいいだろう。
ハイシーズンで円弱の状況を考えると貴重なホテルだと思う。

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