2025年1月に訪れたパタヤから帰国して2ヶ月が経過。
4月といえばタイ全土で行われる水かけ祭り「ソンクラーン」が人気だ。
4月13日〜15日まで街中あちらこちらで派手に水を掛け合う。
特に日中炎天下でのソンクラーンは、海外観光客が派手に遊ぶためのイベントという印象が強い。
もちろん、現地に若者もたくさん参加して思い思いに楽しんでいる。
しかし、パタヤは3日間では終わらない。実質、一週間にもわたって毎日水遊び状態。ワンライと言われる最終日は4月19日。
筆者がソンクラーンを体験したのは2年前の2023年。日中まともに歩くことが困難な状態ではちょっとキツい。ということで、翌年の2024年はスルー。
そして、今年2025年。当初はスルーを考えていたが、急遽パタヤ行きを決定。現地でワンライの様子を撮影してこようと思う。
さて、今回のブログは香港国際空港で利用したラウンジを紹介する。
香港国際空港
ここ最近よく利用する香港国際空港。毎回入国することなく乗り継ぎ利用のみ。
以前は台湾経由をメインで利用していたが、最近、台湾系の航空会社はかなり高騰している。
一方で香港系の航空会社は比較的利用しやすい価格で、且つ、タイなど東南アジアへの乗り継ぎにも便利。
今回は香港航空を利用してタイから日本へ帰国する。タイを深夜2時に出発した香港航空は早朝5時33分に到着。
関西へ向かう次のフライトは11時25分。搭乗時刻や乗り継ぎ手続きを考えると、実質5時間ほど余裕がある。
早朝の香港国際空港。外はまだ夜明け前で暗い。
訪れた日は2025年2月10日。バレンタインデーが近いことから真っ赤なオブジェが展示。
バレンタインデー、、学生時代は少し意識したこともあったが、振り返るとほぼ毎年のように365日の中のフツーの1日であった。現実とはこういうものさ。
朝7時になると陽の光がターミナルを照らし始めた。
深夜のターミナルは独特の雰囲気があって好きだけど、早朝のターミナルもいいね。
少しづつ利用客が増えて、駐機していた飛行機が次々に動き始める。
KYRA LOUNGE
今回利用したラウンジは「KYRA LOUNGE」。
前回、2024年10月にランチの時間帯に利用しているが、今回は朝食の時間帯で利用してみる。
プライオリティパス対応で場所はゲート23の近く。
写真の階段かエレベーターで下のフロアに移動するとラウンジの入口。
営業時間は朝5時30分〜夜11時30分。出発の3時間前から入室可能となっている。
ラウンジがオープンしたのは一年前くらい。
当然、椅子やテーブルなどは状態が良く、間接照明やデザインもかなりいい。
年齢問わず幅広い客層に好まれそうな印象。いわゆる写真映えするような感じなので、女性にもオススメできる。
朝食メニュー
それでは提供されている料理を見てみよう。利用した時間はあさ7時15分。
手前から順番にフルーツが2種類。たっぷりのスイカとメロン。
隣にはポテトサラダとクスクスのサラダ?
野菜はミックスサラダ。ミニトマトやコーン、ドレッシング2種類とオリーブオイルなど。
エッグスタンドはないが、美味しそうなスクランブルエッグがスタンバイ。
隣にある筒状の品は揚げパン。中国や香港ではお馴染みの定番メニュー。
こちらはミニパンケーキ。ソースは3種類。
メープルシロップ、キャラメルバナナとチョコレートソースが用意されている。
ソーセージはポークではなくチキンだったと記憶。
特別なソーセージではないが、ラウンジではなんとなく美味しそうに見えてくる。
麺料理は焼きそば。見た目は野菜と麺のバランスが悪いが、もともとは野菜もたっぷり入っていた。
しかし、野菜を多くとるお客さんが多いため、結果、麺がたくさん残ったという状態。
なんとなく貧相な見た目ではあるが、味付けはまずまず。
隣にはベイクドトマト。
実はトマトは苦手。というか、好んでは食べない。生のトマトはほぼ食べない。
食べるのは「びっくりドンキー」のディッシュで付いてくるプチトマトくらい。
でも、不思議なもので、ベイクドトマトだと意外と食べれる。
イングリッシュブレックファーストのトマトも調理されているので大丈夫。
生のトマトはどうも喉というか体が受け付けない。
奥にある大きな鍋にはチキンとマッシュルームのお粥。
もう一つはオートミールと書かれていた。あのオートミールが鍋で??
点心は3種類。写真は甘いカスタード饅。
他にシュウマイが2種類。
パンは四角いトーストとクロワッサン。トースターも完備。
バターとストロベリージャム。みかん?オレンジ?とりんごも用意されている。
一番奥にはフレッシュジュースとミルク、トマトジュースなど。
左の小瓶に入っているのはシリアル食品のミューズリー。ナッツやドライフルーツも入っているのでオシャレな感じ。
ドリンク
ソフトドリンクはファミレスと同じドリンクバースタイル。
コーラ、ファンタ、スプライト。シュウェップスなど5種類。
コーヒー好きにはたまらないコーヒーマシンが完備。
ラウンジっぽいなーと感じたのは、フツーのコーヒーカップとは異なりガラス素材。
カフェメニューはホットミルク、コールドミルクを除いて6種類。
エスプレッソ抹茶?なる商品も。筆者はカフェラテがお気に入り。
デイリースムージーとモクテル
ラウンジの入口近くにある円形のバーカウンター。
こちらではデイリースムージーなる商品が用意されている。
この日はメロンとパイナップルのスムージー。こういうの大好き。
バーカウンターなので、当然朝からアルコールドリンクも提供されている。
朝から美味しい生ビールが飲み放題だ。ビールは2種類。
サントリーの「プレミアムモルツ」とベルギービールの「ステラ」が提供されている。
他にオリジナカクテルが3種類。試してみたいけど、これ飲んだらそのまま熟睡しそうなのでパス。
そんな時はアルコール無しのモクテルがオススメ。
2種類が提供されている。今回は「Lunar Lantern」を注文。
注文後、手際よく作ってくれた「Lunar Lantern」がこちら。
スイカの果肉をミキサで半分ほど潰し、そこにヨーグルトとライムジュース、スプライトを加えたドリンク。
赤と白のコントラストがいい色。スイカの食感は少し残しつつ、ヨーグルトとライムで爽やかな喉越し。
これは朝食にぴったりかも!スプライトの炭酸もいい仕事をしている。
ラウンジで朝食
ということで、選んだ朝食がこちら。
スクランブルエッグとパンケーキ、トマトの組み合わせがいい。
意識して盛り付けただけあって、朝食っぽい雰囲気になった。
奥にあるのはクロワッサンとシュウマイ、焼きそば。
どれも見た目に負けない美味しさで、ラウンジの料理としては十分満足できるはず。
1回目を食べ終えたあとは、席を移動して飛行機を間近に見ながらカフェタイム。
ラウンジからの長め
ここのラウンジの醍醐味はデザインや雰囲気だけでなく、ゲートの真下にあるということ。
滑走路は見えないが、駐機している航空機をゆっくり眺めることができる。
この日、23番ゲートに駐機していたのはユナイテッド航空。
奥にはキャセイパシフィック航空のワイドボディ機がいっぱい。
エアバスA350-900は何度見ても飽きない。
トイレ
最後に男性トイレをチラ見。
メチャクチャ綺麗。どこかのホテルのような印象。
嫌な匂いもなく、トイレですら爽やかな香りと印象。
残念ながらシャワーは設置されていないため、シャワーを浴びたい方は他のラウンジを検討してほしい。
まとめ
今回は香港国際空港の「KYRA LOUNGE」を紹介させていただいた。
前回利用した時と同様に、ラウンジの雰囲気や居心地良さはバッチリ。
朝食で提供されている料理の品数は多くないが、質はまずまずといったところ。
料理だけでなく美味しいドリンクやビールを片手に、駐機している航空機を眺めるのは贅沢な時間だと思う。
特にデイリースムージーやモクテルはかなりオススメ。
香港経由で乗り継ぎ時間に余裕がある方は、是非利用を検討してみてほしい。
次回は香港から関西空港までのフライトを紹介する。
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