深セン国際空港「VIP LOUNGE1」と深セン航空ZH8023便でマレーシアへ

深セン航空のエコノミークラス 空港

関西空港から深セン航空でマレーシアのクアラルンプールへ向かう。

前回は経由地の深センまでを紹介した。

今回は経由地の深センで利用した空港ラウンジと、

深センからクアラルンプールまでのフライトを紹介する。

深圳宝安国際空港で乗り継ぎ

関西から到着した深セン航空ZH8064便は予定より10分早く到着。

しかし、やる気のないトランスファーカウンターで30分もロス。

カウンターでの手続きはパスポートと搭乗券を見せるだけなので簡単。

あと、手荷物検査は通常通り行われる。

気になったのは必要以上にチェックが厳しい身体検査。

機械は何も反応していないのに、全身をくまなく担当者からチェックされる。

まぁ、何も出てこないので問題はないのだが、、いい気分ではない。

無事乗り継ぎ手続きを通過して出発フロアへ向かう。

次のフライトは23時に出発するZH8023便。搭乗ゲートは9番。

他にバンコクやハノイ、バンクーバーやローマに向かうフライトもあった。

深圳宝安国際空港のフライト情報

 

深圳宝安国際空港の出発フロア

深セン国際空港の正式な名称は「深圳宝安国際空港」。

とても広く近未来的なデザインは中国のスケールを感じさせる。

訪れた時間は夜の21時。利用客は少ない。

深圳宝安国際空港

こちらは免税店のエリア。

ポツポツと利用客はいるが、とても少なく寂しい印象。

深圳宝安国際空港

出発フロアにはお馴染みのスターバックスが営業中。

東南アジアを中心にいろいろな空港に訪れているが、

スターバックスはどこにでもある印象。

高い知名度と利用客が多いのだろう。

深圳宝安国際空港のスターバックス

空港の端へ向かうと飲食店が並んでいた。

おそらく中華料理のお店と思われるが、利用客はこちらも少なめ。

深圳宝安国際空港

 

プライオリティパス対象ラウンジ

空港内の散策を終えて空港のラウンジへ向かう。

ちょうど搭乗ゲート9番の向かいに目的のラウンジがあった。

「VIP LOUNGE1」はプライオリティパスで利用可能だ。

深圳宝安国際空港のラウンジ

ラウンジ内は広々としているが利用客はなんと1名だけ。

時間帯の問題だと思うが、中国のラウンジはどこも少ないのだろうか、、

深圳宝安国際空港のラウンジ

とりあえず提供されているドリンクと料理を見てみよう。

コーラやオレンジジュース、烏龍茶、ミネラルウォーター、パックに入ったミルクなど。

アルコール飲料はブラックビールとバドワイザーの2種類。

奥にはレモネードとスイーツティーが用意されていた。

深圳宝安国際空港のラウンジのドリンク

小部屋のような一画に料理がまとめられている。

手前にあるのはクッキングカウンター。

本来は3種類の料理が提供されているが、訪れた時間帯は残念ながら終了。

薬味らしきものだけが置かれている。

深圳宝安国際空港のラウンジ

ガーリックブレッドをスライスしたもの。

これだけを食べるのはちょっとしんどいかも。

ガーリックブレッド

有難いことにコーヒーメーカーが設置されていた。

とりあえず美味しいコーヒーはこれで飲むことができる。

他にお茶や紅茶などのティーパックが用意されていた。

コーヒーマシン

こちらは中国のスナックが3種類。

個包装されているので取りやすい。

ラウンジのスナック

ホットミールを期待していたが、残念ながらこちらも終了していた。

容器が4つあるので、4種類の料理が味わえるということだろう。

深圳宝安国際空港のラウンジ

スイーツとフルーツはこちらの中に用意されている。

ミニケーキは3種類。

「Red date cake」、「Honey cake」、「chocolate cake」。

フルーツはバナナとりんごの2種類。

深圳宝安国際空港のラウンジ

ミールタイムは時間帯によって細かく分かれている。

訪れた時間は22時からの「Night snack」。

深夜3時までは紹介した内容が提供されている。

ラウンジのミールタイム

ソフトドリンクの中で気になった商品があった。

缶ジュースのパッケージが漢字だらけ、、

おまけに白い服を着た女性がPRしている。

ドリンクの味が全く想像できなかったのでチャレンジしてみたら、

ココナッツミルクジュースだった。

これが以外と美味しくて当たり。

( ´ ▽ ` )

ココナッツミルクジュース

今回はスイーツとスナック、ドリンクだけの軽食となった。

楽しみにしていたラウンジだけにちょっとガッカリな内容。

せめてクッキングカウンターでヌードルは食べてみたかった。

空港ラウンジの食事

 

深セン航空ZH8023便

搭乗時間が迫ってきたのでラウンジを後にする。

今回乗り継ぐフライトは深セン航空ZH8023便。

23時に深センを出発して、深夜3時20分クアラルンプールに到着する。

フライト時間は4時間20分と睡眠をとるには短すぎる。

到着が深夜3時台というのも海外ならでは。

深圳宝安国際空港の9番ゲート

 

座席と機内設備

9番ゲートから定刻通り22時20分に搭乗開始。

機材は関西からのフライトと同じエアバスA320。

アサインされた座席は通路側の08C。

前方2列はビジネスクラス、その後に3列のプレミアムエコノミー。

エコノミークラスは6列目からとなるため、アサインされた座席は前方に位置している。

深セン航空のエコノミークラス

機内設備はLCCとほぼ同じ。

パーソナルモニターやヘッドレスト、フットレストは無し。

クッションやブランケットも無し。

シートピッチは握り拳1個と少しだけ。

決して広いとは言い難いが、狭すぎるほどではない。

深セン航空のシートピッチ

肘掛けにはチャンネルと音量のスイッチ。

イヤホンが無いのでどう使えばいいのか不明。

肘掛けのスイッチ類

モニターは頭上に設置されている。

離陸前に機内安全ビデオを視聴後、フライト中は就寝モードで閉じたままだった。

機内の頭上モニター

プレミアムエコノミーとの境にはカーテンで仕切りが設けられている。

エコノミークラス前方の利用客が、CAさんの隙を見てプレミアムエコノミーの座席へ移動。

当然、CAさんに指摘されて渋々エコノミークラスの座席へ戻る。

このあたりのモラルがなんとも、、

、、、(・ω・`)

深セン航空の機内

 

機内食

機内食は離陸前に提供される。

ペットボトルの飲料水と中国ではお馴染みの箱が一つ。

深夜便なので軽食扱いとなっている。

深セン航空の機内食

箱の中にはバナナ、ビスケット、マフィン。

これは離陸前に食べるのが正解。

というのも、乗客の搭乗が完了したにも関わらず30分ほど動かない飛行機。

何のアナウンスもされず、出発予定時刻からどんどん遅れていく。

乗客は仕方なく機内食を食べ始める、、

深セン航空の機内食

結局、予定よりも37分遅れで離陸。

出発する際も何のアナウンスもないまま突然動き出す始末。

、、、(・ω・`)(・ω・`)

フライト中は照明が落とされて就寝モードに。

到着1時間前に機内が明るくなり、お目覚めのドリンクサービス。

時刻は深夜2時20分。眠い。。

深セン航空のドリンクサービス

 

クアラルンプール到着

深セン航空ZH8023便は遅れて出発したものの、

目的地のクアラルンプールには予定より12分早い3時8分に到着。

フライト時間は3時間31分だった。

クアラルンプールではサテライトターミナルに到着。

久しぶりに訪れたKLIAは相変わらず煌びやかな印象。

クアラルンプール国際空港

さすがに深夜3時は利用客が少ない。

以前利用した時と同じ、バスでメインターミナルへ移動する。

もともと走っていた自動運転の「シャトル」はいつになったら利用できるのだろうか??

KLIAのバス案内

マレーシアへ渡航する際、入国3日前からデジタルアライバルカード(MDAC)の事前登録が必要になった。

WEBサイトから氏名や生年月日、パスポート番号やフライト情報を入力すればいいだけ。

【MDAC専用WEBサイト】

難しい質問はないのでサクッと入力を済ませておく。

筆者は入国する2日前に登録を完了させた。費用は無料。

今回驚いたのはマレーシア入国も自動ゲートになっていたこと。

(・∀・)イイ!!

パスポートを読み込み顔認証で通過。待ち時間無し。

2024年5月時点では下記の国が対象となっていた。

KLIAのオートゲート案内

 

まとめ

前半に紹介した深センでの空港ラウンジだが、

利用する時間帯が遅かったため提供されているサービスは残念な内容だった。

美味しいヌードルが食べれるかも、、と期待していたが、肩透かしにあった気分だ。

深セン航空ZH8023便については、謎の出発遅れ以外は想定の範囲内。

就寝中に機内食が配布されるより離陸前に配布される方が有難い。

目覚めのドリンクはやや早かった気もするが、

着陸に向けて余裕をもたせる意味では仕方ないのだろう。

中国の航空会社は常に騒がしい印象をもっているが、

深夜のフライトは皆さん静かに寝ているので快適に感じるかもしれない。

深夜3時台に到着するのを我慢できればリーズナブルで悪くないかも。

関西から片道2万3千円のフライトで無事クアラルンプールに到着。

次回はKLIA2のアライバルラウンジを紹介する。

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