先日、日本人のMKさんによって実施されたSoi7での炊き出し。
今回は2021年11月11日にパタヤのSoi6で実施された際の様子を紹介する。
Soi6といえばパタヤ好きの方は一度は訪れたことがある有名な通り。
男女問わず多くの観光客が訪れる場所といえばウォーキングストリートだが、男性に限っていえばSoi6の方がインパクトが凄い。
何が凄いって、、通り沿いにあるバーの数が尋常ではない。
どれくらいあるのだろうか、、まぁ、ざっくり70~80件はあるだろうか。
ただ、その多くは2021年10月現在シャッター街と化している。
そんなSoi6にある一件のお店の協力をいただいて今回実施することができた。
Soi6で炊き出し
Soi6はパタヤビーチロードとセカンドロードの間にある通りの中の一つ。
冒頭でも紹介したが、このSoi6だけは尋常ない数のバーが密集している。
そして、バー営業が不可となったコロナ禍においては、ウォーキングストリートと並んで大きなダメージを受けた場所の一つでもある。
多くのお店がシャッターを閉めている中、1店舗だけカフェとしてオープンしているお店があった。
「AOM-ONE-STOP BAR」
今回はコチラのお店のママさんとスタッフさんの協力をいただいて炊き出しを実施することとなった。
Soi6
soi6では左右に多くのバーが並んでいるため看板の数も凄いのだが、肝心のお店は開いていない。
夜になると暗闇と化してしまうのはSoi7やSoi8、ウォーキングストリートと同じ光景。
ごく一部のレストランと屋台、美容室が認められている時間の範囲内で営業している程度。
もうSoi6であってSoi6でないね。
(´・ω・`)ガッカリ…
観光客はもちろんいない。
歩いている人もいない。
屋台と車、バイクタクシーくらいしかない。
本当に寂しい光景である。
商品の買い出し
炊き出しが実施されたのは2021年10月27日。
前日の26日にお店の方と一緒に買い出しへ同行させていただいた。
向かった先は大型スーパーマーケット「makro」
パタヤにこのような大型スーパーマーケットがあるのは知らなかった。
お店の雰囲気はコストコと似ていて、大きな倉庫にとんでもない数の食料や生活用日が販売されている。
で、そのような大きなお店で今回購入したのは大量のお米とインスタントラーメン、、
大量のパックジュースやドリンク。
カスタードケーキ、ナンプラー、味の素、缶詰、洗剤等、、
当初はSoi7と同じようにお弁当等を配布すると思っていたが、今回は日持ちのする物や生活用品をそのまま配布する形となった。
予算は5,000バーツ=日本円で17,000円ほどとSoi7の4,000バーツを上回る金額になった。
ヾ( ゚∀゚)ノ゙
大きなカート2台分を車に積んだ様子がコチラ。
、、かなりの量である。
いや、相当な量になったが、どのように配布するのだろうか??
AOM-ONE-STOP BAR
今回の炊き出しでご協力いただいたお店はSoi6の「AOM-ONE-STOP BAR」。
ビーチロードに近い場所にあるのですぐ分かると思う。
美味しいコーヒーやドリンクを飲むことができる。
※2022年9月現在、多くのスタッフと共に絶賛営業中。
店内は左右にソファー席が並んでいるスタイル。
カフェと言われれば違和感があるが、規制緩和でアルコール提供が開始されれば本来のスタイルになると思う。
店内は涼しく、音楽も流れてとても心地よい。
日中、パタヤビーチで汗をかいた後にフラッと立ち寄ってみるのもアリ。
ヽ(・∀・*)ノキャッキャ
買い出しで調達した商品は店内の一画にまとめられていた。
これからどうするんだろう、、、そう思いながらドリンクタイムを楽しんだ。
しばらくするとママさんとスタッフの方が商品をバラして袋に入れ始めた。
中身はお米、調味料、インスタントラーメン、パックジュース、洗剤等、、
いろいろな組み合わせで袋に入れられた数は40個。
配布する数量はかなり少なくなったが、その分、中身を重視したとのこと。
これだけの物を一度にいただけるのは嬉しいはず。
炊き出しの様子
2021年10月27日13時からお店の前で炊き出しを実施。
開始前に日本人のMKさんを中心に、協力をいただいたお店の方と一緒に記念撮影。
開始30分前には通りに沿って並んでいる人がチラホラ。
事前に整理券を配布した時点では予定の40件に満たないくらいだった。
しかし、人が並んでいるのを見ると次から次へ後ろに並ぶ人もいて、最終的には予定数以上の方が並ばれていた。
予定時間より少し早く開始され、MKさんが一人一人丁寧に商品を手渡ししていく。
簡単に渡しているように見えるが、中身はかなり重いため、40件全て渡し終える頃には腕がかなり疲れているはず。
年配の方に交じって子供さんも並ばれていた。
感謝の気持ちを出して受け取る姿には心がほっこりさせられる。
言葉や文化の壁があっても人として通じ合えるものがある、、そんな気持ちにさせてくれる。
(*・∀・)b Good!
バイクタクシーのドライバーさんも観光客がいないため大変な状況である。
後方にも多くのバイクタクシーのドライバーさんが目についた。
炊き出し開始から約10分ほど、、無事終了。
今回は警察によるフォローは無かったが、お店の方の準備、段取りによりスムーズに実施できたと思う。
特に大きな事故もなく皆さん気持ちよく受け取ってその場を離れていった。
Soi7に引き続き、とても貴重な一日となった。
まとめ
・パタヤのSoi6は現在もほとんどのお店がシャッターを下ろして休業中
・「AOM-ONE-STOP BAR」はSoi6の中でも唯一カフェバーとして営業している貴重な存在
・食料だけでなく生活用品を組み合わせることで炊き出しの中身を充実させることが可能
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「Soi6で炊き出し~ある日本人の方のパタヤ支援~」
10月25日に引き続き27日に実施されたMKさんの炊き出し。
前日の買い出しから同行させていただいたが、協力いただいたお店のママさんの案で中身が生活用品へ変更となった。
実際、パタヤビーチではホームレスの方を見ることがなくなり、いわゆる、一般の方でも生活が厳しい状況にある方を対象にされた印象。
食事だとその日に食べて終わってしまうが、生活用品や調味料、インスタント食品などは日持ちするので必ず役立つはず、、だと。
実際にどれくらいの方が助かったのか分からないが、炊き出しによって少しでも救われた方がいることを信じたい。
そして、今回も撮影に協力していただいたMKさん、「AOM-ONE-STOP BAR」のオーナーさん、ママさん、スタッフの皆さんに感謝。
Soi6にも早く以前のような盛り上がりが戻ることを期待したい。
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