2024年6月に訪れたタイのパタヤ編。
滞在した期間は約3週間。
朝食以外は外食かテイクアウトで済ませる。
タイ現地の方も屋台で購入したりお店で食べるのが多い印象。
そんなパタヤで今回2番目に多く食べた料理が「カオマンガイ」。
今回は初めて訪れたお店を2件と定番のお店の様子を紹介する。
カオマンガイ
日本人にタイ料理といえば??と質問すると、
「トムヤムクン」や「ガパオライス」と並んで候補に挙がるであろう「カオマンガイ」。
いつからか日本の冷凍食品やコンビニでも見かけるまでになった人気の料理。
パタヤ滞在中は2日に1回は食べるほど手軽で美味しい料理だ。
価格がリーズナブルでファストフード感覚で食べることができる。
今回初めて訪れた2店舗はどちらも満足できる内容なので、
パタヤ滞在の際は是非訪れてみてほしい。
サードロード沿いの新店
最初に紹介するお店はサードロード沿いにある新しいお店。
宿泊したホテル「VOGUE PATTAYA」から近いこともあり、パタヤ滞在初日の夕方に訪れてみた。
お店の名前はタイ語表記で69の数字以外はよく分からない。
赤い看板にチキンと書かれているので「カオマンガイ」のお店で間違いない。
チキンがぶら下げられているショーケースも目印。
場所はサードロード沿いで「エキサイトスクエア」の向かい側。
ホテル「LKプレジデント」から通り沿いを少し北に向かったところ。
営業時間は夕方5時から深夜4時まで。
バーホッピングの前や楽しく飲んだ帰りにも利用可能だ。
イートインスペースは通り側と奥に少しだけテーブルと椅子が用意されている。
店内の雰囲気はがっつりとしたレストランではないので、どちらかといえばテイクアウトがメインかもしれない。
筆者が訪れた時間は夕方5時過ぎでお客さんは誰もいなかった。
店内では無料のお水が提供されている。
テーブルがの上に予め食器と調味料、ポットに入ったお水。
コップ、氷、ストローはセルフサービス。
メインとなるメニューは壁に張り出されている。
スタンダードなカオマンガイは50バーツ、カオマンガイミックスは60バーツ。
パタヤのカオマンガイとしては標準的な価格帯。
他にソムタムや春雨、麺類などの一品料理も提供されている。
こちらが注文した「カオマンガイ」50バーツ。
苦手な方が多い血の塊やレバーが一緒にトッピングされている。
ボリュームはまずまずでチキンの味も悪くなかった。
しかし、こちらのお店のポイントはスープにあった。
こちらが一緒に提供されるチキンスープ。
まず、器の大きさ。デカい!なんならメインのカオマンガイより大きい。
しかも、スープに海苔がたっぷり入っているではないか。
これがなかなかイケる。カオマンガイとこのスープの組み合わせはイイ。
この内容で50バーツだ。円安の日本円でも240円ほど。
海苔が好きな方には間違いなくオススメできる「カオマンガイ」。
パタヤタイ近くのカオマンガイ屋
続いて紹介するお店はソイブッカオから少し離れた場所にある。
ふらふらと「カオマンガイ」のお店を探している最中に見つけたが、現地のお客さんが多く利用されていたので人気店なのかもしれない。
改めてお店の場所を確認しておく。
パタヤタイにあるトゥクコムパタヤの横を南へ向かった先。
道は単純なんで迷うことはないと思う。
営業時間は不明。
メニューは綺麗な写真付きで分かりやすい。
カオマンガイだけでなく麺料理も提供されている。
もちろん全てチキンがメインの料理。
「カオマンガイ(蒸し)」と「カオマンガイトート(揚げ)」 は50バーツ。
「カオマンガイミックス(蒸しと揚げ)」は60バーツ。
クイッティアオは50バーツ。いずれの価格もパタヤでは標準的な価格帯。
店内が満席だったので今回はホテルに持ち帰る。
「カオマンガイミックス」はスープも付いて60バーツ。
チキンは少しパサパサしているが味とボリュームはまずまず。
この内容で60バーツなら悪くない印象。
ただ、ソイブッカオから少し離れるので暑い中わざわざ買いに行くのは微妙かも。
あまり遠くなる場合は「旧名無し食堂」やソイブッカオ南端にある屋台でいいかな。
アレカロッジ横のローカル店
こちらは2023年に一度だけ訪れたお店。
アレカロッジの横にある通り沿いのローカル店。
日本人の間では「LBのスタッフがいるお店」として知られている。
筆者が店に入ると速攻LBが甘い声で「いらっしゃいませ〜♫」、、
日本人の顔を的確に見分けているあたりは過去の経験が生きているのだろう。
場所は少し分かりづらいがソイブッカオ周辺のホテルからは近い。
ソイダイアナの通りから少し南の路地へ入ったところ。
営業時間は9時〜18時(Googleマップ情報)
今回の滞在で最初に訪れたときの店内がこちら。
両サイドにテーブルと椅子が並ぶパタヤでよく見かけるスタイル。
実はこのときに注文したのは「ガパオライス」。
この「ガパオライス」が期待を上回る美味しさだったので再度訪問することに。
※「ガパオライス」については別のブログで改めて紹介する。
で、2度目に訪れたときは通りに面した席がカウンターへ変更されていた。
日本人の利用率が高いことから一人でも利用しやすいように変更したと思われる。
できれば相席は避けたいところ。
対面ではないカウンター席なら気兼ねなく利用できる。
これは正解だと思う。ますます日本人向けのお店になった印象。
筆者が訪れたときも店内は日本語が多く飛び交っていた。
で、2度目の訪問時に注文したのが「カオマンガイ」。
本当は「カオマンガイミックス」を食べたかったが残念ながら売り切れていた。
こちらのメニューは最初に訪れたときの価格。
「カオマンガイ」は45バーツとなっているが、カウンター席が設置された2度目の訪問時は50バーツに値上げされていた。
ということで、今回のテーマでもある「カオマンガイ」50バーツがこちら。
2023年に訪れたときも「カオマンガイ」を注文しているが、当時はそこまで美味しいと感じることはなかった。
だが、今回の「カオマンガイ」は前回と比べてジューシーで美味しかった。
たまたまなのか分からないが、こちらのお店の印象がグッと良くなった。
他に気になる点があるとすれば、付け合せのスープがやや濃い味付けなのでちょっと苦手。
定番のお店
ここからは定番の「カオマンガイ」を紹介していく。
パンデミックが落ち着いたパタヤは少しづつ物価の高騰が続いている。
一部の店舗が値上げすれば他の店舗も追従するように値上げする流れができている。
これは材料費やエネルギー代の高騰はもちろん、パンデミックで落ち込んだ利益を回復する狙いも含まれているだろう。
ということで、今回も定番のお店で価格や商品に変化がないか確認してきた。
まずはソイブッカオ沿いにある「旧名無し食堂」。
こちらのお店は相変わらずのボリュームで価格も変更なし。
写真は「カオマンガイミックス」60バーツ。
「クイッティアオ」と「カオマンガイ」は50バーツと標準価格。
次はソイブッカオ南端にある屋台。
パタヤタイと交わる交差点付近で深夜遅くまで営業している。
こちらの屋台は「カオマンガイ」と「カオモッガイ」が有名。
持ち帰りで購入した「カオマンガイミックス」は60バーツ。
写真に写っている串は別途購入したもの。スープは袋に入って付いてくる。
こちらの屋台もボリュームが凄い。
あと、ジューシーなチキンだけでなく、衣の味付けが美味しい「カオマンガイトート(揚げ)」が絶品。
ここの「カオマンガイトート」はかなりの美味しさ。
忘れてはいけないのがソイニュープラザにあるお店。
パタヤを訪れるたびに必ずといっていいほどお世話になっている。
営業時間が朝からお昼までと短いため、お昼12時過ぎで売り切れている場合もあるほどの人気。
店舗ではないため少し暑い中での食事となる。
扇風機多数、無料の冷えたお水も提供されている。
こちらのお店の「カオマンガイ」は値上げせずに40バーツのまま。
パンデミック前と変わらない価格を現在も維持している有り難いお店。
写真は「カオマンガイミックス」50バーツ。
ボリュームは少し少なめだが、ジューシーなチキンとサクサクの衣は絶品。
周辺のお店が値上げしている中、40バーツで美味しい「カオマンガイ」が味わえる。
価格と質を優先するならこちらのお店が個人的にはオススメ。
まとめ
※ブログだけでなく動画でも紹介しています。
今回始めて訪れた2店舗はいずれも満足できる内容だった。
ソイブッカオからは少し離れた場所にはなるが、他のお店の「カオマンガイ」に興味がある方にはオススメできる。
特に海苔の入ったスープはちょっと嬉しいサプライズだった。
また、日本人利用率が高めのLBがいるローカル店も侮れない。
日本人を見分ける確かな目と改装された店内、充実した料理は今後も日本人の胃袋を満たしていくに違いない。
どんどんリピーターが増加すると近い将来店舗に化ける可能性だってある。
今後、要注目のお店である。
最後に紹介した定番のお店については特に大きな変化は見られなかった。
旧名無し食堂のボリューム、ソイブッカオ南端の屋台はジューシーなチキンと美味しい衣、ソイニュープラザのお店は40バーツという安さ。
それぞれパタヤの中で存在感のある美味しい「カオマンガイ」を提供されている。
今後も応援の気持ちを込めて有り難く利用させていただこうと思う。
次回はタイ料理の「カオクルックカピ」を紹介する。
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