パタヤから帰国して早1ヶ月半。
気づけばもう桜が舞う4月。
日本では毎年桜を身近に眺めることができるが、パタヤでは見ることができないらしい。
というか東南アジアで桜は咲いていないのかもしれない。
そーいえば、キットカットの桜味的な商品を見たことがある。
いかにもインバウンド客を意識した商品だが、
日本の商品であることをPRするにはわかりやすいのだろう。
私にとって4月といえば桜よりもタイの水かけ祭りソンクラーンが気になって仕方ない。
2022年の4月もパタヤに訪れていたが、
この時はパンデミックの影響からソンクラーンは中止となってしまった。
だが、今年2023年はソンクラーンが開催されるとの情報があるので間違いないはず。
となれば是非行って体験したいものだが相変わらず航空券の高騰が悩ましい。
4月から燃油サーチャージは値下げされたものの、
航空券の価格はコロナ前と比べると倍近い価格。
毎日スカイスキャナーと睨めっこしながらなかなか決断に至っていない。
さて、そろそろ本題に入る。
今回は2023年2月に初めて宿泊したパタヤの「P PLUS HOTEL」を紹介する。
P PLUS HOTEL
今回紹介する「P PLUS HOTEL」は敷地が広く3つの棟で構成されている。
以前から気にはなっていたが、大型ホテルは団体客の利用が多いことから避ける傾向にあった。
訪れた時期は春節と重なったこともあり中国からの観光客が多いのでは?と危惧していた。
が、実際はまだまだ団体客が少なく欧米人の宿泊客が目立っていた。
フロントに分かりやすい画があった。
中央のスイミングプールを囲うようにA、B、Cと客室の棟が分かれている。
フロントとロビーはA、朝食会場はB、フィットネスセンターはC。
フロントとロビー
フロントは団体客にも対応できるよう横に長い。
宿泊費が周辺のホテルと比べて比較的安いことからチープな印象をもっていたが、
実際は全然そんなことはなかった。
接客もしっかりしているしフロントの雰囲気も悪くない。
(・∀・)イイ!!
チェックインの際、デポジットは特に何も言われなかった。
ロビーは開放的でとても広い。
椅子やソファー、テーブルが少しだけ並べられている。
これだけの広さだと団体客の受け入れも大丈夫そうだ。
チェックインは14時、チェックアウトは12時。
レイトチェックアウトは1時間ごとに100バーツ。
タイから日本へ帰国するフライトは深夜に集中している。
例えば17時までホテルに滞在する場合は5時間=500バーツ(約2,000円)を
支払えば出発までゆっくり過ごすことができる。
フロントの横にはホテル設備の案内。
フィットネスジムは朝7時〜夜8時まで。
スイミングプールは朝8時〜夜8時まで。
場所
ホテルの場所はソイブッカオとサードロードの間に位置している。
正面の入り口はソイエキサイト側。ソイチャイヤプーンまで徒歩1分。
近くには美味しい朝食が楽しめる「Bake n’ Brew」や
広大な敷地の「エキサイトスクエアパタヤ」がある。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・階数 7階
・客室数 270室
・建築年 2017年
【公式HP】「P PLUS HOTEL」
客室
代理予約サイト「agoda」で予約した部屋は「スタジオ キングベッド」。
朝食付きで一泊あたり約3,500円。
ハイシーズンでも朝食が不要な方は3千円前後で宿泊が可能。
ローシーズンだと2千円台が相場。
今回アサインされた部屋は3614号室。
1階にフィットネスセンターがあるビルディングCの6階。
通路はシンプルで飾り気が無い。
部屋の鍵はカードキー。ポケットに差し込んで通電するタイプ。
カードキーは1枚しかないため外出時は電気が使えない。
右にあるリモコンは三菱製の空調用。
空調は比較的新しいモデルで効き目も快適。
部屋に入るとすぐ横に扉のないクローゼットとスーツケース置き場。
反対側はバスルームになっている。
ついさっきまで滞在していた「247 Boutique Hotel」とほぼ同じレイアウトだ。
木目の色合いが明るいためカジュアルな印象を受ける。
【関連記事】「久しぶりのパタヤ 247 Boutique Hotel は深夜の騒音がヤバかった」
扉のないクローゼットの中はハンガーが4本と小型のセーフティーボックスのみ。
ガウンや傘、サンダルは無し。
メインのキングベッドは申し分ない大きさ。
寝心地も悪くなかった。
枕は2つ、クッションは無し。
予めベッドの上にバスタオルが2枚用意されている。
ベッドサイドは片側のみテーブルとランプ、電源コンセントが設置されている。
反対側は照明のスイッチのみだった。
ベッドの向かいにはテレビ、鏡、ミニ冷蔵庫、椅子、作業台。
鏡がやや大きめで化粧台として利用できそう。
ミニ冷蔵庫の中は空っぽ。
椅子はクッションのない少しチープなデザインのもの。
ミニ冷蔵庫の上には電気ケトル、無料の飲料水が2本、
コーヒーカップ、インスタントコーヒーと紅茶。
以外だったのが壁掛けされたテレビ。
なんと32インチサイズのスマートテレビだった。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
日本で見かけないTCLというメーカー。
早速Youtubeを視聴しようとしたが何故かネットワーク設定が必要だった。
タイ語で表示されていたので少し手こずったが、
Wi-Fi設定することで無事視聴することができた。
バスルーム
バスルームのレイアウトも「247 Boutique Hotel」と似ている。
入って右側にシャワーブース、照明にトイレ、左側に洗面台。バスタブは無し。
シャワーブースは仕切りが半分くらいしかないため角度を注意する必要がある。
トイレはハンドシャワー装備。
シャワーは天井と手持ちの2種類。
備え付けの容器にはシャンプーかシャワージェルか、、
どちらか分からないものが入っていた。
水圧や熱さは全然問題なく快適だった。
(・∀・)イイ!!
洗面台の鏡はホテル独自の個性的なデザイン。
シンクはコンパクトだが水回りは綺麗に保たれている。
タオル類はバスタオルのみ。
ハンドタオルやフェイスタオルは見当たらなかった。
アメニティーは石鹸、シャワーキャップ2組、綿棒のみ。
マグカップはIKEA製。
歯ブラシは無いので持参する必要がある。
すぐ隣のセブンイレブンで購入するのがおすすめ。
ヘアドライヤーは備え付けタイプ。メーカーは不明。
下には電源コンセントがあるので時前のヘアドライヤーやシェーバーの使用が可能。
バルコニー
バルコニーは極狭仕様。
物干し竿があるだけで他は何も無い。
というか何も置くことが出来ないと言った方が正解かも。
、、、(・ω・`)
3614号室はソイブッカオ側の部屋。
6階ということもあり眺めはまずまず。
真正面に見えるのはコンドミニアムの「THE BASE」。
少し左手に見えるのはホテル「LKメトロポール」
さすがにこの距離だと海は全く見えない。
Wi-Fi速度
Wi-Fi速度は速くないものの動画の視聴は可能なレベル。
滞在のPC作業も安定して利用できた。
朝食会場
今回は朝食込みで予約した。
チェックインの翌朝、ワクワクしながら朝食会場に向かった。
朝食会場はビルディングBの1階にある「BLACK JACK CAFE」。
提供時間は朝7時〜10時までの3時間。
朝食をオプションで付ける場合は大人は150バーツ(約600円)、子供は90バーツ(約360円)。
朝食会場も団体客に対応した広さで椅子、テーブルがずらりと並べられている。
ロビーと似た雰囲気でスタイリッシュな感じ。
( ´ ▽ ` )
訪れた時間は8時30分頃で10名ほどが利用していた。
入り口付近にコーヒー、ドリンク、トースト。
中央付近にホットミールが6種類ほど。
定番のフライドライスやお粥、ハム、ソーセージ、野菜炒めなど無難なラインナップ。
エッグスタンドがあるものの、予め作り置きされた目玉焼きが大量に残っている。
出来れば熱々のオムレツを食べたかったが目玉焼きで我慢する。
食品廃棄ロスに少しでも貢献。
他にサラダバーやフルーツも少し。
決して種類は多くないが朝食としては十分でしょう。
選んだ料理がこちら。
希望があるとすればパンの種類を増やしてほしいところ。
クロワッサンやデニッシュ系があれば嬉しいのだが。
滞在中に提供された料理は似たような内容であまり変化はなさそう。
無理に朝食を付ける必要はなさそうだが、
朝食込みで価格が安ければアリかな。
プールとジム
敷地の中央付近にあるスイミングプール。
周辺にあるビーチチェアと木がリゾート気分を高めている。
プール自体の大きさはホテルの規模を考えれば明らかに小さい。
欧米人が朝からビーチチェアで寝転がってのんびりするための場所である。
スイミングプールよりコチラの方が本格的。
ビルディングCの1階にあるフイットネスジムは広さ、機材の多さ、共に専用ジムのレベル。
ランニングマシンだけで4台並んでいる。
他にもいろいろな機材があるので使い勝手が良さそう。
フィットネスジム目的でホテルに宿泊とかありそうな感じ。
隣のセブンイレブンと裏口からソイブッカオへ
ホテルの正面はソイエキサイトだが、
裏口を利用すればソイブッカオまで徒歩1分だ。
ただし裏口が利用できるのは朝7時〜夕方5時まで。
残念ながら一番需要の高い夜は利用することができない。
延長して夜10時まで、いや深夜2時まで開けていてほしいところだ。
パタヤで一番賑わう時間に利用できないのは勿体無い。
ソイブッカオまで徒歩1分、、それだけでホテルの価値が大きく上がるはずだ。
ホテル正面から出てすぐ左手にセブンイレブンがある。
これがとても便利で、滞在中は毎日利用させていただいた。
ソイブッカオやセカンドロードと比べて利用客が少ないのも好印象。
まとめ
※後日、動画を公開予定。
初めて宿泊した「P PLUS HOTEL」は思っていたより快適だった。
いや、周辺のホテルが高騰する中、3千円ほどで宿泊できるなら全然候補に上げてもいい内容である。
客室自体の設備や水回りは許容範囲。嫌な臭いもなくいい意味で裏切られた。
個人的にはスマートテレビでYoutubeが視聴できるのもポイントは大きい。
シャワーブースに仕切りがあるのも良かった。
少しに気になったのはエレベーターが各棟に1基づつしかないため混雑しやすいかも。
他にはホテル自体の作りが少しチープなので所々にヒビが入っているのが目立ったくらい。
それでも価格と立地を考えればリピートしてもいいと思えるホテルだ。
ソイエキサイト、ソイチャイヤプーン、ソイブッカオ、
このあたりを中心に行動する方へ特におすすめ。
次回も初めて宿泊したホテル「シーナリーシティー」を紹介する。
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