【フライトレビュー】深セン航空ZH8064便で関西空港から中国の深センへ

深セン航空の機材 空港

今回のブログから2024年5月末〜約1ヶ月の旅を紹介する。

ブログを書いている現在は既にパタヤ入りしている。

今回の旅程は関西空港からマレーシアへ向かい、

世界遺産の街「マラッカ」とクアラルンプールに滞在。

その後、鉄道でタイのホアヒンへ向かい、

バスでパタヤへと巡る移動距離の長い旅となる。

動画を合わせてブログを順次公開していくので、

興味のある方は楽しみにお待ちいただきたい。

初回となる今回は関西空港から経由地の深センへ向かうフライト。

初めて利用した「深セン航空」のフライトレビュー。

深セン航空

今回初めて利用する「深セン航空」。

1992年に設立された比較的新しい航空会社。

親会社は中国国際航空でアライアンスはANAと同じスターアライアンス。

中国国内を中心に国際線ではアジアやヨーロッパにも就航している。

筆者が利用している関西空港からは深セン以外に無錫、南京の3箇所に就航中。

深セン航空の機材

 

チェックイン

今回利用する深セン航空ZH8064便のチェックインカウンターF。

出発の3時間前に到着したが、まだオープンしていなかった。

深セン航空の前はベトジェットエアが同じカウンターで搭乗手続き中。

関西空港チェックインカウンターF

チェックインカウンターの近くには既に列ができていた。

ベトジェットエアの利用客がいるため、

深セン航空の利用客はカウンターから離れた場所で待機。

訪れた時はまだ10名ほどだったが、筆者が並んだ5分後には数十名の団体客がずらりと並んだ。

少し早く来すぎたと思っていたが、結果オーライとなった。

チェックイン待ちの行列

と、改めてフライト情報を確認すると、、

搭乗手続開始は出発2時間前の15時となっていた。

インバウンドの影響で保安検査には訪日客の大行列ができているが、

はたして2時間前で大丈夫なのか??

タイのスワンナプーム空港では3時間前の到着を推奨している。

関西空港もせめて2時間30分前にはチェックインオープンした方がいいような気がするが、、

フライト情報

予定通り15時にチェックインオープン。

ビジネスクラスは1箇所(F6)、エコノミークラスは3箇所(F3〜5)、

何故かF1とF2の窓口は利用されず、、

荷物の多い中国人は預け荷物超過で時間がかかることが多い。

一度詰まりだしたら全然進まなくなる。

カウンターを担当していたANAの担当者も対応に苦労されている印象。

深セン航空のチェックインカウンター

筆者は早めに並んだこともあり、5分ほどでチェックインを終えることができた。

チェックインオープン後の行列は凄いことに、、

機材はナローボディ機なので9割以上の搭乗率と予想される。

深セン航空を利用される方は早めに並ぶをことをオススメする。

深セン航空のチェックインカウンター

保安検査へ向かう途中、気になったのがこちら。

以前はチェックインカウンターEが工事中だったが、

現在はDの一部が工事中となっていた。

少しづつ増えているセルフチェックイン機は利用者が少ない様子。

工事中のDカウンターとセルフチェックイン機

仮設の保安検査

関西空港の保安検査は全部で3箇所。

しかし、リニューアル工事の影響で中央にある出発口2はずっと閉鎖されたままだった。

結果、出発口が2箇所に減ったことで、保安検査には連日長蛇の行列ができることに。

時期と時間帯によっては1時間近く並ぶこともあったと思う。

が、今回訪れた時は中央付近に仮設の保安検査が設置されていた。

これにより、出発口が従来の3箇所になり、保安検査はかなりスムーズになったようだ。

筆者もこちらの出発口を利用したが、出国まで10分と少しの時間しかかからなかった。

行列は相変わらず多いが、流れがかなり早くなったと思う。

(・∀・)イイ!!

保安検査への行列

ANA LOUNGE

出国手続きを終えると遅めのランチへ。

プライオリティパスで利用可能な「ANA LOUNGE」。

中へ入ると利用客で溢れていた、、15時30分なのに激混みである。

なんとか席を確保してチキンカレーと焼きそば、ビールでサクッと済ませる。

フライト情報を確認してみると、ユナイテッド航空やタイ航空、アシアナ航空、

シンガポール航空、中国国際航空など、、スターアライアンス系のフライトが集中していた。

そりゃ利用客で溢れるわけだわ。

、、、(・ω・`)

他のラウンジが乏しいため「ANA LOUNGE」に集中してしまうという状況。

これ、早く他のラウンジを増やして分散させて方がいいと思う。

この状況が続けばプライオリティパスの対象から外れるんじゃないかと不安になる。

ANAラウンジの食事

ラウンジを後にして搭乗ゲートへ向かう途中、

多くの液晶モニターが隅に置かれた状態を目にした。

これ、パンデミックの最中、PCR検査の結果待ちで番号が表示されていたモニターかもしれない。

当時のことを振り返ると、今では考えられないような状況だったと思う。

撤去された空港の液晶モニター

搭乗ゲート

関西空港に表示されている「ゲートまで徒歩で行く方法」。

今まではシャトルの利用が当たり前だったが、

現在は端から端まで簡単に徒歩で行くことができる。

国内線のゲートが南側へ移動したことで、

中央付近の動線がかなり良くなった。

関西空港のゲート案内

ちょっと衝撃的だったのが「Onigiri Burger」。

おにぎり感覚で手軽に食べれるファストフードと思う。

が、価格を見ると3千円の商品、、「神戸牛」。。

なるほど、そりゃ高いわけだ。

完全にインバウンドを意識した店舗と価格設定。

筆者はとても手が出せる商品ではなかった。

関西空港の「おにぎりバーガー」

深セン航空ZH8064便の搭乗ゲートは南側23番。

スケジュールは下記のとおり。

関西空港17時出発、深セン20時15分到着。

フライト時間は4時間15分。

今回のフライト代はクアラルンプールまで片道2万3千円ほど。

価格はLCC並みだが、預け荷物はなんと20kgを2つまで無料で預けることが可能。

関西空港23番搭乗ゲート

今回の機材エアバスA320がゲート前に駐機している。

ベースは白色で、後方と尾翼、ウイングレットは赤色。

金色のラインやデザインが含まれて、いかにも中国っぽいカラーリング。

(・∀・)イイ!!

深セン航空の機材

機内と座席設備

機内への搭乗開始は定刻通り16時20分。

前方2列はビジネスクラス。

エコノミークラスの前方3列はプレミアムエコノミークラス。

赤色の座席モケットが目印。

予めスリッパーやクッション、ブランケットが用意されている。

座席幅やシートピッチはエコノミークラスと同じようだ。

深セン航空のプレミアムエコノミー

こちらがエコノミークラス。

筆者の座席は前方区画の窓側07A。

見てのとおり、ヘッドレストやフットレスト、クッションなどは無し。

深セン航空のエコノミークラス

残念ながらパーソナルモニターも装備されていない。

他に充電設備やイヤホンの提供も無し。

深セン航空の座席

シートピッチは握り拳1個と少し。

国際線としてはやや狭い印象だが、4時間ほどのフライトなら耐えれるレベル。

深セン航空のシートピッチ

シートポケットには機内誌と安全ガイドが入っていた。

機内誌と安全ガイド

機内誌に紹介されている深セン航空のネットワーク、、

間違いではないと思うが、あまりの線の多さに分かりづらい印象しか残らなかった。

深セン航空のネットワーク

頭上には数席間隔でモニターが設置されている。

離陸前にはこちらのモニターで機内安全ビデオを視聴する。

深セン航空の機内モニター

機内食

離陸から30分ほどでドリンクサービス。

中国語で話しかけられるので混乱する、、

とりあえず大きめの声で英語で伝えれば通じる。

写真はオレンジジュース。

機内のドリンクサービス

ドリンクサービスに続いて機内食が提供される。

厦門航空の時と同じようにメインと箱の組み合わせかと思っていたが、

大手航空会社と同じスタイルの機内食だった。

チキンかポークの2種類から選択。今回はポークを選んだ。

メインはポーク甘酢掛け。

中華というより和食に近い味付けで美味しい。

他にロールパン、サラダ、フルーツ。

あと、CAさんが中国のチリソースを順番に提供していたのが印象的。

筆者もサラダの蓋に少しだけ入れてもらった。

これ、少し付けて食べると一気に中華テイストになって美味しい。

( ´ ▽ ` )

深セン航空の機内食

何故かサラダの中にもメインと同じポークの揚げ物が入っていた。

温かい豚肉と冷たい豚肉の組み合わせ、、こんな組み合わせは初めて。

深セン航空の機内食

食後はペットボトルの飲料水が全員に配布された。

これにて機内サービスは終了。

飲料水

到着までの時間、頭上のモニターでよくわからない映画が上映されていた。

多分、中国の映画だと思うが、イヤホンが無いので気になっても映像を眺めるだけ。

深セン航空の機内

機内からの眺め

日本上空を飛行中はまだ明るく、雲も少なめだったので機内からの眺めを楽しめる。

深セン到着は夜8時頃。中国上空に入ると日が暮れてきた。

窓が汚れているため綺麗ではないが、

空の色が変化するグラデーションに見惚れてしまう。

深セン航空のウイング

深セン到着目前の機内からの眺め。

香港から近く、金融センターとしての機能がある深センの街並み。

中国4大都市の一つだけあって街灯りがとても煌びやかだ。

飛行機からの眺め

深センに到着

深圳宝安国際空港には予定より10分早く20時05分に到着。

今回のフライトは3時間40分とスケジュールより短いフライトだった。

ターミナルに向かうと思われた機材はまさかの沖止め。

前方のタラップより降りてバスへ乗り込む。

バスでターミナルに向かうことになるが、

間近で迫力ある飛行機を眺めることができるのは嬉しいサプライズ。

( ´ ▽ ` )

深セン航空の機材

10分ほどバスに揺られてターミナル内へ。

入国せずに乗り継ぎのカウンターへ向かう。

前方に見えるのはトランスファーカウンターに並ぶ列、、

中国は乗り継ぎ手続きに手間と時間がかかるイメージしかない。

深圳宝安国際空港

案の定、30名ほどの列は全然進まない。

というのも、カウンターのスタッフらしき人は6名いるが、

カウンターでの対応は一人づつ、、そもそもカウンターの窓口が1箇所だけ。

そりゃ全然進まないわけだ。ダメだこりゃ。

、、、(・ω・`)

焦っても仕方ないので、すぐ横にあるトイレに向かう。

戻ってくるとスタッフがやる気になったのか、列の流れが少し早くなった。

30分並んで乗り継ぎ手続きは無事完了。

ちなみに、並んでいた方々の多くはクアラルンプールへ帰るマレーシアの方々。

マレーシアから日本へ向かう際、深セン経由の需要は多いようだ。

トランスファーカウンターの行列

まとめ

【Youtube】「関西空港からクアラルンプールへ!深セン航空」

今回初めて利用した中国の「深セン航空」。

関西空港から経由地の深センまで3時間40分とちょうどいいフライト時間だった。

LCCではなくFSCなので機内サービスは満足できると思う。

特に預け荷物は20kgが2個まで無料、大手航空会社と大差ない機内食、

中国のチリソースも提供されるなど、価格を考えれば十分満足できる内容だ。

不満点があるとすれば、LCCと同じレベルの機内設備くらいかな。

パーソナルモニターが無く、頭上のモニターもよくわからない映画が上映されている。

暇つぶしスマホに映画をダウンロードして視聴するのがベスト。

あとは、機内食を食べて到着までひたすら睡眠をとるのもオススメ。

次回は深センからクアラルンプールまでのフライトを紹介する。

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