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【フライトレビュー】シンガポール航空SQ619便で関西からシンガポールへ

シンガポール航空787-10 飛行機
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2024年の旅がスタートして約3週間。

現在はタイのパタヤに滞在中。

相変わらず日差しの強い日が続いているが、たまにサッと雨が降ることも。

3月に入って乾季のハイシーズンも終わりに近づいている。

4月からは暑い季節の暑季へと移り変わるが、3月でも日中はかなり暑い。

2024年はどれくらい暑くなるのだろうか、、

また、東南アジア特有の雨季もどれくらいの雨量になるか気になるところ。

今年もたくさんパタヤでの滞在を予定しているので、

なるべく自然災害は起こらないでほしい。

さて、今回のブログは2024年最初のフライト「シンガポール航空」のレビューを紹介する。

シンガポール航空SQ619便

関西空港からシンガポールを経由してカンボジアのプノンペンへ向かう。

正規の航空券は最安値で片道6万円ほど。

ただ、フライトの組み合わせによってはエコノミークラスでも10万円以上もする。

さすがに片道6万円はキツいのでマイルで特典航空券を購入。

27,000マイルと諸税が5千円ほどだった。

関西空港30番搭乗ゲート

関西とシンガポールを結んでいるシンガポール航空は1日3便運行している。

午前、夕方、深夜に出発。機材は全てボーイング787-10で座席数は337席。

ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスとなっている。

筆者が利用した午前便のSQ619便。

関西を10時10分に出発、シンガポールには16時5分に到着する。

時差が1時間あるため、フライト時間は6時間55分。

関西空港での搭乗ゲートは南側30番ゲート。

シンガポール航空787-10

ビジネスクラスやスターアライアンスの上級会員はサクララウンジが利用可能。

サクララウンジを対象としている航空会社は中国系が多い印象。

他にハワイアン航空やベトナム航空、スターラックス航空など。

サクララウンジの案内

搭乗時刻は出発40分前の9時30分。

定刻通り搭乗が開始。

エコノミークラスでは後方の座席から搭乗開始となる。

機内へ入る直前にイヤホンが用意されている。

もし、取り忘れてもCAさんにお願いすれば機内で受け取ることが可能。

シンガポール航空のイヤホン

エコノミークラス

エコノミークラスの座席配列は3-3-3の横9席仕様。

座席モケットはブルーとグレーの2種類。

落ち着いたカラーリングで爽やかな印象を受ける。

シンガポール航空のエコノミークラス

座席には予めブランケットとクッションが用意されていた。

奥に見える大きな窓は電子シェードで日除けが装備されていない。

各座席には可動式のヘッドレストが装備。

シンガポール航空のエコノミークラス

座席と設備

筆者が指定した座席は74K。

最後尾一つ手前の窓側席。

写真で分かるとおり、右側後方74列と75列だけが2席並びとなっている。

シンガポール航空エコノミークラスの座席

機内が満席の場合だと2席並びは良さそうだが、あいにくこの日の搭乗率は5割〜6割ほど。

エコノミークラス後方は、一人で3席独占している客が多かった。

なんなら中央の3席は空席が目立つほど。

これなら3席の方が良かったと少し後悔。

また、すぐ近くにトイレがあるため睡眠を優先される方にはオススメできない。

シンガポール航空のエコノミークラス

筆者の74Kは右側に座席がないため、前の座席背面にモニターが装備されていない。

また、窓と座席の間には少し距離があるため余分なスペースができている。

シンガポール航空の機内

離陸前に熱々のおしぼりが提供される。

(・∀・)イイ!!

このあたりのサービスはさすがシンガポール航空。

手間がかかるかもしれないが、他社との差別化という意味では大きいと思う。

シンガポール航空のおしぼりサービス

機内設備

続いて機内設備を見てみましょう。

まずは、機内へ入る前に取ったイヤホン。

頭にかけて使用するヘッドホンタイプではなく直接耳に挿して利用するイヤホン。

シンガポール航空のイヤホン

シンガポール航空では機内WiFiサービスが提供されている。

以前は有料だったが、現在は会員=クリスフライヤーを対象にエコノミークラスでも無料で提供されている。

筆者も会員になっているので利用してみようと思ったが、何故かうまくいかなった。

理由はよく分からないが機内で過ごす分には特に問題ない。

どうしても利用したい場合はCAさんに聞けば丁寧に教えてもらえる。

実際75列目のお客さんが日本人CAさんに質問をされ、時間をとって丁寧に説明されていた。

ちなみに、このSQ619便では日本人のCAさんが3名搭乗。

機内アナウンスも日本語なので、海外旅行初心者でも安心できるだろう。

(・∀・)イイ!!

シンガポール航空の機内WiFiサービス

エコノミークラスのシートピッチは握り拳1個半ほど。

国際線の座席としては標準的なサイズ。

モニターとの距離も圧迫感がなく快適。

シンガポール航空のシートピッチ

テーブルは折りたたみ式。

左側の一部をスライドさせると鏡が出てくる。

真下に鏡があるので違和感があるが、多分、テーブルを立てせて利用するのが正解。

テーブルの鏡を利用しなくてもトイレに大きな鏡があるので特に問題はない。

シンガポール航空の機内設備

座席背面に装備されているパーソナルモニターはタッチパネル式11インチサイズ。

画面の下にはスマートフォンを差し込めるポケット。

左側にUSBポートとイヤホンジャック。

右側にドリンクフォルダーが装備。

また、足元にはPC用の電源コンセントも用意されている。

SQ619便のパーソナルモニター

機内エンターテイメントでは最新の映画が41本。

他にも190本もの旧作を視聴することが可能だ。

また、子供向けのゲームや3Dのフライトマップなどコンテンツは豊富。

残念ながら機外を映すカメラは装備されていなかった。

SQ619便のフライトマップ

機内食

機内でのお楽しみといえば機内食。

座席や機内エンターテイメントは他社でも似たようなものが多いが、

機内食は各航空会社のこだわりが感じられる。

さて、シンガポール航空の機内食はどうなんでしょうか??

まず、離陸後にドリンクサービスとスナックのサービス。

今回はハイネケンを注文。

シンガポールのタイガービールも提供されている。

他にワインやソフトドリンクなど。

SQ619便の機内サービス

離陸してから約1時間後に機内食が提供される。

時刻は11時35分。少し早めのランチタイムだ。

エコノミークラスでは2種類から選択可能。

カートの上に日本語と英語でメイン料理が書いてあった。

A:ポークシチュー、マッシュポテトを添えて

B:鶏の甘酢あんかけと高菜ごはん

ちなみに、シンガポール航空のWEBサイトでは機内食の情報を事前に知ることが可能。

SQ619便の機内食メニュー

筆者が選んだのはBの和食。

メイン料理の他に茶そば、めんつゆ、ロールパン、チーズ、クラッカー、カップの水。

メイン料理以外の内容はAも一緒。

ドリンクはコーラを注文。

メインの鶏がジューシーで高菜ごはんとの相性も抜群。

(゚д゚)ウマー

とても美味しくいただいた。

SQ619便エコノミークラスの機内食

スイーツらしきものはなかったので気になっていたが、

機内食を食べ終えた後にハーゲンダッツのバニラが提供された。

ミニサイズではあるが、これは嬉しい。

( ´ ▽ ` )

ハーゲンダッツはキャセイパシフィック航空でも提供されている。

食後は機内の照明が落とされリラックスモードに。

到着までたっぷり時間があるので、

途中、何度かお水やオレンジジュースの提供が行われていた。

機内食のハーゲンダッツ

到着2時間前にスナックとドリンクのサービス。

スナックはナッツバーやチョコレート、ポテチ(味はいろいろ)から選ぶスタイル。

とりあえず手にしたのは「Lays」のバーベキュー味。

ドリンクは他社で提供されていない「シンガポールスリング」を注文。

※「シンガポールスリング」はシンガポールのラッフルズホテル発祥のトロピカルカクテル。

アルコール度数は低め、甘い口当たりなのでとても飲みやすい。

シンガポール航空の機内サービス

トイレ

シンガポール航空のトイレはこちら。

特に広いことはないが清潔に保たれている印象。

アメニティーは歯ブラシが用意されていた。

シンガポール航空787-10のトイレ

機内からの眺め

筆者の座席74Kからの眺めがこちら。

座席と窓の間に距離があるため、少し身を乗り出さないとうまく写真が撮れない。

ほぼ最後尾なので羽が遠くに見える。

SQ619便からの眺め

座席から身を乗り出さずに写真撮影するとこんな感じ。

左側が74列目の窓、右側が75列目の窓。

下にある丸いボタンで電子シェードの明るさを調整する。

SQ619便からの眺め

シンガポールには定刻より15分早い15時50分に到着。

この日のフライト時間は6時間33分だった。

写真はチャンギ国際空港に到着後の機体。

シンガポール航空787-10

まとめ

※ブログでは紹介しきれない様子を動画で公開しています。

【Youtube】「シンガポール航空SQ619便で関西からシンガポールへ」

シンガポール航空を最後に利用したのは2021年10月30日。

パンデミックの真っ最中にバンコクから関西までの片道フライトでお世話になった。

この時はPCR検査が必須で搭乗客もガラガラだった。

もう2年以上も前になるが、まだ記憶に新しい。

【関連記事】「シンガポール航空SQ622便で日本へ帰国」

この日の搭乗率が少なかったのは偶然だと思うが、デイリーで3便飛ばしているので需要はかなりあるはず。

最新の機内設備や充実した機内エンターテイメントはもちろん、

美味しい機内食やスタッフの丁寧な対応はさすがと思わせられた。

航空会社のランキングで毎年上位の評価を受けているのも納得できる。

現在は航空券が高騰しているので気軽に利用は難しいかもしれないが、

観光地シンガポールへ向かう際には間違いなくオススメできる航空会社だ。

次回はチャンギ国際空港で長時間乗り継ぎの様子を紹介する。

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