2023年のお盆休みを終えて世間は日常に戻りつつある。
大半の企業は8月16日までの休みが多いそうだが、
中には8月20日まで10連休の企業もあるそうな。
休みが多ければ多いほど嬉しいものだが、
短期の休みでも海外を訪れた読者様は満喫されたことと思う。
一方で台風7号の影響で帰国フライトが遅延するなどして混乱した方も多かったのでは、、
国内では新幹線の運休と大幅な遅延のニュースが印象的だった。
筆者はお盆休みも勤労の日々を過ごしていたが、
つい先日勤務期間を終えたので旅の準備に入る。
おおまかな日程は近日中にお伝えするとして、本題に入ろうと思う。
今回はパタヤで新しく出来たコンセプトホテル
「THE QUBA BOUTIQUE HOTEL」の宿泊レビュー。
THE QUBA BOUTIQUE HOTEL
数年前からアットマインド系ホテル「ASTER HOTEL」の隣で建設工事を行なっていたホテル。
オープンしたのは2022年11月11日。
なんとも場違いな雰囲気のホテルが出来たものだと思ったが、コンセプトが「キューバ」とは、、
うーん、、パタヤには全然似合わないコンセプトである。
これがソイブッカオ沿いとかならまだ注目は集めそうだが場所がなんとも中途半端である。
とはいえ、物珍しさから興味をいただく読者様もいるはず。
ということで今回は3泊してきたので紹介しようと思う。
外観は綺麗な緑色とベージュの組み合わせで建物のデザインとも似合っている。
インスタ映えしそうなカラーリングは女性受けするかも。
ホテルは3棟に分かれていて、北側の通り沿いにエントランスが設けられている。
国旗も掲げられていてキューバを全面に出している。
場所
ホテルの場所はセントラルパタヤロード(パタヤカン)の北側で「ASTER HOTEL」の隣。
ウォーキングストリートやツリータウン、LKメトロへのアクセスには少々不便。
ソイブッカオまで徒歩で5〜6分、そこからソンテウに乗って賑やかな場所へ向かうことになる。
一方、バイクを利用される方には全然問題なし。
バービアが並ぶSoi6には徒歩で10分以上はかかりそう。
パタヤ初心者にはあまりオススメできない場所にある。
・チェックイン 12:00
・チェックアウト 12:00
・客室数 113室
・ホテルの階数 6階建
・建築年 2022年
【公式HP】「THE QUBA BOUTIQUE HOTEL」
フロントとロビー
フロントは一番奥にあるコンパクトなカウンター。
ソファーや椅子、無造作に置かれた箱やオブジェはキューバの雰囲気作りに役立っている。
ただ、100室以上あるホテルの規模としてはかなり狭い。
一度に数組の宿泊客が訪れると間違いなく待たされる状況になる。
なお、筆者が訪れた時は特にデポジットを要求されなかった。
ロビーにはシャンデリアと鏡、立派なソファー、椅子、テーブルが並んでいる。
が、やはり狭い。狭すぎるだろう。
家族連れの宿泊客1組で限界である。
客室が多いこと自体は悪くないが、ロビーやフロントとのバランスが明らかにおかしい。
雰囲気がいいだけに勿体ない気がする。
ホテル敷地内の雰囲気
ホテルの敷地内はコンセプトを楽しめる要素が散りばめられている。
2番目と3番目の棟の間には大きなベルやバーが設置されている。
廊下は配管や外壁の色が統一されている。
照明やドアのデザイン、飾られている画も雰囲気があってかなりいい感じ。
こちらのカラーリングはベージュ系でとても明るい。
キューバの建物が実際どのようなデザインなのかよく分からないがセンスを感じる。
シンプルではあるが殺風景な感じはなく十分成立している。
(・∀・)イイ!!
先ほど紹介した屋外のバーには椅子やテーブル、オブジェが多数用意されている。
日中は暑すぎるのでさすがに利用客もスタッフも姿が見えなかった。
夕暮れから夜にかけては雰囲気が良さそうなのでカップルで利用するにはいいかも。
モノクロのブラウン管テレビの上にバラの花とロウソク。
ロウソクの蝋が暑さで溶けていた。
テレビの台は錆びた大きなケースが二段積みされている。
画面はハメ込みなので視聴できないが、キューバではまだブラウン管テレビが現役なのだろうか?
1番目と2番目の棟の間は駐車スペースになっている。
建物の下に収まりきらない車は屋外に並べられていた。
おそらくバイクや車が多くなってもホテル側で対応はしてもらえそう。
客室
筆者が予約した客室は「デラックスダブルルーム」。
一泊朝食込みで4,200円ほどだった。
アサインされた客室はフロントのある一番北側の棟。
エレベーターを降りると綺麗な廊下を一番奥まで進む。
客室は5階にある3501号室。
ドアは木製だが鍵はカードキーで解除する。
ドアを開けると大きなダブルベッドと幻想的な青色の光、天井のファンが目に飛び込んでくる。
さすが築浅なホテルだけあって客室もピカピカ。
( ´ ▽ ` )
客室の広さは23㎡でややコンパクトな作り。
入ってすぐ感じたのは壁のデザインが「SLEEP WITH ME」と似てる。。
【関連記事】「パタヤのソイブッカオ周辺人気ホテルSleep With Me Pattaya」
ドアのすぐ横にファンのダイヤルと通電用のカードポケット、メイクアップルーム用のボタン。
予めカードキーが一枚挿さった状態なので、外出時もエアコンや充電の利用が可能。
クローゼットはドアのすぐ横に設置されている。
上にセーフティボックス、ハンガーが数本だけとシンプル。
ベッドサイドのコーナーには背もたれが低めの椅子。
サイドデスク、古いデザインの電話機、各種リモコン。
照明のスイッチと電源コンセント、USBポートも装備されている。
最近のホテルなので設備面では満足できそうだ。
(・∀・)イイ!!
ドアと反対側の位置から撮影したのがこちら。
クローゼットの横に全身用の鏡。
液晶テレビはシャープ製で40インチほどと思われる。
スマートテレビなのでYoutubeの視聴が可能である。
ベッドの向かいに家具が設置されている。
上の棚にはテイッシュペーパーが置いてあるだけ。
下の収納スペースにはミニ冷蔵庫。
中央にはホテルの定番品が用意されている。
電気ポット、無料の飲料水2本、グラス、コーヒーカップ、インスタントコーヒー。
ベッドの頭上にはオシャレな画と両サイドにランプ。
枕は大きなサイズが2つ、ベッドの頭上はクッションになっている。
エアコンは新しい製品で効き目バッチリ。
天井のファンは利用しなかったが、これがあるだけで設備の差別化ができている。
奥に見える照明も裸電球とほぼ変わらないが、なんとなくオシャレに見える。
1点だけマイナスポイントがあった。
それはPC作業をするための作業机がなかったこと。
、、、(・ω・`)
テレビ台やベッドサイドのデスクではスペースが足りないため、結局ベッドの上で作業をするしかなかった。
バスルームとバルコニー
ベッドルームの奥はバスルーム。
洗面台はバスルームと離れた位置に設置されている。
写真の奥に見えるのはバルコニー。
ドアのガラスが青色のため、閉めた状態だと太陽の光が青く室内に入ってくる。
バルコニーには椅子やテーブルなど何も設置されていなかった。
眺めは向かいの棟と真下の駐車場、、残念な眺めとなった。
洗面台の下にある収納スペースにはアメニティーとグラス。
アメニティーはシャワーキャップとコスメティックセットの2種類。
コスメティックセットの内容は確認していないが綿棒とかだと思う。
ヘアドライヤーはパナソニック製で少し風量の強いモデルだった。
洗面台の向かいにバスルーム。
トイレは奥行きがあって壁紙のデザインも悪くない。
慣れるまではちょっと落ち着かないかもしれないが、特に問題なし。
タイではお馴染みのハンドシャワー装備。
左に見えるタオル類はバスタオルのみ。
ハンドタオルやフェイスタオルは見当たらなかった。
シャワーブースはガラス扉があるので水が流れ出る心配はなし。
バスタブは無いがシャワーブースは広く余裕がある。
シャワーの種類は天井と手持ちの2種類で水圧、お湯の温度も十分なレベル。
朝食会場
今回は朝食込みで予約したのでしっかりといただく。
提供されている時間は朝7時〜11時まで。
予約時に朝食を付けていない方は199バーツ(約800)で利用可能。
実際に利用した感想は無理に朝食をつける必要はなさそう。
朝食会場は真ん中にある2番目の棟の1階。
どこのドアから入っていいか分からなかったが、どうやら通り側の扉が正解だった。
入り口で部屋番号を伝えて利用する。
壁は真っ赤な色に塗られ、床は白と黒で全然落ち着かない。
さすがにこの色は違和感しかない。
初日は利用客も多いことからビュッフェでの提供。
ドリンクはお水、オレンジジュース、ミルク。
棚に並べられているマグカップがとてもカラフル。
コーヒーメーカーはエスプレッソやアメリカーノ、
カフェラテなど定番のメニューが楽しめる。
パンはトーストとクロワッサンの2種類。
バターやジャム、マーマレードなど。
ホットミールは約10種類。
写真には写っていないが、右側にある冷蔵庫にサラダやフルーツが用意されている。
通常のテーブルだけでなく写真のようにケースを積み重ねたテーブルがあった。
どこまでもコンセプトに沿った雰囲気作りに徹している。
初日の食事は写真のような組み合わせ。
ホットミールはあまり量が残っておらず、選べる種類が少なかった。
初日を除く残り2日は利用客が少ないため、
メインの卵料理を選ぶスタイルに変更されていた。
上から目玉焼き、オムレツ、スクランブル、ポーチドエッグの4種類。
ドリンク類やパン、サラダ、フルーツは初日と同じで取り放題。
この時はオムレツを選択。
チキンソーセージ、ハム、ベーコン、ベイクドトマト、ポテトは共通。
取り放題のサラダとパンを組み合わせればなかなかのボリューム。
ただ、内容はフツーのブレックファーストなので割高には感じてしまう。
ホテルの朝食はビュッフェを満喫したいところ。
、、(´・ω・`)
フィットネスジムとスイミングプール
ホテルの設備で気になるのはスイミングプール。
プールの場所はエントランスがある棟の3階。
写真を見ていただければわかるが、とてもコンパクトで狭い。
泳ぐためのプールではなく、水に入るためのプールでしかない、、
、、、(・ω・`)
ビーチチェアも3つのみでリゾート感はほぼ皆無。
ブティックホテルのおまけ程度と捉えるべきだろう。
フィットネスジムは真ん中の棟にある2階。
こちらも機材は少しだけで、広さはとてもコンパクト。
本格的なジムとは程遠い内容である。
Wi-Fi速度
最後にWi-Fi速度だが、こちらは他のホテルと比較しても群を抜いて速い。
ダウンロード、アップロードのいづれも100Mbpsを超える速さ。
これは文句なしに快適。
(・∀・)イイ!!
まとめ
※ブログでは伝きれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「外観がオシャレなパタヤのコンセプトホテルTHE QUBA BOUTIQUE HOTEL」
今回紹介した「THE QUBA BOUTIQUE HOTEL」は築浅ということもあり滞在はとても快適だった。
設備面もUSBポートやスマートテレビ、新しいエアコン完備でどれも文句なし。
3〜4千円台で宿泊できるブティックホテルとして捉えれば全然アリだと思う。
ただ、プールやジムといったホテル設備はかなり厳しい印象を受けた。
ビーチロード沿いのホテルなら問題ないが、海から離れたホテルは敷地内のプールで印象が変わってくる。
リゾート感を求める方にはオススメできないホテルと言えよう。
また、朝食については思ったよりフツーだったので無理に付ける必要はなさそう。
近くにある飲食店でタイ料理や洋食でも十分だと思う。
「キューバ」が好きな方や他のホテルに飽きた方は試しに泊まってみるのはいいかもしれない。
個人的には周辺にあるアットマインド系のホテルか、マーチホテルの方が好みかな、、
まぁ、ホテルの選択肢が増えるのは利用者にとって有難いことなので、
気になる方は是非利用してみてほしい。
次回はパタヤ滞在中の食事を紹介する。
コメント