朝晩の風が心地よい10月に入った。
が、涼しい風を浴びすぎてどうやら風邪をひいてしまったらしい。
喉の痛みはないが味覚と嗅覚が失われている状態だ。
かろうじて食欲はあるものの美味しさが全くわからない。
歳を重ねるごとに思うことは、、やはり健康であることが何より一番だ。
海外旅行へ行くにも、現地で満喫するにも健康でなければ楽しむことはできない。
秋から冬にかけて体調管理には十分気をつけたいものである。
年内に海外旅行を計画されている方は特に用心をしていただきたい。
さて、今回は2023年9月に訪れたパタヤで宿泊したホテルを紹介する。
Kokotel Pattaya South Beach
今回紹介するホテルは「Kokotel Pattaya South Beach」。
ココテルホテルは日本人オーナーがタイで展開しているファミリー向けのホテル。
パタヤだけでなくバンコク、チェンマイ、プーケットにも出店している。
2023年7月には日本の函館にも出店するなど少しづつ規模を拡大している。
「ココテル」というネーミングは日本語の「心」と「ホテル」を掛け合わせた言葉なのだそう。
ホテルのコンセプトは日本人として嬉しいのだが、、
パタヤのホテルは立地がなんとも微妙である。
ホテルからソイブッカオに向かう通りは舗装されていない砂利道である。
夜になると真っ暗で街灯もほとんどない状態に。
先にお伝えしておくと、この未舗装の道路がホテルの良さを帳消しにしている。
、、、(・ω・`)(・ω・`)
場所
改めてホテルの場所を紹介する。
ホテルの場所はセカンドロードとソイブッカオの間でやや南側に位置している。
「サウスビーチ」とホテル名にあるが、ビーチから離れているので全くの無縁である。
アベニューの裏側にある通り「Pattaya Sai Song15」の近く。
ソイブッカオだとホテル「ホリデーインエクスプレス」から徒歩3分ほどの場所。
なんとも分かりにくい微妙な場所である。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・ホテルの階数 6階
・客室数 101
【公式HP】「Kokotel Pattaya South Beach」
フロントとカフェ
ホテルのフロントはカフェのカウンターを兼ねている。
「ココテル」はホテルだけでなくカフェも一緒に営業しているのが特徴。
ホテル宿泊者でなくてもカフェだけの利用も可能だ。
フロントの前にはココテルのブランドを全面に出したオリジナルグッズが販売されている。
カフェスペースで提供されているメニューはなかなか本格的。
コーヒーや紅茶だけでなく、イタリアンソーダやカクテル、スピリッツ、ビールなど種類は豊富。
わざわざ遠くまで行かなくてもホテル内で美味しいコーヒーやカクテルが楽しめそうだ。
カウンターには軽食用のパンも販売されている。
(・∀・)イイ!!
ロビーには大きな羊のオブジェが置いてある。
「ココテル」ではよく眠れるように、、という願いから「羊」をシンボルにしているそうだ。
ホテルを選ぶ側からすればコンセプトがハッキリしているのはいいことだ。
( ´ ▽ ` )
ウォーターサーバー
エレベーターは1基のみ。
各階のエレベーターホールや通路は白色をベースに羊の絵が描かれている。
エレベーターの近くにはウォーターサーバーが設置されている。
パタヤのホテルでは見かけることがない設備だ。
チェックインの際に説明を受けたが、飲料水は全てこちらを利用することになる。
詳しくはこの後の客室紹介でも紹介する。
客室
今回「agoda」から予約した客室は「スーペリアキング」。
朝食込みで3泊11,630円。
一泊あたり約3,870円だった。
朝食が不要な場合は3千円台前半で提供されていた。
客室の広さは30㎡。2人で宿泊しても余裕だろう。
床は木目のフローリング、壁と天井は白色でシンプルな内装。
ちなみに、今回アサインされた客室は6階の616号室。
客室の鍵はカードキー。カードポケットに挿して通電するタイプ。
客室の奥から入口を見た景色がこちら。
完全新築のホテルではないがリノベーションされているので綺麗だ。
照明が少ないせいか、夜はやや暗い印象。
ベッドの頭上にある大きな羊の画はなかなかインパクトがあって子供連れには良さそう。
ダブルベッドは程よい高さと大きさで寝心地が良くて快適。
枕は大きなサイズが4つ。
小さめのクッションが一つ。
ベッドサイドにはランプと電源コンセントが用意されている。
客室に入るとベッドの上にウェルカムメッセージが用意されていた。
これはパタヤにある同じ価格帯のホテルでは見たことがない。
特別な内容が書いてあるわけではないが手書きのメッセージは嬉しいものだ。
( ´ ▽ ` )
さて、客室の設備を順番に見ていこう。
まずは、ドアの横にあるクローゼット。
傘が2本と洗濯物を干す器具が置いてあった。
自前で洗濯する方には有難い設備だ。
クローゼットの隣にはセーフティーボックスが収納された台。
台の上には電気ケトル、グラス、マグカップ、スプーン、プラスチックボトル。
横にはゴミ箱。
先ほどエレベーターホールにあったウォーターサーバーの容器がこちらになる。
専用のプラスチックボトルが予め2本用意されている。
飲料水が用意されていないため必要に応じて入れに行く必要がある。
捉え方によっては飲料水が飲み放題となる。
あと、インスタントコーヒーは見当たらなかった。
続いて化粧台兼作業台。
大きな鏡と座り心地の良い椅子、作業台の下にはミニ冷蔵庫。
作業台の上には予めヘアドライヤーが置いてあった。
電源コンセントは鏡の少し右側という中途半端な場所に、、
PC作業の際はケーブルを伸ばして使用する必要がある。
作業スペースは広いのに残念ながら電源設備は乏しいようだ。
気になったのは引き出しの中に隠されていたティッシュペーパーの容器。
なんでこんなとこに入っているんだ?
、、、(・ω・`)
しかも、中身は空っぽ、、どういった状態なんだ??
翌日、メイクアップルームのスタッフに聞くと中身を補充してくれた。
本来は中身が補充されて作業台の上に置いてあるべきものらしい、、
そりゃそうだろう。。
ということでティッシュペーパーは用意されています。
作業台の隣に壁掛けの液晶テレビ。
東芝製で32インチサイズほど。
残念ながらスマートテレビではなかった。
テレビの下は低い台になっており、コンパクトなスーツケースなら置くことができそう。
奥には背もたれがほぼ無い状態の椅子が2脚。
テーブルは見当たらなかった。
バスルーム
バスルームは圧迫感がなくて利用しやすい広さ。
トイレはハンドシャワー装備。
初日はバスタオルしかなかったが、翌日にはハンドタオルが補充されていた。
洗面台には大きな鏡とボウル型のシンク。
写真ではわからないが左端にハンドソープが置いてあった。
シャワーブースには扉がないものの段差と仕切りがあった。
シャワーは天井からの1種類のみ。
シャワージェルとシャンプーは専用の容器に入って掛けられている。
水圧、お湯の熱さは問題なし。
ただ、シャワーを強く出しすぎると洗面台の方に水飛沫が飛んでしまう。
そこまで酷くはならないが少し注意する必要がある。
もともと用意されていたアメニティはシャワーキャップと綿棒、サニタリーバッグのみ。
歯ブラシやコットンパット、スリッパ、フェイスタオルはフロントに伝えると受け取ることが可能。
バルコニー
翌朝、バルコニーを確認してみた。
うーん、、目の前はコンドミニアムのバルコニーだ。
、、、(・ω・`)
カーテンをしておかないとプライバシーが丸見えになってしまう。
バルコニー自体はあまり広くない。
椅子やテーブルも置いていない。
外の空気を吸うか洗濯物を乾かすくらいしか用途がなさそうだ。
バルコニーからの眺めはほぼコンドミニアムだが、真下を見ると一応プールビューである。
朝食会場
今回は朝食込みで予約したため滞在中の朝食は全てホテルでいただいた。
朝食会場は1階の右奥にある。
朝食の提供時間は朝6時30分から10時まで。
料理が用意されている場所の全景がこちら。
品数は少なそうだ、、
右側にソファー席とテーブルが4台並んでいる。
朝食用のテーブルと座席は手前側に10組ほど用意されている。
滞在中、満席になることはなかったが時間帯によっては待たされる可能性があるかも。
改めて朝食ビュッフェの内容を見ていこう。
まずはサラダバーとフルーツ。
きゅうりやニンジン、トマト、レタス、カリフラワーなど。
ドレッシングは3種類。
中央にあるのはヨーグルト。
フルーツはパイナップルとスイカの2種類。
フレッシュジュースはオレンジとアップル。
他に飲料水とミルク。
奥にはコーヒーメーカー。
右端にはシリアルが2種類。
パンは種類が豊富だった。
この日はシンプルなトースト、ハード系、バターロールとクロワッサン、カレーパフ。
別の日にはデニッシュも用意されていた。
ジャムはストロベリーとパイナップルの2種類、あとバターも。
某外国人がカレーパフを無理やりトースターに入れようとしたところスタッフに注意されていた。
おそらく奥で詰まってしまうのだろう。
基本的に写真のトースターは「四角い食パン用」と考えた方が良さそうだ。
ホットミールは5〜6種類ほどとやや少なめ。
この日は朝食らしくソーセージやハム、スクランブルエッグといった定番料理。
別の日にはフレンチトーストやパンケーキ、カレーといった組み合わせも。
品数は少ないが麺料理やタイ料理も別で用意されているので全体のバランスは悪くない。
滞在中にいただいた朝食がこちら。
麺料理、ご飯、カレー、フレンチトースト、パンケーキ、ハムなど。
別皿にサラダとフルーツ、パンを組み合わせれば豪華な朝食の完成である。
(・∀・)イイ!!
この日はパスタ(カルボナーラ)とフライドライス、カスタードデニッシュなど。
パタヤにあるホテルの朝食としてはまずまずの内容と味。
別の日にはお粥も用意されていた。
パンの種類が豊富なのでホットミールが物足りなくても満足感が高くなる。
朝はパン派です。
WiFi速度
客室のWiFi速度は不安定だった。
、、(´・ω・`)
時間帯によって速度が出たり出なかったり、、
かろうじて動画の視聴はできたがPC作業には少し厳しいかも。
まぁ、これは客室の場所によってアタリ、ハズレがあると思うので運次第かも。
スイミングプールとキッズコーナー
最後にホテルにある設備を紹介する。
まずはスイミングプール。
こちらは1階のフロントを抜けた先に設置されている。
ビーチチェアが少しと木のブランコもあった。
スイミングプール自体はそれほど広くない。
ガッツリ泳ぐというよりは少し体を冷やすために浸かる程度。
滞在中は欧米人を中心にビーチチェアでのんびりしている光景が多く見られた。
子供連れの家族にオススメなのがキッズコーナー。
フロントと朝食会場の間に設けられている。
こちらも広くはないものの、内容は小さな子供が楽しめそうな作りになっている。
壁には子供用のボルタリング設備があった。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「立地は微妙!でも羊に癒されるパタヤのホテル kokotel」
何度も訪れているパタヤ。
その中でもかなり微妙な場所にあるホテル「Kokotel Pattaya South Beach」。
ホテルの存在は以前から知っていたが、立地を考えると今まで候補に挙がることはなかった。
おそらく多くのパタヤファンの皆さんも考えは同じだと思う。
わざわざこの場所に宿泊するなら同じ価格帯でもっと立地の良いホテルを選ぶ、、そう考えるに違いない。
筆者もそう思っていたが、あえて今回は宿泊してみた。
で、結果がどうかと聞かれれば、、うん、立地は予想通り不便だった。
どこへ行くにもとにかく不便である。
特にホテル前の舗装されていない通りからソイブッカオへ向かうまでの移動はストレスが溜まる。
なので、こちらのホテルはバイクをレンタルするか所有する方に強くオススメしたい。
あと、気になったのがホテルの客層である。
筆者が滞在した時はインド人の宿泊客が8割ほどだった。
これは客層が気になる方や神経質な方は避けた方が良いかもしれない。
一方で客室の設備や広さ、スタッフの対応、朝食の内容は個人的に合格点。
ソイブッカオ沿いにこのホテルがあればもっと人気があるに違いないが、、
せめてホテル前からソイブッカオまでの道路を舗装してほしいところ。
次回はパタヤで宿泊した2箇所目のホテルを紹介する。
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