今回から2024年10月の旅を順次紹介していく。
出発した日は10月3日。
あいにく、この日の天候は雨で旅のスタートは少しどんよりとした気持ち。
予約したフライトが朝9時10分発のため、早朝4時前に起床。
夜明け前の朝5時半頃に家を出発。
眠気より少しのワクワク感と無事撮影が出来るかの不安が入り混じる。
なんといっても今回の目玉はパタヤでのホテル撮影がほぼメイン。
まずは、関西空港から経由地の香港まで利用したフライトを紹介する。
関西空港
約3ヶ月ぶりの関西空港。
相変わらずインバウンドの影響で朝から多くの利用客で賑わっている。
目立つのはEXPO 2025の文字。
今回利用するフライトは9時10分発のキャセイパシフィック航空CX597便。
過去にバンコクからマニラまで利用したことがあるが、関西空港からの利用は初めて。
この時間帯はピーチ、香港航空と並んで香港行きが3便もある。
ちなみに、キャセイパシフィック航空は関西空港から1日5便も運行している。
午前に2便、午後に3便。午後のうち1便は台北経由となっている。
しかも全て大型機で運行されていることから、需要の高さがうかがえる。
セルフサービスゾーン
キャセイパシフィック航空のチェックインカウンターはE。
通常、チェックインカウンターは片側づつ異なる航空会社となるが、どちらもキャセイパシフィック航空だった。
手前側のカウンターは全て「セルフサービスゾーン」となっていた。
いわゆる無人のセルフチェックインで、全てパネル操作だけで終わらせるというもの。
パンデミック明けから多くの空港で導入が進んでいるチェックイン方法だ。
筆者が関西空港に到着した時刻は出発2時間前の7時10分頃。
セルフサービスゾーンは利用者が少ないのか、待つことなく専用端末「キオスク」で操作開始。
予めオンラインチェックインを済ませているので、パスポートをかざして指示通り操作すれば完了。
バンコクまでの搭乗券と預け荷物のタグも印刷されて出てきた。
※座席指定もこのタイミングで選ぶことができる。
と、ここで近くにいた親切なスタッフが荷物タグをスーツケースに取り付けてくれた。
(・∀・)イイ!!
これは有難い。荷物タグの取り付け方法なんてよく分からない。
不安な方は遠慮なく近くのスタッフにお願いしましょう。
セルフバッグドロップ
キオスクで発券した後は、タグを取り付けたスーツケースを預ける必要がある。
が、これもセルフサービスで行える。
Eカウンタの片側が全てセルフバッグドロップになっており、画面操作で完結する流れ。
大きな画面の下にある読み取り機で搭乗券のバーコードをかざす。
次に、預けるスーツケースをベルトコンベアの上に乗せて重さと個数を確認。
間違いがなければ画面上で指示通り操作して完了。
スーツケースが中へと吸い込まれていった。
チェックイン作業に要した時間は8分。ほとんど並ぶことなくスムーズに完了した。
長蛇の列に並ぶ必要がないことから搭乗開始までの時間に余裕ができる。
(・∀・)イイ!!
セルフチエックインに抵抗がある方や不安な方は、裏側が有人カウンターになっている。
もちろん、こちらでチェックインすることも可能なのでご安心を。
国内線フロアの様子
時間に余裕ができたので2階にある国内線フロアへ行ってみた。
リニューアルされてとても綺麗な状態に様変わり。
551の蓬莱が目立つ場所にオープン。
たこ焼きやお好み焼きもいいが、蓬莱の豚まんは生地も含めて美味しいのでオススメ。
近くには新しくオープンしたすき家も。
牛丼も日本の名物と言えるかもしれない。
タイにも出店しているが、日本で食べる牛丼の方が美味しいとのこと、、
筆者は誕生日にいただいたスタバギフトがあったので、有り難く利用させてもらった。
季節限定の「焼き芋 香ばしカラメル フラペチーノ」。
冷たい焼き芋テイストに香ばしいカラメル、、贅沢な味わいで最後まで美味しくいただいた。
新しくなった国際線出発口
リニューアルが進む関西空港。
国際線の出発口にも大きな変化があった。
以前までは出発口が3箇所に分かれていたが、現在は中央の1箇所に集約されている。
搭乗券をかざせば通過できる改札、その奥にある手荷物検査も広々として新しくなっていた。
保安検査、出国手続きは約5分ほどと待ち時間なし。
以前までのような長蛇の列に並ぶことなく大きく改善されたようだ。
( ´ ▽ ` )
ちなみに、セルフサービスゾーンはチェックインカウンターDでも対応すると思われる。
訪れた時はまだ利用不可の状態だったが、すぐにでも利用できそうな感じ。
おそらく利用客が増加する年末には利用できるんじゃないでしょうか。
キャセイパシフィック航空CX597
キャセイパシフィック航空CX597便は19番ゲートから出発。
ちょうど、免税店を抜けて少し左にいったところ。
中央付近なのでゲートまでの移動時間もほとんどなし。
フライトスケジュールは朝9時10分に出発、香港には12時15分に到着予定。
時差が1時間あるため、フライト時間は4時間5分となる。
この日の機材はエアバスA330-300。
曜日によっては新しい機材のエアバスA350-900でも運行されている。
CX597便の搭乗率は約6割ほどと比較的空いていた。
エコノミークラス
搭乗時刻は8時35分。予定通り機内へ案内された。
エアバスA330-300のエコノミークラスは2-4-2のアブレスト。
後方の数列は2-3-2となっている。
シートモケットは爽やかな青色とグレーの2色。
座席にはパーソナルモニターが装備。
座席と設備
筆者が予約した座席は後方の窓側69K。
予約した時点では座席指定が有料だったが、2日前にはオンラインチェックインで座席指定が可能に。
但し、キャセイ会員以外の方は24時間前にならないとオンラインチェックインが出来ない。
少しでも早く座席指定したい方はキャセイ会員になった方が有利だ。
運が良かったのか、今回は隣も後ろも空席。リクライニングし放題だ。
座席のシートピッチは国際線の標準サイズ。
座席には予めクッションが用意されている。
可動式のヘッドレスト、折りたたみ式のテーブルにドリンクホルダーが装備。
パーソナルモニターのサイズは10インチほど。
機内エンターテイメントは豊富でゲームや映画、音楽、フライトマップが楽しめる。
タッチパネル式で、モニターの下にはUSBポートが装備。
スマホの充電も安心。座席の下にはPC用の電源コンセントも装備されているはず。
上空から見たフライトマップ。
香港までのフライト経路がよく分かる。
3Dで表示するとこのような感じ。
他に機体を真横から見た画面や斜め上からの画面など、自由に視点を動かすことができる。
目的地までの時間や現地時刻、対地速度なども表示可能。
セーフティガイドに機材名のエアバスA330-300。
CXのエアバスA330-300は同じ機材でも5種類のレイアウトが存在する。
右下に表示されているA33B /A33Pの他にも数種類存在するということ。
シートポケットには機内誌「CATHAY」。
また、予めヘッドホンもシートポケットに入っていた。
搭乗後すぐに利用可能なので有難い。
搭乗時に用意されていなかったブランケット。
出発前にCAさんから直接手渡された。
希望客には全員配布されたので、数が不足することはなさそう。
機内食
離陸して安定飛行に入るとお水の配布。
てっきりカートを押して提供されるドリンクサービスかと思ったが、お水しか選択肢がなかった。
これはちょっと残念。。
、、、(・ω・`)
離陸後1時間ほどすると機内食が提供される。
ポークソーセージかチキンのお粥の二択。
基本的にCX597便は朝食が提供される。
選んだのはポークソーセージ。
メインはソーセージの他にスクランブルエッグとポテト、ミニトマト。
フルーツ、ヨーグルト、パン、ジャム、バターがセット。
ドリンクはオレンジジュースを選んだ。
ポテトのパサつきが気になった以外は、まずまずの味、量だった。
ちなみに、10時発のCX503便では昼食扱いとなりハーゲンダッツが提供される。
機内食にこだわる方はCX503便を選んだ方が満足感が高いだろう。
トイレ
トイレのアメニティは最低限のものだけ。
大型機なので利用者が多いと思われるが、都度CAさんが清掃していたので綺麗に保たれていた。
ちなみに、トイレの場所は最後尾に無く、機内中央に設置されていたのでご注意を。
機内からの眺め
この日は朝から天候が悪かったことで、離陸時も雨が降る悪天候。
日本を離れるまではずっと雲が多い景色だった。
日本の本土を離れる頃には、綺麗な青空を眺めることができた。
途中、大きな揺れもなく快適な飛行で香港の上空に到達。
この日のフライトは予定より30分ほど早く到着。
現地時刻の11時45分に着陸。
キャセイパシフィック航空の機体が並ぶ香港国際空港に到着。
まとめ
※動画でも公開しています。
久しぶりに利用した関西空港とフライトを分けてまとめようと思う。
まず、関西空港のセルフサービスゾーンについては素晴らしいの一言。
さらに、セルフバッグドロップやリニューアルされた出発口と保安検査も文句なし。
3ヶ月前に利用した時とは大きく変更されて、ストレスを感じることはほとんどなかった。
もちろん、セルフサービスは指定された航空会社しか利用できないため、全ての航空会社が対応しているわけではない。
少しづつ対応する航空会社が増えていけば更に利便性が上がることは間違いない。
出発前に並ぶ長蛇の列は時間との戦い。それが無くなるだけでも大きなメリットだ。
セルフサービスに対応している航空会社を利用する方は積極的に利用していきましょう。
続いてキャセイパシフィック航空について。
機内で視聴可能な映画の多さと日本語対応している作品の多さには満足。
ディズニープラスの作品や新作も収録されているので、香港までの機内で退屈することはないだろう。
機内食については本文でもお伝えしたとおり、ハーゲンダッツは提供されなかった。
早く香港に到着したい方はCX597便になるが、機内食を優先するなら10時発のCX503便を選ぶのがオススメ。
次回は経由地の香港国際空港で利用した新しいラウンジを紹介する。
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