2025年1月に訪れたタイのリゾート地パタヤ。
今回の滞在は約一ヶ月。訪れた時期は乾季でいわゆるハイシーズン。
パタヤで年末年始を過ごした多くの観光客は帰国し、比較的落ち着く時期でもある。
現地の方に聞いたところ、年末年始の次のイベントは1月末から2月上旬の春節だそう。
そして、春節が終わると次の大きなイベントはソンクラーンになるそうだ。
それでも2月中はまだハイシーズンでもあるため、パタヤを訪れる観光客は多いだろう。
さて、今回は1月中旬に宿泊したパタヤのホテルを紹介する。
Grand Bella Hotel
今回もパタヤで初めて宿泊するホテルを数軒利用してみた。
到着の初日から５日間宿泊したのは「Grand Bella Hotel」。
以前、当ブログで紹介した「Bella Express Hotel」と隣接している大型ホテルだ。
※「Bella Express Hotel」の紹介はこちら
ホテルの正面入口はセカンドロードから少し入った奥にある。
場所
ホテルの場所を確認しておく。
パタヤカンとセカンドロードが交わる交差点のすぐ近く。
目印はすぐ横にある「パタヤメモリアル病院」。
Soi7やビーチ、セントラルフェスティバルまでは徒歩数分と好立地。
Soi6へ向かうにはセカンドロードに出てソンテウに乗れば10バーツで楽々移動可能。
ソイブッカオの入口までは少し遠回りになるが、Bella Expressホテルを経由すれば徒歩3〜4分くらい。
チェックイン 14:00
チェックアウト 11:00
建築年 2013年
客室数 360室
レセプションとロビー
正面玄関でもあるレセプションとロビーは規模を考えると狭い印象。
メイン宿泊客のインド人が数組話し込んでいる。
チェックインした時間は21時過ぎ。デポジットは無し。
日本語を少し話せる女性スタッフはとても愛想が良い。
日本人宿泊客はウェルカムって感じだった。
「Grand Bella Hotel」は３つの棟で構成されている。
レセプションがあるは1番目の棟。今回筆者がアサインされたのは2番目の棟だ。
スイミングプールを挟んで1番目の向かい側に2番目の棟がある。
一階のロビーには気持ち程度のソファとテーブル。
壁沿いにはコーヒーマシンが設置されている。
どうやら無料でいただけるみたい。が、このコーヒーはたしか激甘だったような。
以前、Bella Expressに宿泊した際、朝食会場で同じものを見かけた。
ということで筆者は滞在中に利用することはなかった。
興味ある方、甘党の方はどうぞ。
こちらはセルフ用のコインランドリーコーナー。
洗剤と柔軟剤はレセプションで販売しているような案内があった。
価格は20バーツ。利用される方には便利な設備だ。
おっと、こちらの本棚には日本の漫画がいっぱい。
日本人宿泊客の方が寄付したものかな？？
「ごくせん」や「ゴリラーマン」、「あした天気になあれ」など自由に読むことができる。
エレベーターは各棟に2基ずつ設置されている。
エレベーターホールはシンプルで広々。
一目で何階か分かるようなデザイン。
今回は６階の客室を用意していただいた。
客室の鍵はカードキー。ポケットに差し込んで通電する仕様。
アサインされた客室は2615室。
スーペリアルーム
予約した客室は「スーペリアダブルルーム」。
価格は一泊あたり4,200円（朝食無し）。
代理店予約サイトagodaでは32㎡の広さと紹介されていた。
実際、中に入ってみるとかなり余裕のある広さ。圧迫感はほとんどない。
シンプルな内装ではあるが、ベッドの頭上にある黄色のカラーリングと花の画がカジュアルな雰囲気を演出している。
大きなダブルベッドはシングルベッドを繋げた仕様。
ベッドの上には予めバスタオルとフェイスタオルが用意されている。
枕は大きなソフトサイズが２組。クッションは無し。
ベッドの高さはやや低め、マットレスのクッションは硬め。フワフワのベッドが好みの方は期待しない方がいいだろう。
客室の奥にはカラフルなデザインチェアとテーブル、灰皿が置いてある。
ベッドサイドにはミニデスクと電源コンセント２口、照明のスイッチ。
驚いたのがランプではなく車のヘッドライトのような丸い照明。
面白いデザインだけど、すごく明るい。たぶん、天井の照明だけでほぼ大丈夫な気もする。
まぁ、客室デザインの一部として捉えればアリかな。
反対側には電話機と電源コンセント、照明のスイッチ。
こちらにも丸い照明が装備。
ベッドの向かい側に作業机とデザインチェア、鏡、壁掛けの液晶テレビ。
液晶テレビのサイズは32インチでシャープ製。残念ながらYouTubeの視聴は不可。
入口付近には洋服掛けとハンガーが数本、セーフティボックス、傘が2本。
ホテルでは定番のクローゼットは無し。
隣にはスーツケースを置く折りたたみ式のスタンド。
さらに、大きな冷蔵庫と電子レンジ、電気ポットが設置されている。
電子レンジが必須の方には魅力的だろう。
裏側に電源コンセントがあるので電子レンジやポットで利用可能。
作業机の上にはIKEA製のマグカップ、インスタントコーヒーと紅茶。
ティッシュペーパーとフィリップス製のヘアドライアー。
電源コンセント２口装備でPC作業も問題なし。
こちらはルームサービスのメニュー。
ハラルフード対応。タイ料理やハンバーガー、洋食などのラインナップ。
ホテル価格ではあるが、そこまで高くはないので気になる方はチェックしてみてほしい。
バスルーム
バスルームもシンプルなデザイン。
右側にワイドな鏡と洗面台。シンクの横はとても余裕がある。
正面にハンドシャワー付きのトイレ。
バスタブは無し。シャワーは手持ちタイプの一種類のみ。
備え付けられている容器の中は青色のシャンプー。
「P PLUS HOTEL」と同じシャンプーかな。
シャワーの水圧はやや弱め、お湯の温度は申し分ないレベル。
シャワーカーテンと仕切り用の段差があるので、水が流れ出る心配はなし。
アメニティはシャワーキャップ、綿棒、石鹸のみ。
ただ、レセプションに伝えれば歯ブラシと歯磨き粉は用意してもらえるとのこと。
歯ブラシを持参していない方はレセプションに連絡しましょう。
水回りは清潔に保たれていて下水の臭いも大丈夫。
シャワーブースは二人で利用可能な広さなので悪い印象は全くなかった。
バルコニー
バルコニーからの眺めはソイブッカオ。といっても通りはほとんど見えない。
すぐ近くに見える高い建物は「LKロイヤルスイートホテル」。
設備は椅子が２脚だけ。テーブルは置いてなかった。
遠くに見える高い建物はホテル「LKプレジデント」。
かろうじてソイブッカオを走るソンテウや車が見える程度。
近くにバービアはあるが、夜の騒音はそこまで気にならないレベル。
スイミングプール
このホテルで一番の魅力は中央にある大きなスイミングプール。
３つの棟に囲まれているため、敷地内のリゾート施設といった感じ。
プールの周りにはビーチチェアがたくさん。リゾートを演出している木々もいい感じ。
短いウォータースライダーや中央にジャクジーも設置されている。
パタヤビーチまで行かなくても大きなスイミングプールで十分リフレッシュできそう。
ただ、インド人観光客が多いので、そこが気になるかどうかがポイントになるかな。
コンパクトなバーカウンターではドリンク類が販売。
もう少し雰囲気のあるバーだったら利用客が増えそうだけど、うーん、、かなり地味な印象。
フィットネスジム
プールサイドにはフィットネスジムが併設。
これまたコンパクトで地味な印象。
ホテルの規模を考えるともう少し充実した設備と広さがほしいところ。
実は、1番目の建物にサウナがあることをチェックアウト前に知った。
場所はレセプションがある棟の7階と説明と受けた。
が、7階から直接サウナへは行けないようで、8階（屋上？）の敷地から降りることで行けるみたい。
残念ながら筆者が訪れた時間は午前中で8階の敷地に入ることができなかった。※ドアが閉まって入れなかった。
サウナはあるみたいなので、気になる方はレセプションで確認してほしい。
WiFi速度
最後にWiFi速度の確認。
はい、全然使いものにならないレベル。こりゃひどい。
せっかく客室やプールの印象が良くても、WiFiが使えないのは厳しい。
まとめ
※動画でも公開しています。
初めて宿泊した「Grand Bella Hotel」。
インド人宿泊客が多いので今まで利用を見送ってきた。
が、結局は他のホテルもどんどんインド人宿泊客が増えてきているので、もうどのホテルも似たような感じになってきた。
ということで、改めて今回宿泊してみたという経緯がある。
実際に宿泊してみた感想はシンプルなデザインと広い客室で全然悪い印象はなかった。
老朽化もあまり目立つことなく、水回りも問題なし。
滞在中にインド人宿泊客とは特に接することもなかったので影響なし。
一応、欧米人やアジア系の宿泊客もいるので、そこまで酷いレベルではなかった。
セカンドロードとパタヤカンの交差点付近ということで、どこへ行くにも便利な立地。
唯一、不安定なWiFだけがマイナスポイントとなった。
パタヤのホテルはどこも高騰しているため、周辺のホテルと比べて価格に魅力があれば選択肢に入れてもいいんじゃないでしょうか。
個人的にはまた宿泊してみてもいいかなと思えるホテル。
次回はパタヤ滞在中の食事を紹介する。
コメント