2024年2月に訪れたベトナムのリゾート地ダナン。
前回紹介したリーズナブルな4つ星ホテル「Estrella Boutique Hotel」。
まだ築浅で客室はスタイリッシュでピカピカ。デザインや雰囲気も良くてオススメできる。
ただ、チェックインの際にアサインされた客室は2階の奥まったところ。
すぐ隣にスパがあるのはいいが、客室からの眺めは隣の屋上ビューという残念なものだった。
Estrella Boutique Hotel
早速、ルームチェンジをお願いしたところ、最初の返答は空きがないというものだった。
しかし、日が暮れる頃、突然客室の電話が鳴り、流暢な英語でペラペラと聞かされる。
ん？？ちょっと早すぎて聞き取りづらいが、どうやら明日にはルームチェンジが可能らしい。
おぉ、これは嬉しい。一応、眺めのいい客室をリクエストしておいたので期待が高まる。
いや、2階の客室よりは間違いなく眺めがいいだろう。
ルームチェンジ
ということで、一旦、12時に客室を出て、14時のタイミングで鍵が渡された。
次にアサインされた客室は、2階から大きくジャンプアップして7階の707号室だ。
基本的な客室設備は2階の客室と同じ。
カテゴリーもスーペリアルームなのでアップグレードではない。
が、同じ客室でもこんなに違うのか？！と思わされたので、紹介させていただく。
もう一度言っておく。2階と同じスーペリアルームで707号室。
客室に入るとすぐにスーツケース置き場とガウンなどの洋服掛け。
下の収納スペースにはサンダル2組。
反対側にはちょっとした小物を置ける棚が3段。電源コンセントも装備。
右側には照明のスイッチと客室のカードキーを挿すポケット。
奥に進むとベッドと作業机を含め全景が見える。
おぉ、、なんということでしょう。ベッドや作業机は同じでも、レイアウトが全然異なる。
しかも、床から天井まで続くガラス窓からは景色が眺めるじゃないか。
前日にアサインされた2階の”隣の屋上ビュー”はなんだったのか、、これを知ってしまうと後戻りできない。
いや、2階には戻りたくない。こっちが求めていた客室である。
客室の奥から撮影するとこんな感じ。
奥にはバスルームの洗面台と鏡が見える。
作業机のサイズや用意されているものは2階の客室と同じ。
椅子やミニ冷蔵庫、テイッシュペーパーや電話機、円鏡、エアコンのコントローラなど。
ダブルベッドのサイズはややコンパクトになったが、一人で利用するには十分すぎる。
そして、40インチサイズほどの液晶テレビは天井からの吊り下げ式になっていた。
おそらく、ベッド周辺にスペースがないため、このようなスタイルになったのだろう。
ちなみに、スマートテレビなのでYouTubeの視聴も可能だ。
ベッド周辺の設備も2階と同じ。読書灯や電源コンセント、頭上にはクッション。
ベッドの高さやマットレスのクッションは申し分ないレベル。
707号室で他に驚いたのがこちら。
独立したシャワーブースの窓が透けているではないか。
しかも、上から下までガッツリと、、
これ、外からは暗くなるようなフィルター加工されていると思うが、さすがにちょっと抵抗がある。
ロールカーテンがあるので、コレを下ろせば盗撮される心配はなし。
また、洗面台周辺のアメニティやヘアドライヤー、ハンドタオルも2階と同じ。
おっと、トイレも独立してるじゃないか！これは日本人には嬉しいね。
シャワーとトイレが完全にセパレート形式。2階の客室はセパレートではなかったよな、、
ちなみに、トイレにはバスタオルとフェイスタオルがセットされ、ハンドシャワーも完備。
トイレの横には全身用の鏡。
シャワーは天井と手持ちの2種類。水圧、お湯の熱さはまずまずといったところ。
シャンプーとシャワージェルが用意されている。
水回りは築浅とあって汚れがほとんどない状態。
この綺麗な状態を頑張って維持してほしい。
客室からの眺め
この客室からのメインはなんといっても眺め。
ベッドの足元と右側はガラス窓になっているため、カーテンを全開すればダナンの街をワイドに眺めることが可能だ。海とは反対側になるが、朝、目が覚めた時に見える景色はテンションが上がるはず。
ベッドの脇に椅子とテーブルが置いてあるが、すぐ横はガラス窓なので高所恐怖症の方は抵抗があるかもしれない。
日中はミーケービーチや観光スポットを回って、日が暮れる頃にはホテルでまったり過ごすのも良さそう。
ちょっと遠いけど、かろうじて「ドラゴンブリッジ」を眺めることができる。
WiFi速度
707号室のWiFi速度は動画の視聴に問題ないレベル。
滞在中は安定していたので、途中で電波が途切れることもなかった。
フィットネスジム
前回は朝食を紹介したので、今回はジムとプールを紹介する。
どちらも屋上にあるので写真のような階段を上がる必要がある。
何故かエレベーターで直接向かうことができない屋上、、ダナンのホテルではよくあるパターン。
フィットネスジムはかなり狭い。機材も写真に写っているだけ。
ただ、ダナンの街を見下ろしながらの運動は気分がいいかもしれない。
ルーフトッププール
ジムよりプールの方がいい。ダナンのホテルでは定番とも言うべきインフィニティプールだ。
正直なところリゾート感はほとんどないが、ビーチチェアと屋上からの眺めは悪くない。
少しだけ海が見えるが、シティビューといったほうが間違いない。
訪れた時は利用客が誰もおらず、なんとも寂しい空間が広がっていた。
天気もイマイチだし、雨が降りそうな時は客室に籠る方が良さそう。
夜になるとライトアップされてバスクリンのようなカラーリングに。
まぁ、ガッツリと泳ぐようなプールではないので、ちょっとした水遊びや体を冷やすのに利用するのが正解かも。
ちなみに、プール用のタオルは屋上にあるバーカウンター（営業していなかった）で借りることができる。
夜の屋上も悪くないけど、707号室だと似たような景色がベッドでゴロゴロしながら眺めることができる。
断然、客室の方が快適だし居心地が良い。やっぱり高層階の客室はいいものだと改めて思った。
まとめ
ということで、2回に分けて「Estrella Boutique Hotel」を紹介させていただいた。
たまたま、ルームチェンジが希望通り叶ったので良かったが、これずっと2階だったら間違いなく印象が違っていたと思う。
それくらい707号室からの眺めが良かった。あと、客室のレイアウトも2階とは異なる点が興味深かった。
もし眺めにこだわらないなら、2階の客室の方がスタンダードなレイアウトなので使い勝手はいいかもしれない。
まぁ、それでもあの眺めとトイレ、シャワーのセパレートを知ってしまうと、707号室を選びたくなると思うけど。
改めて、「Estrella Boutique Hotel」はダナンに初めて訪れた方にもオススメできるホテルだと思う。
とにかく築浅でスタイリッシュなデザインが素敵。あと、4つ星らしくスタッフの気遣いや対応も満足できるはず。
今後、ダナンで宿泊される際のホテル候補として検討してみてほしい。
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