前回のパタヤ滞在から1カ月半が経過した。
次回は11月。タイのパタヤと久しぶりのウドンタニを訪れる予定だ。
既に航空券は手配済みでホテルも9割ほど予約済み。
航空券はローシーズンとあまり変わらず安く購入できるが、ホテル代についてはハイシーズンで全体的に高め。
長く続く円安と高止まりしているタイバーツの影響で価格に対して慎重にならざるをえない。いや、本当に勘弁してほしい。
と、そんな愚痴を心の声でもらしながら、また、パタヤへと足を運ぶ、、
さて、今回は2025年5月に滞在したパタヤのホテルを紹介する。
Mike Beach Resort
今回紹介するホテルは「Mike Beach Resort」。
何度も訪れているパタヤで初めて宿泊するホテルだ。
外観は周辺のホテルと同じような大きさで、リゾートホテルというよりはシティホテルといった感じ。
パタヤではこのタイプのホテルがたくさんあるので外観だけでは評価が難しい。
場所
場所はSoi4の通り沿いで、ビーチロードとセカンドロードの間に位置している。
パタヤビーチまで徒歩2〜3分ほど。Soi6やセントラルマリーナも徒歩圏内で立地は悪くない。
周辺のホテルと比べてリーズナブルな価格が魅力的。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12;00
・建築年 1980年(改築年 2020年)
・客室数 80室
レセプションとロビー
訪れた時間はお昼12時過ぎ。アーリーチェックインできるかも、、と期待したが、あえなく撃沈。
チェックイン時間の14時までは客室に入ることが出来なかった。
セントラルマリーナへ行って涼んだり、昼食を食べてチェックインの時間を待つ。
13時過ぎに戻ると担当者からチェックイン可能との案内。少しでも早く客室に入ることができるのはありがたい。
チェックイン時のデポジットは1,000バーツ。
レセプションの左奥にセーフティーボックスが並んでいる。
客室には設置されていないためレセプションに預けるシステム。
利用可能な時間は朝6時から夜9時まで。
夜遊びでお金が足りなくなっても利用できないのか、、これはちょっと厳しいかも。
ロビーの入口にはウェルカムドリンクが2種類。ちなみにセルフサービスで提供されている。
チェックインのタイミングだけでなく宿泊者は自由に飲むことができそうな感じ。
ホテルのロビーは天井が高くか開放的な空間。オープンスペースなので緩い時間が流れている。
椅子やテーブルは並んでいるが、空調がないためじっとしていると汗が流れてくる。
雰囲気は悪くないけど空調があるロビーの方が好き。
ロビーから通りを出る手前に木製の椅子とテーブルが設置されている。
なかなか良く出来たデザイン。灰皿が置いてあるので喫煙スペースとして利用可能。
ロビーの隣に朝食会場。今回は利用しなかったが、価格は160バーツで提供されている。
提供時間は朝6時30分〜10時まで。この価格でビュッフェスタイルなら試してみてもよさそう。
ホテルのエレベーターは2基。客室数が80室と中規模のホテルだが待ち時間は少ないと思う。
客室は通り沿いと裏側に分かれて配置されている。
1980年に建築されただけあってやや古い印象を受ける。
今回アサインされた客室は7階の709号室。
客室
今回予約した客室は1番下のグレード「スタンダードルーム」。
広さは32㎡でパタヤのホテルとしては標準的なサイズ。一泊あたり4,100円(朝食無し)とリーズナブル。
床はピカピカのタイル。壁は薄い緑色とオレンジ色で全体的にやや暗い印象を受けるデザイン。
大きなベッドはシングルサイズを2つ合わせたもの。
大きなソフト枕と青いクッション。ベッドの上にはバスタオルとフェイスタオルが置いてある。
ベッドは標準的な高さでマットレスのクッションもまずまず。
ベッドサイドにはランプ、電話機、サイドテーブルが置いてある。
残念ながらベッドサイドには電源コンセントが見当たらなかった。これは残念、、。
客室の鍵はシリンダー錠。ドアやクローゼットもやや古さを感じるデザイン。
クローゼットの中には収納用の引き出しと洋服を掛けるハンガーが数本。
エアコンは埋込式タイプでコントローラーはダイヤル式。
客室には通電用ポケットが存在しないため、外出時も電気の利用は可能な状態。
外出時もエアコンの利用が可能なため、客室は涼しい状態で保つことが可能だ。
クローゼットの隣には荷物置き場。
更に奥へ進むと液晶テレビ、ミニ冷蔵庫、備品が置いてある。
液晶テレビは東芝製で32インチサイズと思われる。スマートテレビではないためYouTubeの視聴はできなかった。
テレビの隣には電気ケトル、無料の飲料水が2本、コーヒーカップ、グラス、インスタントコーヒー。
このあたりは標準的な内容で申し分ない。
奥へ進むと化粧台が設置されている。
ややレトロ感のあるデザインの鏡と照明、備え付けのヘアドライヤーと椅子が用意されている。
こちらでPC作業をすることが可能。
ベッドの隣には椅子が2脚置いてあるがグレーのカバーで覆われている。
正直なところ見た目は全然イケてない。座れば全然気にならないが、おそらく老朽化による部分をカバーで対応しているのだろう。
モノを大切に長く使うのはいいことだと思うが、ホテルの備品としては椅子を買い替えたほうが印象は良くなると思う。
ちなみに、椅子の裏側に電源コンセントが隠れていた。
バスルーム
バスルームはリノベーション前のアレカロッジを思わせる雰囲気。
右側に大きな鏡と洗面台。シンクはコンパクトサイズで両サイドは広め。
正面にあるトイレはハンドシャワー付き。
シャワーだけと思っていたが、実際はバスタブ付きだった。
シャワーは手持ちタイプの一種類のみ。残念ながらシャワーの水圧は勢いが感じられず弱かった。
お湯の熱さは問題ないため、バスタブでお湯に浸かる分には大丈夫そう。
アメニティの内容は標準的。
石鹸、へアー&ボディジェル、シャワーキャップ、綿棒、グラス。
バルコニー
バルコニーは狭くも広くもない標準的な空間。
椅子が2脚とテーブル、灰皿が用意されている。喫煙される方はこちらでどうぞ。
室外機の音がややうるさくて気になるかな、、
セカンドロード側は景色が開けているのでまずまずの眺め。立派なシティビューだ。
少しだけ「Runway night market」が見える。こちらで遅くまでライブ演奏をしていると少しだけ音が聞こえてくる。ただ、実際はエアコンの室外機の音の方が大きいと思う。
ビーチ側はかろうじて海が見える。
写真では望遠レンズの効果で大きく見えているが、実際はかなり遠くに見えるレベル。
アサインされた客室が海側だと綺麗に見えるかもしれない。
スイミングプール
ロビーの上にはスイミングプールが設置されている。
奥にはテーブルや椅子、ドリンクを提供するカウンターも設置されていた。
ビーチチェアは数台並べられているだけ。
リゾート感は乏しい印象だが、プール自体のサイズはまずまずの広さでガッツリ泳ぐことができる。
まぁ、この場所ならプールで泳ぐよりビーチでのんびりする方が良さそうな雰囲気。
訪れたときは利用者が誰もおらず寂しい時間が流れていた。
WiFi速度
客室のWiFi速度はかなり遅く不安定。これは改善が必要なレベル。
まとめ
※動画でも公開しています。
今回初めて宿泊したホテル「Mike Beach Resort」いかがでしたか?
外観からはそこまで古さを感じることはなかったが、客室のデザインからはレトロな印象を受けた。
2020年に改築されているため、おそらくバスルームなど一部はリノベーションされていると思われる。
全体的に不衛生に感じることはく綺麗に保たれているのは良かった。
ただ、周辺に多くのホテルがある中で、あえてこのホテルを選ぶメリットが見つからない。
ホテル名にあるリゾートはあまり感じられず、電源コンセントも少なくてやや不便に感じる。
もしあるとすればリーズナブルな価格くらいだろうか。
立地は決して悪くないため、できれば大胆にリノベーションをして今風のリゾートホテルにすれば人気がでるかもしれない。
価格と立地を優先するなら悪くないが、個人的にはリピートはないかな、、
あと、スタッフはフレンドリーで好印象なので、そこもプラス評価にしておく。
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