最後に関西国際空港を利用したのは3月中旬タイからの帰国時。
経営悪化で清算することとなったノックスクートで到着して以来。
あれからまだ4ヵ月しか経過していないが、もう一年以上も前のように感じる。
いつになったら海外渡航が再開されるのか、、、
いつになったら世界へ飛び出していけるのか、、
まだまだ、先は長そうだ。
国際線出発フロア
関西空港から一般旅行者の海外渡航は事実上不可能となっている。
一部、海外から来ていた外国人が母国へ帰国するために利用するケースはあるようだが、そもそも国際線のフライトがほとんど運行されていない。
そんな関西空港の国際線フロアーを覗いてみた。
国際線の出発便はほぼキャンセルの文字が並んでいる。
唯一、上から2番目のマニラ行きフィリピン航空だけが運行されているようだ。
訪れた時間帯は全てのチェックインカウンターがクローズしていた。
旅行者らしき人物はおらず、空港関係者10名~20名ほど見かけることができた。
照明も落とされているようで暗いままとなっている。
本来であれば明るい照明と多くの旅行者、フライトアナウンスが流れているはずがなんとも寂しいかぎりだ。
日中とは思えないほどガランとしている。
国際線フロアは時間が止まっているように感じる。
国際線フロアのインフォメーションもクローズされていた。
利用する旅行者がいなければ当然のような光景か。
何もない国際線フロアで発見したのは落ちていた眼鏡。
眼鏡!?
おそらく旅行者ではなく空港関係者の落とし物?と思ったので、
近くにいた関係者らしき人物に落とし物として渡しておいた。
どういうシチュエーションだよ
現在の関西空港は”落ちている眼鏡に気づかない”ほど利用者がいないということか、、
国内線出発フロア
国内線出発フロアも覗いてみた。
国内線のフライト出発案内を確認すると、欠航の文字があるものの6割くらいは運行しているようだ。
国内線は徐々にフライトが戻りつつある状況で、利用者もそれなり確認することができた。
※2020年7月13日現在
※2020年7月22日よりピーチは国内路線が全便再開
とんかつKYK 関西空港店
関西空港へ訪れた時間は14時前。
お腹が空いていたので3階の飲食店フロアに行ってみた。
グルっと回ってみたが、お土産屋さんはほぼクローズしていた。
飲食店は半分くらいが開いている状況。
そんな寂しいフロアの中、美味しそうな料理のディスプレイが目に入ってきた。
とんかつKYKのカツカレー
温泉卵のインパクトが入店の決めてとなった。
入店時はお客さんがゼロ。
このような光景は最近だけでなく、数か月も前から続いているのだろう。
各テーブルには消毒液とマスクポケットなるものが置かれていた。
これは、着用しているマスクを一時的に外した際、このポケットに入れることでテーブルに直接触れないようにしている。
日々の利用者がかなり限られていることから、メニュ―は大幅に絞り込まれているとのこと。
たしかに、実際の利用者が数名~数十名だと食材をどこまで揃えればよいのか調整が難しいと思う。
注文したカツカレーがこちら。
ラッシーとお漬物がセットになっていて、カツカレーにはキャベツの千切りと温泉卵が入っている。
価格は800円くらいだったと記憶している。
メインのカツが美味しいのは当然だが、カレーが予想以上に美味しかった。
(゚Д゚) ウマー!!!
ボリュームもちょうどよく、これは間違いなくリピートしたい美味しいカツカレーだ。
カレー好きの方には是非オススメしたい一品。
(*・∀・)b Good!
テーブル着席時からなんとなく違和感を感じていた。
その答えが少ししてから気付いた。
コカ・コーラのペットボトル
しかも、まだ飲み終えていない状態だ。
来店された客が持ち込んだ忘れた物と思われるが、店員が気付かなかったのは消毒液の入れものと同じ白い容器だからか?
私も気づくまで少し時間がかかったので仕方ないと思うが、
問題は消毒液と同じように
キレイに端に並べられていたこと。
おそらく、
一度は店員も手に取ったのではないだろうか??
コカ・コーラのペットボトルのことは触れずに、とても美味しかったと伝えてお店を後にした。
【Youtube動画】:「現在の「関西国際空港」気になるから行ってみた」
まとめ
・国際線フロアは時間が止まったまま寂しい状態
・国内線フロアはフライトが徐々に再開していることから利用者が少し見られた
・お土産・飲食店フロアは半分ほどが休業している
・とんかつKYKのカツカレーはとても美味しい
・コカ・コーラの容器が白いと消毒液と間違えてしまう可能性がある
空港利用者が少ないことから、まだまだ寂しい状況が続いている。
コロナウイルス感染者が拡大していることから、GoToトラベルキャンペーンにも批判の声が広がっているが、、
感染予防と経済回復、、とても難しい選択だと思う。
しかし、実際に経済を動かしながら調整をしていくことしか出来ないのが現状だと思う。
問題はキャンペーンや企画よりも、利用する旅行者がルールに沿った行動や対応が出来ているか、、の方が重要だと思う。
大半の方は感染対策をしっかりしているが、一部のごく少数の方の行動によって影響が出ているように思われる。
先日、九州を一周した際に何度かそのような光景を目の当たりにした。
特急電車内でマスクをせずに大声で長時間話している一部の若者たち、
博多駅のお土産屋さんでマスクをせずに大声をだしながら商品をあさっている一部の若者たち、、
ルールに沿って対応している人の努力が無駄になるようなことはしてほしくない。
必死に頑張っている観光業界の方たちの努力を無駄にしてほしくない。
旅行をするには感染対策に十分注意して行動するのが最低限のマナーだ。
とにかく、一日も早く皆が安心して旅行できる日を待つのみである。
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