約3ヶ月ぶりに訪れたタイのパタヤ。
前回訪れたのは2024年の6月。
たった3ヶ月間でもパタヤを離れると長く感じるもの。
日本の季節は夏から秋へと移り変わろうとしているが、タイは雨季が続くローシーズン末期。
今回の旅はパタヤのみ一ヶ月の滞在。
街の様子や食事、そして、初めて宿泊するホテル10軒のレビューを中心に今後ブログと動画で紹介していく。
今回のブログはパタヤで初めて宿泊したホテル1軒目「Bella Express」を紹介する。
Bella Express Hotel
パタヤで初めて宿泊するホテル1軒目は「Bella Express」。
パタヤを何度も訪れたいる方はよくご存知だと思う。
メインの利用者はインド人で、価格がリーズナブルであることで有名。
「Express」と書いてあるように、同じグループのホテルでは下位のカテゴリーに位置している。
すぐ隣にはグレードの高いホテル「Grand Bella」があり、こちらもインド人を中心に人気がある。
写真はパタヤカン沿いの入口。
奥へ進むと広い駐車場と5階建てのホテル全景。
もっとコンパクトなホテルを想像していたが、外観を見る限りなかなか大きなホテルだ。
場所
改めてホテルの場所を確認しておく。
パタヤカンに入口があるあため、パタヤカン沿いで間違いはない。
徒歩1分でセカンドロード、徒歩10分以内にパタヤビーチ、セントラルフェスティバル。
ソイブッカオの入口までは徒歩3分と好立地だ。
通りを挟んで斜め向かいには人気のホテル「オーガストスイーツ」。
周辺にはセブンイレブンや両替所のTTカレンシーも2軒ある。
あと、インド人向けのレストランやマッサージ屋さん多数。
チェックイン 14:00
チェックアウト 12:00
階層 5階建て
客室数 180室
改築年 2013年
レセプションとロビー
写真は日中のレセプション。
ロビーを含めて開放的で広さは十分。
ただ、なんとなくチープな感じは否めない。
筆者が空港から到着した時間は夜の8時過ぎ。
この時間は隣接する「Grand Bella」のレセプションでチェックインとなった。
このままアップグレードしてくれたらラッキーだが、そんなことはないか。。
当然だけど、レセプションの雰囲気はこちらの方が良く見える。
デポジットは無し。
( ´ ▽ ` )
こちら「Bella Express」側のロビーには電話や荷物を量る機器、ツアーパンフなどが置いてある。
ロビーを出たところにはマッサージ店も。
熟練の腕をもったおばさま方が数名座って待機している。
ローシーズンの影響もあった利用客が少ないようだ。
滞在中は前を通るたびに声をかけられたが、ホテル内のマッサージは少し高めの設定だと思う。
パタヤカン沿いなら1時間120バーツのタイマッサージ店舗が複数ある。
ホテルのエレベーターは2基。
滞在中混み合うことはなかったので2基あれば十分。
フロアの通りは広々、日中は陽の光が入ってかなり明るく感じる。
ドアのデザインは木目でこちらも悪くない。
客室
今回アサインされた5階のフロアマップがこちら。
L字のデザインに客室は30以上とかなり多い。
おそらく右下の数部屋はプールビューになっているはず。
アサインされた客室は519号室。
予約した客室は「スーペリア ダブルルーム」で一泊あたり朝食込みで3,400円。
客室の広さは30㎡で2人の滞在でも問題ないと思う。
鍵はカードキーでポケットに差し込んで通電する仕様。
客室に入るとすぐ横にセーフティボックスと簡易の洋服掛け、ハンガーが数本。
ダブルベッドは大きくやや硬め。高さは少し低いかな、、
ベッドの上にはバスタオルが2枚用意されている。
クッションは無し、大きめのソフト枕は2つ。
頭上に間接照明とスマホ等小物が置けるスペース有り。
ベッドサイドには机と電話機、電源コンセント、照明のスイッチ。
ベッドの向かい側に冷蔵庫、作業机、デザインチェア、鏡など。
冷蔵庫の上にはマグカップとインスタントコーヒー、紅茶も。
椅子が2つあるのは嬉しいが、一つは何とも座り心地が悪そうな感じ。
クッションでもあれば良いのだが。
鏡の下に電源コンセントがあるのでPC作業も可能。
テレビとエアコンのリモコン。パナソニック製のヘアドライヤー。
エアコンは比較的新しいダイキン製なので効き目はバッチリだ。
液晶テレビは32インチのシャープ製アクオス。
古いモデルではなさそうだが、残念ながらYouTubeの視聴不可。
テレビの下に電気ケトルとルームサービスのメニューが置いてある。
バスルーム
バスルームはかなりコンパクト。
正面にあるトイレはドアの方に少し斜めに設置されている。
もちろんハンドシャワー付き。
洗面台と大きな鏡は他のホテルと似たようなサイズ。
このクラスでもバスタブが設置されているのにはちょっと驚いた。
アレカロッジがリノベーションされる前のバスタブの雰囲気に似ている。
シャワーは手持ちタイプ一種類のみ。
熱々のお湯が出て水圧も申し分ないレベル。素晴らしい。
(・∀・)イイ!!
容器に入っている青色の液体はシャンプーだと思う。
アメニティはグラスとシャワーキャップ、綿棒と石鹸。
歯ブラシは用意されていないので持参するかコンビニで購入を。
バスルームは少し老朽化が見られるが、嫌な臭いもなく安心して利用できるレベル。
水回りは綺麗に保たれていると思う。
バルコニー
バルコニーには椅子もテーブルも無い。
ただ外に出て空気を吸うかタバコを吸うか、、そのレベル。
せっかくの広さもすぐ前がホテルの壁なので残念な眺め。
右端の方に少しだけシティビュー。
海側になるためヒルトンホテルやコンドミニアムが見える。
まぁ、天候を確認するための眺め、、その程度だと思った方が良さそう。
WiFi速度
WiFi速度はかなり厳しかった。
、、、(・ω・`)
これは客室によって当たり外れがあるかもしれない。
とてもじゃないけど安定して動画視聴は無理なレベル。
結局、滞在中はスマホに設定したesimを利用して過ごした。
朝食会場
ホテルの朝食は1階のロビー横になる専用の朝食会場を利用する。
提供されている時間は朝6時〜10時まで。
よく見ると「ランチブッフェ」が12時30分〜15時まで書かれている。
多分、利用客が少ないからか訪れた時は朝食のみの提供だったと思う。
ここの朝食会場はかなり広い。
ホテルの規模からすると驚くほどの広さ。
一度に100名くらいは利用できそうな感じ。
中央に料理が並び、左右に椅子とテーブルが設置されている。
ドリンク類はオレンジジュースとインスタントコーヒー、ホットミルク、インディアンティー。
「BONCAFE」なるコーヒーマシンが置いてある。
内容はコーヒー、グリーンティー、チョコレートの3種類。
なんだ、美味しいコーヒーが飲めるとウキウキで選んでみた。
が、これが甘すぎて全然マイアローイ。。
、、、(・ω・`)(・ω・`)
よくホテルで見かけるコーヒーマシンと違ってタイ人向けの味、甘さのようだ。
結局インスタントコーヒーを飲むしか選択肢がなかった。
せめてフィルターコーヒーくらいは用意してほしいところ。
ドリンクはイマイチだったけど他の料理はまずまず。
まずはサラダバー。このクラスのホテルでは標準的な品揃え。
ハム、チーズ、ドレッシング2種類にクルトンも用意されている。
スイカ、パイナップルにフルーツサラダ、ヨーグルト。
パンはタイでよく見かける薄くて小さい食パンにロールパン、クロワッサンなど。
バター、ジャム、マーマレードとこちらもまずまず。
ホットミールは以外と多かった。
写真の左側は主にタイ料理と洋食。右側の料理はインド料理。
インド人利用客が多いことから、料理が左右で分けられている。
タイ料理と洋食は約10種類、インド料理は5種類ほど。
朝食会場の右奥にはエッグスタンド。
目玉焼きとオムレツのような卵料理。
他にミニパンケーキも用意されていた。
こちらが滞在中に食べた料理。
フルーツ以外にミニケーキが3種類用意されていたが、インド人が凄い量を取っていたのが印象的。
インド人もタイ人と同じように甘党なのか??
ホットミールはカオモッガイや野菜炒め、チキン料理など。
コーヒーを除いて料理の味は悪くなかった。
翌日の料理がこちら。
チキンスープやパスタ、フライドライスなど。
ホットミールとミニケーキは日替わりなので飽きることはなさそう。
期待していなかっただけに朝食の内容はいい意味で裏切られた。
あとは美味しいコーヒーがあればな、、
プールとジム
「Bella Express」の敷地内にプールやジムは見当たらないが、隣にある「Grand Bella」の施設が利用できる。
「Grand Bella」は大きな棟が3つで構成され、その中央に大きなプールが設置されている。
他にフィットネスジムやサウナもあるようだ。
アレカロッジのプールと比較しても負けないほどの大きさ。
周りにはリゾート感を演出する木や椅子が並んでいる。
これだけの広さがあれば海に行かなくても良さそう。
短いけどウォータースライダーみたいなのも設置されている。
客室のデザインやホテル内の雰囲気はイマイチだが、このプールはとても魅力的。
(・∀・)イイ!!
プールサイドには小さなバーカウンター。
ドリンクだけでなく水着なんかも販売している。
同じくプールサイドにあるフィットネスジム。
広さはコンパクトで機材も最低限のレベルと思われる。
そーいえばインド人でフィットネスジムを利用してるの見たことがない、、
宿泊客の割合でインド人が多いため、ジムの需要が少ないのかもしれない。
まとめ
※動画でも公開しています。
初めて宿泊したホテル「Bella Express」。
良かった点とイマイチな点をまとめると下記のような感じ。
まずは良かった点。
リーズナブル価格、リゾート感のある大きなプール、バスタブ付き、デポジット無し。
あと、エアコンの効きやシャワーの熱いお湯、朝食の内容も良かった。
一方で残念な点がこちら。
ティッシュペーパーが無い、タオル類がバスタオルのみ、WiFiが不安定で繋がらない。
周辺にバービアがないため酷い騒音は無いが、室外機と冷蔵庫の音が少し気になった。
あち、気になるインド人宿泊客については滞在中全然気にならず、もしかしたら客室のフロアを分けるなど対策しているかもしれない。
円安、バーツ高、物価高で厳しい財布事情の中、少しでもホテル代を安く済ませるなら候補に入れてみても良さそうなホテルだった。
次回は初めて宿泊したホテル2軒目を紹介する。
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