今回から2025年7月から8月にかけて滞在したタイ(パタヤ)の旅を紹介していく。
リアルタイムでは11月現在タイのウドンタニに滞在している。
2年ぶりに訪れたウドンタニの様子はもう少し後に紹介するのでお待ちいただきたい。
なお、ベトナムのダナンに訪れた様子も控えているので、現在のペースでは年を越してしまうかもしれないけど。
悩ましいところだが、とりあえずペースを上げて公開していくしかない。
ということで、今回は関西からタイへ向かうフライトのレビューを紹介する。
キャセイパシフィック航空CX503便
2025年7月関西からタイへ向かう。
利用したフライトはキャセイパシフィック航空。一年に一回必ず利用するお気に入りの航空会社だ。
アライアンスは日本航空と同じワンワールド。コードシェア便としても運行されているので、JALのステータス会員も多く利用されていると思う。
インバウンドで溢れる関西空港。明らかに日本人より海外観光客の方が多い。

チェックイン
キャセイパシフィック航空のチェックインカウンターはE。
手前側のカウンターはエコノミークラスとプレミアエコノミークラス。奥はビジネスクラスと上級会員専用カウンター。

キャセイパシフィック航空はセルフチェックインが基本。パスポートをセンサーにかざして画面をポチポチ押せば航空券が機械から発券される。もちろん座席しても可能。

今回は香港経由で向かうため2枚の搭乗券がまとめて発券された。
スムーズに発券されるので問題はないのだが、なんとなくLCCの搭乗券みたいで安っぽく感じてしまう。
できればカラー印刷でしっかりとした搭乗券の方が好き。
ちなみに、スーツケースなどの預け荷物がある場合は預け荷物専用のタグも出力され、バゲッジドロップ専用のセルフカウンターで預けることになる。
もし操作が分からなくてもスタッフがフォローしてくれるので初心者でも安心して利用できる。
この日のチェックインは5分ほどで完了。早いし簡単操作なので時間に余裕ができてイイ感じ。
保安検査と出国手続きも8分で通過。これまた驚くほどスムーズに出国完了。

搭乗
今回利用するキャセイパシフィック航空は10時発のCX503便。
少しでも早くタイに行きたい方は9時10分発のフライトがおすすめ!
最短の乗り継ぎで15時台にはバンコクに到着する。
この日のCX503便出発ゲートは9番。11番ゲートにはタイ航空の777-300ERが駐機中。
このタイ航空TG623便は11時に出発してバンコクには15時45分に到着する。体の負担を考えるとやはり直行便がベストな選択肢と言える。

タイ航空との間にある10番ゲートにはこれまたタイへ向かうフライト。
同じ直行便でもスワンナプーム空港ではなくドンムアンへ向かうエアアジアX603便だ。
隣のゲートにタイ行きのフライトが2機も並ぶとは何だか不思議な感じ。

CX503便の搭乗開始時間は9時20分。
パッと見た感じ利用客は9割ほどで需要の高さが伺える。
改めてCX503便のフライト情報をお伝えしておく。
10時に出発して経由地の香港には13時5分に到着。フライト時間は4時間5分の予定。
また、今回のフライトはタイまで往復キャセイパシフィック航空で約6万円。
安くはないけどタイ航空よりは安かった。

機内
早めに並んでいたこともあって9時26分に機内へ。
座席は2−4−2の横8席仕様。これはLCCを除く他社の同機材でも同じ配列。

各座席にはヘッドレストと10インチサイズのパーソナルモニターが装備されている。
エコノミークラス後方は中央の座席が3席の並び。

座席と設備
筆者が指定した座席はエコノミークラス後方の窓側72K。
ブランケットやクッションは用意されていないが、CAさんに伝えれば個別に渡される。

シートピッチは握り拳2個分ほど。LCCに比べると広いが足を組むにはちと厳しい。
それでも4時間くらいのフライトなら全然余裕。

CX503便の機材はエアバスA330-300。
一世代前の機材ではあるが、多くの航空会社で現在も飛ばしているエアバスのワイドボディ機。
最近はエアバスのA350-900や後継機のA330-900に機材更新が進んでいる。

シートポケットにはヘッドホンと機内誌が予め用意されている。

キャセイパシフィック航空の機内コンテンツはとても充実している。
7言語に対応したシステムは日本語字幕対応の映画が多く、日本で公開されたばかりの最新作も視聴可能。
個人的には最新映画を視聴するためにキャセイパシフィック航空を選ぶこともあるくらい。
なお、画面の右下にはUSBポートが装備されスマホの充電が可能。
座席の下にはユニバーサルコンセントが装備されている。

フライトマップはもちろん3D対応。

エコノミークラスの後方区画はほぼ満席の状態。

機内食
10時25分に離陸したCX503便。11時40分頃に機内食のサービス。
1本早いCX567便だと朝食が提供されるが、CX503便では昼食扱いとして提供される。
本来であればエコノミークラスはメインを2種類から選択できるはずが、一方が品切れになったため選択肢はなし。和食と思われる内容は魚の煮付けがメイン。しばらく日本を離れるので和食でも全然大丈夫。
魚の煮付けはご飯がススム優しい味付けでとても美味しかった。
他に和蕎麦とフルーツ、パン、バター、ハーゲンダッツという組み合わせ。
ドリンクはアップルジュースをいただいた。

ハーゲンダッツはスモールサイズでバニラ味。
これがあるだけで満足度がアップ!機内で食べるアイスクリームはより美味しく感じる。

機内からの眺め
マレーシア航空はマンチェスターユナイテッドとのコラボ塗装機。
来年はマレーシア航空に乗りたい、、

関西空港を離陸後、大きく旋回して淡路島の上空を通過。
雲が少ないので島の形がよく分かる。

機内食を食べ終えて少しすると台湾の台北上空を通過。
雲が少し出てはいるが、それでも台湾の海岸線がはっきりと見える。

香港国際空港には現地時間の12時48分に到着。
17分の早着で乗り継ぎ時間にも余裕が出てくる。

香港到着後は乗り継ぎ手続きをササっと済ませてバンコク行きのフライトへ乗り継ぐ。
このあたりの流れもスムーズなので、乗り継ぎ時間が短くてもなんとかなりそうな感じ。
ちなみに、今回の乗り継ぎ時間は1時間30分。ラウンジに行く余裕はないのでそのままゲートへ向かう。

まとめ
動画は下記リンクからどうぞ。
ということで今回はキャセイパシフィック航空CX503便のフライトレビューでした。
少しでも早くタイに着きたい!そんな方は1本早いCX567便を利用すれば最短の乗り継ぎで15時台にバンコクに到着する。
ただ、機内食は朝食扱いになるためハーゲンダッツではなくヨーグルトが提供される。
一方、CX503便は昼食として提供されるため、もれなくハーゲンダッツがついてくる。ハーゲンダッツにこだわるならCX503便を選ぶ必要がある。
あと、機材については今回利用したエアバスA330-300、もしくは新しい機材のA350-900で運行されているので機内設備については十分満足できると思う。
それにしても劇場で公開中、もしくは公開前の作品が機内で視聴できるのはとても大きなメリットに感じる。
バンコクまでのフライトも最新映画が楽しみだ。

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