2025年も足早に1週間が過ぎた。
年末は比較的気温の高い日が続いたが、年が明けて一気に寒くなった。
年末年始タイで年越しをされた方々は、厳しい寒さに現実を感じているに違いない。
そして、年末年始日本で過ごした筆者はもう少しでタイへと飛び立つ。
2025年最初の目的地はタイのパタヤだ。
当初の予定ではベトナムのダナンも滞在を予定していたが、いろいろ諸事情があって一旦帰国後、改めてダナンへ向かう予定。
2025年年が明けたパタヤ、久しぶりのダナンをたっぷり撮影してくるのでお待ちいただきたい。
さて、2024年10月に訪れたタイのパタヤ編。今回は経由地の香港から関西空港到着までのフライトを紹介する。
香港国際空港
タイのバンコクから経由地の香港国際空港に到着。
時刻は20時45分。
次のフライトまでたっぷり時間がある。
とりあえず乗り継ぎ手続きサクッとすませて出発フロアで向かう。
気になる乗り継ぎ手続きだが、利用者が少なかったことから5分ほどで完了。
待ち時間ゼロだとあっけないほど簡単に手続きが完了する。
ストレスフリーで余裕。
20時54分には出発フロアに到着。
今回乗り継ぐフライトは関西へ向かうCX566便。
出発時刻は深夜1時50分。眠気を我慢しながらの搭乗となる。
ちなみに、搭乗開始時刻は40分前の1時10分。
ざっくり4時間ほどの乗り継ぎ時間だ。うーん、微妙な長さ。
CX566便の5分前にLCCのPeachが関西へ向けて出発する。
Chase Sapphire Lounge by The Club
さすがに4時間ぼーっと過ごすのはキツいのでラウンジへ。
往路で利用した「KYRA LOUNGE」もいいけど、食事の質はこちらの方が上だと思う。
プライオリティパスで利用可能な「サファイアラウンジ」。
ドリンクはビールやリキュール類、ソフトドリンクの他にフレッシュジュースが充実している。
りんご、オレンジ、パイナップルなど。
この時間にビールを飲むと空港内で就寝してしまう恐れがある。
そのため、アルコールは遠慮してフレッシュジュースをいただく。
ミニスイーツやフルーツ、サラダ、ハムなど。
味はもちろん、見た目の盛り付け方も綺麗だ。
こちらは中華風のサラダ。
あんまり美味しそうに見えないけど、どんな味なんだろうか、、
気にはなりつつも、結局味見することなくスルーした。
こちらのコーナーはカットされていないフルーツ類。
他にクラッカー、チーズ、ピタ、マフィンなど。
軽食は入り口の近くに用意されている。
メインとなるホットミールは奥のコーナー。
スープも含めて6種類ほどが並んでいる。
ということで、今回選んだ料理とドリンクがこちら。
アップルジュースとミニケーキの盛り合わせ。
メインの肉料理はQRコードでオーダー可能。
他に麺料理やご飯ものも提供されている。出来立てを食べることができるのが最大の魅力。
気になる味付けはちょっと濃いめでご飯がほしくなる。
なんか、居酒屋の料理みたいで思ってたのと違った、、。
左端に見えるマンゴとタピオカのスイーツもQRコードで注文した料理。
こちらはあっさりした甘さで量もちょうど良かった。
炭水化物はないが、実は機内食の食事でお腹がほとんど減っていなかった。
思い返せば、、15時にカオマンガイ、18時に機内食と立て続けにガッツリ食べている。
そりゃお腹が減らないわけだ。しかもほどんどの時間を座席に座って過ごしている。
間違いなく体重が増加している。。
いろいろ食べたかったけど、もう無理。お腹がいっぱいでもう入らない。
気がつけば、ラウンジ内は日本人だらけ。深夜便は日本行きのフライトが集中するので納得。
キャセイパシフィック航空 CX566便
ラウンジを後にして空港内でのんびり過ごす。
ノートPCを開いてデータ整理をしたり、スマホ内の写真を見返したり、、
いい感じで乗り継ぎ時間を過ごすことができた。
そろそろ出発ゲートへ向かう。
CX566便のフライト時間は3時間30分。
深夜1時50分に出発して早朝6時20分に到着する。
出発ゲート
この日のCX566便は41番ゲートから出発する。
縦長の大きなディスプレイは情報が見やすくて便利。
これと比べると関西空港の出発ゲートって地味に思えてならない。
いや、悪い意味ではなく、もう少し見栄えを良くすればいいのにって思う。
ゲートの入口は顔認証システムが導入され、パスポートも搭乗券も提示する必要がない。
カメラに顔を向けて認証されると、自席の番号が表示される。これ、とても便利な機能。
横長のディスプレイも情報量が多く見やすい。デザインというかセンスがいいよね。
座席と設備
ほぼ定刻通りに搭乗が開始される。
小さな子どもやサポートが必要な方、ビジネスクラス、上級会員に続きエコノミークラスの搭乗案内。
筆者はなるべく人がいない状態で撮影したいので、早めに搭乗するようにしている。
機材はエアバスのワイドボディ機A330-300。往路で利用した機材と一緒。
座席は2-4-2のアブレスト。
機材は新しくないけど、座席のデザインや色は清潔感があって好き。
可動式のヘッドレストが装備。
また、予めブランケットとクッションが用意されている。
シートピッチは握り拳2個分ほどで国際線の標準サイズ。
4時間くらいのフライトなら全然余裕。圧迫感がなく快適に過ごせる。
(・∀・)イイ!!
今回指定した座席はエコノミークラス後方区画の73A。
窓側を指定。隣は空席でストレスフリー。
今回、キャセイパシフィック航空を利用した4区間は全て隣が空席だった。
キャセイの平会員だが、少しは優遇してもらえたのかもしれない。
これだけ快適だと2025年も利用したくなる。
前のシートポケットにはヘッドホンと機内誌。
離陸前から機内エンターテイメントを楽しむことができる。
機内エンターテイメント
キャセイパシフィック航空で一番魅力に感じているのは豊富な映画作品。
最新作はもちろん、旧作もすごい数が収録されている。
ざっくり200本以上はありそうだ。しかも、日本語字幕の対応作品が多い。
(・∀・)イイ!!
あと、ディズニープラスの作品が視聴できるのも素晴らしい。
筆者は往復の機内で4本の新作を視聴することができた。
こちらはフライトマップの映像。
モニターの大きさは9インチほどとやや小さいが、フライトマップがとても見やすく楽しめる。
写真は台湾上空を通過中のCX566便。
到着時刻は6時7分と少し早着の予定。
機内食
離陸後30分ほどで機内食が配布される。
深夜2時30分過ぎということもあり、さすがに食事の内容は簡素なもの。
飲料水のペットボトルと軽食のBOX。
種類は選べず一種類のみ。
内容はサンドイッチ、マフィン、フルーツ、クッキー。
軽食というよりは軽い朝食といった感じ。
箱で提供されるため、睡眠を優先される方は無理に食べなくても大丈夫。
箱と水は強制的に回収されることもなく、食べるタイミングは各々に任せるようなスタイル。
到着1時間前にサクッと食べれば朝食として味わえる。
機内食として捉えると乏しい内容が、時間を考えればこちらが正解だと思う。
サンドイッチの具材はトマトとチキンが入っていた。
量は少なめだが、味付けはとても美味しかった。
深夜はこれくらいで十分。
トイレ
お腹を満たした後はトイレに向かう。
残念ながら歯ブラシは用意されていなかった。
機材は古くても清潔に保たれている。
機内からの眺め
現地時刻2時6分に離陸したCX566便は、香港の夜景を眼下に一路東へと速度を上げる。
深夜3時頃には台湾上空を通過。
こちらも眼下に夜景が広がって綺麗だ。
少し雲がかかってはいるものの、深夜でもこれだけの街明かりが観える。
深夜便でも素敵な景色を眺めることができる。
( ´ ▽ ` )
台湾を通過後、沖縄、九州、四国の上空を通過。
目的地まで23分。深夜のフライトは眠気との戦いだった。
タイからの直行便だと5時間ほど睡眠がとれるが、香港からだと最長でも3時間ほどしか眠ることができない。
翌朝から仕事や予定がある方は間違いなく睡眠不足だろう。
夜が明ける頃には着陸態勢に。
2024年最後のフライトも終りが近づいてきた。
四国を通過して関西空港着陸まで10分。
到着するまでは旅気分。頭の中ではパタヤ滞在中の思い出と、次の予定を考え始めている。
遅延することなく季節が進んだ関西空港に到着。
11月、、秋というより冬が始まりそうな空気。
シャツとパーカーではちょっと寒い。
多くの訪日観光客と一緒に機内から入国へと向かう。
関西空港到着
関西空港では現在もリノベーション工事が進められている。
大阪万博が始まる頃には大きく変わっているかもしれない。
それにしても、この通路の狭さよ、、
スーツケースを受取、税関を通過。
飛行機を降りてから到着出口までは約15分ほど。
日本人は入国審査が顔認証なのでスムーズで早い。
時間がかかるとすれば、預け荷物の受取で左右されるくらい。
CX566便は7分早着の6時13分に到着。
到着ロビーには早朝とあって利用客が少ない。
なんとなくコロナの時期を思い出した。
3年前の今頃はタイからシンガポール経由で帰国。
大きな機材に搭乗客は20名ほどだったと思う。
そのときと似たような静かさだが、見た目は全然違う。
多すぎるほどのフライト情報と関西万博のPR、マスクをしていない人々。
もうPCR検査も必要なく、当たり前のように旅ができることを改めて嬉しく思う。
さぁ、次は2025年の1月だ。それまでは少しの充電期間と動画、ブログ編集の日々。
まとめ
※動画でも公開しています。
今回利用したキャセイパシフィック航空CX566便。
深夜1時50分出発ということで睡眠不足覚悟でのフライトとなる。
機内食の内容はフライト時間に見合ったものなので問題なし。
座席と機内設備、エンターテイメントも国際線としては十分合格点だと思う。
CX566便は筆者のように第三国から乗り継ぎを対象とした場合にメリットがある。
現地を夜に出発して、香港経由で早朝に帰国。このパターンが当てはまる場合には便利。
正直、香港からの帰国だけで利用するなら、日中のフライトを利用するのがベターだと思う。
それにしても、キャセイパシフィック航空は評価が高いだけあって機内でも快適に過ごせた。
今後、価格も考慮したうえで利用頻度が多くなるかもしれない。
気になる方はキャセイパシフィック航空を是非検討してみてほしい。
次回はパタヤ滞在中の食事を紹介する。
コメント