例年通り、年越しそばを食べて2025年を迎えた。
読者の皆様、明けましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
パタヤで年越しを迎えられた方は盛大に楽しまれたことと思います。
筆者は食べて、寝て、甥っ子のゲーム相手となって、、それくらいしか記憶がない。
まぁ、これが正月らしさでもあるかと。
でも、そろそろお正月気分も終わりに近づき、憂鬱な日常がスタートする。
とりあえず今年も健康で平穏な日々を送りたいと切実に思う。
さて、そろそろ本題へ移ろうかと思うが、2024年10月〜11月の旅がまだ終えていない。もう少し2024年の旅にお付き合いいただきたい。
今回はタイから関西へ帰国するフライトの前編を紹介する。
スワンナプーム空港
2024年最後のタイ滞在を終えて帰国する。
何年経っても、どれだけ長くパタヤに滞在しても、離れる時の寂しさは変わらない。
これは多くのパタヤファンに共感いただけると思う。
スワンナプーム空港までは最近の定番「ベルトラベルサービス」のバスを利用。
13時にパタヤを出発して空港には14時50分に到着。少し渋滞に巻き込まれても2時間弱くらいが目安だ。
夜とは比べるとやや少ないが、それでも日中のスワンナプーム空港は利用客で賑わっている。
今回のフライトは往復キャセイパシフィック航空。
一番乗り継ぎ時間が少ないのは19時15分に出発するCX702便。
が、今回は乗りたい機材を優先したので、少し早い時間に出発するCX630便を予約。
ちなみに、CX630便はシンガポールからタイ、タイから香港というフライトスケジュール。
チェックイン
キャセイパシフィック航空のチェックインカウンターはROW RとS。
出発する約2時間前だがカウンターには列ができていない。
ん??こんな光景をスワンナプーム空港で見たことがない。
どのチェックインカウンターも長い列ができて当たり前だと思ってた。
理由が分からないままチェックインカウンターに向かおうとしたところ、スタッフに止められた。
英語での説明を聞くと、どうやら搭乗券はセルフチェックインで行うよう案内しているそうだ。
最近関西空港でも導入されている「KIOSK」ってやつ。
もちろんキャセイパシフィック航空も対応している。
こちらの画面に予約時のQRコード(スマホ画面)をかざし、続いてパスポートを読み込ませる。
あとは座席指定も可能で、ペラペラの搭乗券が乗り継ぎ分を含めて2枚出力された。
LCCでもないのにペラペラの搭乗券はちょっと寂しい気持ちになる。
この後、預け荷物はチェックインカウンターで行う流れ。
筆者は20kg未満のスーツケースがあるので、搭乗券とパスポートをもって通常とおりチェックイン。
セルフチェックイン機「KIOSK」が多く設置されているので待ち時間はなし。
また、スタッフの方がサポートしてくれるので初心者でも大丈夫だろう。
出国
預け荷物の対応も含めて、チェックイン完了まで7分ほど。これは早い!最短記録だ。
そのままの流れで保安検査と出国手続きへ向かう。
この時間帯は比較的空いていたことから7分で出国完了。これまた最短記録更新。
(・∀・)イイ!!
どちらも待ち時間なしで、パスポートコントロールにおいては顔認証に変わっていた。
関西空港と同じような流れで驚くほどスムーズに出国完了。
Miracle Lounge
搭乗時間までまだ1時間30分ほどあるためラウンジへ向かう。
いつもはエールフランスかオマーン航空のラウンジを利用するが、今回はゲートDの「Miracle lounge」へ。
もちろんプライオリティパスに対応。
昼食を食べていなかったので、ラウンジで遅めの昼食をいただく。
ソフトドリンクはコーラやファンタ、シュウェップスなど定番のラインナップ。
ビールはハイネケン、シンハー、LEO、CHANGと一通り揃っている。
ホットミールはスープも含めて6種類ほど。
チキンや麺料理など無難な品揃え。
クッキングカウンターでは「カオマンガイ」「クイッティアオ」「エビのワンタンスープ」の3種類が提供されている。
年内最後の「カオマンガイ」を中心にスープと野菜、チキン、サンドイッチ、パフなどを選んだ。
ここの「カオマンガイ」はなかなかの美味しさ。
( ´ ▽ ` )
たくさん食べたいところだが、離陸後すぐに機内食が出るはず。
あまり食べすぎないようセーブをしてラウンジを後にした。
キャセイパシフィック航空
キャセイパシフィック航空CX630はF6ゲートから出発する。
毎回EかGのゲートが多く、Fゲートを利用した記憶がほとんどない。
いざ向かってみるとEやGに比べて明らかに飲食店が多い。
特に印象的だったのが日本料理のお店だ。
こちらは「うま味 日本居酒屋」、、空港の雰囲気と全然マッチしてない。
、、、(・ω・`)
日本食の流行りから出店しているのだろうが、さて、いったいいつまで続くかな。
お客さんが入っているので需要はありそうだが。
こちらも同じく日本食のお店。
その名も「BENTO SUSHI」。でも、表に出ている看板にはHot & Spicyのラーメンの写真。
「弁当」「寿司」は日本食としてのアピールであって、中身は日本食全般を扱っているようだ。
タイの日本食店を通り抜けると出発ゲートに出る。
ここまで来るとスワンナプーム空港の雰囲気全開。
独特の形状をしたデザインと開放的な空間が素敵。
Fゲートの最果てF6に到着。
ラウンジを出てから少し早歩きで約10分と遠い。
スワンナプーム空港は広いのでゲートへは余裕をもって向かいましょう。
搭乗
CX630便の機材はエアバスA350-900。
エアバス製ワイドボディ機の中では最も主流の機材だ。
エアバスA330-300と比べて燃費効率や機内設備が向上している。
今回のフライトCX630便は16時55分に出発、20時40分に到着予定。
フライト時間は2時間45分。
16時20分頃に搭乗開始。
筆者はエコノミークラス後方の窓側70Aを指定。
幸い隣は空席だった。
エコノミークラスの座席配列は3-3-3の横9席仕様。
全ての座席に11インチサイズのパーソナルモニターが装備されている。
シートモケットはグリーンとグレー系の2色。
座席には可動式のヘッドレストが装備されている。
ブランケットやクッションは用意されていなかった。
※CAさんにお願いすれば提供される。
座席と設備
座席の背もたれにあるシートポケットには機内誌とヘッドホンが用意されている。
離陸前から機内エンターテイメントが楽しめる。
背もたれにあるテーブルは現在主流の二つ折りタイプ。
パーソナルモニターのすぐ下にはスマホやタブレット専用のテーブル。
奥にはケーブルを収納できるポケットが見える。
右側に見える円形の部分はドリンクホルダー。
もちろん、USBポートも装備されている。
シートピッチは握り拳2個以上でかなり広い。
少し頑張れば足を組めるくらい余裕がある。
これなら長距離のフライトでも大丈夫そうだ。
座席の下にパソコン用の電源コンセント装備。
機内エンターテイメントはかなり充実している。
最新作の映画が多く、古い作品を含めれば200本ちかくありそうな感じ。
日本語字幕対応の先品も多く、機内では暇になることがなかった。
(・∀・)イイ!!
新しい機材だけあって機外カメラが装備されている。
こちらは尾翼からの映像。
もう1箇所、機内の下に装備されている機外カメラがこちら。
離陸後、どんどん上昇する映像は見応えがあるかもしれない。
フライトマップは高精細で情報量も多い。
飛行機を大きくすると、機材がA350-900であることがしっかり再現されている。
機内食
離陸後40分ほどで機内食が提供される。
エコノミークラスでも2種類から選べるが、後方だったため1種類しか残っていなかった。
メインは豚肉が入った麺料理。味付けが少し濃いめで具材も多い。なかなか食べ応えがあって美味しかった。
メインの他にロールパンと甘いカットフルーツ、そして嬉しいハーゲンダッツも。
ハーゲンダッツの味はチョコレート。
短距離でもこれがあるだけで満足度が高い。
( ´ ▽ ` )
ただ、最後まで置いておくと溶けてしまうので、早めに食べた方が良さそう。
機内食と同時にドリンクサービスも提供される。
ソフトドリンク、ビール、ワインなど。
機内サービスを終えると照明が暖色系から深い青色とオレンジ色に変更される。
サンセットを照明の色で表現していると思われる。
機内からの眺め
機内からの眺めがこちら。
日没前は綺麗な青色と雲、特徴的なウイングレットでうっとりさせられる。
大きな揺れもなく香港まで快適そのもの。
香港到着
利用した日のフライトはハノイとダナンの間を通過して南シナ海に抜けるルート。
予定より24分早く現地時間20時16分に香港国際空港に着陸。
フライト時間は2時間14分で、機内食を食べて映画を1本視聴すれば到着する感じ。
短距離路線で、且つ、乗り心地が快適なので、もっと乗っていたいと思えるフライトだった。
このあと、関西行きのフライトまで5時間ほど乗り継ぎ時間がある。
足早に乗り継ぎ手続きを済ませてラウンジへ向かう。
まとめ
※動画でも公開しています。
初めて利用したキャセイパシフィック航空のCX630便。
目的であるエアバスA350-900は期待通り快適な乗り心地だった。
また、11インチサイズのモニターや豊富な機内エンターテイメントも十分堪能できた。
あと、2時間ほどのフライトでも美味しい機内食、特にハーゲンダッツが付いてくるのは嬉しいポイント。
乗り継ぎ時間が少しくらい長くなっても、新しい機材の方が利用価値は高いと思う。
パタヤのホテルをお昼にチェックアウト、移動時間も考えれば17時頃のフライトはベストかもしれない。
いろいろな条件の中で、フライトを楽しむ点においてCX630便はかなりオススメ。
次回は乗り継ぎで利用したラウンジと関西までのフライトを紹介する。
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