【フライトレビュー】厦門航空MF835便で福州から関西へ(タイから帰国フライト後編)

厦門航空の機内食 飛行機

 

2024年のGWが明け、日常が戻ってきた。

連休中は多くの方がタイに訪れたんじゃないでしょうか。

どこかのニュースでは韓国に次いで2番目にタイが多かったとか、、

あと、ベトナムも物価が安いのでオススメの渡航先として紹介されてたっけ。

筆者は自宅に篭ってAmazonプライムの映画を観たり、ベッドでゴロゴロしたり、、

でも、次回の旅の準備は少しづつ進めているので、近々紹介する予定です。

さて、今回のブログはタイから帰国のフライトで利用した厦門航空の後半を紹介する。

 

福州長楽国際空港

 

中国の福州で厦門航空のトランジットホテルを利用。

【関連記事】「中国の福州でトランジットホテルサービス」

翌朝7時のシャトルバスで空港へ向かい、無事チェックイン。

貸切状態の「FIRST CLASS LOUNGE」で軽く朝食を食べてゲートへ向かう。

利用する厦門航空MF835便のゲートは32番。

福州長楽国際空港

 

ボーディングタイムは8時35分。

ゲート前には大阪へ向かう多くの中国人と日本人もチラホラ。

ちょうど春休みの時期と重なったので大学生と思われる。

福州長楽国際空港32番ゲート

 

厦門航空MF835便

 

厦門航空MF835便について少し紹介する。

福州から関西空港までのフライトで、スケジュールは下記のとおり。

福州発:8時35分 関西空港着:12時20分

フライト時間2時間45分

今回の費用はバンコクから関西空港まで片道約2万4千円。

預け荷物は23kまで無料、機内持ち込みは5kgまで。

機材はボーイング737-800。

ちょうど、隣のゲートに駐機している機材と全く同じモデル。

日本国内でも同機材は多く利用されており、海外でもメジャーなナローボディ機だ。

厦門航空の737-800

 

機内安全ガイドは年季が入っているのか折り目が多数。

本当に読んでるのか、はたまた邪魔扱いされてクシャクシャになってるだけか、、

過去の経験からきっちり読んでいる方はかなり少ないと思われる。

そもそも、昨今は機内安全ビデオを視聴するのが当たり前になってきたため、

改めてガイドを読む必要性が薄くなっていると思う。

厦門航空のセーフティガイド

 

座席と設備

 

機内の座席は3列+3列の横6席仕様。

シートモケットは明るいブルーで爽やかな印象を受ける。

LCCでよく見られる革張りのシートより、個人的にはこちらのシートの方が好み。

厦門航空の機内

 

座席にヘッドレストは装備されていない。

また、パーソナルモニターも無し。

さらに、ブランケットやクッションも用意されていない。

厦門航空の座席

 

座席にあるのはテーブルだけ。

とてもシンプルな座席周りで、LCCとなんら変わらないレベル。

広告が印字されているヘッドカバーはなんとも安っぽく見えてしまう、、

せめて「厦門航空」の専用カバーを取り付けてほしいところ。

、、、(・ω・`)

今回アサインされた座席は前から4列目の44A。

バンコクからのフライトに続いて、今回もオールエコノミークラスの機材。

厦門航空の座席

 

残念な機内設備ではあるが、シートピッチは以外と広い。

握り拳1個半くらいで国際線としては合格レベルだと思う。

(・∀・)イイ!!

厦門航空のシートピッチ

 

各座席ごとにモニターは装備されていないが、

天井には写真のようなモニターが装備されている。

ただし、モニターは4〜5席に1台の間隔となるため、

後方の位置からだとモニターが小さくてよく見えない。

厦門航空の機内安全ビデオ

 

機内サービス

 

タイのバンコクから福州へ向かうフライトと同様に、

離陸前にペットボトルの飲料水が全員に配布される。

また、今回はナッツも一緒に配布された。

とりあえず離陸するまでおとなしくしておいてね、、そんなメッセージが含まれてるかもしれない。

厦門航空の機内サービス

 

機内食

 

福州長楽国際空港を9時8分に離陸。

で、、今回もしばらくの間シートベルト着用サインが消えなかった。

めっちゃ長いのが謎。。

、、、(・ω・`)(・ω・`)

過去に利用した多くの航空会社では離陸後10分ほどで”ポーン”っと鳴ってサインが消える。

なのに「厦門航空」では大きな揺れもないままジッと30分ほど我慢の時間が続く。

ようやくシートベルト着用サインが消えるとすぐに機内食の配布。

離陸から35分後が経過していた。

メインは2種類から選択可能。この時はポークとチキンだったような、、

で前者のポークを選択。あと、お楽しみが詰まっている箱ももれなくセット。

厦門航空の機内食

 

メインは豚肉の炒め物と野菜、ゆで卵のハーフ。下にご飯が隠れている。

味付けは中華風で日本人でも全然食べれる内容。

しっかりと完食。

厦門航空の機内食

 

お楽しみの箱には乳酸飲料、フルーツ、パイナップルケーキ、ザーサイ、スナック。

今回も盛りだくさんの内容。

(・∀・)イイ!!

厦門航空の機内食

 

フルーツはメロンとりんご、フルーツトマト?の組み合わせ。

甘さがあってかなり美味しかった。

機内食のフルーツ

 

あと、意外だったのは写真のパイナップルケーキ。

台湾のパイナップルケーキと遜色ない美味しさと甘さ。

厦門航空の機内食でコレが食べれるとは予想外。

( ´ ▽ ` )

パイナップルケーキ

 

機内食と一緒にドリンクサービスも提供される。

いや、正しくは食事が先で少し遅れてドリンクが提供されるスタイル。

まぁ、離陸前に配布された飲料水があるのであまり気にならなかった。

今回はコーラを注文。他にオレンジジュースやビールも提供されている。

厦門航空のドリンクサービス

 

機内からの眺め

 

機内からの眺めがこちら。

福州長楽国際空港を離陸した直後は街がよく見渡せる。

福州の街並み

 

少しして雲の上に出るのだが、、なんだかクリアに見えない。

雲の下はさらに霞んで見えづらい感じだった。

おそらく中国の上空を飛行していると思われる。

機内からの眺め

 

時間が経つにつれて視界がクリアになってきた。

上の写真と比べれば一目瞭然。

日本上空では深い青色とグラデーションがはっきりと分かる。

機内からの眺め

 

どのような経路で運行している分からなかったが、

厦門航空MF835便は福州を離陸後、上海へ向けて北東へ移動。

その後、上海から東へ向けて五島列島、九州の北部、高松付近を通過した模様。

写真は高松空港上空を通過中に撮影したもの。

高松空港の上空

 

淡路島に沿って北上し、神戸空港、建設中の万博会場を見ながら最終の着陸体制に。

いろいろ課題が山積みの万博開催まで約1年、、どうなるんでしょうか?

工事中の万博会場

 

関西国際空港に到着

 

関西空港連絡橋を通過して着陸。

この日の厦門航空MF835便は12時27分に着陸。

関西空港連絡橋

 

飛行機を降りてから約20分で出口に到着。

1ヶ月ぶりの関西空港。ただいま。

関西空港第一ターミナル

 

フライト情報では予定より2分遅れの12時32分に到着。

中国各地からのフライトも回復してどんどん賑やかになっている。

よく見ると次回の旅で利用する航空会社が含まれている、、

フライト情報

 

まとめ

ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。

【Youtube】「厦門航空MF835便」

 

今回タイからの帰国で利用した「厦門航空」。

以前からあまりの安さに気にはなっていた、、

最安値だとタイから関西まで片道1万7千円代というの激安も、、

いろいろ悩んでいるうち値上がりして結局2万4千円で購入となった。

当初は価格の安さと中国経由に少し不安を感じていたので敬遠していたのだが、

いろいろ調べてみると無料のトランジットホテルや預け荷物も23kgまで可能と、

価格以上のメリットがあると分かったので購入に踏み切った。

台湾や東南アジア経由になると円安の影響もあってちょっと手が出しにくいが、

日本からバンコクへ向かう中国の航空会社は全体的に価格が安い。

そんな中、厦門航空はフライトスケジュールも悪くない条件だった。

実際に利用してみて率直な感想は全然アリだと思う。

機内エンターテイメントは無いものの、機内食の内容とサービスは満足できると思う。

また、シートピッチが国際線の標準レベルなので狭いと感じることもないはずだ。

今回、筆者は福州経由を選んだが、厦門経由という選択肢もある。

フライトスケジュールは似たような感じなので、どちらを選んでも悪くないと思う。

今後もしばらく円安が続く中、少しでも航空券を安く抑えるのに「厦門航空」を利用してみてはどうだろうか。

次回からいよいよカンボジア滞在編を紹介する。

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