しばらくブログの更新が遅れてしまった。
サボってたわけではないが、
いろいろと忙しくブログを書く時間が犠牲になってしまった。
あと、既にお気づきの読者様もいると思うが、
ブログのデザインを少し変更させていただいた。
まだ、手直しの途中なので、少しづつ時間かけて修正していこうと思う。
さて、いよいよゴールデンウィーク間近。
連休を利用して海外旅行を計画している方も多いと思う、、が、
残念ながら円安の勢いがずっと変わらないまま。
どうなってんだ?ってツッコミたくなるような円弱である。
もはや期待するのも嫌になってくるレベルである。
ニュースを観ていると後々の社会保障や海外からの働き手、国内人材の留学等、、
日本の将来にとって厳しい状況になりかねないとの内容が多い。
身近なところでは、秋頃に現在よりも物価高の影響が出ると予想されている。
ダメだこりゃ。。
ということで、気を取り直して本文へと移る。
今回はタイから関西へ帰国する際、経由地で利用したトランジットホテルを紹介する。
福州長楽国際空港
今回、タイからの帰国で利用した航空会社は「厦門航空」。
中国の厦門や福州をハブとするスカイチーム加盟の航空会社だ。
日本では関西と成田に就航している。
今回は経由地の福州で乗り継ぎ時間が10時間もある。
預け荷物はスルーバゲージ不可のため一旦入国する必要がある。
案内表示に従ってイミグレーションへ向かう。
パンデミック後、初めて中国へ入国することになる。
写真のエスカレーターで下に向かうと手前に健康観察のゲート、
その次にイミグレーションという流れ。
今回は通常の入国ではなく、トランジットのための入国手続きを行う。
※中国の一部の空港では乗り継ぎ時の72時間〜144時間以内のトランジットビザ免除措置が適用されています。
イミグレーションの手前にテーブルと椅子が用意されている。
こちらのテーブルで写真のような入国カードを記入する。
ほとんどの項目は通常の入国カードと大差ないと思うが、
ホテル名については英語でトランジットホテルと記入しておいた。
また、担当のスタッフが常駐しているので、分からない箇所があれば確認することも可能。
あと、パスポートと翌日利用する航空券のEチケットを提示するよう指示があった。
記入が終われば目の前のイミグレーションでサクッと入国完了。
全然難しくないので心配ご無用。
( ´ ▽ ` )
トランジットホテルの手続き
入国を終えた後はトランジットホテルの手続きだ。
このサービスは今回利用した「厦門航空」で無料提供されている。
事前情報では写真のカウンターで手続きするよう説明されていたが、
残念ながらこちらは無人で誰もいない状態。
前にいる中国人の方が親切にあっちだよと教えてくださった。
谢谢!
その場所とはすぐ隣にある「福州ツーリストインフォメーションセンター」。
既に15名ほどが列を作っていた、、
とりあえずすぐに並んで順番を待つしかない。
と、5分後には筆者の後ろに20名ほどの列が出来ていた。。
時刻は夜12時。眠い。。
いつになったらホテルにチェックインできるのだろうか、、
結局、20分並んでホテルのバウチャーをゲットした。
ここで注意してほしいのが、無料で提供されている客室は「ツインルーム」ということ。
一人で利用する場合、見ず知らずの他人と相部屋になってしまう。
筆者は「厦門航空」が加盟しているスカイチームの上級会員なので、無料で一人部屋にしてもらえるか聞いてみた、、
結果、残念ながら2023年の途中でサービスは終了しているとのこと。
トランジットホテル
とりあえずバウチャーを片手にホテルへ急ぐ。
今回アサインされたホテルは空港から7分の場所にある
「Fuzhou Fliport Garden Hotel」。
空港を出ると目の前にタクシー乗り場がある。
さすがに徒歩で行ける距離ではないので、手っ取り早くタクシーで向かう。
タクシーの前にいた空港スタッフにホテルのバウチャーを見せて行き先を伝えた。
すると、、目の前に停車しているバスを案内された。
シャトルバス
こちらが案内されたバス。
バスの行き先がどこかもよく分からないが、
空港スタッフによるとどうやらシャトルバスのようだ。
バスのドライバーにホテルのバウチャーを見せると間違いなさそうだった。
バスの車内は観光バススタイル。
まだ利用者は少なく、しばらく停車したまま。
時刻は12時35分、、利用客が多くなった時点でバスは出発。
ここでのタイムロスは厳しい。
、、、(・ω・`)
というか本当に眠いので早くホテルのベッドで横になりたい。
チェックイン
ホテルには予定通り7分ほどで到着。
時刻は12時43分。
バスの乗客が一斉にチェックインするため、またもや行列に並ぶ。
これならお金を支払ってでもタクシーの方が良さそうだ。
チェックイン待ちの最中に、スタッフが翌日のフライトを確認して回る。
更にフライトに間に合うようシャトルバスの時間を伝えていた。
トランジットホテルらしいサービスで好印象。
日本人の姿もチラホラ見かけた。。多分、大学生かな。
結局、チェックイン待ちで20分ほどかかった。
ひたすら眠い。。
あと、一人部屋を利用するため150元(約3,000円)を現金で支払った。
他人との相部屋は無理っす。
、、、(・ω・`)(・ω・`)
チェックインの手続きを終えると自力で客室へ向かう。
A棟とB棟に分かれているようで、今回は奥にあるB棟の客室をアサインされた。
客室の番号は6階の8637号室。
廊下の雰囲気はシティホテルといった感じ。
客室
アサインされた客室は一番端にあった。
エレベーターから遠くて辛いのー。
客室自体はシンプルなダブルベッドルームといった感じ。
床にはカーペットが敷かれて全然安っぽくない印象。
パタヤだと4つ星くらいのレベルに相当すると思われる。
大きな枕が4つ、天井の照明が多くデザインも悪くない。
(・∀・)イイ!!
ビジネスマンが利用しやすそうなガラス製の作業デスク。
ベッドの向かいには40インチサイズと思われる液晶テレビ。
ちなみにメーカーは「Skyworth」、、まぁ、中国製でしょうな。
入り口近くにあるクローゼットの中にセーフティボックス。
ハンガーも数本用意されている。
スーツケース置き場の下にはスリッパーが用意されていた。
こちらはホテルの備品が用意されている。
電気ケトルやマグカップ、インスタントコーヒーなど。
無料の飲料水は2本。
ミニ冷蔵庫の中は空っぽ。
近くにコンビニがあれば利用するかもしれないが、
今回は数時間のみの滞在なので利用する機会がなかった。
バスルーム
バスルームは清潔に保たれていて好印象。
大きな鏡と洗面台、タオルやアメニティもしっかりと用意されている。
タオル類はバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルが各2組みづつ。
正面にあるトイレにはウォシュレット無し。
東南アジアでは定番のハンドシャワーも付いていなかった。
残念ながらバスタブは無し。
ハンドシャワーのみで、ボディソープとシャンプーは用意されている。
水圧の強さと熱々のお湯は問題なし。
シャワーを浴びるだけでも十分トランジットホテルの価値はあると思う。
バスルームの備品を確認してみましょう。
ヘアドライヤーは安定のパナソニック製。
アメニティは歯ブラシ、櫛、バニティキット、シャワーキャップ。
他に石鹸、グラス、ボディローションも。
これだけあれば大丈夫でしょう。
ホテルからの眺め
一通り客室の撮影を終えた後、シャワーを浴びてベッドに入ったのが夜2時頃。
翌朝は7時発のシャトルバスに乗車するため、6時前には起床。
睡眠時間4時間弱。眠い。
到着時は真っ暗で何も見えなかったが、翌朝にはホテル名が納得できる景色を楽しめた。
ガーデンホテルと言うだけあって、すぐ近くには木々や緑がとても多い。
少し離れた場所には海もあるようだが、霞んでいるのかあまりよく見えなかった。
チェックアウト
トランジットホテルには無料の朝食サービスも付いているが、
営業時間が6時30分〜となっているため利用は断念した。
6時45分頃にチェックアウトしてホテル前に駐車しているバスへ乗り込む。
少し分かりにくいが、左奥が朝食会場になっている。
セットメニューではなく、いわゆるブッフェスタイル。
朝早い時間のフライトは朝食利用が難しいため、
可能なら午後のフライトの方がホテル滞在を満喫できそうだ。
こちらはホテルから空港までのシャトルバス時刻表。
朝5時30分から10時までは30分間隔。
以降は1時間おきに最終は19時となっている。
朝食の提供は9時30分までと短い。
空港までのシャトルバスは昨晩利用した観光バスと違って、
市内を巡回しているような座席が少ないタイプのバスだった。
7時の出発時はラッシュとも思えるほどの混み具合で超満員。
スーツケースも一緒に車内へ持ち込む必要があるため、
車内はギュウギュウ詰めの状態で空港へと走り出した。
いよいよ今回の旅も最後のフライトが近づいてきた。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「厦門航空の無料トランジットホテル」
今回、タイからの帰国フライトであえて選んだ航空会社「厦門航空」。
購入した時は片道2万4千円だったが、少し前は同じフライトで1万8千円ほどでも提供されていた。
これは厦門航空に限らず、中国の各航空会社が全体的にリーズナブルな価格で提供されているのが目立つ。
更に、無料のトランジットホテルは他の大手航空会社でも提供されているそうだ。
フライトだけでなくホテルまで無料とはかなりの太っ腹である。
今回は一人部屋利用ということで150元を支払ったが、それでもホテルのレベルはかなりのもの。
友達同士やカップル2人で利用する場合はお金を支払うことなく、
とても快適な客室と朝食、空港の送迎まで付いてくる。
LCCの方が手軽に安く利用できるかもしれないが、あえて中国経由で旅気分を満喫するのもアリだと思う。
ただし、夜遅く到着して、朝早く出発するのはあまりオススメできない。
どうせなら、たっぷり滞在できる時間を残して利用してみてほしい。
次回は福州から関西空港まで厦門航空のフライトを紹介する。
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