【フライト】厦門航空MF876便でタイから中国の福州へ(タイから帰国フライト前編)

スワンナプーム空港に駐機中の厦門航空 飛行機

 

毎回、タイへ訪れる度に悩むのがフライト。

関西からバンコクまで単純往復だけならシンプルだが、

第3国を含む周遊になると航空券は片道ずつで購入することが多い。

今回は往路でカンボジアを経由したため、復路は片道で購入することになった。

連日航空券の比較サイトと睨めっこしながら、少しでもリーズナブルな航空券を選んだ。

価格はLCCとほとんど同じ。それでいてフルサービスキャリアの経由便。

選んだ航空会社は中国の厦門航空。

初めて利用する航空会社とあって、不安とワクワクが混在するフライトとなった。

 

厦門航空 MF876便

利用したのは2024年3月7日。

午後1時のベルトラベルサービス(バス)でスワンナプーム空港に到着。

到着した時刻は14時40分。

日中でも多くの観光客で賑わいを見せている。

今回復路のフライトは厦門航空を利用する。

初めて利用する航空会社だが、パンデミック前から成田や関西には就航済み。

主なハブ空港は中国の厦門と福州。

どちらも香港や台湾に近い南側に位置している。

購入した片道航空券は2万4千円。福州経由で関西へ向かう。

スワンナプーム空港

 

チェックイン

厦門航空MF876便のスケジュールは下記のとおり。

スワンナプーム国際空港発:18時40分

福州長楽国際空港:22時55分

飛行時間:3時間15分。

15時前の時点ではまだチェックインがオープンしていなかった。

スワンナプーム空港のフライト情報

カウンターはROW L

お馴染みの航空会社と同じチェックインカウンターだ。

全日空やベトナム航空、ピーチ、ジップエア、香港航空など、、

スワンナプーム空港ROW L

15時30分の時点で長い行列が出来始めた。

利用客の多くは中国からの団体観光客と思われる。

少し分かりにくいが、ぐるっと回ってフライト情報の前まで列が続いていた。

それにしても荷物の数がとても多い、、タイで爆買いしているのだろうか?

チェックインカウンターの行列

出発の3時間前、15時40分にオープンとなった。

厦門航空のチェックインカンターはL01〜L06までの6箇所。

一番右端のL01は上級会員用の優先レーンになっていた。

筆者はスカイチームエリートなので遠慮なく利用させてもらう。

2番目だったので5分ほどでチェックイン完了。

厦門航空では無料の預け荷物が23kg、機内持ち込みは5kgまで。

スワンナプーム空港のチェックインカウンター

 

搭乗

15時50分に保安検査所、パスポートコントロールへ。

出国手続きを終えたのは15分後の16時05分。

もう少し時間がかかると思っていたが、以外と早く制限エリアに到達。

エアアジアを利用する方は奥に見えるサテライトターミナルへ。

スワンナプーム空港

この日の厦門航空MF876便の搭乗ゲートはE10。

Eゲートの中でも一番端にあるため移動に時間がかかる。

なんとなくだが、、

スカイチーム(アライアンス)の搭乗ゲートは端の方にあるイメージが強い。

スワンナプーム空港E10ゲート

機内への搭乗予定時刻は出発40分前の18時ちょうど。

当初、この日の機材はワイドボディ機の787で運行する予定だった、、

が、利用客が少ないのかナローボディ機の737-8に変更されていた。

787だと機内設備が充実しているだけに残念。

搭乗予定時刻を5分すぎたところで突然搭乗開始となった。

優先搭乗なんて無し。列に並んで流れに合わせるだけ。

、、、(・ω・`)(・ω・`)

スワンナプーム空港の搭乗ゲート

 

機内設備

今回アサインされた座席は窓側44A。

44という番号だけ聞くと後方の座席と思うが、

厦門航空ではエコノミークラスの最前列が40番からとなっている。

ということで前方から4列目の席となった。

ちなみに、、この機材にビジネスクラスは無し。

オールエコノミークラスというLCC並みの機内設備。

シートモケットは爽やかな青色でヘッドレストは無し。

厦門航空のエコノミークラス

ブランケットやクッションも用意されていない。

CAさんにお願いしたら用意してくれるかもしれない。

座席は少しリクライニングがついていて、座り心地も悪くない。

厦門航空のエコノミークラス

シートピッチは握り拳1個半ほど。

国際線としては標準的な広さで窮屈に感じることはなかった。

厦門航空のシートピッチ

フルサービスキャリアではあるがパーソナルモニターは無し。

テーブルは折りたたみ式ではなくシンプルな一枚もの。

国際線というよりは国内線レベルの機内設備だ。

厦門航空の座席

唯一の機内設備が足元にあるUSBポート。

隣に座っていた中国のおばさま方がACアダプタを必死に差し込もうとしていた。

こりゃ間違いなく壊れるな、、

さすがに見かねてUSBポートであることを伝えると苦笑い。

、、、(・ω・`)

座席下のUSBポート

等間隔で頭上モニターが装備されている。

サイズが大きくないため少し離れていると見えづらい。

写真はカメラを拡大して撮影したが、実際は文字なんて全然見えないほど。

飛行中はフライトマップやよく分からない映画の上映。

厦門航空の機内設備

シートポケットには機内誌が入っていた。

CAさんの服装は爽やかな青色で上品な感じ。

実物を撮影するのは失礼なので、機内誌の写真を載せておく。

厦門航空の機内誌

 

機内食

離陸前に機内安全ビデオの視聴。

続いてペットボトルに入った飲料水が乗客に配布された。

これは有難い。離陸までの間に少しでも喉を潤すことができる。

( ´ ▽ ` )

飲料水

予定より20分ほど遅れてスワンナプーム空港を離陸。

夕暮れと夜の境目とも言える景色。

暗闇と街の灯り、奥に見える微かな日の光がグラデーションとなって幻想的な景色に。

機内からの眺め

離陸から30分ほどシートベルト着用サインが消えなかった。

一般的には10分〜15分ほどで消えると思うが、このようなケースは初めて。

安定飛行に入ると温かいおしぼりが配布された。

これはちょっと驚き。生地は薄いが嬉しいサービスだ。

(・∀・)イイ!!

※少しするとCAさんが回収してくれる。

ホットタオル

離陸から45分後に機内食が提供される。

2種類から選択可能。ただ、料理名がよく聞き取れなかったため、

唯一聞き取れた単語の「フライドライス」を選択。

温められた「メイン」の他に「横長の箱」がもれなく付いてくる。

なんだコレ??

厦門航空の機内食

はい、オープン。

メインのフライドライスは見た目が濃い。

だが、実際に食べてみると以外とあっさりしていて味は悪くなかった。

中国テイストだけど味はまずまずの美味しさ。

気になる箱の中はヤクルトみたいな飲み物とスナック(緑の袋)、

あとは中国のお漬物?、スイーツのマフィンが入っていた。

なんだかオマケ感覚でたくさん入ってるのが楽しい。

( ´ ▽ ` )

厦門航空の機内食

機内食を配布し終えた後にドリンクサービス。

ビールやワインのほかにソフトドリンクやお茶、コーヒーなど。

筆者はコーラを選択。

航空会社のロゴが入ってる専用のカップがいい感じ。

ドリンクサービス

ドリンクと一緒にナッツも配布された。

3時間ほどのフライトでも機内食のサービスは充実している。

(・∀・)イイ!!

機内サービスのナッツ

 

福州に到着

機内食を食べ終えると着陸まで特に何もなくジッと耐えるだけ。

スマホの望遠カメラで遠くに表示されているフライトマップを確認。

MF876便はダナンの北を通過して三亜、香港の上空を通過。

目的地の福州は台湾の北からとても近い場所。

頭上のモニター

23時04分、福州長楽国際空港に到着。

フライト時間は3時間3分。

到着は9分遅れたものの飛行時間は12分短かった。

空港は厦門航空の機体だらけ、、他の航空会社が全然見当たらない。

ほぼ厦門航空の独占状態。

福州長楽国際空港

少し機内を写真撮影させていただき、降機したのは23時25分。

隣に並ぶ機体はナローボディ機の737シリーズ。

全て厦門航空の機体だ。

福州長楽国際空港

初めて訪れる中国の福州。

空港はとても綺麗で案内表示の通り進めば問題なさそう。

関西までのフライトが翌朝になるため、今回は福州で一泊することになる。

そこで驚くべきサービスが「無料のトランジットホテル」だ。

どんなホテルなのか?手続きは難しいのか?

そのあたりの様子は次回紹介する。

到着案内

 

まとめ

※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。

【Youtube】「タイから関西まで片道2万4千円!厦門航空」

タイから帰国の際、なるべく直行便を利用する方がいいにきまってる。

しかし、価格の安さを優先するなら今回のような航空会社も選択肢に挙がるだろう。

今回利用した厦門航空はLCC並みの価格で機内サービスはFSCと同じ。

ただ、機内設備はLCCとあまり変わらない。

それでも、あえて経由便を選ぶ価値があるかと問われれば微妙ではある。

が、しかし厦門航空の本当の魅力はこれだけではない。

次回紹介する無料のトランジットホテルはかなりのもの。

これらのサービスも含めてトータルで検討してみてほしい。

というこで、次回は福州で利用した無料のトランジットホテルを紹介する。

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