2024年10月から1ヶ月滞在したタイのパタヤ。
このブログを書いているのは2025年2月、、もう記憶がかなり薄れている。
訪れた当時の記録を頼りに、パタヤの街の変化について紹介しようと思う。
2024年10月のパタヤ
毎年パタヤには数回訪れているが、訪れるたびに街の変化が見られる。
特にパンデミックが明けてからの2年ほどは変化が激しかった。
新しいホテルや飲食店が増え、道路やビーチの整備、街の景観も変わってきている。
新しいソンテウ
まずはパタヤの足といっても過言ではない「新しいソンテウ」を紹介。
滞在中、ソイブッカオを中心に一部セカンドロードでも走っているのを見かけた。
通常のソンテウと比べて重厚感が増したような印象。
トヨタ製で乗客が利用する荷台部分も印象がかなり変わっている。
荷台以外では全面に出していた広告が見当たらない。
一般的なソンテウはフロントガラスの上に大きな広告が目立っている。
荷台部分は新しくなったが、ソンテウのポイントでもある乗り降りのステップがほぼ無い状態に。
筆者もよく利用していたが、ワイドなステップは立った状態でも利用できた。
※正しくは着席して乗車するようにルール変更されて立ち乗りは禁止に。
これが、新しいソンテウでは乗り降り一人分のスペースしかステップがないため、実質立ち乗りできない仕様となった。
まだ実際に乗車してはいないが、なんとなく狭そうな印象が強い。
ハロウィンのTREE TOWN
パンデミック期間中にパタヤで一番盛り上がった「TREE TOWN」。
さすがに現在は少し落ち着いてはいるが、それでも飲食店とバービアが密集しているためファランを中心に利用客は多い。
そんな「TREE TOWN」はイベントに合わせて飾り付けをするのが恒例。
訪れた時期はちょうどハロウィンの時期。ネオンには白い衣装の何かが吊るされている。
近づいて確認するとジェイソンのホッケーマスクを着用している。
しっかり血糊もつけて”らしさ”を演出している。
でも、今の若い世代は80年代に活躍した?ジェイソンを知っているのだろうか?
セカンドロードに近い「MYTH NIGHT」もハロウィンイベントで盛り上がってた。
ハロウィン当日はステージで披露しているようなレディボーイ8名が、派手な衣装を着て通りの真ん中で踊っていた。
ファランだけでなくバーのスタッフも皆注目。道を塞ぐような状態で踊っていたので通り抜けが大変だった。
R-Conバービアの方もハロフィンの飾り付けでそれなりに雰囲気に。
特に「TREE TOWN」入口横で無料でフェイスペイントが実施され、多くのバー関係者がそれっぽいメイクでお客さんを出迎えていた。
こちらはいつの間にかオープンしていた「SPACE OF BILLABONG」。
LKメトロの「BILLABONG」と関係があるのか?よくわからん。
こちらは屋内方のライブバーといった感じ。ただ、「R-Con」と「MYTH NIGHT」の間という立地が微妙。
人通りはそれなりにあると思うが、メインの通りから外れているため客入りは微妙。
はたして、どこまで耐え続けることができるだろうか。
「MYTH NIGHT」の手前にあったバービア数軒はほとんどオープンすることなく解体された。
当初はフードコートかと思われたが、途中から小規模のバービア群が形成されはじめた。
そして、中途半端なまま今の状態に。さすがにバービアは増えすぎて飽和状態だろう。
バーで働く従業員も多すぎて需要と供給のバランスが崩れている。
うーん、このままバービアは増え続けるのだろうか?これはSoi6でも同じこと。
勢いを感じることはできるが、利用客が増えない限り厳しいバービアは淘汰されていく。
既に「R-con」のバービアは数店舗が閉鎖状態になっている。
なんとも寂しい状況ではあるが、こればかりはどうしようもない。
DK BEER TOWN
続いてサードロードに新しくできる「DK BEER TOWN」について。
ちょうど「AMBER」「NALANTA」のホテルがある通りからサードロードに出た付近に建てられている。
敷地がかなり広くバーが10店舗以上は入りそう。
外観はほぼ仕上がっているが、実際どれくらいのバーが入るのかは不明。
この建物の右奥には広い屋外駐車場があるみたい。
あと、すぐ隣には数店舗の飲食店も併設されている。
バーがオープンすれば屋台なんかも入って賑やかになりそうだが、はたしてどうなることやら。
嬉しい気持ちはあるが、サードロードのバービア群は長期滞在者向けになりそうな気がする。
短期旅行者はビーチロードからソイブッカオあたりまでが主な行動範囲と思われる。
よほど話題性のあるバーがオープンしないかぎり難しいとは思う。
ちなみに、バーのオープンは2025年2月中の予定だそう。
パタヤカンSoi12の新ホテル
パタヤカンSoi12に新しいホテルがオープン。
ホテル名は「SRINN Hotel Pattaya Klang」。
出来立てホヤホヤなので当然客室もピカピカのはず。
2024年11月にはagodaで予約が可能となっていた。
一泊あたり3千円台後半で部屋はコンパクト。気になるバスルームはシャワーとトイレの間に仕切りがなさそうで微妙。
すぐ近くには「PJ INN」やアットマインド系の「ASTER」が建っている。
価格はリーズナブルだが、立地と客室設備で好みが分かれそう。
RUNWAY STREET FOOD
ここ2年ほどで大きく進化した「RUNWAY STREET FOOD」。
こちらは毎回訪れるたびにアップデートが繰り返されていた。
中央にある飛行機ボーイング747は当初の白色から赤と青色でペインティングされてポップな印象に。
テーブルや椅子もカラフルに仕上がっている。
さらに、タラップまで取り付けられていた。これ、いずれは飛行機の中に入れるようになる気がする。
多分、有料にはなると思うけど、興味がある利用客は多いと思う。
敷地内の飲食店も豊富でドリンクやスムージー、タイ料理は一通り揃っているはず。
他にフルーツ屋さんや奥には雑貨、衣類の販売も行われている。
セカンドロード沿いでSoi6の隣という好立地が幸いして、団体客がバスで乗り付けるほどの人気。
おそらく、食事を楽しむと同時にSoi6もチラッと見学する流れなんじゃないかな。
ウォーキングストリートと同じようにただ素通りするだけでもSoi6はインパクトが強いと思う。
おっと、さらに奥へ進むとステージが出来てた。
ここまで充実していると大きなイベントも可能になる。
ライブやショーも兼ねて観光客を楽しませるにはよさそうだ、
専用の大きな駐車場も完備されて受け入れ態勢もバッチリ。
全然気づかなかったけど「RUNWAY STREET FOOD」の横に道路が整備されてビーチロードまで通り抜け可能となっていた。しかも、一方通行ではなく双方向なのでとても便利。
わざわざ狭いSoi6を通らなくても車は全てこちらを通るようにすればいい。
今後も「RUNWAY STREET FOOD」は団体ツアーの観光ポイントとして定着するだろう。
なんといっても立地とインパクトのある飛行機、飲食店の数やローカル価格が良かった。
さすがに今は値上げされているが、それでも人気のスイカスムージーは40Bとローカル価格を維持。
今回筆者が訪れた中で利用したお店がこちら
「HOKKAIDO STATION」
日本人のオーナーさんが経営されていて少しだけ話を聞くことができた。
お店で提供されていた料理の中から選んだのは「カレーライス」99B。
一口食べて日本のカレーとハッキリわかる味付け。
日本のカレーを久しぶりに食べたのでとても美味しく感じた。
ボリュームはフツーサイズだが、味は日本人でも満足できるはず。
ただ、オーナーさんの話しではカレーライスよりイギリスで流行っている「SUSHI ROLL」を今後メインにするそうな。
既にお店には並んでいるため、すぐにでも切り替えができるんだとか。
そこで気になるのがカレーライスの今後。メニューから削除するのかオーナーさんも悩まれていた。
個人的には日本のカレーをSoi6の横でいただけるのは貴重なので、そのまま販売してほしいところ。
セントラルフェスティバル
最後はセントラルフェスティバルの様子を少し紹介しておく。
まずは日本食ブームのタイでは人気の「スシロー」。
パタヤでは日本食レストラン以外に屋台で手軽に寿司を食べることができる。
が、現地の方がよく購入している屋台の寿司はシャリもネタも全然別物。
いわゆる”寿司のようなもの”が正解。
しかし、スシローは日本を代表するような寿司チェーン店。
ネタもシャリも文句なしに美味い。価格は日本より高いけど、美味しい寿司がパタヤで味わえるのは素晴らしいこと。
もちろんタイ人にも好評で、予約がないとすぐには入れないほどの人気ぶりだった。
気になるネタは日本のものとほぼ同じだが、一部現地に合わせた寿司も提供されている。
厚切りのサーモンは食べ応えがあって思わず笑みがこぼれた。
パタヤで美味しい寿司をいただけるなんて贅沢だ。
地下にあるフードコート近くには「シャトレーゼ」がオープン。
筆者の住む家の近くにも店舗があるのでお世話になっている。
どちらかというと庶民的な洋菓子屋さんのイメージが強い「シャトレーゼ」。
しかし、タイでは高級な洋菓子店の部類になる。
アイスバーのコーナーでは人気の「チョコバッキー」が販売されている。
価格は27Bで日本円だと120円くらい。そこまで大きな価格差はないかな。
しかし、メインの洋菓子や和菓子になると価格差が顕著になる。
フィナンシェやマドレーヌは65Bと300円ちかくもする。これは高い。
3個まとめて購入すると185Bと少し安くなるが、それでも800円とお高め。
日本での販売価格と比べると倍近い。
抹茶のカステラも同じく65B。
ショーケースに並んでいるケーキは安くても1個120B以以上。
日本円だと500円以上もする。庶民的の味方「シャトレーゼ」もパタヤで高級スイーツだった。
ということで、筆者は手頃なスイーツ「ドーナツ」をいただく。
日本でもお馴染みの「ミスタードーナツ」はお店の場所を移動、縮小して営業中。
一方、すぐ近くにはこれまた人気ドーナツ店「クリスピークリームドーナツ」が営業中。
価格を比較すると驚いたことに「ミスタードーナツ」の方が少しだけ高かった。
であれば、日本では少しお高めの「クリスピークリームドーナツ」をいただく。
3個購入しても100Bほど、日本円で450円くらいだった。これはお得に感じる。
タイ料理だけでなく甘いスイーツの誘惑も多いパタヤ。カロリーが増え続ける一方だ。
まとめ
※動画でも公開しています。
今回のパタヤ滞在は約1ヶ月ほど。
少し長い滞在で途中疲れもあったりするが、帰国が近づいてくると毎回寂しさが押し寄せてくる。
いろいろな出会いと発見や驚き、複雑な感情が重なり合うパタヤは相変わらず。
新しいホテルや飲食店、街の景観が変わろうとも、そこで働く人や訪れる人との中でこそパタヤらしさが生み出されている。
まだまだ進化と変化を続けるパタヤを2025年も見届けたいと思う。
ということで、2024年の旅はこれにて終了。
次回から2025年の旅を順次紹介していく。
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