2025年も残り10日で終わる。
今年もタイのパタヤはもちろん、ベトナムのダナンに2回訪れることができた。
振り返って思うことは、、タイのバーツ高と円安がどんどん進行して本当にキツい一年だった。
一方でベトナムはまだ物価が安く旅行先としては魅力的である。
人気の都市のホーチミンやハノイでの出入国にかなり時間がかかっているみたいだが、そこさえ我慢すれば滞在自体は悪くないと思う。
さぁ、2026年のタイはどうなっていくのか?円安は諦めてるけど、せめてバーツ高を抑制してもらえれば、、と切に願う。
さて、今回も2025年8月に滞在したパタヤでのホテルを紹介する。
The Weekend Pattaya
今回紹介するホテルは「The Weekend Pattaya」。
数年前は「Tweet Tweet Nest Pattaya」というホテル名だったが、いつからかホテル名が変更されていた。
スタッフに聞いたところ、オーナーと建物は同じなのでホテル名だけが変更されたようだ。
外観はホテルというよりしっかりしたアパートメントといった感じ。

入口付近にはパラソルとベンチ、喫煙用の灰皿も用意されている。

以前のホテル名「Tweet Tweet Nest Pattaya」時代のオブジェ=鳥かごが設置されている。
てっきり鳥でも飼っているのかと思っていたら野良猫が居心地良さそうに座っていた。

場所
改めて場所の確認をしておく。
ホテルはSoi8とsoi7の間でパタヤビーチまで徒歩1〜2分という好立地。
入口はSoi8沿いのレストラン「セイラーバー」の手前を奥へ進んだところ。
通り沿いではないため、パタヤ初心者にはちょっと分かりにくいかもしれない。
ビーチ近くの隠れ家的ホテルといった方がしっくりくるかも。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・デポジット 1000バーツ
・客室数 29部屋
エレベーターと廊下
ホテルのロビーはとてもコンパクト。外観だけでなくロビーもアパートメントと同じくらいの印象。
客室数が少ないのでエレベーターは1基のみ。滞在中とくに不便に感じることはなかった。

廊下はシンプルなデザインで日中でも少し薄暗い。

アサインされた1階のフロアマップがこちら。
左下がホテルの入口とロビー、レセプション。客室は5部屋で全て同じサイズとレイアウト。
おそらく1階は全てスタンダードルームで上の階がスーペリアルーム、デラックスルームが最上階になると思われる。

客室
今回予約した客室は「スタンダードルーム」一泊あたり朝食なしで4千円だった。
ハイシーズンの今は7千円ちかくなっているが、ローシーズンだと魅力的な価格で提供されている。
チェックインの際に写真のカードキー?を1枚渡されて、レセプションから一番近い11号室の部屋に案内された。
スタッフが客室のドアを開けてくれたあとに鍵についての説明。
写真のカードは客室の通電専用でドアの開閉は不可ということらしい。
ん?じゃ、鍵はどこに。。
なんと、ホテルの鍵(カードキー)はスタッフ管理で宿泊客には渡さないという仕組み。
理由を聞くと、多くの宿泊客がカードキーを紛失するから、、なんだとか。
いやいや、それならレセプションにキードロップできる場所を作って外へ持ち出さないようにすればよくないか??
毎回外出から戻るたびにスタッフに声を掛ける必要が出てくる。
で、わざわざ一緒に客室へ向かい鍵を開けてもらう、、これ、スタッフの負担が増えるだけであまりいい策ではないと思うんだけどな。
ちなみに通電用カードは外出中も挿しっぱなしなので、エアコンは付けっぱなし状態だった。

客室の広さは50㎡。同じクラスのホテルと比べて倍ちかくのサイズで広々。
客室に入ってまず気になったのは怪しい色をした天井の間接照明。
なんだこの色、、全然明るくないし違和感しかない。

入口付近にはクローゼット、奥へ進むと外にあるのと同じ鳥かごデザインの椅子と作業机。
クローゼットの横にある棚の一番下にミニ冷蔵庫。その上にセーフティボックス。
ちょっと分かりづらいけど作業机には椅子も用意されている。

こちらがクローゼットの中の様子。
傘1本、ハンガー数本と洋服掛け、左下には収納用の引き出し。
サイズは問題ないがハンガーが少なすぎて中長期滞在には物足りない印象。

横にある棚の中に電気ケトル、マグカップ、グラス、インスタントコーヒーと紅茶。

こちらは作業机の左端。
ティッシュペーパー、電話機、テレビとエアコンのリモコン、電源コンセント2口と照明のスイッチ。
作業机はベッドの横幅と同じなので食事やPC作業には十分な広さがある。
テレビからは距離があるが、それ以外は特に問題なかった。

鳥かごデザインの椅子が2台。中央にミニテーブル。
右端には見慣れない白い機械、、なんだコレ?

よく見ると左上に「XIAOMI」の文字。デザインからして空気清浄機だとすぐ分かった。
でもどこに電源スイッチがあるんだ??少し眺めてると上面の右角と左角にボタンがあることに気付いた。
いや初見でコレは分かりにくすぎ!せめてスイッチに分かるように色くらいはつけてほしい。
で、この空気清浄機がなぜ置いてあるか、、後になって理由が分かった。

客室の照明スイッチは全て作業机の横に集約されている。
これ、スイッチが多すぎて分かりにくい。。

客室の奥から撮影した写真がこちら。
ダブルベッドは高さがありマットレスのクッションもまずまずの硬さで寝心地が良かった。
見た感じも重厚感があって悪くない印象だ。大きなソフト枕が2つと中央にクッションが一つ。
気になるのはやはり天井にある照明の色と暗さ。少しでも明るくするために左右の読書灯をONにしておく。
カップルで利用するにはいいかもしれないが、おっさん一人で利用するには落ち着かない。

壁沿いにはソファとクッション、両端には電源コンセント装備。
ソファの横に鳥かごデザインの照明と頭上に家庭用エアコン。

ベッドの向かい側に液晶テレビ。
メーカーはサムスン製で43インチサイズ。客室が広くベッドからも距離があるので全然大きく見えない。
残念ながらYouTubeの視聴不可。アンテナを設置していないのかアナログ放送のみ視聴可能でデジタル放送は視聴できなかった。
写真には写っていないが、バスルームの隣には全身用の鏡が設置されている。

バスルーム
このホテルの魅力は広さだけでなくバスルームにもある。
なんとトイレとシャワーブースがセパレートなのだ。
バスタブこそないものの、日本人には嬉しいレイアウトだ。
正面に洗面台。シンクの周りににグラス、アメニティ、ハンドソープ、バスタオルとフェイスタオル、備え付けのヘアドライヤー。
水回りは清潔感があって快適。

アメニティはシャワーキャップと綿棒のみ。歯ブラシは持参しましょう。

洗面台の右側にトイレ。もちろんハンドシャワー付き。
このトイレが先程の空気清浄機と関係がある、、詳細は後ほど説明する。
こちらも清潔に保たれている印象。特にトイレは更新されたのか比較的綺麗だった。

洗面台の左側にシャワーブース。ガラス扉と段差があるので水が飛び散る心配はなし。
シャワーの天井と手持ちの2種類。なんだかダイソンのヘアドライヤーみたいなデザイン。
水圧はやや弱めでお湯の熱さは問題なかっった。
こちらも綺麗に保たれているので安心して利用できる。

バス用品はシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ。

バルコニー
客室にバルコニーが設置されているが残念ながら景色は皆無。
ビーチ側に建っている建物の壁ビュー。採光も少なくて薄暗い。
椅子とテーブルが設置されているが利用しようとは思わなかった。

ルームチェンジ
さて、今回のホテルに2泊したが初日の夜になって異変に気付いた。
実はトイレの下水からひどい臭いが上がってきてたのだ。こりゃたまらん。
何か上にカバーらしきものを置いてごまかしてたが改善せず。
我慢できず臭いのことをレセプションで伝える、、すると数分後にスタッフが工具を持って対応。
が、それでも改善せず。そこで客室に置いてあった機器が少しだけ活躍する。
そう、例の「空気清浄機」だ。どうやら下水の臭い対策として設置されていたらしい。
ということは過去にも同様の例が多くあったということなのだろう、、。
結局、根本的な原因が改善したなかったため、翌日には2階の22号室へチェンジしてもらえた。
客室の設備やレイアウトはほぼ同じ。セカンドロード側だったこともありバルコニーからは日の光がしっかり入る。
やっぱり採光って大切。

天井の照明は初日の11号室と比べて青色が強い。
相変わらず怪しい雰囲気ではあるが、日の光で幾分マシに感じる。

バルコニーからの眺めがこちら。
雲が多いためパッとしない感じではあるが、それでも建物の壁に比べると断然快適である。

WiFi速度
最後にWiFi速度の確認。こちらはルームチェンジした22号室の数値。
1階は速度が遅く不安定だったが、2階は少しだけマシになった。それでも速度は厳しいレベル。

まとめ
動画を公開していますの気になる方は下記リンクよりどうぞ。
初めて利用した「The Weekend Pattaya」いかがでしたか?
このホテルの最大のメリットは、スタンダードルームでも50㎡もあるという客室の広さだろう。
バスルームのトイレとシャワーがセパレートなのも嬉しいポイント。
あと、パタヤビーチや「セイラーバー」に近い立地も観光客にはオススメできる。
一方、デメリットは薄暗い演出ともいえる怪しい天井の照明と鍵が完全にスタッフ管理というところ。
どちらも変更することは出来ると思うが、ホテル側のこだわりや考えがあるので仕方ない部分ではある。
メリットとデメリットを天秤にかけて、あとは宿泊費で判断するような感じになると思う。
個人的にはSoi7のフリッパーハウスの方が好みではあるが、フツーのホテルで物足りないならあえて選んでみるのもアリかもしれない。
まぁ、ここはパタヤだ。夜遊びとエンターテインメントの延長と考えれば選択肢に入ってもおかしくないか。

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