ベトナム→ラオス→タイと巡る旅もいよいよ最後のブログ更新。
予定よりかなりブログの更新が遅れてしまったが、なんとか無事終えることが出来た。
このブログを書いている現在、既にタイのパタヤに滞在している。
日本では先日10年に一度と言われる大寒波で関西空港は降雪に見舞われたが、
ちょうど、この日に出発したため影響を受けることになってしまった。
JRは始発から運転を取りやめるなど一時はどうなるか不安だったが、幸い、南海電鉄はダイヤが乱れる中でも運行していたので助かった。
タイ滞在中の様子はTwitterで発信しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてほしい。
さて、本題に戻って経由地のフィリピン(マニラ)乗り継ぎの様子と関西空港までのフライトを紹介する。
マニラ・ニノイ・アキノ国際空港
深夜1時にバンコクを出発したフィリピン航空PR741便は予定より30分ほど早くマニラに到着。
到着した時間は早朝の5時10分。
マニラ・ニノイ・アキノ国際空港に降り立つのは初めて。
フィリピンに来たのも初めて。
残念ながら今回はトランジットのみで入国は無し。
機会があればマニラとセブ島、パタヤを巡る旅も計画してみたい。
早朝の空港でも利用客はそれなり多い印象。
あと、日本人の利用客がチラホラ、、私と同じバンコクからマニラ経由で帰国する方が多かったようだ。
LCCとほとんど変わらない価格(片道約3万円)でコスパの高さは抜群なので納得。
空港内には公衆電話らしきものがまだ設置されている。
日本ではほとんど見かけなくなったが、未だに需要があるのだろうか??
フィリピン・ペソしか利用できない店舗
今回、事前に調べておいたので分かっていたことだが、、
フィリピン航空専用の第2ターミナルはプライオリティパス対応ラウンジが無いのだ。
、、、(・ω・`)
他の航空会社が乗り入れている第1と第3ターミナルには対応ラウンジがあるみたい。
で、第2ターミナルから他のターミナルへ移動できないため、実質ラウンジの利用ができないことになる。
もちろん、フィリピン航空のビジネスクラス・上級会員用のラウンジは用意されている。
乗り継ぎ時間が1時間くらいなら問題ないが今回は約4時間と微妙に長い。
眠気もあるが、中途半端に寝てしまうと乗り遅れる可能性もある。
そのため、温かいコーヒーでも飲もうとしたが、ここで大きな問題が発生。
ほとんどのカフェでフィリピンの通貨=ペソでしか支払いができないとのこと。
なんてこった、、国際空港であるにもかかわらず現地通貨のみ対応かよ。
、、(´・ω・`)
せっかく興味津々のお店が並んでいるのに利用することができないとは。
お金はもっているのに、両替する場所がないため眺めることしか出来ない。
さすがにこれは厳しすぎる。
オッサンが満面の笑みでPRしているが、コチラも現地通貨のみ対応。
さすがに勘弁してほしい。
条件付きクレジットカード対応店舗
途方に暮れていると、一部の店舗で列が出来ていた。
並んでいるのは欧米人らしき方々、、これは現地通貨以外でも対応可能かも。
調べてみると、どうやら最低価格以上でクレジットカードが使用できるというものらしい。
最低価格は600円くらいなので許容範囲内だ。
これは有難い。
( ´ ▽ ` )
無事、温かいカフェラテとお水を購入することが出来た。
本来はカフェラテだけで良かったのだが、お水を購入することでクレジットカードが利用できる最低価格をクリアしたのだ。
豊富なチャージステーション
モバイルバッテリーを持参していたので特に問題なかったが、空港内は充電用設備がとても豊富だった。
一台のチャージステーションに20ヶ所ほどの電源コンセントとUSBポート。
これ、一度に多くの充電をする場合、スマホを置く場所の取り合いになりそう。
隣にも充電用設備。
こっちの方がなんとなくスリムで利用しやすそうな感じ。
乗り継ぎ時間が長くてもスマホのバッテリー切れは回避することができそうだ。
夜明けの空港
5時30分を過ぎると夜が明けてきた。
空港の夜明けって好き。
駐機している飛行機と少しづつ明るくなる景色がなんとも言えない。
(・∀・)イイ!!
8時頃には空港内に太陽の光が入って明るさを取り戻した。
手前側は閑散としているが奥へ行くにつれて利用客で溢れている。
明るい緑色の背景に白い文字で少々見づらいフライト情報。
何故この配色にしたのか疑問である、、
、、、(・ω・`)(・ω・`)
搭乗する関西行きPR412便は9時5分の出発。
他に成田、名古屋、羽田、福岡行きの便が早朝に集中している。
朝7時台の成田や名古屋行きはバンコクからの乗り継ぎに良さそう。
フィリピン航空PR412便
フィリピン航空PR412便は朝9時5分に出発して関西空港には14時15分到着する。
フライト時間は1時間の時差があるため4時間10分となる。
この日の機材はエアバスA321-200。
バンコクからマニラで利用した機材と同じだが仕様が少し異なっていた。
【公式HP】「フィリピン航空」
手前に駐機している機材が搭乗するPR412便。
エアバスA350と同じようにコックピット周りが黒く塗装されている。
後に写っているのは大型機エアバスA330。
PR412便は2番ゲートから出発する。
8時20分頃に搭乗開始。
予定の出発時間よりかなり早い時間に搭乗開始となった。
第2ターミナルにはフィリピン航空の機材が集中している。
座席
ビジネスクラスの座席は2−2、エコノミークラスは3−3の座席配列。
ビジネスクラスの座席は異なっていたが、エコノミークラスの座席はバンコクからの機材と同じ。
通路は1本のナローボディ機。
今回指定した座席は機内後方窓側の59A。
全ての座席にパーソナルモニターが装備されている。
導入されてまだ新しい機材なのか、全体的に目立った汚れは見られなかった。
(・∀・)イイ!!
驚いたのがシートピッチ。
なんとLCCとほとんど変わらない握り拳1個分という狭さ!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
前方にある足元の広い有料座席なら握り拳2個分はあるはず。
お金に余裕のある方、狭いのが苦手な方はそちらをオススメする。
【関連記事】「バンコクからマニラへフィリピン航空PR741便」
バンコクからマニラの機内では見られなかったクッションが予め用意されている。
ただ、ブランケットはコチラの便も用意されていない。
必要な方はCAさんに声を掛ければ持ってきてもらえるようだが数量が少ないらしい。
飛行中にお願いしてみたが、もう無いと言われてしまった。
(・・;)
フルサービスキャリアなのにブランケットが足りないのは残念な印象。
機内からの眺め
飛行機は予定より10分ほど早く出発。
眼下に見えるフィリピンの街と雲、青い空とフィリピン航空のコーポレートカラーがとてもよく似合う。
機内エンターテイメント
先ほども紹介した通り、座席には最新のパーソナルモニターが装備されている。
画面サイズはバンコク線と同じ10.1インチ。
画面下にはUSBポートが装備されスマホの充電が可能。
機内エンターテイメントが豊富で、最新作品を含めた映画はの本数は138本も視聴可能。
バンコク線の33本に比べて4倍近くの作品が収録されている。
(・∀・)イイ!!
もちろん日本語吹き替えの作品もあるので十分楽しむことができる。
他にフライトマップやゲームも収録されている。
ヘッドホンは安っぽくないしっかりフィットするタイプ。
他の航空会社と比べても十分満足できるレベル。
言語もしっかり日本語対応しているので海外旅行初心者でも安心。
機内食
マニラから関西空港までのフライトで提供される機内食がコチラ。
メインは2種類から選択可能と思われるが、後方座席だったこともありビーフしか残っていなかった。
幕の内弁当のような箱に料理が綺麗に収まっている。
メインは牛肉を煮込んだような料理で味付けは和風。
胡麻ドレッシングとサラダ、魚フライの甘酢掛け、スイカ、ロールケーキといった組み合わせ。
ドリンクは体調を気にしてオレンジジュースを選択。
※ビールなどのアルコール類も提供されていたと思う。
正直、機内食はあまり期待はしていなかったが、質、量、共に満足できるレベル。
フィリピン航空の機内食は美味しい。
(゚д゚)ウマー
食事の後はホットコーヒーのサービス。
機内サービスを終えると照明を落としてリラックスモードに。
トイレ
せっかくなのでトイレも見ておこうと利用してみた。
広さは標準的でデザインも普通。
機材が新しいため老朽化も無し。
機内同様に清潔に保たれている印象。
アメニティーはハンドソープ以外にローションなどが置いてあった。
関西空港
関西空港には予定より45分も早く到着。
フライト数が少ないため、上空での待機時間もなくすぐに降りることが可能なのだろう。
2022年9月当時はまだ「MySOS」を利用した入国時の確認が行われていた。
過去2週間以内の滞在国を聞かれ健康カードなるものを渡された。
バンコクを出発する前にWEB上で「ファストトラック」の登録を済ませておいたので、他は特に質問もなくスムーズに入国完了。
飛行機を降りてから約20分で入国を済ませ到着ロビーに。
国際線の到着情報を見てみると利用したフィリピン航空PR412便は45分早着の13時30分到着。
回復途中の国際線、この頃の関西空港はまだまだ1日あたりフライト数が少なかった。
これにて今回の旅は終了。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「フィリピン航空でタイからマニラを経由して日本へ」
今回初めてバンコクからの帰国でフィリピン航空を利用してみたが率直な感想は全然アリ。
機材が大型機でないためLCC同様に狭くて座り心地が良くないかも、、と利用前は不安に思っていた。
残念ながらシートピッチの狭さは否めないが、そこを除けばフライトはほぼ満足できる内容だった。
最新の10.1インチパーソナルモニター、美味しい機内食、最新作も含まれている豊富な映画、、
機内サービスのレベルも悪い印象もなく十分合格点だと思う。
バンコクからマニラ経由で利用する場合、悩ましいのが乗り継ぎ時間の長さだ。
成田や名古屋だと少しはマシだが、関西や福岡行きは4時間も持て余すことになる。
しかも、多くの店舗はフィリピンペソしか利用できないため、乗り継ぎでの利用は難しいだろう。
一部の店舗ではかろうじてクレジットカードが利用できるものの、空港での滞在時間を考えると乏しいと感じるはず。
バンコクを深夜に出発、マニラを早朝に出発という身体に負担のかかるフライトではあるが価格は魅力的。
LCCと殆ど変わらない片道3万円前後の料金。。
はて、どういう計算なのか??
※関西からバンコクまでフィリピン航空を利用すると片道5万円以上と少し高額になる。
燃油サーチャージが高騰している現在では不思議でならないが、、
まぁ、それでも利用者からすれば貴重な選択肢になることに変わりはない。
2023年1月末現在、関西からバンコクまで往路をベトジェットエアなどのLCC、復路をフィリピン航空で組み合わせるのが良さそう。
関西出発で直行便にこだわる場合はLCCのピーチが最安値になるだろう。
ただ、LCCでも荷物を預けたり座席指定などのオプションを加えれば往復6〜7万円になるケースもある。
残念だが、この先もしばらくは航空券の高騰が続きそうだ。
さて、今回のブログで2022年9月のベトナムーラオスータイの旅行は終了となる。
次回からは2023年1月に出発した新たな旅を紹介していく。
引き続き動画と合わせて旅ブログをお願いします。
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