2021年12月3日から訪れていたタイ(バンコク、プーケット、パタヤ)での滞在を終え、
2022年1月末に日本へ帰国した。
その時に利用したフライトは関西空港行きのタイ国際航空TG622便。
そもそも、この時に関西空港とタイを結ぶ直行便はタイ国際航空しか飛んでいない状態。
乗り継ぎを利用する場合は選択肢は広がるが今回は直行便を利用してみた。
機内の様子、座席、エンターテインメント、機内食を紹介する。
タイ国際航空TG622便
前回2021年にタイを訪れた時は、帰国便にシンガポール航空(シンガポール経由)を利用した。
理由はシンガポール航空に乗りたかったのと、価格が安かったこと。
更に、フライトの変更手数料が無料だったのが大きい。
【関連記事】「シンガポール航空を利用してタイから帰国〜スワンナプーム空港とSQ705便〜」
【関連記事】「シンガポール航空SQ622で日本へ帰国」
で、今回は素直に往復共にタイ国際航空の直行便を利用することにした。
冒頭でもお伝えしたように、現在は飛行機の便数が激減しているだけでなく
運行を再開していない航空会社も多い状況。
また、コロナのリスクを考えると直行便を利用するのが正解なのかもしれない。
タイから日本(関西空港)へのフライトは23:59発のTG622便。
ゲートは当初G3だったが、途中で変更されてE2ゲートになっていた。
タイ国際航空TG622便は深夜便として運行され、
関西空港の到着時間は翌朝の7:20に到着する。
時間だけの計算だとフライト時間は7時間21分だが、
タイと日本には2時間の時差があるので実際は5時間21分となる。
飛行機は定刻通り出発し、バンコクの街灯りを眼下に上昇していく。
777-300ER
TG622便の機材は777-300ER。
往路で利用したTG623便と同じ機材である。
【関連記事】「2021年12月関西空港の今、そしてタイへ出発」
エコノミークラス306席、ビジネスクラス42席、合計348席の大型機材。
そして、この日の搭乗客は18人、、、
搭乗率約5%
( ; ゚Д゚)
座席
今回ももちろんエコノミークラス。
エコノミークラスの座席は3-3-3の横9席のアブレスト。
中央の座席は紫色、左右の座席はオレンジ色のモケット。
派手な印象はなく、落ち着いた雰囲気と少し華やかな印象を与えてくれる。
色のセンスはとても好き。
当然のことながら、3席独占できるので簡易シートで眠ることが可能。
※ひじ掛けを上にあげることでソファーのように利用可能
ある意味プライベート感満載でお得な気分である。
(*・∀・)b Good!
後ろの席には誰もいないので座席のフルリクライニングも問題なし。
大型の機材なので反対側の方と接触することもなく安心感がある。
日本到着まで映画を観ている方が少し、多くの方は就寝中。
機内設備とエンターテイメント
座席に装備されているパーソナルモニターは10.6インチサイズ。
タッチパネル式で反応も良好。
横にはUSBコンセントがあるのでスマホの充電も可能。
隣が空席の場合はフライトマップ、自席で映画を観るのが定番。
今回予約した座席は33K(窓側)。
フライトマップでは到着までの所要時間や飛行距離、速度、高度、外気温等が表示される。
この時は高度8839m、時速922km、飛行距離137kmの地点。
オートマップの設定にしていると地図情報も表示されるので、
どのあたりを飛んでいるのかよく分かる。
TG622便はタイを出発後、ラオス、ベトナムの上空を抜けて南シナ海へ。
その後、台湾の高雄付近上空を通過して沖縄、九州、四国を抜けて関西空港へと向かう。
フライト中の楽しみといえば機内エンターテインメント。
具体的には国際線の機内では最新映画を観ることである。
日本で公開前もしくは公開中の最新映画を機内で観ることが出来るのだ。
で、しばらく最新映画の更新をされていなかったタイ国際航空だが、
復路の時点ではいくつか最新映画が登録されていた。
既に公開終了はしているが、まだ視聴していなかった「ワイルドスピード・ジェットブレイク」。
とりあえずこの作品を観ておこうを一睡もすることなく視聴。
他にもう一本の映画を観ていたが、作品のタイトルを覚えていない、、半分寝てたかも。
※全ての作品に日本語の字幕があるわけではありません。
機内食
機内エンターテインメントと並んで楽しみなのが機内食。
出発してシートベルトのサインが消えると写真のお水、サンドウィッチが提供された。
現地時間の0:35頃(日本時間の2:35頃)で夜食といった感じ。
サンドウィッチの具材はチキンが挟んであり、量も味もそこそこイケてる。
サンドウィッチを食べた後は機内のライトが全て消灯され就寝モードに。
で、到着の1時間15分前に朝食が提供された。
エコノミークラスでは2種類から選択が可能で、
スクランブルエッグかチキンライスの2択。
私はチキンチキンライスを選択。
タイの「カオマンガイ」。
味付けが少し濃いめだったが、量はそれほど多くないので朝食としては十分な内容。
(゚Д゚) ウマー!
他に、クロワッサン、フルーツ、ヨーグルト、オレンジジュース、コーヒー、お水。
イチゴジャムとバターも用意されている。
お腹が空いていたのでしっかり完食。
機内食を完食するともう日本の九州付近上空を通過。
残念ながら天気は悪いようでとても雲が多い。
綺麗な朝日を拝むことが出来そうにない。
そして、定刻通り関西空港に到着。
雲は多いが雨は降っていない、、なんがか寒そうな雰囲気。
当然か、、1月末の日本は冬真っただ中。
真夏のタイとは真逆の季節だ。
あー、、早くタイに帰りたい。
まとめ
・タイ国際航空TG622便は深夜便のため機内食は軽食と朝食の2回
・タイ国際航空では少しづつ最新映画の更新が再開されている
・機内食(朝食)でカオマンガイが提供される
【Youtube動画】「タイ国際航空TG622便で帰国〜空港ラウンジ、
隔離ホテルでの食事〜(Thai Airways International 777-300ER)」
現在、関西空港からタイへの直行便はタイ国際航空の一択。
フライト時間は往路6時間、復路5時間30分程、、
美味しい機内食を食べて、映画を2本視聴すれば到着する感じ。
往路でタイ国際航空を利用した感想は、やっぱり直行便は楽だな、、と。
そして、タイ国際航空のサービスは特に悪いことなく、
座席のシートピッチやエンターテインメント、機内食も満足度が高い。
気になることがあるとすればフライトチケットの価格が高いこと。
通常では日程変更不可のチケットが往復6~7万円もする。
変更可能なチケットだと8万円代と更に高額になる。
それでも、年に何度か行われているプロモーションを利用すれば安く購入も可能だ。
私の場合、次回タイへの渡航は4月を予定しているが、
さすがに直行便のタイ国際航空は価格が高いので他のフライトチケットを予約した。
関西空港ータイのLCCが運行再開してくれれば心も財布にも嬉しいのだが、
残念ながらもう少し時間がかかりそうな感じ。
なので、次回は他の国を経由してタイへ向かう。
メリット、デメリットはあるが、そのあたりの情報についてはタイ渡航前に改めて紹介しようと思う。
ちなみに、4月1日からタイ入国の規制が緩和され、
いよいよ日本出国72時間前のPCR検査陰性証明書(英文)は不要となった。
今回と前回は渡航2日前に15,000円(税込み)でPCR検査を行ってからタイへ向かったが、
次回から不要なのは有難い。
少しづつGWも近づいてきた、、タイへの短期旅行を計画している人も多いと思う。
しかし、コロナのリスクはまだまだ高いまま。
もし、タイ入国時にコロナ陽性となればその時点でGWの旅行は終了、
且つ、延長滞在やフライトチケットの変更、ホテルのキャンセル等。
コロナ陽性で本人の症状は軽くても、他の人へ感染させるリスクがある以上は隔離することになるだろう。
まだまだ悩ましい状況は改善しないが、タイは7月にエンデミック(風土病)を目指している。
短期旅行者は夏に照準を合わせる方が賢明かもしれない。
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