【フライトレビュー】ベトナム航空VN337便で関西空港からダナンへ

今回はベトナム航空を利用して関西空港からダナンへ。
早朝の天王寺から関西空港までJRの「はるか」で移動。
関西空港からは予定通りのフライトでダナンへ向かった。
関空特急はるか3号
飛行機の出発が9時30分なので約2時間程前に到着するJR「はるか3号」で関西空港へ。
コロナウイルスの影響もあり指定席は予想通りガラガラ。
関西空港到着時の写真。
7時41分に到着。
ヘッドレストのカバーはキティちゃん仕様になっていた。
関西空港でチェックイン
今回利用するベトナム航空はGカウンター。
チェックインカウンターは全日空の職員が担当されていた。
全日空はベトナム航空のダナン、ホーチミン、ハノイ線の全てでコードシェア便を飛ばしていることもあり、
ハンドリングは全日空の職員が担当になるみたい。
フライト情報を見ていると一番上に大好きなCI159便のチャイナエアラインがあった。
しかもゲートが普段とは異なる33番ゲート。
いつもは40番ゲートだが中国便の運休に伴い、各航空会社の搭乗ゲートが以前とは変わっているようだ。
私が搭乗するのは2番目の9時30分発VN337のダナン行き。
いつも中国人観光客で賑わっていた免税店もガラガラ。
レジに並ぶ行列もなく、販売員さんも時間を持て余している感じ。
いよいよパンデミックの影響が出てきたか、、これはヤバイ状況になってきた。
搭乗時間まで飛行機の写真をパチパチ。
フィリンピン航空のマニラ行き。
機材はおそらくエアバスA321。
尾翼のカラフルなデザインが印象的だ。
ベトナム航空VN337
今回お世話になるベトナム航空VN337便の機材はエアバスA321-200。
調べてみると製造から10年程経っている機材。
外観は鮮やかな青緑に控えめな黄色?のラインがとても映えている。
JALやANAと比較すると白色がベースになっていないことで存在感が増してカッコよく見える。
ベトナム航空のカラーリングは好きだな。
(*・∀・)b Good!!
【公式HP】「ベトナム航空」
VN337は28番ゲートより8時55分に搭乗を開始。
チェックインカウンターで今日の搭乗率を聞くと5割くらいとのこと。
ほとんどの搭乗客が春休み中の大学生のように感じた。
少ないのか多いのか、、この時期に利用するのは初めてなのでなんともいえないが、
おそらく感染拡大の影響は出ているのだろう。
座席
「スカイチームエリート」の恩恵を受けて一番最初に搭乗。
ベトナム航空のエアバスA321-200はビジネスクラスは2-2の座席配列で16席、
エコノミークラスは3-3の座席配列で162席、合計178席仕様となっている。
座席にヘッドレストは無くパーソナルモニターも無し。
ひじ掛けにオーディオ機能が付いているだけで頭上のモニターで皆同じ作品を見ることになる。
枕とブランケットは予め各座席に用意されていた。
座席のシートピッチは握りこぶし2個分くらいあるので5時間のフライトだと耐えれるレベルだと思う。
ただ、満席の状態だとかなりストレスがかかりそう。
幸い、今回は搭乗率が半分だったので隣2席は空席で3席独占して横になることもできた。
後部座席の大学生も3席独占して寝ていたのでかなりお得なフライトになったと思う。
ちなみに10年使用している機材だとテーブルが壊れて使用できない残念な座席も存在する。
※他にもう一席見かけたので、おそらく直す気はないみたい、、
同じエアバスA321-200でも新造機は座席がカラフルになっている。
【関連記事】「ベトナム航空VN330でハノイから関西空港へ」
離陸後に配られたヘッドホン。
もちろん使用せず。
機内食
離陸後30分程でスナックとドリンクがサーブされた。
ベトナム航空はエコノミークラスでは珍しくスパークリングワインが提供されている。
貴重なので必ず注文するようにしている。
離陸後1時間程で機内食がサーブされた。
機内食は「和食」か「ウエスタン」の2択で「ウエスタン」を選択。
メインは「サフランライスとチキンのトマト煮込み」、他に「サーモンマリネとポテトサラダ」、「フルーツ」、「コーヒームース」、「パン」の組み合わせ。
過去に利用した経験からベトナム航空の機内食は基本的に美味しいと思う。
機内からの眺め
飛行機の機内から見える空の景色は何度見てもたまらない。
ダナンの海岸線が見えてきた。
鮮やかな緑色がワクワクさせてくれる。
ダナン上空に入った。
ダナンといえば海岸沿いのビーチが印象的だけど、自然豊かな緑が多く幅の広い川もありますね。
ダナン到着は沖止めだった。
皆さんと仲良くバスで入国審査へ。
ダナン到着
ダナンの国際空港は大きくないので入国審査はすぐ終わり荷物もすぐに出てきた。
VN337のフライト時間を確認してみると約1時間の早着。
搭乗率が低いのもあったと思うが、それでも素晴らしいフライトだった。
考えられるのは中国や韓国からのフライトが軒並み運休になっているため、
コントロールしやすい状態なんだと思う。
空港出口を出た瞬間からあちらこちらから男性の呼び声が、、
「YOU!YOU!TAXI!TAXI!!」
「YOU!TAXI!?TAXI!?」
「YOU! YOU! YOU!」


ベトナムでは「YOU!TAXI?TAXI?TAXI?」


ベトナム現地での洗礼を受けつつ、リゾート感満載のダナンで今日から現地ブログ開始。
まとめ
いよいよ感染拡大の影響が世界にも波及しはじめた。
関西空港ではまだフライトキャンセルの数は少ないが、中国路線では明らかに影響が出ている。
そして、その影響は日本だけでなく世界にも及ぼすはず。
このまま短期間で終息すればよいのだが、今後どうなるのか心配である。
今回利用したベトナム航空VN337便は関西空港からダナンまでの直行便。
ここ数年で就航した路線で、以前まではホーチミンかハノイを経由する必要があった。
当然、経由便ともなると2~3時間ほど余分にかかるため現地での滞在時間が短くなってしまう。
滞在時間や移動に伴う体の負担を考えると直行便は有難い。
機材は単通路機で少々狭い印象を受けるが、機内サービス自体は悪いわけではない。
とりわけ、ベトナム航空の機内食は間違いなくレベルが高い。
パーソナルモニターがあれば文句なしなのだが、これは今後の改善に期待。
ダナンはベトナムを代表するリゾート地で年々評価が上がっているように感じる。
日本からの直行便は大阪と東京からのみ。
もしかすると、今後の需要次第では福岡や名古屋、北海道からの就航も可能性がある。
ベトナムの魅力が益々上がっている現在、今後もベトナム航空のサービス向上を期待したい。