約3年ぶりに訪れたベトナムのダナン。
今回の「ホイアン」でダナン滞在編は終了となる。
ダナンを訪れる観光客の多くは「ホイアン」もセットで考える方が多いだろう。
というのも「ホイアン」は世界遺産の街として有名。
しかも、ダナンの街から1時間ほどの場所にあるため日帰り観光に最適。
ダナンのビーチリゾートと比べて「ホイアン」は多文化が融合した古い街並みが最大の魅力。
ということで、早速「ホイアン」の旅を紹介する。
世界遺産の街「ホイアン」
ダナンで宿泊したホテル「SALA DANANG BEACH HOTEL」。
コチラのホテルではホイアンまでのシャトルバスが運行されている。
ロビーにある受付カウンターで前日に予約。
ホイアンまでは写真のミニバスで運んでくれる。
シャトルバスのスケジュールと料金は下記のとおり1日2往復している。
・ホテル→ホイアン 9時15分、16時15分
・ホイアン→ホテル 10時00分、20時30分
料金は片道120,000VND(約720円)
※往復240,000VND(約1440円)
朝から晩まで滞在することも可能だが、筆者は夕方16時15分発を予約。
ホイアンには3時間ほど滞在して20時30分発のバスで戻る予定。
街の様子
ホイアンに到着した時刻は17時過ぎ。
まだ日が暮れる前で明るい。
ホイアンの観光スポットは街全体ではなく、
東西に貫くチャンフー通りと川沿いのバクダン通りに挟まれた旧市街がメイン。
観光地ではあるが写真のようなローカルマーケットもあるので散策だけでも楽しい。
雑貨や衣類、コーヒーなどのお土産屋さんが多い。
お土産屋の定番Tシャツはどこかで見たようなフレーズにベトナムテイストが加えられている。
これらのシャツはホーチミンでも購入できるのでホイアンで購入する必要はないと思う。
ホイアンといえばカラフルなランタン。
ランタンのお店を見かけるたびについつい写真を撮りたくなってしまう。
色だけでなく形やデザインも異なるため、お気に入りのランタンを探すのも楽しそうだ。
(・∀・)イイ!!
旧市街を歩いていると多くのシクロを見かける。
詳しい料金が不明だが、ズラリと並んだシクロに観光客が座っているのは迫力があった。
何かイベントでも始まりそうな感じ。
おそらく出発前の状況と思われるが、
これだけの台数が一度に街を駆け巡ると渋滞がおきそうな気がする。
旧市街でもベトナム通貨に両替は可能だ。
とある雑貨屋さんでは写真のように手書きでレートが掲示されていた。
日本円はJNPの数字を確認する。
16,500=1万円が1,650,000VND。
筆者がダナンの貴金属点で両替した時は1,710,000VNDだった。
ホイアンの方が60,000VND=360円ほどレートが悪い結果となった。
両替をするならダナンのハン市場近くにある貴金属店でしておくのが無難。
オシャレな鞄屋さんも何軒が見かけた。
お店自体がとてもオシャレなので、
販売されている商品もなんとなく良く見えてしまう。
実際には購入していないが、そこそこお値段はすると思われる。
初めてホイアンを訪れた時に利用したレストラン「MORNING GLORY」。
【関連記事】「カラフルなランタンが素敵な世界遺産の街ホイアン」
まだ明るい時間なのでお客さんは少ない。
この後、日が暮れると多くのお客さんが来店して外のテーブルまで溢れていた。
相変わらずの人気店ぶり。
このあたりは料理の美味しさだけでなく雰囲気も楽しめる。
日が暮れてくるとランタンの魅力がグッと高まる。
いかにも東南アジアやベトナムらしい雰囲気だ。
好きな人にはたまらないだろう。
(・∀・)イイ!!
工事中の来遠橋(日本橋)
2万VNDの紙幣にも描かれている「来遠橋」。
日本人によって建設された有名な橋で、通称「日本橋」とも言われている。
多くの観光客が撮影するスポットではあるが訪れた時は絶賛工事中。
なんてこった、、残念。
、、(´・ω・`)
手前には写真パネルが用意され、この場所が日本橋と分かるようになっていた。
調べてみると過去7回に渡って修復され、今回が8回目となるようだ。
400年前に建設された橋は、その状態を維持するだけでも大変なことなのだそう。
いつ工事を終えるのか分からないが、数ヶ月はこのような状態だと思う。
なお、外観は工事中だが橋を渡ることは可能だった。
アンホイ橋
「日本橋」よりも観光客が多い「アンホイ橋」。
トゥボン川に架かる歩行者専用の橋は途中で立ち止まる観光客がとても多い。
というのも撮影ポイントが設けられているため、絶え間なく撮影が行われている。
訪れる方のほぼ100%はこの橋の上から撮影していると思う。
筆者も橋の中央付近で撮影。
夜になると多くの船がランタンでライトアップされて幻想的な景色へと変わる。
その景色を撮影するのに最も良い場所がアンホイ橋の上というわけ。
ただ、あまりの人混みで身動きが取りづらくなるのが難点。
カオラウが美味しい「COM LINH」
旧市街から少し北にある通り「ファンチューチン通り」。
コチラは別名コムガー通りと言われているくらいコムガーのお店が多いらしい。
この通り沿いにあるお店で夕食をいただく。
ネットで調べた中で特に評価が高くて人気があるお店「COM LINH」。
お店の外にあるテーブルまでお客さんが溢れている人気ぶり。
ランタンで飾られた外観が綺麗だ。
筆者が入店した時は2人がけのテーブルに案内された。
向かいの席は誰もいなので撮影しながら食べれる、、
と思っていたが後で相席となってしまった。
店員さんからはベトナム人男性と相席でもいいか?と聞かれ問題ないと伝えた。
少しして男性が筆者の前に座って料理を注文。
この時点でまだお互い料理がサーブされていないのでなんとなく会話することに、、。
話しをしていると男性はマレーシア人だったようで、
ベトナム人として案内されたことに苦笑いしていた。
と、会話をしている間に料理がサーブされた。
筆者が注文した料理はホイアン名物の「カオラウ」65,000VND。
日本円で400円くらい。
もう一品、「コムガーホイアン」=ホイアンチキンライス。
価格はカオラウと同じ65,000VND。
ホイアンでチキンライスを食べるのは初めて。
どう違うのか気になったので注文してみた。
ドリンクはラルービール 35,000VND。
日本円で210円とリーズナブル。
実際の料理がコチラ。
カオラウは伊勢うどんのように甘い醤油ダレで食べる麺料理。
米粉で作られたコシのある太麺に香草や豚肉がのっている。
これは間違いなく日本人が好きな味。
( ´ ▽ ` )
見た目も食感もうどんである。
タレとの相性も良くて口へ運ぶ箸が止まらない。
隣にあるホイアンチキンライスは想定内の味。
少し変わってる部分はチキンライスの上に置いてある小皿。
鶏の油??みたいなのが入っていた。
なんとなくチキンを付けて食べたりしたが、この食べ方が正解なのかよく分からず。。
コチラのお店はカオラウが絶品だったのでオススメ。
バインミー専門店「BANH MI PHUONG」
バスの出発時間が迫ってきていたので集合場所へと向かう。
と、途中で人だかりの出来ているお店が目に入った。
バインミーのお店「BANH MI PHUONG」。
コチラもネットで調べてみるとかなり評価が高かった。
なるほど、、遅い時間でも行列が出来ているわけだ。
行列が途切れたタイミングを見計らって店内へ。
お店の外観からは分からなかったが奥行きはかなり広い。
筆者はのんびりしている時間がないのでホテルに持ち帰って食べる。
メニューは具材の組み合わせによって20種類弱の商品が並んでいる。
シンプルなオムレツは20,000VND。
ビーフ&チーズ、BBQポーク35,000VNDなど。
よく見てみるとバナナ/チョコレートというスイーツ的なものまであった。
筆者は無難にミックス35,000VND(210円)を注文。
コチラが購入したバインミー(ミックス)。
ホテルに持ち帰ってから食べたので冷めてしまったが具材も旨味もぎっしり。
これは美味い。
明らかにレベルが一つ上のバインミーだ。
(゚д゚)ウマー
ダナンにある屋台の価格と比べて少し高いが、それでも十分満足できる。
ホイアンのバインミーも侮れない。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「世界遺産の街ホイアンの旧市街と名物カオラウ」
3年ぶりに訪れた世界遺産の街ホイアン。
パンデミック前に訪れた時と比べて明らかに観光客が増えている。
特に団体観光客の多さが目立っていた。
前回訪れた時には見かけなかったシクロもバンバン走っていたのも印象的。
日本人は大学生グループ?が数組、、日本語で話しているのですぐに反応してしまう。
アンホイ橋ではライトアップされてから人混みが一気に増加して激混みに。
しかも写真撮影で立ち止まるためほとんど動けない状況になってしまう。
訪れる方は身の回りの貴重品に注意した方が良さそう。
ダナンで美味しいベトナム料理を堪能したがホイアンも侮れない。
特にうどんが好きな日本人の方はカオラウを是非食べてみてほしい。
筆者が利用した「COM LINH」は特にオススメ。
また、バインミーはホイアンでも期待を裏切らない美味しさ。
冷めても旨味が詰まっていて美味しい、、出来立てならもっと美味しいはずだ。
どんどんベトナム料理にハマっていく。
タイ料理も美味しいがベトナム料理も負けてない。
ダナンに訪れた際は是非ホイアンにも足を伸ばしてみてほしい。
次回はダナンを離れてホーチミンへ移動する。
航空会社は初めて利用するバンブーエアウェイズだ。
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