【タイ】ホアヒンからパタヤまで3列シートのベルトラベルサービス(バス)で移動

ホアヒンバスターミナル 東南アジアリゾート

2024年6月に初めて訪れたタイのホアヒン。

観光客が少なく閑散としていたので、こんなものか、、と、ちょっと期待外れ。

オフシーズンなので訪れた時期が関係しているのかもしれないが、かなり寂しい状況だった。

4日間の滞在を終えて最後に訪れた場所は我が故郷パタヤ。

利用したのは空港からパタヤの移動でお世話になっているベルトラベルサービスだ。

ホアヒンのバスステーション

ホアヒンからパタヤへ向かうバスは写真のバスステーションから出ている。

パタヤだけでなくスワンナプーム空港行きも運行中。

以前は高速船でパタヤのバリハイ埠頭と結んでいた時期もあったようだが、現在は運行されていない。

鉄道で移動する場合はバンコクを経由することになる。

ただ、バンコク発のパタヤ行き列車は早朝1本のみのため、ホアヒンからだと同日中にパタヤ着は難しい。

どうしても鉄道を利用したい方は、ホアヒンからバンコクまで鉄道。

バンコクからパタヤまではバスという組み合わせだと同日中のパタヤ入りが可能だ。

ただ、時間の節約と体への負担を考えると車かバスが最もオススメ。

ホアヒンバスターミナル

場所

ホアヒンのバスステーションはホアヒン空港のすぐ近くにある。

筆者が滞在したホテルから徒歩では無理。

パタヤでお馴染みの「Bolt」にお世話になろうとしたが、車がヒットしなかった。

仕方なく「Grab」で我慢する。

筆者が滞在したホテルからは「Grab」を利用して15分ほどの距離。

価格は130バーツだった。

バスステーションの様子

バスステーションは整備された敷地と落ち着いた雰囲気。

ベルトラベルサービスのミニバンと大型バスが2台駐車。

ホアヒンバスターミナル

バスステーションのカウンターがこちら。

こじんまりとしているが、建物自体が新しいのかとても綺麗だった。

ホアヒンバスターミナルのカウンター

カウンターの前には待合用の椅子とテーブルが多数。

バス利用者が全員着席しても不足することはなさそう。

ホアヒンバスターミナル

奥にはトイレと売店が併設。

バス車内での飲食は基本不可だと思うので、出発までの待ち時間にどうぞ。

ホアヒンバスターミナル

空港とパタヤ行きの時刻表

ホアヒンからはスワンナプーム空港とパタヤ行きが運行されている。

タイムスケジュールを見てみよう。

まずはスワンナプーム空港行き。1日の本数は9本。

朝6時から1〜2時間おきに18時まで運行されている。

スワンナプーム空港行き時刻表

シートマップを確認すると全てのバスが3列シートのようだ。

バス一台で23人乗り。後方にはトイレが設置されている。

空港までのカウンター価格は325バーツ。

オンラインで購入した場合は別途手数料が発生する。

バスの座席表

筆者が利用するパタヤ行きは朝9時発の一本のみ。

前日の夜に飲みすぎると危険な時間だ。

くれぐれも寝坊しないようにセルフコントロールが大切。

パタヤ行きの時刻表

カウンターの端にはホテルまでの送迎案内。

これはホアヒンのバスステーション到着後、ミニバンでホテルまで送迎してくれるというもの。

価格は100バーツ。乗合になってしまうが、1人の場合はタクシーやGrabより安いと思う。

ホアヒンバスターミナルのカウンター

筆者が利用するパタヤ行きは価格が473バーツ。

事前にオンラインで予約していたため、手数料が別途50バーツ追加。

合計523バーツという価格になった。

メールで届いた予約表を見せるとチケットを渡される。

HOTELと書かれているが、基本的にノースパタヤのバスターミナルまでとなる。

バスチケット

3列シートのバス車内と座席

出発15分前の8時45分になると乗車開始。

先ほど渡されたチケットを見せて車内へ乗り込む。

もちろん、大きな荷物やスーツケースはトランクに入れてもらえる。

車内の座席は3列シート。1人席と2人席の並び。

ベルトラベルサービスのバス車内

筆者が利用した1人席がこちら。

ヘッドカバーにレッグレストとフットレストが装備。

座席数が少ない分、座席幅とシートピッチは広い。

(・∀・)イイ!!

ベルトラベルサービスの座席

2人席も座席設備は同じ。

カップルや友達同士ならこちらがオススメ。

ベルトラベルサービスの座席

座席の背面にはくたびれたシートポケットがあるだけ。

少し重いものを入れれば落下する恐れがあるので注意が必要だ。

、、、(・ω・`)

ベルトラベルサービスのバス車内

空港ーパタヤ間のバスと異なる点が2つあった。

1つは出発の際にシートベルト着用のアナウンスがあったこと。

シートベルト着用は当然のことだが、乗務員さんが丁寧にアナウンスしているのを初めて見た。

バスのシートベルト

2つめはベルトラベルサービスのオリジナル飲料水。

ミニペットボトルではあるが、長時間の移動となるのでありがたい。

これは車内での飲料が許可されているはず。

ベルトラベルサービスの飲料水

パタヤまでのルートと乗車時間

ホアヒンからパタヤまでのルートを見てみよう。

出発時点でのルートは写真のとおり。

バンコクを経由してなるべく内側を走るルートで距離は294km。

予定時間は4時間20分。そんなに早く着くのか??

パタヤまでのルート

定刻通り9時にバスは出発。

この日の乗客は3割ほどで2人席はほとんど空席。

乗務員さんが「空いてる2人席は自由に移動していいよ!」と笑顔でアナウンスしていた。

バスの車窓

しばらくは渋滞もなく快走。

ただ、バンコクが近づくにつれて交通量が多くなりスピードも遅くなる。

Googleマップで確認すると中心付近は渋滞が発生。

まぁ、これは予想されたことなので驚かない。

バンコク周辺地図

バンコクの中心付近は全く動かない時間が目立った。

歩くような速度で動いては止まりを繰り返す。

バンコクの街並み

結局、渋滞の影響でバンコク中心付近を抜けるのに50分ほどかかった。

パタヤ方面へ抜ける別ルートがあればかなり時間が短縮されそうだが、現状は難しいだろう。

バンコクの地図

このあと、スワンナプーム空港の南側を走りパタヤへ向けて快走。

ノースパタヤのバスターミナルに到着した時間は14時15分。

ホアヒンを出発してから5時間15分のバス移動だった。

ベルトラベルサービスのバス

5時間以上の長旅ではあるが、そこは3列シートの恩恵を受けて快適な移動だった。

1人席だったことはもちろん、乗客が少なかったことも大きい。

車内では仮眠したり音楽を聴いたりしながら、パタヤ到着までのバス旅を楽しむことができた。

ノースパタヤバスターミナル

まとめ

今回はホアヒンからパタヤまでバス移動の様子を紹介した。

本文でもお伝えしたように、時間の節約と体の負担を考えればバス移動が最もオススメ。

3列シートであることも大きい。空調が効いた車内でリクライニングすれば余裕で仮眠ができる。

ただ、立派になったホアヒンの高架駅も魅力的だ。

ホアヒンからバンコクまで鉄道で移動し、バンコクからパタヤまでバスで移動すればより旅を満喫できるだろう。

価格で比較した場合、おそらく鉄道とバスを組み合わせた方が安くなるので、節約したい方には魅力的。

いづれにしても、パタヤとホアヒンは気軽に行き来が可能なので、興味がある方はホアヒンを訪れてみてはどうだろうか?

次回からは2024年10月のパタヤ旅を紹介していく。

 

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