2025年の夏。
お盆休みも過ぎて暑い暑い日常が戻ってきた。
この夏は数年ぶりに家族で海外旅行に行ってきた。
物価が安くてコンパクトな街ベトナムのリゾート地「ダナン」だ。
8月ということで夏休みの学生や子供連れの家族など、日本人観光客も多く見かけた。
タイのパタヤとは異なる客層で滞在中の生活リズムも全然違う。
まぁ、お酒メインではなく健全な海外旅行を楽しむなら「ダナン」の方がいいだろう。
「ダナン」の旅行については改めて後日紹介させていただく。
さて、今回は2025年4月に訪れたタイのパタヤで宿泊したホテルを紹介する。
Embryo Hotel
2025年4月から5月にかけて滞在したタイのパタヤ。
宿泊したホテルは合計10軒。毎回、どのホテルに宿泊するかギリギリまで悩みながらの予約。
最初に宿泊したホテルは初めての利用となる「Embryo Hotel」。
外観はそこそこ立派なスタンダードホテル。
老朽化がひどいとかもなく、パタヤ中心地にあるようなデザインのホテルだ。
敷地は意外と広く建物以外の駐車場はかなり余裕がある。
正面の入り口だけでなく海側の入り口からも出入り可能。
ちなみに、正面入り口の右側にある白色の檻には「ミーアキャット」が2匹飼育されている。
場所
改めて場所の確認。
サードロードから更にスクンビット(海と反対側)に位置している。
ソイアルノタイやパタヤカンの「Big C Extra」まで徒歩数分の距離。
正直、徒歩中心の方にとっては夜遊びに不向きな立地だ。
バイクでの移動がメインか、長期滞在するなら選択肢に入りそうな感じ。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・客室数90
・2009年建築(2018年改築)
広いロビーとペット
裏側(海側)の出入り口からホテルに入る。
レセプションはこちらの方が近いし、食事や買い物へ行くにもこちらの出入り口の方が便利。
高い天井にオブジェらしきものが吊り下がっている。
安っぽいローカルホテルとは異なり雰囲気はなかなか良さそう。
デポジットは500バーツ。
近くにソファやドリンクが入った冷蔵庫が置いてある。
奥へ進んでいくと広いロビーになっている。
こちらの方が明るく快適そう。それにしても清潔感があって全然悪くない。
奥には小動物?がたくさん飼育されている。
じっくり観察していないから何が飼育されているかは不明だけど、多分ハムスターとかだと思う。
通り側はこれまた雰囲気が異なり木や観葉植物が置いてある。
リゾートっぽくはないけど、緑が多いと癒されてるような気分で居心地が良い。
癒しといえばマッサージ機。
有料だけどロビーでマッサージを受けることができる。
ロビーにはドリンクだけでなく、カップラーメンやバス用品、スナックや日用品などコンビニのような品揃え。
目の前にコンビニがあればいいが、一番近いソイアルノタイのセブンイレブンまで徒歩4、5分ほど歩く必要がある。
なるべくホテルで完結したい方には有難いサービスだと思う。
おっと、レセプションに近い通り側ではアライグマが飼育されている。
暑すぎてひっくり返った状態で睡眠中。一応、扇風機を回して室内の温度調整はされてるのだろうけど、一匹だと暇すぎて何もすることがないのだろう。
先ほどお伝えした正面入り口横のミーアキャットがこちら。
2匹いるのでお互い声を出して何か話しているようだった。
人が近寄ると近づいてくるので好奇心が旺盛なのだろう。
それにしても目がキュートで可愛い。こんなところでミーアキャットに会えるとは思ってもいなかった。
男一人旅でパートナーがいなくても癒されるね。
客室
さて、今回予約した客室は一番安いカテゴリーの「スーペリアルーム」。
一泊あたり朝食なしで約3,700円。
ホテルは2つの棟で構成され、「スーペリアルーム」はレセプションがある本館。
「デラックスルーム」は別の棟になるようで、そちらの方が新しいのかもしれない。
朝食会場もデラックスと同じ棟にあるとのこと。
筆者が利用するスーペリアルームがある本館はエレベーターが一基のみ。
アサインされた客室は311号室。通り沿いの客室でいわゆるコーナーにあたる。
横にある何らかの設備用ドアが外れている、、このあたりはメンテナンスの弱さと老朽化を感じる。
古そうなドアだけど客室の鍵はカードキー。
こちらがアサインされた客室。ホテル予約サイトagodaの情報では広さが34㎡と表示されている。
客室の奥から入り口の方を撮影した写真がこちら。たしかにかなり広い。
デザインはシンプルで豪華な雰囲気はないが、スタンダードホテルとしては十分だと思う。
ダブルベッドは高さが低すぎることもなく、マットレスのクッションもまずまず。
大きなソフト枕が2つのみ。クッションはなし。
ベッドの上には予めバスタオルとフェイスタオルが用意されている。
照明は頭上にある間接照明と片側にランプが置いてある。
各設備を確認してみよう。
入り口付近には服を掛けておく突き出たバーとハンガーが数本。
よくあるのは横に長いバーがあるタイプ。手前に出ているのは初めて。
下はスーツケース置き場になっている。
隣には無料の飲料水が2本、電気ケトル、グラス、コーヒーカップ、インスタントコーヒー。
下にあるドアを開けてみるとセーフティボックスが隠れていた。
通り側には窓が2箇所。
クローゼットは見当たらないが、冷蔵庫がこの位置にぴったり収まっている。
上にある2段の棚は衣類や小物をを置いておくのに使える。
灰皿がこの位置に置いてあるが、たしか禁煙だったはず、、
しかも客室にバルコニーがないため、この灰皿の意味が謎??
ベッドの向かい側にある液晶テレビは最近導入されたアンドロイドTV。
他の客室も順次入れ替えているようで、ハイセンス製の40インチサイズだった。
テレビ台は以前宿泊した「Vogue HOTEL」と似たような感じ。
テレビの横には鏡とティッシュペーパー。テレビの下にあるチューナーらしきものは使い方が分からなかった。
もちろんYouTubeの視聴も問題なし。
他にNetflixやAmazonプライムもログインすれば視聴可能。
ベッドサイドは片側にのみサイドデスクが設置。
電話機、各種リモコン、ランプ、電源コンセントも2口あるので安心。
バスルーム
客室の突き当たりにバスルーム。
狭すぎず、広くもない、、標準的な広さ。
扉を開けると正面に洗面台。シンクの周りには小物を置いておくスペースがある。
壁にはパナソニック製のヘアドライヤーと電源コンセント。
シャンプーとバスジェルがこの位置に置いてあった。
他にグラスと綿棒、シャワーキャップ。歯ブラシは用意されていないので持参する必要がある。
多分、ロビーで販売されているので、必要な方はそちらで購入しましょう。
急に友達を呼んでもロビーで購入できるのは有り難い。
左側にトイレとシャワーブース。バスタブはなし。
タイでよく見かける電気温水器。シャワーは手持ち一種類のみで使い込まれて古さを感じる。
シャワーブースには段差とカーテンがあるのでお湯が流れ出る心配はなし。
水圧はまずまずだが、残念ながらお湯の温度はやや低め。まぁ、外が暑いので全然問題ないと思うけど。
トイレはハンドシャワー装備。やや下水の臭いがするが、換気扇と窓(網戸があるので虫は入ってこない)があるのでそこまで気にならない。
バスルームは不衛生に感じるレベルではないので、日本人の方が利用しても大丈夫だと思う。
ルーフトッププール
屋上には広々としたルーフトッププール。
プールを囲むように綺麗なデザインのビーチチェアが多数並んでいる。
ただ、プール自体はコンパクトサイズ。泳ぐというよりは冷たい水に浸かって体を冷やす程度。
雰囲気は良いが、パラソルがないので日中はとても暑い。
プールサイドにはリゾートっぽい雰囲気の大型チェア。
一人ではなく家族や友達、カップルで利用する良さそう。
こちらが全体の景色。
周辺に高い建物が少ないので空がとても綺麗に見える。
カンカン照りだと日焼けがキツそうだけど、少し雲があるだけで過ごしやすそうな感じ。
とても綺麗に保たれているので安心して過ごせるだろう。
WiFi速度
最後にWiFi速度。
チェックイン後、客室に入ってすぐに調べてみると速さはまずまず。
ただ、宿泊客の数や時間帯によってはかなり不安定な状態だった。
できれば滞在中ずっとこの速度を維持してほしいところ。
まとめ
動画でも公開しています。
初めて利用してみたホテル「Embryo Hotel」。
実際に宿泊してみた感想は「P PLUS HOTEL」や「Vogue HOTEL」と同等レベルの印象。
価格帯も似ているため、そこまでコスパが悪いとは思わない。
ローシーズンだと3千円前後で宿泊することもできそう。
2018年に改築しているだけあって、老朽化もそこまで目立つこともなく悪い印象は少ない。
ただ、立地に関してはやはり微妙。ソイブッカオ周辺のホテルと比べると夜遊びには全然不向き。
バイクをレンタルするかBoltを積極的に利用される方向けのホテル。
あと、パタヤ初心者の方もこのあたりのホテルは避けた方が無難だと思う。
純粋にパタヤを楽しみたい方は、ビーチからサードロードの間にあるホテルを選びましょう。
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