お盆休みを終えて日常が戻りつつある日本。
帰国ラッシュも過ぎてしばらくは海外旅行のニュースも見ることがなさそう。
あるとすれば水際対策を今後どうするか、、だろう。
いつになったら入国者数制限を緩和するのだろうか?
もはや国内でこれだけ多くの感染者がいる状態で水際対策をする意味とは、、って思ったりして。
でも、海外からの観光客が増えれば感染者数が増加するリスクが高まり、医療現場が今より逼迫することも予想される。
水際対策を緩和するには、先にCovit-19を感染症法上の位置付け見直しが先になるだろう。
最近テレビで知ったのだが「抗原検査キットのインターネット販売について検討」を政府が行なっているんだとか。
日本では抗原検査キットをどこでも販売できるわけではないのね。
タイのパタヤではコンビニ=セブンイレブンでも売ってるんだが。
なんなら露天でもマスクと一緒に販売してたりするレベル。
それほど身近で検査出来るし、陽性反応が出たら自宅療養するのが基本となっている。
しかも検査キットは1個150円くらいで買える。
予備も含めてまとめ買いできるほどの価格設定。
日本とタイの差は歴然である。
さて、今回はバンコク滞在中に唯一観光に訪れた寺院を紹介する。
ワットパクナム(Wat Paknam)
今回、バンコクでの滞在は実質2日間。
せっかくバンコクに来たので、少し観光しようとベッドの上でゴロゴロしながらスマホ検索。
バンコクの観光スポットを調べていると、インスタ映えするとかで話題になっている「ワットパクナム」が目に止まった。
場所もそれほど遠くなく、観光客も少ないだろうから行くことに。
訪れた日はバンコク滞在2日目の2022年7月18日。
滞在2日目は1日ゆっくりできるので、この日のお昼前からワットパクナムへ向かった。
場所
ワットパクナム、実は千葉県の成田空港近くに日本支院があるんだとか。
私はあまり詳しくないので、とりあえず人気がある観光スポットとして訪れた。
場所はバンコクのアソークから約1時間くらい。
・拝観時間 8:00〜18:00
・露出度の高い服装はNG
・入場料は無料
・最寄駅:MRTバーンパイ駅
アソークからの行き方
私が宿泊していたホテルはナナ駅とアソーク駅の中間にある「MIAMI HOTEL」。
【関連記事】「バンコクのレトロモダンホテル MIAMI HOTEL」
まずは徒歩でアソーク駅の方へと向かった。
BTSの下にあるスカイウォークを通れば信号や強い日差しを避けてスムーズに行くことができる。
BTSのアソーク駅はMRTブルーラインのスクンビット駅と接続している。
ワットパクナムの最寄駅はMRTのバーンパイ駅。
スクンビット駅からバーンパイ駅まで42バーツ(約160円)。
切符ではなく黒いプラスチックのトークンで改札を通る。
MRTブルーラインの路線図。
初心者を悩ませる一周する路線図である。
一直線なら分かりやすいが、中途半端に一周しているもんだから少し路線図と睨めっこ。
、、(´・ω・`)
右上に青い方面は2番線、グレーは1番線と表示されていたので素直に1番線を利用する。
※目的のバーンパイ駅はグレーで表示されている下の方。
MRTスクンビット駅は線路への落下防止が完璧な仕様。
どこからも線路へ入ることができないので、事故がおきるリスクはないだろう。
日本の地下鉄も同じようにすればいいと思うがコストの問題なのかな?
ちなみに、駅構内はとても綺麗でレベルは日本と同じくらい。
ブルーラインは途中から地上を走行する。
バーンパイ駅に到着する手前でワットパクナムの大仏と大仏塔が見えた。
とんでもなくデカい!!
(・∀・)ニヤニヤ
街中での存在感が凄すぎる。
ちなみに、大仏の高さは69m、大仏塔は80m。
大仏はタイで3番目の高さなんだとか。
MRTのバーンパイ駅に到着。
スクンビット駅からバーンパイ駅までは約25分。
空調が効いた清潔な車両なので快適。
(・∀・)イイ!!
問題はバーンパイ駅からワットパクナムまでの道のりである。
タクシーを使えばすぐに到着するだろうが、マップでは徒歩13分と表示されていた。
初めて訪れる場所だが、これくらいの距離なら大丈夫そうだ。
ひたする観光客が全くいないローカルな道をアプリの指示通りに歩いていく。
途中に大きな学校があるため、下校する多くの学生さんとすれ違いながら目的へと進む。
途中、観光客らしき人なんてどこにも見当たらない。
いるのはタイの学生さんと道沿いにある屋台やお菓子屋さんとか。
ワットパクナム到着手前に写真のような川を渡る。
なんか、タイののどかな景色で好きだな。
怪しい川の色とローカル感が漂う船、そして自然あふれる木々と青空。
タイらしい一枚である。
(・∀・)イイ!!
ワットパクナム敷地内
写真撮影しながら向かったので結局15分ほどかかった。
敷地内へは特に入り口らしき場所もなく、写真の長い通路をひたすら直進する。
平日で観光シーズンでもないのでガラガラ。
いるのはタイ人の方ばかり。
途中で敷地内の案内表示があった。
一番の目玉「大仏塔」はこの先を右に曲がって、その次に左へ曲がるように書いてる。
猫のキャラクターが教えてくれるけど、このキャラクターは寺院公認キャラなのか??
先ほどの場所から右に曲がり、しばらく直進すると写真のような案内が。
「緑ガラス仏塔」
日本語で丁寧に書かれている。
訪れる日本人観光客が多いってことが分かる。
指示通りに進むと木々に囲まれた綺麗な道に。
左側には整備されたトイレもあるので安心。
写真のとおり綺麗に整備されているので気持ちがいい。
幻想的な仏塔と天井画
先ほどの道の右手に立派な大仏塔が出現。
とんでもなく大きな仏塔である。
先ほどMRTから見たのと比較にならない迫力である。
大仏塔の中へ入る際、土足はNG。
手前で靴を脱ぐか、入る直前で靴に袋?らしきものを被せて入ることになる。
私は階段の下にある靴置き場に靴を置いて向かうことにした。
靴下を履いてはいるが、階段が太陽に熱せられて熱々だった。
素足で階段を上がるとキツいかも。
大仏塔に入ると正面に注意書きと解説。
有名な緑ガラス仏塔は5階。
注意書きには仏塔の前でダンスやハグ、キス、ヨガポーズとかはNGと書かれている。
そういったNG行為が多いということですな。
、、、(・ω・`)
日本人の皆さんNG行為はしないように。
あと、建物内は禁煙、静かにするようにとも書かれていた。
大仏塔の3階〜4階は博物館のような展示会場。
訪れた時は人が少なくて寂しい雰囲気だった。
こちらが話題の「緑ガラスの仏塔と幻想的な天井画」。
なるほど、、たしかに見惚れてしまう景色である。
エメラルドの仏塔も立派だが、天井に描かれている何とも言えない色とデザインが神秘的である。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
仏塔の周りにある柱や天井画周辺のデザインも立派である。
日常生活で触れることがないような色とデザインが詰め込まれてるような感じ。
そこに非日常的な神秘さを感じるのかもしれない。
一つ一つの絵やデザインも意味があるのだと思うが、残念ながら私には分からない。
金色に輝く大仏
大仏塔の5階からはテラスに出ることが可能。
こちらがテラスに出たところ、、
どデカい大仏の背中!
( ̄ロ ̄lll)
後に見える街並みと比較すると、いかに大仏が大きいかがよく分かる。
さすが仏教国タイの中心バンコクである。
こちらも日本に支院がある関係なのか、、
タイ語、英語に加えて日本語(カタカナ)で書かれている。
日本人としては何となく嬉しい気持ちになる。
正面から見た大仏がコチラ。
先ほど後ろから見た時のインパクトが大きすぎて、正面から見るとフツーな感じ。
多分、正面から見ると周辺との差が分かりにくくなるため、若干インパクトが弱まるのかもしれない。
オススメは大仏塔の5階から見る大仏の背中かな。
ワットパクナムには約1時間ほど滞在して帰ることに。
来た時の道をそのまま戻り、MRTのバーンパイ駅を目指す。
駅の少し手前で「たこ焼き屋」があった。
たこ焼きはタイでも日本食として人気がある。
価格は5バーツ=20円。
1個の価格かどうか分からないが、具材の種類はいろいろあるみたい。
今思えば、ここで食べるのも良かったかなと。。
次回、ワットパクナムへ行った時は熱々のたこ焼きを帰りに食べようと思う。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「ワットパクナムー緑ガラスの幻想的な仏塔と迫力ある大仏ー」
タイのワットパクナムに初めて訪れてみたが、ネットでの情報通りなかなか見応えがあって良かった。
訪れた時は私以外に日本人観光客を5名ほど見かけた。
大仏は街中に突然現れたような感じでとてもインパクトがある。
寺院については全くの素人だが、アソークから約1時間で訪れることができるなら全然アリだと思う。
入場料も不要で、観光気分にも浸れる。
MRTと徒歩を利用すれば往復320円という安さである。
グループの場合、タクシーを利用しても片道200バーツ(約800円)くらいで行けると思う。
せっかく旅行に来てるなら、目的地へ向かう経路も楽しめる方がいいと思う。
その方が旅っぽくなって思い出にも残るだろう。
予想していない出会いや発見があるかもしれない。
お盆休み中、3年ぶりにバンコクへ訪れた方は多いと思う。
いろいろな変化や制限がありながらも観光客の受け入れを再開し街が戻りつつある。
完全復活とまではいかないが、タイは観光客を多く受け入れようと頑張っている。
日本からはまだ気軽に海外旅行へ行くことが難しいと思うが、機会があればワットパクナムへ行ってみるのをオススメする。
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