海外旅行に行くとなるべく多くのホテルに宿泊したくなる。
理由は簡単、いろいろなホテルを見てみたいから。
私がタイの一人旅で宿泊するホテルは3千円前後がだいたいの相場。
衛生面と立地を考えて毎回宿泊するホテルを決めている。
が、ベトナムはタイと同じようにはいかない。
場所にもよるだろうが観光客が多いエリアではどうしてもホテルの価格も高くなりがち。
タイのパタヤでは3千円ほど出せばいくつか候補があがってくるがホーチミンでは少々厳しい。
だいたいの相場が4千円前後~が多いように思う。
最初に宿泊したツッコミどころ満載の「NESTA HOTEL」でさえ朝食込みとはいえ一泊4,500円だった。
今回ホーチミンでの滞在は4泊。
前半2泊、後半2泊でホテルを分けることにした。
なお、最終日の早朝にはホーチミンを離れるため、あえて朝食無しで評価が高いホテルを選んでみた。
CAP TOWN HOTEL
ホーチミン2か所目のホテルは「CAP TOWN HOTEL」。
予約をいれたホテル代理店サイトagodaでは「ケープタウンホテル」と表示されていた。
だが、グーグルマップ上では「カプタウンホテル」と表示されている。
どっちが正しいのかよく分からない。
まぁ、読み方はどっちでもいいか。
一か所目の「NESTA HOTEL」同様、幅が狭く奥行と高さがあるホテルだ。
【関連記事】「ホーチミンのNESTA HOTELはツッコミどころ満載」
レセプションがあるエントランスは数名が座るソファーとテーブルが一つあるだけ。
間違いなく「NESTA HOTEL」より狭いが、エントランスの広さはあまり気にならない。
チェックイン時間は14時~となっているが、12時過ぎでも快くチェックインに応じていただいた。
少しでも早く部屋に入れるのは有難い。
( ´ ▽ ` )
場所
場所はベンタイン市場から西へ徒歩5分ほどの場所。
周辺には多くの飲食店とコンビニ、マッサージ店やカフェもあって便利。
夜一番賑やかな「ブイビエン通り」まで徒歩15分くらい。
ホーチミン初心者の方でも安心して利用できるエリアだ。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・客室数:57
・階数:8階建
・建築年:2011年
【CAP TOWN HOTEL】公式HPはコチラ
スーペリアダブルルーム
ホテル予約サイトagodaで予約した部屋は「到着時にルーム割り当て」。
料金は下位カテゴリよりも少し高いが、予約状況次第では料金の高い部屋をアサインされる可能性があるというもの。
少しギャンブル的な感覚ではあるが、数百円の差なので試しに予約してみた。
で、結果は、、、
一番安い「スーペリアダブル」。
、、、(・ω・`)
残念ながらギャンブルは見事にハズレ。
気を取り直して客室を紹介していく。
アサインされた部屋は6階の604号室。
部屋の広さは25㎡でちょうどいいサイズ。
大きなダブルベッドには枕が2個とクッションがあり寝心地は悪くなかった。
天井の高さも圧迫感がなくて良い。
床にカーペットが無いため、あまり高級感は感じられない。
ベッドサイドには電話機とランプ。
部屋のスイッチ類の他に3ヶ所の電源コンセント。
ベッドの向かいにはスーツケース置き場とサンダルが2組。
この並べられたサンダル、、履くには少し勇気がいりそうだ。
潔癖症ではないが、衛生的に良さそうな感じがしないので利用しなかった。
私はスニーカーで十分。
部屋のドア付近には大きなクローゼット。
中にはハンガーが5本とセーフティーボックス。
かなりスペースがあるので荷物入れとして重宝しそう。
部屋の隅には化粧台。
大きな鏡と台、椅子が設置されている。
ただ、周辺に電源コンセントが見当たらなかったためヘアドライヤーの使用は無理かも。
※後で紹介するがヘアドライヤーは備え付けタイプ。
液晶テレビはLG製の32インチと思われる。
奥に見える小型のボックスがチューナー。
番組表に記載されている通り多くのチャンネルを視聴することができた。
当然、日本の民放は視聴不可。
また、テレビは少し古いタイプでスマートテレビではなかった。
無駄に広いテレビ台の引き出しには何も入っていない。
テレビ台の下に見える白いタップは電源コンセント。
5口もあるので電源コンセントが足りないなんてことはないだろう。
問題は場所かな、、
一番端の扉を開けると小さな冷蔵庫が入っていた。
中には有料の飲料水が4本。
価格が分からないので利用することはなかった。
窓の前には椅子2脚とテーブル。
ホテルではお馴染みの電気ケトル、カップ、グラス、無料の飲料水。
そして、、リプトンの紅茶パック。
!?ベトナムなのにインスタントコーヒーがない。
なんだか違和感が残る。
、、、(・ω・`)
バスルーム
バスルームは部屋に入ってすぐ右側にある。
バスタブは無いがシャワーブースが独立している。
なかなか広くて使いやすそうだ。
(・∀・)イイ!!
手前側に洗面台とトイレ。
ヘアドライヤーはフィリップス製で備え付けタイプ。
トイレはハンドシャワー付きの標準仕様。
アメニティーは一通り揃っている。
石鹸、シャワーキャップ、綿棒、櫛、歯ブラシ(2組)。
このホテルでも歯ブラシが用意されていた。
タイのパタヤでは同じ価格帯でも歯ブラシが無いホテルが多いので少し驚いた。
ホーチミンでは歯ブラシが置いてあるのはフツーなのか??
シャワーブースには見慣れない装置が。
天井からのレインシャワーと手持ちのシャワーはあるが、、
他にデジタルメーター?と吹き出し口がたくさんある。
なんだか凄そうだ、、
多分、正面から多くのシャワーを浴びることができる設備なんだろうけど、
残念ながら使い方がよく分からず断念。
ちなみに、シャワーの水圧や熱さは問題なし。
左奥にある容器にはシャワージェルとシャンプーが入っていた。
なお、チェックイン初日はバスタオルしかなかったが、翌日にはハンドタオルが補充されていた。
なので、タオル類はバスタオルとハンドタオルの2種類。
水回りは清潔に保たれていたので良かった。
客室からの眺め
客室の窓からは写真のように残念な眺め。
通り沿いとは真逆の裏側にあたる。
シティビューではあるが、真下は廃墟のような雰囲気が漂っていた。
天気も悪くなんだかパッとしない景色が広がっていた。
、、(´・ω・`)
ホテル近くの絶品ワンタン麺
ホテルから徒歩2〜3分ほどの場所にワンタン麺のお店がある。
お店の前にはテーブルと椅子が用意され、ベトナムらしく路上で飲食が可能。
もちろん店内で食べることもできる。
お店の名前は「Hủ tiếu mì tàu」、、外観にはそれらしき文字が見えないが本当か?
テーブルに座ってメニューを見ると全てベトナム語だった。
価格は分かっても料理をギャンブルする気にはなれないので英語メニューをお願いした。
渡されたメニューの上には「236 NOODLES SHOP」と書かれている。
これが店名か?? よく分からない、、まぁ、いいか。
大事なのはこれから食べる料理だ。
メインとなるワンタン麺の他に麺なしのワンタンスープもある。
今は麺とたっぷりの具を食べたい。
「Mixed wonton noodle soup」80,000dを注文。
日本円にして約490円とそこそこのお値段。
少し待ってワンタン麺が到着。
大きなワンタンとリブ肉?が顔を出して具の存在感をアピールしている。
これは美味しそうだ。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
下に隠れていた麺は中華麺でとても食べやすい。
あっさりしたスープはコクがあり、中華麺との相性もバッチリ。
もちろん、プリっぷりのワンタンと柔らかくてジューシーなリブ肉も旨い。
でも、それらを更に美味しくしてるのが透き通ったスープ。
このスープは日本人の口に合うはず。
ホーチミン滞在最後の夜に絶品ワンタン麺に出会うことができた。
(゚д゚)ウマー
場所
お店の場所はベンタイン市場から徒歩5分ほど。
通り沿いテーブルと椅子が出ているのですぐ分かるはず。
営業時間:15時〜24時
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「ホーチミン旅日記」
ホーチミンで2ヶ所のホテルに宿泊して気づいたこと。
一泊3〜4千円代の客室は窓やバルコニーからの眺めが期待できない。
ホテル自体の大きさがコンパクトでホテル設備のプールやジムは無い(もしくは狭い)のが基本。
驚いたのはアメニティーに歯ブラシや櫛が置いてあること。
エントランスやロビー、客室の広さがコンパクト。
と、、いろいろ感想は書いてみたものの、実際に宿泊してとんでもなく悪い印象はなかった。
観光客が多い立地を考えれば価格相応なのかもしれない。
もし、家族旅行や友達同士で旅行するなら少し高くても4つ星ホテル以上をオススメする。
日本と比較するとホーチミンは5つ星ホテルでもリーズナブルに宿泊することが可能なはず。
特に2人以上で宿泊する際、ホテル選びはとても大事になる。
美味しいベトナム料理や綺麗な街並みを楽しんだ後、戻ったホテルでがっかりするのは勿体ない。
まぁ、私のように1人で宿泊するには今回紹介したクラスのホテルでも十分だろう。
今回滞在中に利用したホーチミンのホテルは2ヶ所だが、次回訪れた際はもう少し幅を広げて紹介できればと考えている。
次回はホーチミンで一番賑やかな通り「ブイビエンウォーキングストリート」と街並みを紹介する。
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