2025年の年が明けて1ヶ月半が経過。
やっと2025年の旅がブログでもスタート。
リアルタイムでは既に日本に帰国しているため、かなり遅れて公開することになる。
それにしても乾季のパタヤは朝晩が涼しく心地良すぎた。雨がほとんど降らないので初夏のような体感。
そんな心地よかった余韻を残しながらブログと動画編集に集中する。
今回は2025年1月関西からタイへ向かうフライトを紹介する。
中国東方航空でバンコクへ
ここ最近ずっと激安価格で販売されていた中国の航空会社。
特に中国国際航空と中国東方航空はダントツで安かった。
なんならLCCのエアアジアやベトジェットエアよりもさらに安かった。
多くのYouTuberが動画で公開しているので視聴された方も多いと思う。
ということで、今回は片道だけ利用してみることにした。
価格は関西から上海経由で片道18,600円だった。
フルサービスキャリアなので機内食、預け荷物23kg×2、事前座席指定も含まれる。
利用したのは2025年1月13日。
関西空港
年末年始の雰囲気も落ち着いてくる頃だが、関西空港はインバウンドで相変わらずの賑やかさ。
朝7時20分頃の関西空港駅改札前は凄い人だかり。
中国と韓国からの観光客を中心に、東南アジアや欧米人も多い。
国内線を利用する日本人のビジネスマンも多い。
足早に国際線出発フロアへ向かう。
第一ターミナルに入るとほんのりと暖かい。寒い日本ともしばらく間お別れ。
空港内は大阪・関西万博のPR全開。
チェックイン
中国東方航空のチェックインカウンターはG。
同じ中国の航空会社「中国南方航空」も同じGカウンター。
今回利用するフライトは9時30分発のMU730便。
7時30分頃の様子。チェックインカウンターの前は既に長い行列。
中国人観光客は早い時間から並び始めるため、出発2時間前では長い時間我慢して並ぶことになる。
ちなみに中国東方航空MU730便は7時にチェックインカウンターがオープン。
出発2時間30分前にはカウンター前に到着しておいた方が良さそう。
中国東方航空のチェックインカウンターはエコノミークラスが6箇所。
他に手荷物専用カウンターが1箇所、ビジネスクラスと上級会員のカウンターが2箇所。
窓口が多いので長時間待たされることはなさそう。
筆者はスカイチームエリートなので優先レーンを利用させてもらった。
中国東方航空においてスカイチームエリートの恩恵は下記の通り。
・優先チェックイン
・ファストレーンの利用
・優先搭乗
ラウンジ利用や預け荷物の優先受け取りサービスは無し。
驚いたのは「ファストレーン」の利用。これはちょっと嬉しい。
隣のチェックインカウンターHはエアアジアXのバンコク行き。
直行便なので到着時間は早いが、価格と到着空港が異なるため利用を見送ることに。
※2025年1月現在エアアジアXはドンムアン空港行きになっている。
スワンナプーム空港に比べてパタヤまでの移動が長くなってしまうのがデメリット。
出発ゲート
ファストレーンの恩恵を受けて10分弱で出国完了。
保安検査だけでなくイミグレーションでの顔認証もスムーズで楽ちん。
リノベーションされた免税店エリアを抜けるとミャクミャクがPR。
目玉いっぱいで赤と青色のデザインはなんか微妙。関西空港の雰囲気とは合わない気がする。
中国東方航空MU730便は南側36番ゲートから出発。
ターミナルの端の方に位置しているため、シャトルに乗って移動する。
この日の搭乗予定時刻は8時50分。
スカイチームエリートは優先レーンから搭乗可能。
機材はワイドボディ機のエアバスA330-200。
経由地である上海までのフライト時間は2時間45分。
機内食を食べてまったりしていると到着する感じ。
中国系の航空会社は小型機の運行が多い中、ワイドボディ機での運行は有難い。
利用していないが、ビジネスクラスや上級会員が利用できる指定ラウンジはJAL系の「サクララウンジ」。
生ビールはもちろん、美味しいカレーと牛丼も提供されているはず。
中国東方航空MU730便
予定通り8時50分に搭乗開始。さすが日本の空港。
エコノミークラスは2-4-2のアブレスト。
全席パーソナルモニター装備で、シートモケットは鮮やかな青色
まだ新しい機材なのか??あと、中国の飛行機ってこんなに綺麗だったけ??
エコノミークラス後方の一部は2-3-2のアブレスト。
座席は比較的新しいものが導入されているようだ。
中国系の機材はボロい、モニター無し、くたびれたシート、、そんなイメージはもう古い。
中国東方航空の機内はかなり綺麗な状態だった。
機内と座席
今回指定した座席は窓側70L。
座席にブランケットやクッションは用意されていなかった。
※クッションやブランケットはCAさんに希望を伝えて受け取るシステム。
パーソナルモニターのサイズは9〜10インチサイズ。
モニターの下にはUSBポート、ゲームで利用可能なリモコンも装備。
テーブルが閉じた状態でドリンクホルダーが利用可能。
座席にはヘッドレストが装備。
改めて写真で確認してみたが、座席の状態がとても綺麗。
テーブルは現在主流の二つ折りタイプ。
汚れもなく衛生面も大丈夫そうだ。
シートピッチは握り拳1個半ほど。
国際線の中では標準的な広さ。
シートポケットはメイン以外にサイズが異なる3種類が利用可能。
スマホや小物を入れておくのに便利。
機内エンターテイメント
気になる機内エンターテイメントを見てみよう。
画面は他社のモニターと同じようにタッチパネル式。
映画や音楽、ゲーム、フライトマップと内容も充実している。
こちらはフライトマップ。
細かな設定はできないが、眺めている分には十分かと。
映画はハリウッドと中国の映画が視聴可能。
ただ、収録されている本数はかなり少なく25本ほど。
いわゆる最新作は収録されていないようで、「アバター」の続編や「デューン」がメインとなっていた。
ちなみに日本語は非対応で英語か中国語での対応のみ。
イヤホンは離陸後に配布された。
機内食
離陸から30分ほどシートベルト着用サインがずっと点灯。
これは中国系の航空会社共通で、なぜか離陸後と着陸前は長い時間行動が制限される。
その後、イヤホンや入国カードを配布。
離陸から40分後に機内食の提供開始。
後方だったためか、種類は選べず一種類のみ。
メインは「牛肉と茄子の中華風あんかけ」とご飯。
他にブロッコリー、唐揚げ、ハムサラダ、カットフルーツ、ロールパン。
ドリンクは全員にペットボトルの飲料水。
他にコーヒーやお茶などのドリンクサービスもあり。ビールの有無は不明。
機内食は日本積み込みということもあって美味しくいただいた。
機内食を食べ終えた後は到着までのんびりモード。
機内からの眺めは日本を離れるにつれて視界が怪しくなってきた。
青い空も霞んできた。。
日本と中国、それぞれ上空からの視界がこんなに違うのか?と疑ってしまうレベル。
経由地の上海に到着
MU730便は大きな遅れや揺れもなく上海浦東国際空港に到着。
予定時刻より19分早着の10時54分に到着。
フライト時間は2時間21分。イヤホンは着陸30分ほど前に回収されるため映画一本は視聴できないと思われる。イヤホンの利用可能時間は1時間10分程度。
上海に到着したMU730便。思っていたより快適だった。
正直な感想は”上海までは全然余裕です!”。
この後、中国での乗り継ぎ手続きを済ませてバンコク行きのゲートへ向かう。
まとめ
※動画でも公開しています。
実は中国東方航空の利用するのは2回目。
初めて利用したのは8年ほど前で激安のビジネスクラスでバンコクへ。
当時利用したフライトはナローボディ機だったので機内の設備は昭和のような印象。
ビジネスクラスでもこれくらいのレベルかぁ、、と思ったのが懐かしい。
そして、数年を経て今回初めてエコノミークラスを利用してみたが、いい意味で驚かされた。
ワイドボディ機だったこともあり、充実した設備、綺麗な座席と空間、ストレスのないフライト。
機内食も美味しいし品数も十分。パーソナルモニターも最近のものが装備されている。
他社の国際線と比べても大差なく、むしろ片道2万円以下でこれなら全然アリだと思った、、この時点では。
問題は上海からバンコクへのフライトだ。
この様子については次回紹介する。
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