2025年2月に訪れたベトナムのダナン。
今回はダナン滞在中の食事について少し触れておく。
宿泊したホテルがミーケービーチ近くとあって、周辺には観光客に人気のお店がたくさん。
中でも、バックパッカーが利用しやすいリーズナブルなお店が特に人気のようだった。
過去ダナンを訪れた際もバインミーを中心に飲食店の紹介をしているが、今回は訪れたことがないお店を中心に利用してみたので参考にしてほしい。
ダナン滞在中の食事
まずはミーケービーチ。
最後に訪れた2023年5月と比べて明らかに観光客が増えている。
利用客が増えれば当然のようにサービスを提供する側も増えてくる。
整備されたビーチロードでは、観光客が行き交うリゾート地らしい雰囲気になった。
ダナンといえばコレのインパクトが強い。
ペンギンが大きく口を開けたデザインのゴミ箱。
デザインは悪くないが、この目がなんともいえない。
ミーケービーチ沿いのフードトラック
パタヤのビーチロードと同じように、ミーケービーチを散歩するととても気持ちいい。
ビーチロードには健康器具や休憩の椅子が設けられて憩いの場にもなっている。
パタヤとは異なり落ち着いた雰囲気で健全なリゾート地だ。
久しぶりのミーケービーチ。驚いたことに写真のようなフードトラックが何台か営業していた。
これは2年前には見られなかった光景。通り沿いにはベトナムらしく飲食用の小さなテーブルと椅子が並べられている。
鮮やかな青色のお店ではピザとハンバーガーをメインに販売中。
価格はハンバーガーが500円、ピザは1200円くらいで現地の物価からするとやや高め。
黄色いのフードトラックはコーヒーやファストフードを販売。
どのお店もフルーツジュースやベトナムコーヒーなど定番商品を扱っている感じ。
少し見づらいかもしれないが、コーヒーは220円〜300円ほどで提供されている。
ベトナムのスムージー(シントー)も220円ほどとリーズナブル。
これ、日本で同じようなロケーションで購入すると3倍くらいしそう。
ビーチロードの飲食店でさえ物価の安さを実感できるのは有り難い。
こちらもちょっと見にくいかもしれないが、プリンが上に乗ったスペシャルドリンク(パフェのような感じ)は260円くらいとやっぱりリーズナブル。
現地の物価の安さで円の弱さが薄らいでしまうほど。
この感じだと今後もベトナムの観光業はますます伸びていきそう。
一方で、タイはバーツ高と物価高の影響から、今後の観光産業がどうなるのか気になるところ。
AN FOOD
今回のダナンで食べておこうと思った料理が「ボーネー(BONE)」。
事前に情報を調べてみると朝食に食べるステーキなんだとか。
朝からステーキって?違和感しかないが、はたしてどんな料理なのか。
訪れたお店は宿泊したホテル「ANGEL HOTELS BEACH DANANG」の目の前にある「AN FOOD」。
店舗型のスタイルではなくオープンスタイルのローカル店だ。
通り側を向いている椅子がなんともベトナムっぽい。
メニューにはスペシャル料理として3種類が提供されいてる。いずれもドリンクとのセットメニュー。
お目当ての「ボーネー」は一番上の写真。セット価格は420円ほどと安い。
他にビーフシチューや卵とソーセージの料理(カイガタ)など。
どれもリーズナブルで美味しそうだ。
セット商品のドリンクはドリンクメニューから選ぶみたい。
って、ベトナムコーヒーが150円、スイカスムージーも150円、、安いなー。
これだと、あれもこれもいろいろ頼んでみたくなる。
友達同士やグループで訪れたらシェアしてみるのも良さそう。
今回はホワイトコーヒーを注文。これが美味しすぎてビックリ。
マジか、、これが単品でも150円!日本の自販機と同じ価格ってことに驚かされる。
そして本体がこちら。
熱々の鉄板皿には卵2つ、パテ、ソーセージ、ビーフステーキなどボリューム満点。
味付けもしっかりしているため、一緒に提供されるパンと野菜は最高の組み合わせ。
なんとなく、バインミーの豪華な具材を別皿で提供されているような感じ。
でも、これはこれで立派な料理。ホワイトコーヒーとの組みわせも素晴らしい。
ちなみに、この「ボーネー」は午前中だけでなく終日食べることができる。
こちらのお店は他の料理もリーズナブルなので、気軽に利用するにはオススメ。
Breco Cafe
続いて紹介するお店は先ほどの「AN FOOD」から近い場所にある「Breco Cafe」。
こちらのお店は滞在中いつも観光客で賑わっていた人気店。
店内で飲食可能なカフェレストランだが、屋外で食べる欧米人がとても多い。
店内に入るとまず目に入ってくるのがキッチン。
このキッチンに女性を中心としたスタッフが7、8名が働いている。
そして、ずっと忙しそうに絶え間なく作業をしている様子に人気店であることが伺える。
キッチンを抜けた奥には写真のようなイートインスペース。
テーブルは全部で8台ほど。25名ほどで満席といった感じか。
テーブルの上には各種調味料とフォークやスプーン、お箸の入った容器。
観光客向けなので不衛生に感じることはない。ただ、一般的なレストランと比べると食堂のように入りやすい雰囲気。
まずはドリンクメニュー。文字が小さいため見づらい。。
ベトナムコーヒーのブラックは180円。エスプレッソは220円、シナモンコーヒー270円など。
スムージーや抹茶ラテ、チョコレートなどは250円前後。ビールはなんと120円という安さ。
カフェレストランとしてはリーズナブルだ。
フードメニューはバインミーを中心にオムレツやスープ、アボガドトースト、麺料理、フライドライスなどと豊富。
価格はどれも200円〜300円ほどとこれまたリーズナブル。
今回注文したのはライスボウルのビーフ。価格は270円。
日本で食べる牛丼の並より安いが、期待を上回る美味しさだった。
メインのビーフは玉ねぎと一緒に調理されて味付けもちょうどいい。他にトマトやきゅうりなどのサラダ、韓国海苔、目玉焼き、たっぷりの具材の下にはご飯もしっかり入ってる、、これで270円はちょっとありえない。
このライスボウルで栄養もボリュームも満点。これは女性にもオススメできる一品。
そして、一緒に注文したグラノーラ入りのバナナスムージーは220円。
味も価格もボリュームも満足だ。
後日、再度利用した際はバインミーとライスボウル(ポーク)をテイクアウト。
ドリンクは別で購入したものだが、2品で500円という安さ。
ライスボウルはしっかり具材が敷き詰められてずっしりしている。
バインミーは卵とソーセージの組み合わせ。パン自体が美味しいので具材との組み合わせにハズレはない。
「Breco Cafe」のライスボウルは今回のダナンで一番のお気に入りとなった。
2 Ladies Kitchen
最後に紹介するお店はバインミーがメインの「2 Ladies Kitchen」。
先ほどの「Breco Cafe」から徒歩数分の距離で同じようなエリアに位置している。
比較的に敷地の広いカフェレストランで、屋内だけでく屋外にも椅子とテーブルが用意されている。
ドリンクメニューがこちら。なんと韓国語や日本語にも対応している。
これだけきっちしりしていると観光客向けのお店であることは間違いない。
ただ、価格を見てみると、、サイゴンミルクコーヒーは220円、ホワイトコーヒーは240円とリーズナブル。
周辺のお店と価格差はあまり感じられない。
そして、メインのバインミーがこちら。
人気商品の「焼き豚のパン」は300円。他に「牛肉炒めのパン」「カラメル煮豚のパン」なども300円。
「ベトナム風ポークソーセージのパン」は220円とリーズナブル。
ドリンクとバインミーを注文して待っていると写真のドリンクが提供された。
なんと、こちらのお店ではバタフライピーのドリンクが無料だそう。
このドリンクだけで300円くらい請求されそうなのに、ちょっとありえない嬉しいサービス。
今回注文したのはホワイトコーヒーと「焼き豚のパン」。
ホワイトコーヒーの味はバッチリ。そして、肝心のバインミーはボリュームがあって食べ応え十分。
ぎっしり入っているポークグリルは旨味たっぷりでパンとよく合う。
これ美味しいに決まってるだろう、、ってサーブされてすぐに思った。
この内容で540円ほど。ベトナムのファストフードはやっぱりバインミーだな。
後日、再度利用してみたときはテイクアウトで注文。
なんと、テイクアウトでもバタフライピードリンクが提供された。
さらに、ミルクコーヒーは氷とコーヒー、練乳がそれぞれ別の容器に分けられて提供される。
これは、氷で薄まるのを防ぐため、飲む直前で混ぜるように考えられたと思われる。
このあたりの配慮も素晴らしい。
そしてメインのバインミーは「牛肉炒めのパン」を注文。
ポークだろうが、ビーフだろうが、やっぱりパンが美味しい。
そして、ボリュームとしっかりした味付けが満足感を高めてくれる。
いわゆる屋台のバインミーではなく、料理としてのバインミーを求めるならオススメ。
まとめ
※動画でも公開しています。
今回紹介した3店舗はどれも「Angel Hotels Beach Danang」から徒歩圏内。
ミーケービーチからも近いので観光客には利用しやすい立地だと思う。
また、提供されている料理の価格はリーズナブルだが、味付けやボリュームは十分満足できるはず。
3店舗とも欧米人の利用客が多く常連客と思われるお客さんも見かけた。
東南アジアでは衛生面を気にする方も多いと思うが、こちらの3店舗はどれも安心して利用できるレベル。
初めてダナンを訪れる方も価格と料理の美味しさに笑顔がこぼれるだろう。
昨今の円安で海外旅行は行きづらくなったが、リゾート地であるダナンでは飲食の費用をかなり抑えることができる。
次回も引き続きダナン滞在中の食事を紹介する。
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