2025年2月に訪れたベトナムのダナン。
滞在中に宿泊したホテルは4軒。
全てミーケービーチまで徒歩圏内で、予算は一泊たり3〜4千円前後。
今回紹介するホテルは3軒目になるが、最初の2軒と比べて築浅で居心地が良かった。
ダナンは似たような価格帯のホテルが多く、悩んでいる読者も多いと思う。
そんな中でも特にオススメできるホテルなので参考にしてみてほしい。
Estrella Boutique Hotel
今回紹介するホテルは「Estrella Boutique Hotel」。
ホテル予約サイトで調べてみたところ、オープンしたのは2023年と新しい。
建物自体の外観もモダンなデザインで、全然ボロい印象もない。
ブティックホテルだけあって、客室もそれなりに期待できるところ。
場所
ホテルの場所はミーケービーチから徒歩10分ほどと少し離れている。
目の前は大きな通り沿いで、Grabを使えばすぐに車が手配できる。
周辺にはミニマーケットや飲食店、マッサージ屋さんと立地は悪くない。
細い路地の通り沿いにはローカルカフェがあるので、リーズナブルな価格で美味しいベトナムコーヒーを味わうことができる。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・ホテルの階数 10階建
・客室数 50
レセプションとロビー
ホテル入口はベトナム定番の長い階段ではなく、少ない段数で足腰の負担は軽め。
大きなガラス窓と扉はピカピカでブティックホテルっぽい。
駐車場は地下に設置。この角度と狭さで車を入れるにはちょっとキツそう。
おそらく車ではなくバイク用と思われる。
まぁ、ダナンに来て自力で車を運転する方は少ないだろう。
入口ドアの両サイドには休憩スペースとして椅子とテーブル。
こちら側には灰皿も用意されているので、喫煙スペースとして利用可能。
ホテルに入って左側にエレベーターが2基。
客室数50と少ないため、待ち時間はほとんどなしで利用可能。
ホテルの中に入って気づいたが、朝食会場がロビーの代わりになっている。
これ、朝食が提供されている時間にチェックインした場合はどうなるんだろう??
空いている席に座って待つのか??いや、でも周辺は朝食を食べているので居心地が悪いだろうに。
レセプションはとてもコンパクト。
ウェルカムドリンクはフルーツジュースだったと思う。
あと、デポジットは不要。
気になったのがコチラ。
チェックイン待ち、チェックアウト後のスーツケースがズラリと並べられている。
訪れた時間が12時過ぎなので、朝食会場も荷物置き場と化していた。
さすがにコレは改善した方が良さそう。全然落ち着かない。
この荷物は朝食会場だけでなく、エレベーターのすぐ近くまで並べられている。
せっかくスタイリッシュな雰囲気がこれでは勿体無い。
客室
今回予約した客室は「スーペリアダブルルーム」。一泊当たり約4千円(朝食込み)。
予約の時点で高階層をリクエストしておいたが、アサインされたのはなんと2階の205号室。
さらに、すぐ隣はスパという微妙な客室となった。
フロアマップを見ていただきたい。
205号室の奥は「SPA」となっているため、客室の前は癒し系のヒーリングミュージックが流れている。
これはこれで悪くはないんだが、問題は客室からの眺めである。
客室の鍵はカードキー。ポケットに挿し込んで通電する仕様。
クローゼットの代わりに衣類を掛けておくバーとハンガー、ガウンが用意されている。
スーツケース置き場はコンパクトな荷物だと二人分置くことができそう。
ランドリー用の袋、下の収納スペースにはサンダルが2組。
向かい側にはバスルームと全身用の鏡
コンパクトにまとめられているが、決して狭い印象はない。
大きなダブルベッドにはソフト枕が4つ。
頭上はグレーのカラーリングでクッションになっている。
新しいホテルだけあって雰囲気がとても良い。
ベッドの下は嵩上げするための台と間接照明。
ベッドサイドには両サイドに読書灯と電源コンセント、片側のみミニデスク。
ダイキン製エアコンのコントローラーが奥に見える。
ベッドの向かい側に壁掛けの液晶テレビ、作業机、椅子。
作業机は奥行き、幅も十分な広さで、PC作業も問題なし。
作業机の左したにはミニ冷蔵庫が収納されている。
液晶テレビのサイズは42インチほど。
メーカーはLG製でスマートテレビ。もちろんYouTubeの視聴も可能。
作業机の上には電気ケトル、コーヒーカップ、インスタントコーヒーと紅茶。
無料の飲料水はミニペットボトルで2本。カップラーメンは有料。
化粧用の円鏡。ティッシュペーパー、電話機、電源コンセント。
客室の奥には椅子とコンパクトなテーブル。
バルコニーは設置されていないが、写真のような窓が組み込まれている。
下側は磨りガラスになっているが、上半分は景色を眺めることができる。
で、その眺めというのがコチラ。
悪天候というのもあるが、それよりも何だこの景色は?
隣の建物の屋上ビューといった感じ。さすがにこの景色はいただけない。
天気が良くてもあまり関係ないだろう。うーん、、、とりあえずレセプションでルームチェンジを相談してみよう。
※翌日ルームチェンジで高層階に移動。そちらの客室については次回のブログで紹介する。
バスルーム
バスルームは標準的な広さ。
左にトイレ、右に洗面台、正面奥にはシャワーブース。
客室と同じでスタイリッシュな雰囲気。
洗面台には大きな鏡と間接照明。
シンクはまずまずの広さで、電源コンセント装備。
少し分かりにくいけど、左下にハンドタオルが置いてある。
アメニティは歯ブラシ、歯磨き粉、櫛、シャワーキャップ、綿棒、カミソリと申し分ない。
左側にはグラス、石鹸。
ヘアドライヤーはフィリップス製。
まだまだ綺麗な状態のトイレはハンドシャワー装備。
上に用意されているタオルはバスタオルとフェイスタオル。
シャワーブースは段差とガラス扉があるので、水が流れ出る心配はなし。
シャワーの種類はレインシャワーと手持ちの2種類。
左奥の窪みにシャワージェルとシャンプーが置いてある。
バスルームは築浅ということもあって、カビや下水の臭いは皆無。
目立った水垢や汚れもなく、ここまで綺麗な状態だと安心して利用できる。
WiFi速度
WiFi速度は動画視聴に問題ない速さで、滞在中は安定して利用できた。
朝食
一階にある朝食会場はレセプションのすぐ隣。
ロビーの代わりとしても利用されている。
高い天井とモダンなデザインでオシャレな空間を演出している。
テーブルや椅子もそれなりの数が用意されているが、混み合う時間帯は満席になる場合も。
提供されている料理がこちら。
コーヒーはフィルターコーヒーで練乳も用意されている。
ミックスサラダ、プチトマト、ハム。
フレッシュジュースは一種類のみ。日替わりで提供されている。
ベトナムのスイーツが数種類、フルーツ、ロールパンなど。
ホットミールは10種類ほど。洋食とベトナム料理の組み合わせ。
エッグステーションでは各種卵料理の他にフォーも提供されている。
こちらは滞在二日目にいただいた朝食。
揚げ春巻きや豚肉のつくね、パスタなどバラエティな内容。
滞在3日目の朝食はオムレツ、パスタ、ベイクドビーンズなど洋食を中心に選んでみた。
もちろんフォーもいただく。
具合はチキンで、あっさりしたスープと麺が胃に優しい。
ホテルの朝食としてはまずまずの品数だが、気になったのはスタッフの多さと視線。
常に監視されているような雰囲気で、落ち着いて食べることができない。
このあたりは好みによるかもしれないが、もう少し気軽に食べれるような雰囲気だと嬉しいかも。
まとめ
※動画でも公開しています。
ダナンで築浅の4つ星ホテル「Estrella Boutique Hotel」いかがだったでしょうか?
本文でもお伝えしたように、ダナンでは同じような価格帯のホテルが乱立している。
どれも評価が高めでホテル選びに悩む読者は多いと思う。
そんな中でも築浅でピカピカ、スタイリッシュな客室、朝食が付いて4千円ほどの価格は魅力的だと思う。
唯一、ミーケービーチから少し離れているのがマイナスポイントではあるが、歩いていけない距離ではない。
なんならホテルの前からGrabを利用すれば楽々移動可能だ。
周辺には飲食店も多く、そこまで立地に不安を感じることはないだろう。
あとは、今回アサインされたような低階層で眺めがない場合は、レセプションで交渉するしかない。
実際に筆者も交渉して、翌日ルームチェンジすることができた。
ルームチェンジ後の客室については、ホテル設備と合わせて次回のブログで紹介する。
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