ホーチミン、、というかベトナムといえば「ベトナム戦争」を忘れてはならない。
1955年に南北ベトナムの統治をめぐり、南はアメリカ合衆国、
北はソビエト社会主義共和国の支援を受けていたため、米ソの代理戦争とも言われている。
勝敗は1975年4月30日に南ベトナムのサイゴン陥落により北ベトナムが勝利した。
20年も続いた結果、世界各国に数百万人もの死者が出た悲惨な戦争。
北のハノイと南のホーチミンで雰囲気が異なるのも、当時の影響を受けていると思われる。
また、ベトナム戦争で忘れてはいけない問題に化学兵器の恐ろしさがあげられる。
毒性の強いダイオキシンが含まれた枯葉剤により、
戦争終結後も土壌汚染や先天性の異常を抱えて生まれる子供もいる等、まだまだ戦争の影響は続いている。
そんなベトナム戦争で実際に使用された戦車やヘリ、
大砲や爆弾などの戦争遺物と写真を展示しているのが「戦争証跡博物館」。
※2013年初めて訪れたホーチミンの内容です
「戦争証跡博物館」
建物の入口に入ったところからすぐに戦闘機が見える。
多くの観光客が訪れるだけあって建物も立派で敷地も広い。
敷地内の展示物
実際に使用された戦車やヘリを間近で見ることができる。
また、展示物の前には説明の書かれたパネルがあるが日本語の表記は無かったと思う。
こちらは戦闘機が展示されている。
戦車にもいろいろな種類があるようで数多く展示されていた。
アメリカ空軍の戦闘機も展示されていた。
見た目からして間違いなくミサイル。
威力の大きさは分からないが、このミサイルが空から降ってくると思うと恐怖しかない。
館内の展示物
実際に使用されたライフル。
当時の写真と合わせて実物が展示されているので、よりリアルに感じられる。
こちらは爆弾や地雷の展示と思われる。
パッと見ただけでは分かりづらいが、これらが戦争で実際に使用された兵器。
枯葉剤を空から散布している写真はインパクトがあった。
こちらも爆弾の類と思われる。
使用された後のミサイルだろうか、、
他に、枯葉剤の影響で結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」のが紹介されている展示や、
様々な表情をとらえた写真、反戦運動の資料、武器等、、
ベトナム戦争の歴史と悲惨さが伝わる博物館となっている。
また、展示資料の中には日本語で書かれているものもあるので安心してほしい。
場所と料金
ホーチミンの中心から近く、タクシーに乗ってもすぐにつくので是非訪れてみてほしい。
戦争証跡博物館の場所はこちらの地図で確認を。
入場料金は40000VD=200円
【公式HP】「戦争証跡博物館」
ホーチミンの街をぶらり
戦争証跡博物館を訪れた後、街を散策していると目についたのがコレ。
たくさん積まれた「セーフティボックス」
ホテルではよく見かけるが、街中でこのように販売されてるのは初めてみた。
タイのパタヤでもよく見かける無数に絡まった電線。
ホーチミンの街中でも見ることが可能だ。
バイクの上で寝るおじさん、、
靴(サンダル)を脱いでるところもポイントが高い。
「ベトナム名物サイゴン娘クッキー」、、、売り切れてた。
持って帰って喜ばれるおみやげナンバーワン!
かわいい おいしい 安い 50000VD=250円
「ハイランドコーヒー」でカフェタイム中にバスとバイクの接触事故が、、
このバス、、しばらく動かないと思ったら速攻移動させてた。
まぁ、、バスが道を封鎖すると渋滞の影響が凄いことになるだろうから仕方ないのかも。
ホーチミンで一番美味しかったバインミーは超有名店「ニューラン(Nhu Lan)」
いろいろな総菜やパンが売っているベトナムで有名なお店。
ローカル価格で味は抜群!!
ホーチミンに訪れた際は是非足を運んでみてほしい。
まとめ
海外旅行の楽しみといえば食事やショッピング、観光が主な内容と思うが、
訪れる国の歴史や文化に触れるのも貴重な経験になるはず。
ベトナム戦争はまだまだ最近の出来事で、その影響は現在も続いている。
歴史やその事実を受け止めて悲観することはないかもしれないが、
何かを感じて、少しでも平和に向けて考えるキッカケになれば
「戦争証跡博物館」の目的や訪れたことの意味があるのでは。
ホーチミン、、、いろいろと考えさせてくれる魅力あふれる街。
バイクで寝るおじさんがいる。
「ニューラン」バインミーが最高。
「戦争証跡博物館」必ず訪れてほしい場所。
「ベトナム名物サイゴン娘クッキー」は大人気!
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