【フライトレビュー】国内線LCCのPeach(MM154便)に初めて乗ってみた

Peachのシャークレットとスカイマーク機 空港

 

過去に海外旅行で乗ったLCCはジェットスター、ノックスクートのみ。

いづれも国際線で台湾とタイへの旅行で使用したくらい。

なかなか国内線のLCCに乗る機会がなかったが、今回、初めて国内線LCCのPeachに乗ってみたので紹介する。

 

福岡空港

 

今回搭乗するPeachのMM154便は福岡空港を12時35分に出発し、関西空港に13時45分到着する。

福岡空港を利用するのも初めて。

そもそも国内線の飛行機に乗ること自体も少ない。

宿泊していた博多から福岡空港までは地下鉄で移動。

 

空港線の博多駅出発掲示板

 

福岡空港を利用した日は2020年の7月13日。

国内線のフライトは通常の6割くらいまで戻っている状況。

 

福岡空港のフライト案内

 

Peachのチェックインを体験するのは初めてだったが、驚くほど簡単だった。

電車を利用するときに切符を購入する感覚、、といってもいいくらい。

お預け手荷物がある場合は奥に見えるカウンターで手続きが必要。

 

Peachのチェックインカウンター

 

持ち込み荷物のみの場合、

手前に見える大きなディスプレイの機械で【スマホの予約QRコードをかざし】、

予約内容や注意内容を確認→【確認ボタンを押す】、

機械から出てきた【レシートを受け取る】だけ。

 

素晴らしい!

 

こんなに簡単でいいのか、、と思うくらいシンプル。

自販機で例えると、、

① お金を入れる=スマホのQRコードをかざす

② 好きな商品のボタンを押す=予約、注意の確認ボタンを押す

③ 選んだ商品を取る=レシートを取る

 

自販機と同じレベル。

(*・∀・)b Good!

 

Peachのチェックインカウンター

 

機械から出てきたレシートがこちら。

しっかり「ボーディングパス」と書かれている。

他にQRコード(黒塗りで消してます)、便名、行先、出発時間、搭乗口、座席、氏名、諸注意など、、

 

Peachの搭乗券

 

利用するMM154便の登場口は4番ゲート。

搭乗待ちと思われる人数は80名~100名ほど。

Peachの機材は全てエアバスA320で座席数が180席仕様。

今回の搭乗率は60%前後と思われる。

福岡空港の搭乗ゲート

 

福岡空港に駐機中のPeachのエアバスA320。

こちらは別便の機材だが見た目のデザインは同じ。

 

福岡空港に駐機中のMM154

 

搭乗すると隣にはスカイマークのボーイング737-800が駐機していた。

羽の端にハートマークが描かれている。

 

ん!?

搭乗したPeachの羽の端にある”シャークレット”といわれる部分の形が少し異なっていた。

これは、もしや、、、

 

Peachのシャークレットとスカイマーク機

 

エアバスA320-200ceoの機内

 

座席前にある「安全のしおり」を見て分かった、

 

エアバスA320-200ceo

 

フライトレーダーのアプリで機材年齢を調べると導入から一年の新機材だった。

これは当たり機材だ。

現在製造されているエアバスA320は従来型の「ceo」と新世代エンジンを搭載した「neo」に分かれている。

ちなみに、ceo、neo、どちらでもないタイプは少し古い製造分となる。

 

エアバスA320-200ceoの安全のしおり

 

機内はLCC定番の横3-3席の6席、単通路仕様。

紫色と黒色の座席が交互に配置され、頭上の荷物入れに沿って紫色のラインが入っている。

パーソナルモニターは無し、シートピッチは74cm(29インチ)とやはり狭い。

あるのはテーブルとシートポケットのみ。

 

Peachの機内

 

新機材の座席はプレリクライニングで15度倒された設計になっているため、離発着時を含めて乗り心地が向上されている。

 

Peachの座席

 

座席が薄いため、若干足元に余裕があるように感じた。

隣2席が空席だったこともあって、1時間程のフライトでは全く窮屈に感じることがなかった。

 

Peachのシートピッチ

 

離陸時にエンジンの爆音が飛行機では当たり前だが、新機材ということもあってか機内では静かに感じた。

 

Peach機内からの眺め

 

関西空港第二ターミナル

 

Peachは関西空港第二ターミナルを使用することになる。

第一ターミナルとの大きな違いはボーディングブリッジがなく、全て地上を歩いて搭乗することになる。

間近で迫力ある飛行機を見ることができるのは貴重かもしれない。

 

関西空港に駐機中のPeach

 

もう一つ、関西空港第二ターミナルに厄介な特徴がある。

建物が簡素でゲートから(到着口)までの距離が長いこと。

例えるなら、

空港というより倉庫である。

 

関西空港第二ターミナルの通路

 

うわっ、メッチャ倉庫!
多古山先輩
多古山先輩
空港って言われないと分からないレベル
みどりん@
みどりん@

写真を見てお分かりいただけると思うが、先が全く見えない通路をひたすら歩く。

曲がった先もひたすら歩く、、

どんどん歩く、、

倉庫の中を歩くこと15分くらい、

700~800mくらい歩いただろうか、、

ブリジロック
ブリジロック
旅行気分とか皆無だよ

 

関西空港第二ターミナルの通路

 

やっと手荷物受取所にたどりついた。

利用するゲートによって歩く距離にかなりの差がでてきそうだ。

最後まで倉庫全開だな
多古山先輩
多古山先輩

 

関西空港第二ターミナル手荷物受取所

 

関西空港第二ターミナルから関西空港の駅までは連絡バスを利用することになる。

無料なので特に問題はないが、到着するまで少し待つ必要がある。

 

関西空港の連絡バス案内

 

バスは2両が繋がっているので、大勢の利用者でも一度に乗ることが可能。

 

関西空港のシャトルバス

 

【Youtube動画】:「【乗ってみた】国内線LCC Peach MM154 福岡→関西」

 

まとめ

 

・国内線Peachのチェックインは自販機レベルの手軽さだった。

・PeachのエアバスA320ceoはプレリクライニングされていて快適だった。

・関西空港第二ターミナルは倉庫と間違えてしまう。

・関西空港第二ターミナルのゲートから到着口(手荷物受取口)までは驚くほど距離があった。※利用ゲートによって異なる

 

今回利用したMM154便は福岡空港から関西空港まで約1時間。

実際の飛行時間は45分ほどと驚くほど短時間で到着する。

機内販売は無かったため、搭乗前に飲食をして搭乗するのが良さそうだが、安定飛行になればお弁当やパン・ドリンクを持ち込んで食べても問題はない。

このあたりは基準が厳しい国際線に比べて使い勝手が良いと思った。

また、現在はピーチだけでなくジェットスターもキャンペーン価格を打ち出している。

今回利用した福岡ー関西便は座席指定と諸税込みで5500円だった。

預け荷物が無ければ、さすがLCCといった価格だ。

手軽に申し込み、身軽な状態で、気軽に搭乗するのがLCCの醍醐味。

今後は国内旅行で積極的に活用したいと思うフライトだった。

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