2022年4月10日(日)関西国際空港からマレーシアを経由してタイへ向かう。
フライトはマレーシア航空MH53便。
コロナ感染拡大前の2020年2月に利用して以来となる。
機内の様子やサービス、機内食、クアラルンプール到着時の対応など、、
現在はどのような状況なのか紹介しようと思う。
マレーシア航空MH53
マレーシア航空MH53便は関西国際空港を9時55分に出発、クアラルンプール国際空港には15時45分に到着する。
日本とマレーシアの間には時差が1時間あるので、フライト時間は6時間50分になる。
この日の機材はエアバスA330-300。
座席は290席を備える大型機材。
【マレーシア航空公式HP】機材案内
特別塗装が施された仕様で個人的にはとても気にいっている。
(・∀・)イイ!!
マレーシア航空は関西国際空港以外で成田空港にも就航している。
MH53便は2月の予約時点で3月20日から運行が再開され、4月には週4便のスケジュールだったはず、
が、3月途中でスケジュールが大きく変更され4月は週1便(日曜日のみ運行)に減便されてしまった。
日本便だけでなくタイへ向かうクアラルンプールーバンコク線も大きく減便され、フライトキャンセルの影響を大きく受けることになった。
とりあえず、当初予定していた4月10日のMH53便は運行されるとのことで一安心。
また、出発前のPCR検査陰性証明書(英語)もタイ入国には不要のため、トランジット利用でも問題がなかった。
※マレーシア入国には現在も出発前のPCR検査陰性証明書(英語)が必要。
搭乗開始は9時20分、13番ゲートから搭乗開始する。
この日の搭乗客は約100名で、3割〜4割の座席が埋まっている状態。
後方座席38Kからは離陸前にタイ国際航空の機材が見えた。
タイ国際航空だとタイまで直行便なので約6時間で到着する。
一方、マレーシア経由でタイへ向かうと通常は約11時間、、約2倍の時間を要することになる。
エコノミーフレックス
尚、私が今回購入したチケットはエコノミーフレックス。
同じエコノミークラスでも少しの料金を支払うことで様々な特典が付いてくるのだ。
例えば預け荷物は35kgまで可能(ベーシックは20kgまで)、無料で何度でもフライト日の変更が可能。
また、優先チェックイン、優先搭乗や預け荷物を優先的に受け取ることも可能。
他にはエクストラレッグルームシートなどの有料座席を10%安く購入することが可能。
基本的に機内サービス自体はエコノミークラス共通なので変更なし。
機内サービス
以前、タイへ向かう時に利用したタイ国際航空では感染対策により機内食が変更されていたが、マレーシア航空ではどうなのか?
一番気になるのは機内食の内容だが、他に気になるところがないか見てきた。
感染対策として機内に入ると写真のようなマスクとアルコールペーパーのセットが渡された。
マスク着用は現在も必須である。
また、タッチパネルやテーブルに直接手を触れることになるので、アルコールペーパーの利用は有効だろう。
※シンガポール航空でも同様のキットが配布されていた。
座席
マレーシア航空エアバスA330-300のエコノミークラスは2-4-2のアブレスト。
後方は機内が少し狭くなっているため2-3-2となっている。
座席のモケットは赤色と紫色の組み合わせ。
少しだけ以前のタイ国際航空と雰囲気が似ているが決して悪い印象ではない。
私が指定した38Kは窓側の座席。
隣だけでなく、前後、中央の4人席も空席でストレスフリーな時間を過ごすことができた。
座席には予めクッションとブランケットが各座席に用意されている。
シートピッチは31〜32インチ(81センチ)で国際線の標準レベル。
握り拳一個半くらいでもちろんLCCより広い。
そもそも、前後が空席なのでフルリクライングも出来てシートピッチはあまり関係ないレベルでもある。
( ・ ∀ ・ )ニヤニヤ
隣も空席なので肘掛けを上げてソファー的な使い方も可能。
ヘッドホンは離陸前に客室乗務員から配布された。
※着陸前にヘッドホンは回収される。
座席背面に備え付けられたテーブルは折りたたみ式。
機内食以外のドリンク利用だけなら折り畳んで半分の広さで十分だろう。
機内エンターテイメント
マレーシア航空エアバスA330-300のパーソナルモニターは9インチサイズのタッチパネル。
画面の下にはリモコンとUSBポートが装備。
USBケーブルがあれば機内での充電も可能。
また、座席の下には115Vの電源コンセントも装備されていた。
タイ国際航空では感染拡大の影響もあって機内エンターテイメント(特に映画)が限定されていた。
しかし、マレーシア航空では最新映画を含め約100本の作品を視聴することが可能だった。
スパイダーマンやマトリックスの最新作品、他に「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」といったホラー作品も視聴可能。
古い作品から新しい作品までとても充実した内容で楽しむことができた。
(・∀・)イイ!!
機内食
気になる機内食だが、マレーシア航空でも感染対策のため提供は一回にまとめられていた。
以前は離陸後にドリンクサービスとランチ、到着前にアイスとマフィンの軽食が提供されていたが、やはりまだ難しい状況のようだ。
【関連記事】「エクストラレッグルームシートで快適!マレーシア航空MH53」
そのかわり、一回の機内食には炭水化物を中心に多くの品数が提供される。
この日のメインは「チキンサテー」か「フィッシュホットビーンソース」の2択。
選んだ「チキンサテー」には甘いピーナッツソースとスパイシーなフライドライスが入っていた。
他にロールパン、マフィン、パウンドケーキ、クラッカー、チーズ、バター、ピーナッツ、キットカット、お水。
※基本的に全て個包装された状態で提供される。
フルーツや野菜は残念ながら含まれていなかった。
ドリンクはアサヒのスーパードライもあったがカールスバーグを注文。
他にコーラ、スプライト、オレンジジュース、リンゴジュースも注文可能。
チキンサテー
(゚д゚)ウマー
食後にホットドリンクのサービス。
ホットコーヒーを注文すると追加のピーナッツもいただけた。
写真のマフィンやクラッカー、キットカットは機内食の残り物。
慌てて食べる必要がないので、映画を観ながらゆっくりいただくことにした。
機内食サービスの後は機内が消灯されお休みモードに入る。
ここから約4時間ほど睡眠、もしくは映画の視聴タイムである。
尚、ドリンクサービスは機内食以外に3回行われた。
※カップにドリンクを入れた状態で客室乗務員が搭乗客に声をかけてまわっていた。
※食事やドリンク時以外、機内ではマスク着用が義務付けられている。
クアラルンプール到着
到着まで約30分、、
高度を下げた機内からは雲とマレーシアの陸地が眼下に広がっていた。
ほぼ定刻通りにクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着。
飛行機から降りる際は座席番号ごとに区切って降りるよう指示があった。
そして、飛行機から降りた後のチェックは、、
何もなかった。
(;・∀・)
フツーの対応。
フツーに乗り継ぎ。
シンガポールの空港みたいに特定の場所に集められることもなく、
空港内は即自由行動可能。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「マレーシア航空MH53(Malaysia Airlines MH53)~関西空港からクアラルンプールへ~」
マレーシア航空MH53便を利用した感想はとても快適だった。
まず、搭乗客が少ないためエコノミークラスでもストレスフリーで過ごすことが可能。
機内食は一回にまとめられていたものの、品数が多く6時間50分のフライトでも問題なかった。
ただ、お腹が空くような可能性がある方は予めお菓子やパンを持ち込んでおいた方が良さそう。
客室乗務員は頻繁にドリンクサービスを行い、ホスピタリティを感じることができた。
おそらく、ピーナッツやドリンクはお願いすればもう少し追加でいただけると思う。
また、機内エンターテイメントの充実も素晴らしかった。
最新映画を含め約100本の作品から視聴できるのは満足度が高い。
もちろん、日本語吹き替えの作品が多いので英語が分からない方でも安心して視聴できる。
マレーシア航空の機内サービスに限って言えば、前回利用時と同様に十分満足できると思う。
問題はフライトキャンセルの多さやカスタマーセンターでの対応、、
こればかりは正直なところ厳しいと言わざるをえない。
私もギリギリまでフライトキャンセルに振り回されて当日を迎えた本人である。
タイ国際航空やシンガポール航空のようにもう少し日本人向けの対応を強化してほしいところではある。
それでも、なんとかクアラルンプールまでは予定通りたどり着くことができた。
次回はクアラルンプール国際空港(KLIA)での長い長い長すぎる乗り継ぎの様子を紹介する。
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