数年前から我が家のバスルームでは蛇口から水漏れが発生。
そこまで酷い水漏れではないため、まぁ放置してたわけです。
しかし、最近はシャワーヘッドからもポタポタとこぼれるようになり、
そろそろ何とかしないと、、、となったわけで今回の内容は旅ではなく修理です。
シャワー・ド・バス
水漏れの修理なんぞ素人では難しいだろうと思い、業者へ依頼しようと修理費用をネットで調べてみた。
そーすると、予想以上に高い修理費用がバンバンあがってる。
人件費や技術料的なもので数万円は覚悟しないといけない。
((((;゚Д゚))))
んで、
今はたっぷり時間もあるので素人でも挑戦してみようと思ったわです。
まず行ったのが、我が家にあるシャワーバスのマニュアルを見ること。
INAX シャワー・ド・バスNYS-1A
ってのが製品の型式になるみたい。
もう17年くらい前のモデルなので決して新しい製品ではない。
BF-8749T-D-PU
製品の型式やらシャワー・ド・バスって言葉でいろいろググってみたけど、
同じ製品に関する”修理してみた”的なのが見当たらなかった。
正直、50%くらいはダメかと思ったね。
でも、マニュアルを改めてよく読んでみると”配管内の水抜き”って項目に
標準地仕様 金具品番:BF-8749T-D-PU
って書いてあった。
あっ、もしかしたらこの型式で何が出てくるかも、、って少し希望が見えた。
改めて金具品番でググってみるとヒット!
ヽ(=´▽`=)ノ
取替用部品や施行説明書のデータがあったのでシャワー・ド・バスに使用されている部品が判明。
原因
続いて行ったのが、そもそも水漏れの原因ってなんだろう?って思いながらググってみた。
そーすると消耗品に代表される”パッキン”よりも”切替弁”の方が確立が高いらしい。
切替弁とは蛇口やシャワーの切替え、水を止めるために使われている部品。
我が家の場合は蛇口とシャワーからポタポタ水漏れしているので、恐らく長年の使用で切替弁がダメになっているんだろうと推測。
対象となる切替弁の型式はA-4191-1。
これを注文すれば、あとは交換するだけで水漏れが治まるはず。
切替弁A-4191-1
早速ネットで切替弁の型式を入力するとAmazonや楽天で販売されているのを確認。
今回は急いでいたのでAmazonで翌日急ぎ配送(無料)で注文。
写真はINAXのパーツ販売での画像だが、Amazonでも同価格帯で購入可能。
届いた商品は純正で型式と切替弁が箱に印字されている。
あと、商品と一緒に交換用の説明書が同梱されていた。
この説明書があれば素人でも大丈夫です。
※同梱されていた切替弁の交換手順書
修理作業
今回修理するのは一番右端のシャワーと蛇口の切り替えハンドル。
左に回すとシャワー、右に回すと写真の下側にある蛇口から水が出る仕組み。
ハンドルカバーの分解
切替弁を交換するには、まずハンドルカバーを取り外す必要がある。
下側に切り込みがあるので、そこに細い精密ドライバー的なものをブッ挿してクイッと押し出してやれば簡単に外れる。
その次のキャップも同じ要領で下側の隙間からクイッと押し出してやると外れる。
他にダブルセレーション、切替ストッパーといった小さ目のパーツを外せば切替弁が顔を出してくれる。
※写真は外したパーツ類
ここまではすんなり10分くらいの作業。
以外と簡単。
ただ、ココからが思ったより大変だった。
固定ナットの取り外し
固定ナットを外す必要があるのだが、これが、、なかなか動かずビクともしない。
ウォーターポンププライヤーで何度が回そうと試みるもダメで、
┐(´~`;)┌
潤滑油KURE556を吹きかけたりしながら、20分くらい格闘してやっと外すことができた。
この固定ナットを外すのが一番大変だった。
切替弁の交換
固定ナットを外すと、残るは切替弁がむき出しになっているので引き抜くだけ。
ちなみに、作業前に水の元栓(もしくは流量調節栓操作分)を閉めるのを忘れずに!
コチラもすんなり抜けずに、10分くらい格闘して引き抜くことに成功。
見た目では何がどうダメになっているのか分からず、、
実際、このパーツを交換して水漏れが直るのかもこの時点では不明。
購入した切替弁を差し込むのは全然簡単。
注意が必要なのは元の切替弁と同じように挿し込まないと、
シャワー、蛇口の切り替えポイントがずれてしまうこと。
1回目に挿し込んでチェックすると”止”の位置で蛇口から勢いよく水が出てしまう状態だった。
改めて、切替弁を外すして位置を調整すると無事、元の状態に戻った。
そして、気になる水漏れについては全く症状が出なくなったので修理完了。
(´▽`) ホッ
やはり原因は切替弁だったようだ。
まとめ
・蛇口やシャワーからの水漏れがあればパッキンだけでなく切替弁の交換も検討するべき。
・作業に必要な道具は精密ドライバー(マイナス)とウォーターポンププライヤー。
・作業前には必ず水の元栓、もしくは流量調節栓を閉じること。
・固定ナットが外れない時は潤滑油等を利用してウォーターポンププライヤーを使用すること。
今回、ド素人の私が作業をして約1時間ほどで修理が完了した。
同じようにシャワー・ド・バスの水漏れで困っている方がいれば、是非参考にしていただければと思う。
修理業者へ依頼すれば確実に修理できるので、個人で行うのがいいかどうかは判断が難しいが、
ネット上では他の製品で”やってみました”的な動画も多く見かけられたので、そちらを参考にするのもイイと思う。
とりあえず、我が家のバスルームから水漏れが無くなったので一安心である。
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