タイに入国してからもう一か月が経過。
半分の2週間は隔離生活だったため、実質2週間をパタヤの街で過ごした感じ。
宿泊先を転々と移動しながら、毎日パタヤビーチを散歩したり、屋台の美味しいタイ料理を堪能している。
今回はハードロックホテルからパタヤビーチを更に南下した場所にある「シーミースプリングツリーホテル」を紹介する。
シーミースプリングツリーホテル
Soi10にある「シーミースプリングツリー」はパタヤビーチから徒歩1分の場所にある便利なホテル。
日本人にも人気があり、ビーチロードからソンテウに乗ればウォーキングストリートまで数分で到着。
帰りもセカンドロードからソンテウに乗れば数分でsoi10まで戻ってくることができる素晴らしい立地である。
このSoi10には多くのホテルが密集しており、シーミースプリンググループも隣に「シーミースプリング」、向かいには「シーミースプリングトゥ」が建っている。
今回宿泊した「シーミースプリングツリー」は一番最後に建てられたホテル。
訪れた時は観光客が激減していることから周辺を歩いている人すら見当たらない、、という状況。
スペシャルプロモーションの文字がなんだか寂しくなってしまう。
Soi10の通りはほぼ毎日このような状況で夜は闇に包まれてしまう。
周辺のホテルで営業していたのは「PAGE10」「Serenotel」「DEEP BLUE Z10」のみで他は全て休業中。
ちなみに、この日の宿泊客は私を含め7組。
84室中7部屋しか利用されていない、、これが今のパタヤである。
「シーミースプリングツリー」はSHA認証ホテル。
※SHA=「アメージングタイ衛生安全基準」
基本的にSHAの認証を受けていないと現在は営業できないのかもしれない。
場所
ホテルの場所がビーチから近いのは地図を見ていただければ分かると思う。
住所:Moo.9 Soi 10 Pattaya 2nd Rd. Nongprue, Banglamung, Chonburi, 20150
チェックイン:14:00
チェックアウト:12:00
客室数:84
【公式HP】「シーミースプリングツリー」
客室
予約した部屋は一番下のカテゴリーになる「ダブルルーム」。
リクエストとして高階層を指定するようにしているが、今回は4階にある3423号室の部屋をアサインされた。
客室としての最上階は8階なのでリクエスト通りとはいかなかったが、通り沿いの部屋ではなく海が見える部屋にしてもらえたのは有難い。
部屋の鍵はシリンダー錠で鍵を挿して回すタイプ。
空調は簡易的なものでファンの強さと温度調整のみ。
部屋に入ってすぐ右側に化粧台が見える。
大きな鏡と椅子、奥にはパナソニック製のドライヤー。
化粧台の反対側コンパクトな収納スペース。
ハンガー、セーフティボックスが置いてある。
メインのベッドはダブルベッド。
※2人で宿泊する際はツインベッドの部屋も用意されている。
ベッドの大きさと高さはホテルによって異なるが、隔離ホテルとして宿泊した「AMBER HOTEL PATTAYA」と似ている。
【関連記事】「パタヤの隔離ホテル AMBER HOTEL PATTAYA」
部屋の床や壁には落ち着いた木目のデザインが施されているので雰囲気がとても良く感じる。
(*・∀・)b Good!
冷蔵庫は少し大きな縦長タイプが設置。
テレビはシャープ製で32インチ以上の大きさに感じる。
日本のテレビ番組はNHKワールドのみ。
部屋の角に少し窪んでいる箇所があるのだが、そこにサイズを合わせたかのようにソファが置かれている。
ソファ以外に活用できないと判断したのだろう。
たしかに微妙なスペースではあるが、、
無料の水が2本とインスタントコーヒー、電気ケトル等、、どこのホテルでもあるような感じ。
バスルーム
ホテルをチェックインする際、バスタブ付きの部屋がいいか聞かれたのだがシャワールームを選択。
洗面台、トイレ、共に綺麗に保たれて好印象。
老朽化もほとんど感じられないくらい水回りは良かった。
(*・∀・)b Good!
アメニティは石鹼2個、シャンプー、シャワージェル、シャワーキャップと最低限のものだけ。
歯ブラシは持参する必要がある。
シャワールームはとても広く2人で入っても圧迫感なく利用できそう。
シャワーの水圧も良く、熱いお湯もしっかり出ていたので問題なし。
バルコニー
写真で見るバルコニーはあまり広くは見えないが、実際利用してみると以外に広く感じた。
椅子とテーブルを置いてもまだ余裕がある感じ。
バルコニーからの眺めは少しシービュー。
ビーチからの距離が近いため、4階からでも写真のような感じで眺めることができる。
屋上プール
屋上には微妙なインフィニティプール。
プールの大きさ自体は決して広くないが、現在は誰も利用していないため貸し切り状態である。
隣に別のホテルが建っているため、海をパノラマで楽しむことができないのは残念。
ちょうど天気も曇り空でイマイチな感じの写真になってしまった。
セイラーバー&レストラン
今回のホテルに朝食は含まれていなかったため、近くにある人気のレストランへ行ってみた。
「セイラーバー&レストラン」。
ホテルからはビーチ沿いを少し北へ向かい、Soi8に入ってセカンドロードへ向かうと左手に見えてくる。
現在はBARとしての営業ができないため、実質レストランとしての営業のみ。
お客さんも少なく、以前のような賑わいは全然見られない。
注文したのはブレックファースト79バーツ=260円くらい。
この内容で260円、、このコスパの高さが海外旅行者に人気だったのだが、現在は注文する客も少ないはず。
まとめ
・「シーミースプリングツリー」は現在も頑張って営業しているが平日利用者は一日数組という現状。
・ホテル内の客室は綺麗に保たれ老朽化もほとんど見られない。
・屋上プールは微妙にインフィニティプール。
・現在のSoi10は人通りが少なく夜には闇と化してしまう。
ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「Sea Me Spring Tree Hotel」「Soi10」の今
Soi10といえば日本人が多く利用するホテルが並び、夜遅くまで人通りも多かった印象がある。
深夜まで周辺のバーやウォーキングストリートで楽しみ、満たされた気持ちでホテルへと帰っていく、、そんな光景も多かったはず。
それが、現在は壊滅的な状況へと変わってしまった。
Soi7、Soi8、Soi10、、どこも観光客はほとんどいない。
朝も昼も夜も一日中同じような状況が続いている。
それでも、ホテルの従業員さんは今を耐え抜いて観光客が戻るのを信じて待っている。
久しぶりの日本人客に対しても、コロナ前と変わらず笑顔で接してくれたのが嬉しい。
10月に入って少しづつ周辺のお店がシャッターを上げはじめた。
11月に向けてパタヤの街が少しづつ動き出しているのは間違いない。
これから街が回復していくのが楽しみになってきた。
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