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【フライトレビュー】タイ国際航空TG623で関西空港からタイへー2022年7月ー

タイ国際航空エコノミークラスの座席 飛行機
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今回は2022年7月6日に関西国際空港からタイのスワンナプーム国際空港まで移動した際の様子を紹介する。

利用した航空会社はタイ国際航空

直行便に限定すると選択肢が他にないため仕方ない。

成田空港からは直行便が多いため他の航空会社を検討する余地があるが、関西空港は一択=タイ国際航空のみ。

しかし、今回のフライトは事前情報で嬉しいことがあった。

2022年6月からTG623便はファーストクラスを装備した新しいボーイング777-300ERが就航すると。

7月からは成田路線にも就航が決定し、日本の2大都市とバンコクを新機材が運行することになった。

もちろん、エコノミークラスの設備も最新のものに置き換わっているようだ。

具体的にはパーソナルモニターが新しくなりエアバスA350-900と同じような設備になると予想される。

座席自体は大きな変更がないかもしれないが、新機材にいち早く搭乗できるのは飛行機ファンとしては嬉しいもの。

新しい機内の様子と設備を紹介できるチャンスだとワクワクしていた。

タイ国際航空TG623

タイ国際航空TG623便は関西国際空港からタイのスワンナプーム国際空港までの区間を飛んでいる。

関西国際空港出発時間:11:45

スワンナプーム国際空港到着:15:35

フライト時間:5:50

実際のところは運行本数が減便している影響もあり、5時間〜5時間30分ほどで早着しているケースがほとんど。

なお、TG623およびTG622(タイ→関西)は毎日運行されている。

関西国際空港での搭乗ゲートは11番が標準で設定されている。

この日の搭乗客はおおよそ120名前後と思われ、出発時間も10分早く11:35と案内された。

機材

TG623の機材はボーイング777-300ER

パっと見の外観からは分からないが、実は新機材ではなく旧機材に変更されていた。

いろいろネットで調べてみたところ、新機材は現在バンコク⇆ロンドン、香港、成田の3路線で運行中。

関西には6月の一ヶ月間のみ運行され、7月からは旧機材での運行に戻されていた。

当然、何の予告もなく変更されたのでガッカリである。

更に、今回登場する機材はどうやら10年前に製造された機材のようで、機内デザインも古い仕様になっているそうだ。

新機材どころか10年前の機材を紹介することになるとは、、。

タイ国際航空ボーイング777-300ER

同じボーイング777-300ERでも製造年によって機内のシートデザインが異なる。

今回の機材は現在運行されている中でもかなり古い方になると思われる。

タイ国際航空のセーフティガイド

機内設備

機内に入ってすぐ目に飛び込んできたのが赤と紫のシートデザイン。

いかにもタイらしいデザインで嫌いではないが、前回利用した時の方が落ち着いた感じで好みだった。

【関連記事】「タイ国際航空TG622便(777-300ER)

座席は3-3-3のアブレストで横9席仕様。

エコノミークラスはほとんどが一人3席を独占できる状態でほどよく快適。

肘掛けを上げればエコノミーフルフラットベッドの完成である。

フライトの後半は多くの方が横になって休まれていた。

タイ国際航空エコノミークラスの座席

今回指定した座席は窓側の67A。

撮影が好きな私にとって窓が2個使用できるのは嬉しいね。

予めクッションは各座席に用意されている。

タイ国際航空エコノミークラス

パーソナルモニターは10.6インチサイズで程よい大きさ。

ただ、老朽化の影響でモニターがピッタリ奥にハマらず、手前にブラブラの状態で吊り下がった感じだった。

隣の67B席は若干モニターが歪んでいるのが分かる。

そこまで気にならないかもしれないが、細かいところを見れば色々出てきそうだ。

タイ国際航空ボーイング777-300ERのパーソナルモニター

足元にはフットレストが装備。

シートピッチは81cm、握り拳1個半で国際線での標準仕様。

タイ国際航空のフットレスト

並びの座席を見てみると気付いてしまった。

座席シートポケットの生地が垂れ下がっているではないか。

まぁ、これも簡単に直すことができるだろうし、そのままでも問題はないだろうけど、、

タイ国際航空TG623の機内

離陸前にヘッドホンとブランケットが配布される。

私の座席は何も問題はなかったが、後部席の方は装置に問題があったのか音声が聴こえない症状が出ていた。

このあたりも老朽化していることから症状が出ていると思われる。

タイ国際航空のヘッドホン

 

大きなモニターがあってもエンターテイメント等のソフトが充実していなければ飾りでしかない。

タイ国際航空では映画を数十本視聴することが可能、、

ただし、日本語吹き替えの作品はほとんど無し

我慢して聞き取れない英語の作品を視聴するしかない。

映像を観て楽しむことは出来るが、作品自体の満足度は半分にも満たなかった。

エンターテイメントについていえばまだまだ厳しい。

少し前に利用したマレーシア航空の方がよっぽど充実していた。

【関連記事】「運行再開!マレーシア航空MH53便で関西空港からクアラルンプールへ」

タイ国際航空の機内エンターテイメント

後方のトイレを利用したが綺麗に保たれていた。

トイレ自体はハンドソープと消臭スプレー以外は何もなくフツー。

タイ国際航空のトイレ

機内食

エコノミークラスの機内食は通常2種類から選択が可能。

ただ、私の座席がほぼ最後方だったため、品切れで一種類しか残っていなかった。

提供されたメインの料理はタイ料理。

品切れになったのは和食かな?

メインはスパイシーなエビ料理と卵料理。

左上にはエビとりんごのマリネ。

エビづくしである。。

左下は定番のロールパン、中央上にスイーツのケーキ。

あとはバター、水、カトラリー、ウェットペーパーといった内容。

ボリュームはちょうど良い感じではあるが、もう一品何かほしい気がする。

タイ国際航空TG623の機内食

ドリンクはビールを選択。

シンハーとチャンが用意されていたので、私はシンハーを選択。

シンハービール

食後にすぐ追加のお水(ボトル)とクッキーが配布された。

飲食の提供はこれで終了。

以前は到着前にアイスクリームが提供されていたが、現在は簡素化されている。

ちなみに、このクッキーがとても美味しくて購入したいくらい。

どこかで購入可能なら是非教えてほしい。

タイ国際航空TG623の軽食

食後は機内の照明が落とされ仮眠モードへと入る。

この時間帯がなんともいえずまったりしていて好きだ。

特に映画を視聴するには最高の状況である。

タイ国際航空777-300ERの機内

ダナン上空を通過

出発から約3時間30分でベトナムのダナン上空を通過。

いつもは反対側の座席を指定するため見る機会がなかったが、今回はダナンの街並みを上空から見ることができた。

TG623のフライトマップ

左側に見える湾曲したビーチがダナンの代表的なミーケービーチ。

ダナン国際空港も上空から眺めることができた。

リゾート地と言われるだけあってビーチと空港の近さがよく分かる。

過去にダナンを訪れたのは感染拡大前だった。

現在のダナンがどれだけ賑わっているのか気になる、、また近々行ってみよう。

【関連記事】「ダナン旅行記 ベトナム航空VN337でダナンへ」

ダナン上空からの眺め

ベトナム、ラオス上空を通過してタイに入ると徐々に行動を下げて陸地が近くなった。

雲の隙間から見えるのどかな自然が目に優しく感じる。

そろそろ2ヶ月ぶりのタイ入国、、どれだけ変化があるのか楽しみだ。

飛行機からの眺め

まとめ

※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。

【Youtube動画】「タイ国際航空TG623便でタイへー2022年7月ー」

今回、期待していた新機材に乗ることが出来ず残念な結果になってしまった。

さすがに10年前の機材、しかも国際線で多くの国を飛んでいた機材なので老朽化は仕方ない。

この機材は細かな部分の修復も行わずあと数年でフライトを終える可能性もある。

それでも安定した飛行と美味しい機内食はタイ国際航空ならでは。

決して質が下がったとは思っていない。

むしろ、これからどんどん頑張って関西路線もデイリーで2往復を目指してほしい、、まだしばらく無理だろうけど。

そもそも成田空港はアメリカとアジア・東南アジアを経由する利用者の需要が多いためフライト数が増加していると思われる。

関西空港は未だにアメリカ路線の運行がほとんど再開されず、アジア・東南アジア路線だけが目立っている。

とはいえ、もし日本の入国制限が解除されれば多くの観光客がまた関西を訪れることは間違いない。

関西空港はまだまだ我慢の時。

そんな中、徐々に感染者が拡大し第7波が来たとも言われている。

もうパンデミックは勘弁してほしい。

10月にはいよいよLCCのエアアジアも関西路線での運行再開を予定している。

各航空会社にとってもまた悩ましい決断が迫られるかもしれないが、今は希望を絶やさずに待ちたい。

コメント

  1. 山本裕一 より:

    私はCIのエメラルドでCiでよくBKKに行ってました
    台北BKKは日に3便飛んでますが日本便がデイリーでも無い
    早く開国してほしい。

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