ダナンから関西空港までハノイ経由でチケットを発券したが、
後日、パンデミックによる影響から機材変更とフライト時間の変更案内がメールで届いた。
当初は0時45分発、6時40分着の予定だったが、
大幅に遅れて3時05分発、9時00分着に変更となった。
到着時間に問題はないがハノイの空港で5時間も滞在することとなった。
※2020年3月20日現在、ベトナム航空は日本線全路線において3月23日~4月30日まで運休予定となっている。
※本ブログは2020年3月5日時点での内容です。
ノイバイ国際空港
ハノイ国際空港(ノイバイ国際空港)は1978年に開港した古い空港だが、
日本の政府開発援助により2014年に第2空港ターミナルビル(国際線専用)が運用開始。
2015年からは従来の600万人から1600万人へと大幅に処理能力が拡大した新しい空港。
この頃はまだパンデミックの影響も限定的だったため、
中国や韓国を除いてキャンセルや減便も少なかった。
名古屋、大阪、福岡、、
日本へのフライトはほとんど当初のスケジュールより遅い時間に変更されていた。
利用するベトナム航空VN330はGカウンターでチェックイン。
Gカウンターに来たが全てエコノミークラスの取り扱い。
優先チェックイン用のカウンターが見当たらずに隣のHカウンターに行ってみた。
やっぱりあったスカイプライオリティ。
ベトナム航空の優先チェックインカウンターの目印。
こちらはビジネスクラスと上級会員、スカイチームエリート、エリートプラス、
コードシェアのANA上級会員のみが利用できる専用カウンター。
エコノミークラスはかなり長い列となっていたが、こちらはガラガラ。
チェックインの際、座席指定を確認すると前方の11C席をアサインしていただいた。
周りはほとんど上級会員用にブロックされ、この時点で上級会員の予約は前の10Cのみだった。
VN330便の機材がエアバスA350から小型機のエアバスA321に変更された影響もあり、
後方はほぼ満席状態。
ベトナム航空VN330
ほとんどの時間を空港のラウンジで過ごし27番ゲートからバス搭乗となった。
こちらもスカイチームエリートの特権で優先搭乗させていただく。
更に上級会員、ビジネスクラス搭乗者にはマイクロバスでゆったりと飛行機までドナドナされた。
こちらは一般利用者がドナドナされた大型バス。
搭乗するベトナム航空VN330便の機材エアバスA321。
結局、今回のダナン旅行は全てこのエアバスA321でのフライトとなった。
座席
機内に入ると以外と綺麗、、いや、間違いなく綺麗な新機材だ。
シートの色やへたり具合が明らかに違う。
前方は2列はビジネスクラス。
座席は2-2のアブレストで合計8席とかなり少ない。
パーソナルモニターは無いものの、
上部のディスプレイが明らかに新しいタイプだ。
シートピッチは拳1個~1個半くらいと広くはないが、
横3席独占できたので狭くは感じなかった。
満席などの場合、窓側に座った人は隣の人が通路に出ないと
トイレにはいくことが出来ないだろう。
シートポケットに入っているセーフティインストラクションはフツーのA321用。
他に気になったのがこちらのガイド。
機内ストリーミングエンターテイメントの案内があった。
もしや、、この機材は。。
同じエアバスA321でも「A321-200」と最新の「A321neo」があるのだ。
多分、この機材は「A321neo」であろう、、。
深夜便ということもあり搭乗者の多くは機内でぐっすり寝ていた。
機内食
搭乗して1時間ほどで朝食がサーブされた。
なんというか、、、まだ深夜気分なのに朝食っていうのに違和感があるが、
現地時間では朝4時、日本時間では朝6時、たしかに朝食が正解かも。
ベトナム航空VN330の機内食はジャパニーズスタイルかウェスタンスタイルの2択。
今回はウェスタンを選択。
フツーのブレックファーストといった感じ。
クロワッサン、フルーツ、ヨーグルト、卵、ソーセージ、ニンジン、ジャガイモ
サーブされた機内食は全て食べるようにしているので、しっかり完食した。
機内ストリーミングサービス
機内食をサーブされた時、CAさんに一応この機材がneoか確認したところ、
「ニェオ!」 って回答された。
機内ストリーミングを試してみる。
説明書通りスマホで操作するとすぐに使用可能となった。
映画は日本の作品が多かったので、
路線によって提供される作品が違うと思われる。
こちらは映画ではなくドキュメンタリーっぽい作品が多い。
エンターテイメント以外にフライト時間、到着までの時間が表示されている。
残念ながらフライトマップは表示されないようだ。
本来乗る予定だったエアバスA350-900。
しっかりPRされているが、しばらくは乗る機会がないかもしれない、、、。
<ベトナム航空の機内冊子より>
トイレ
新しい機材だけにトイレも綺麗な状態だ。
アメニティとして歯ブラシやカミソリも置いてあった。
フライト時間は4時間程だが歯ブラシが置いてあるのは嬉しいサービスだと思う。
窓からの景色
VN330では3席独占できたので窓側へ移動してパシャパシャ、、
ウイングの端がクイッと上がってる「シャークレット」が特徴的。
夕方から夜にかけて暗くなっていくの景色もイイが、
夜から朝にかけて徐々に明るくなっていく景色も気持ちがイイものだ。
日本が近づくと徐々に降下。
どこを飛んでいるのか分からず、地形を見ながらいろいろと想像。
フライトルート
到着後にフライトレーダー24で確認すると、
中国、長崎、福岡、瀬戸内海を通るフライトだった。
シートポケットに入っていた機内誌のページにベトナム航空のPR。
ベトナム航空の勢いを感じさせてくれる星と爽やかな笑顔が素敵です。
まとめ
・ハノイから関西空港までは深夜便で、且つ、フライト時間が短いため睡眠不足になりがち。
・VN330便の機内食は朝食で、美味しいクロワッサンがサーブされる。
・ベトナム航空のエアバスA321neoは離着陸時の音が静かで、機内も快適。
・ベトナム航空のエアバスA321neoは機内無料WiFiによるストリーミングサービスを楽しむことができる。
・ベトナム航空VN330には歯ブラシ等のアメニティが充実している。
スカイトラックス4つ星のベトナム航空は素晴らしい航空会社。
コストパフォーマンスが高く新しい機材もどんどん導入されている。
これからも東南アジアのフライトで利用させていただきます^^
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