首都ビエンチャンからタイのウドンタニへ向かう途中、バスの窓から見える景色がガラッと変わった。
国境を越えて少しの間は自然が溢れる通りを走っていたが、ウドンタニが近くづくにつれ街の賑わいがよりリアルになってきた。
建物の大きさやデザイン、ディスプレイの色使いや街の雰囲気、国が異なることをバスの中で実感することができた。
そんな中でも、特にインパクトがあったのがショッピングモールの違いだ。
タイのショッピングモールといえば「セントラルプラザ」である。
バンコクやパタヤ、チェンマイ、プーケットにもある有名なショッピングモールだが、なんとウドンタニにもあった。
「セントラルプラザ・ウドンタニ」
大型ショッピングモール「セントラルプラザ・ウドンタニ」
先日まで滞在していたラオスの首都ビエンチャンにある「タラート・サオ モール」とは比較にならない充実ぶり。
【関連記事】「首都ビエンチャンの街並みと人気のパキスタン料理」
近代的な建物に広大な敷地、多くの利用者が集う様子は地方都市のシンボルとも言えそうだ。
ショッピングモールの中にはスーパーマーケットやフードコート、多くのブランド店と飲食店、他に映画館やボーリング場まである。
セントラルプラザといえば入り口付近に鎮座している大きなクマの人形が人気。
ウドンタニではカラフルなお菓子でデコレーションされていた。
写真では伝わりにくいが、人の身長よりも大きく撮影スポットにもなっている。
パタヤのセントラルプラザと比べて敷地内、建物内も広く感じた。
大きな駐車場とセンタラホテルまで併設しているため、全体の敷地はとんでもない広さになりそうだ。
モール内の雰囲気は似たような感じで、パタヤでも見かけた店舗が入っている。
ビエンチャンでは見かけなかったスターバックスと奥にはKFCやマクドナルドも営業中。
当たり前の光景ではあるが、ビエンチャンを訪れた後では少し感動する。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
ビエンチャンでは休業?閉店?していたミスタードーナツもウドンタニでは絶賛営業中。
日本でも馴染みのあるお店があると安心感も高まる。
(・∀・)イイ!!
場所
「セントラルプラザ・ウドンタニ」の場所はタイ国鉄ウドンタニ駅前の通りを西に向かった通り沿い。
バスターミナルからも徒歩圏内に位置している。
また、セントラルプラザの周辺には多くのホテルが建っているので観光客にも利用しやすいと思う。
営業時間 月~金 10:30~21:00
土、日 10:00~21:00
【公式HP】「セントラルプラザ・ウドンタニ」
日本の飲食店と店舗
モール内に特別目新しいお店があるわけではないが、日本食のレストランは一通り揃っている感じ。
日本の定食屋さんといえば、ド定番の「やよい軒」。
続いて和食レストラン「大戸屋」。
他に東南アジアではお馴染みの「8番ラーメン」もあった。
海外でよく見かける「ユニクロ」もウドンタニで購入できる。
日本では気軽に利用できるユニクロもタイでは少し高級なブランド店。
パタヤのマーケットでは衣類の相場が100〜200バーツ(約390〜780円)、、
となると、ユニクロの商品であっても現地の方からすると気軽に購入しようとはならない。
まぁ、価格だけでなくデザインの好みもあるのかもしれない。
もちろん「DAISO」もタイではメジャーなお店。
ウドンタニという場所ではあるが、セントラルプラザの中身はほとんどパタヤと似たようなもの。
日本のお店??
文字や言葉の響きから日本のお店と認識されそうなお店があった。
「KOMONOYA」、、小物屋??
メッチャ怪しい偽物のお店かと思いきや、実は日本で有名な百均ショップ「Watts」の海外ブランド店なんだとか。
日本では見かけないお店だが世界20か国以上に展開している。
続いてタピオカミルクティーなどのドリンクを提供しているお店「MOMIZU HOUSE」。
一文字違い、おしい、、、
、、(´・ω・`)
調べてみるとビエンチャンやバンコクにも出店しているチェーン店。
利用はしていないが、「もみずハウス」という店名だけで引き付けられた。
多分「もみじ」なんだろうけど。。
両替所「Super Rich」
セントラルプラザの地下には両替所「Super Rich」が入っていた。
パタヤやバンコクのように街中の両替所が多くないため、必然的にコチラの両替所を利用することになる。
少し分かりにくいが、訪れた時の為替レートは0.2515。
1万円が2,515バーツにしかならない。
悲惨としか言いようのないレベルである。
どこまで下がるんだ日本の円よ。
2022年の年始は1万円=3,000バーツだったのが夢のようである。
、、、(・ω・`)(・ω・`)(・ω・`)
バービアと屋台飯
ウドンタニにもバービアはある。
パタヤほどではないが、数十件のバービアはある。
が、残念なことにパタヤほどの勢いは全然なかった。
観光客が少ないため、バーで働くスタッフも少ない状況が続いてるようだ。
Day & Night
ウドンタニのバービアといえば「Day & Night」。
20件ほどのバービアが屋根付きの敷地に集まっているバービア群だ。
早めの時間に訪れるとお客さんがほとんどいない状態で、結果何度も客引きに合う羽目に。
遅い時間に訪れると欧米人がそれなりに盛り上がっているため、しつこい客引きは避けられるかも。
とりあえず1件のお店に入ってサンミゲルライトを飲む。
「Fifty Fifty」というお店。
「50/50」と聞くと中山美穂の曲を思い出すかもしれないが、私は小室哲哉のセルフカバーが頭の中を流れる。
パタヤ以外の場所でサンミゲルライトを飲むと新鮮な感じがするが、
やっぱりパタヤとサンミゲルライトの組み合わせが一番しっくりくる。
サンミゲルライト、ハイネケンは80バーツ。
LEOビール、ChangビールはSサイズが80バーツ、Lサイズで100バーツ。
価格はパタヤと似たようなもの。
スタッフへのドリンクは150か160だったような、、
カオマンガイトート
バービアが並ぶ通りの端にはカオマンガイの屋台が出ている。
現地の利用客が多いので少し期待がもてる。
テーブルと椅子が並べられているので、空いてる席に座って注文をする。
お馴染みの調味料と無料のお水がテーブルに置いてある。
注文したのは鶏を揚げたカロリー高めの「カオマンガイトート」。
カオマンガイにしようか悩んだが、”あっさり”より”ガッツリ”と食べたい気分だった。
味、量、ともに可もなく不可もなくといったレベル。
パタヤでよく食べているカオマンガイに比べると少し劣るが、お腹が空いていれば美味しくいただける。
ただ、価格は45バーツ(約170円)とコチラの方が安い。
ワンタン麺
宿泊したホテル「KAVINBURI GREEN HOTEL」の通りを挟んだ向かいにセブンイレブンと屋台がある。
コチラの屋台、夕方から深夜にかけて営業している。
セブンイレブンの駐車場を一部堂々と占領して椅子やテーブルが並べられる。
提供されている料理はワンタンの入った麺料理と、チャーシューが乗ったご飯ものくらい。
ワンタン麺はホーチミンで食べて美味しかったのでこちらも期待が高まる。
価格は50バーツ前後。
【関連記事】「ホーチミンCAP TOWN HOTELと絶品ワンタン麺」
隣のバービアでサンミゲルライトを数本飲んだあと、ホテルへ戻る前にふらっと寄ってみた。
注文したのはシンプルなワンタン麺50バーツ(約190円)。
透き通ったスープの香りが、ほろ酔い気分を優しく包んでくれる。
麺はバミー(中華麺)で上に乗っているチャーシューがいいアクセントになる。
( ´ ▽ ` )
チャーシューの下にプリップリのワンタンが隠れていた。
少し小ぶりではあるが、スープとの相性が良くとても美味しい。
ここでふと思ったことが、
ワンタン麺はどこで食べても美味しいのか??
そーいえば、パタヤではワンタン麺を食べた記憶がほとんどない。
毎回ニンニクの風味が効いたクイッティアオ(センレック)ばかり食べていた。
パタヤでも美味しいワンタン麺のお店を探してみるか。。
まとめ
※ブログでは紹介しきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube動画】「ウドンタニのセントラルプラザと街をぶらり」
初めて訪れたタイのウドンタニは立派な地方都市だった。
ビエンチャンから移動してきたこともあって、街の風景や人の多さはインパクトがあった。
メコン川を越えるだけでここまで違うのかと。。
特に街のスポット「セントラプラザ・ウドンタニ」は何でも揃っているので、現地の方だけでなく旅行者にとっては有難い存在である。
一方、周辺は少しのどかな街並みではあるが、タイでは定番の屋台やバービアも十分楽しめる。
観光客はまだ戻りきっていないようだが、夜になるとそれなりに欧米人の姿もあったので回復途中といったところ。
本来であれば気持ちよくお酒を飲んで楽しみたいところだが、残念ながら円安の影響を受けて財布の紐を緩めることができなかった。
とはいえ、現地で安く美味しい料理を堪能できるのは東南アジアならでは。
次回はウドンタニ滞在2ヶ所目となるホテルを紹介する。
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