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【台湾】桃園国際空港から台北市内まで約35分!快適でオススメ「桃園空港MRT」

Taoyuan Airport MRTの案内 鉄道
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7月も半ばに差し掛かっていよいよ梅雨明け。それにしても毎日暑すぎる。

5月のパタヤ、ダナンも暑かったが、同じ、いやそれ以上に日差しが強く感じる。

特に湿度の高さが不快感をブーストさせて疲れも取れにくい。

こんな厳しい日が続いても心の支えはパタヤだ。

心のオアシスとも言うべきパタヤがあるかぎりキツイ仕事も頑張れるはず。

多くの読者様はお盆休みを中心にタイへ向かうことだろう。

ならばと、、お盆休み期間の大阪ーバンコクの航空券を調べてみた。

8月12日〜19日の往復で調べてみると、、タイエアアジアが約9万円、ピーチが8万円、タイ航空11万円。

タイ航空だけでなくLCCも軒並み10万円近い価格になっている。

これにホテルの宿泊や食事代を考えると15万円は必要だ。

だが、これはパンデミック前も同じような価格だったので特に驚くことはない。

今、最も深刻なのは厳しい円安である。

パンデミック前と同じ感覚で夜遊びを楽しむなら相当な出費が予想される。

お盆休みまで約一ヶ月、少しでも円高方向へ伸びてほしいところである。

と、、日本人からすれば悩ましい状況ではあるが、ローシーズンのパタヤもまた厳しい状況にある。

多くのスタッフや授業員が日本人観光客が訪れるのを待っているはず。

お財布に余裕のある方は是非パタヤで楽しんでいただきたい。

ちなみに、筆者はもう少し先になってからパタヤと一年ぶりのウドンタニへ向かう。

更に、初めて利用するフライトであの国へ上陸する。

詳しい旅程はまた後日紹介するとして、、

さて、今回は台湾の桃園国際空港から台北市内までMRTで移動の様子を紹介する。

桃園空港MRT

2017年3月2日に開通した桃園空港MRT。

それまでは空港から台北市内まではタクシーかバスの2択だった。

空港から台北市内までバスで約1時間、タクシーだと約40分くらいなのでそこまで不便ではなかった。

そこに登場したのが今回紹介するMRT。

各駅に停車する普通で約50分、快速だと約35分で台北市内ー空港を移動できる。

MRTのメリットは時間の正確さと料金の安さだ。

【公式HP】「桃園空港MRT」

Taoyuan Airport MRTの案内

MRT乗り場

筆者は今回始めて空港MRTを利用する。

空港内では案内表示が大きく書かれているので、矢印の方向に向かって進む。

と、その前に台湾ドルに両替しておく必要がある。

今回はトランジットで1泊するだけなので1万円を空港で両替。

この時のレートで1万円=2145TWDだった。

タイやベトナムだけでなく台湾でも円安の影響は大きい。

桃園国際空港

両替をサクッと済ませて空港MRT乗り場へと足を進める。

とても綺麗な空港内を案内表示に従ってひたすら歩き続ける。

桃園国際空港

乗車方法

5分ほど歩いて改札にたどり着いた。

手前にある券売機で乗車券を購入する。

ICカード販売やチャージ、片道切符など日本語でも表示されているので安心。

更に、左側に立っている従業員がサポートしてくれるので初心者でも問題なし。

MRT空港線の券売機

筆者は終点の台北駅までの片道券を購入する。

料金は160TWD=日本円で約720円。

先程両替した紙幣を確認すると大きな紙幣=1000TWDを使うしかない。

が、どうやら大きな紙幣だとお釣りが出ないらしい。こまった。。

そこでサポートの方に相談すると友人窓口で購入するよう案内された。

MRT空港線の路線図

乗車券はタイのエアポートリンクと同じようなICの入ったトークン。

列車の顔が描かれ、片道券であることが書かれている。

MRT空港線のトークン

改札口の利用方法もタイと同じ。

入場する際は指定された場所にトークンをかざせば通ることができる。

到着した駅で降りる際はトークンの回収口があるので、そこに入れれば改札を出ることができる。

このあたりもタイと同じなので難しくはない。

桃園空港MRTの改札

列車の本数を見ておこう。

平日のラッシュ時には1時間で普通が4本、快速が4本の計8本運行されている。

通常でも普通は15分に1本、快速は30分に1本の運行。

普通列車が多いのは観光客の輸送だけでなく、通勤手段の側面があるため。

これはタイのエアポートリンクと似たような感じ。

MRT空港線の時刻表

MRTの車内

筆者が利用した快速列車は全席クロスシートとなっている。

シートピッチはかなり広いのだが、その影響もあって座席数がかなり少ない。

スーツケースなどの大きな荷物が一緒の場合を想定しているのだろうが、なんだか勿体ない配列である。

MRT空港線の車内

扉付近には大きな荷物を置くためのスペースが設けられている、、が、コチラも中途半端な感じ。

もう少し荷物置きのスペースをとって座席数を増やせばいいのに。

MRT空港線の車内

車窓

桃園国際空港駅は地下ホーム。

列車が走り出してしばらくすると、外に出て自然豊かな景色が見えてくる。

台北市内は大きなビルや建物が密集しているが、空港から台北市内までは山の間を通り抜けていく感じ。

そのため、高架がとても高い位置にある。下を見下ろせばちょっと驚くほどの高さ。

桃園空港MRTの車窓

台北市内まで途中停車駅は2駅のみ。

快速なのでかなりのスピードで運転すると思いきや、速度を出さずに淡々と走り続ける感じ。

停車駅こそ少ないものの、もう少し速度を上げれば30分もかからないと思うのだが。

台北市内に近づくと徐々に交通量が増え、大きな建物が目立つようになる。

桃園空港MRTの車窓

台北駅まで残り5分ほど。

結局最後まで座席は空くことがなく、最後までずっと立ちっぱなしだった。

車内で印象的だったのは日本人観光客が数組いたこと。

パンデミック以来久しぶりの海外旅行と思われるご家族は、車窓を眺めながら嬉しそうに会話していた。

台湾も入国規制が解除され、気軽に旅行できるようになったのは喜ばしいことだ。

MRT空港線からの眺め

台北駅

空港から約35分で終着の台北駅に到着。

MRT専用のホームはまだ新しくピカピカ。

台北駅に停車中のMRT空港線

台北駅では空港MRTから台北MRTや台湾新幹線、在来線に乗り換えが可能だ。

しかし、到着した台北駅は空港MRT専用になるため、他の路線に乗り継ぐにはかなりの距離を移動する必要があるそうな。

案内板や構内マップはあるのだが、これがどうも分かりにくい。

台北駅

筆者は台北駅から近い場所のホテルを予約したので、駅から外に出てしまえば大丈夫だろうと考えていた。

だが、実際は外に出るまでに少し迷子になり、途中にある構内マップを見ながら何とか出ることができた。

とても綺麗でセンスのある駅構内ではあるが、初めて利用する観光客には少し分かりづらいかもしれない。

台北駅構内

まとめ

※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。

久しぶりに訪れた台湾。

以前から気になっていた空港MRTを利用して台北市内まで移動してみた。

料金は160TWDと激安ではないが、時間に正確なのは旅行者としては嬉しいところ。

バスやタクシーだとどうしても渋滞が読みづらいため、時間に対する不安がつきもの。

その点、MRTはよほどのことがないと遅れることはないだろう。

また、台北市内へ向かう途中の自然あふれる車窓は空港MRTのメリットでもあると思う。

かなり高い高架を走り、山の間を抜けていくところは見応えがあった。

車内は広々として快適ではあるが、座席数が少ないため始発で並んでおかないと途中で座るのは難しいかもしれない。

まぁ、それでも乗車時間が30分ほどなので我慢できないレベルではない。

一番難しいのは台北駅に着いてからの乗り換えやホテルまでの移動が少し大変なところだろうか。

空港MRT自体は乗車券の購入から乗車までとても簡単なので、今後台北へ旅行の際は是非利用してみてほしい。

次回は今回紹介できなかった台北市内で宿泊したホテルを紹介する。

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