毎回旅行で悩むのがホテルとフライト。
ホテルは予約しても前日までキャンセル無料などの条件があるので勢いで予約できる。
が、航空券の場合はそうはいかない。
WEB上で簡単に発券はできるが、安い航空券はキャンセル料が即発生する。
LCCはキャンセル不可で全額返ってこないことも。
そのため、航空券を購入する時は毎回慎重に選んで購入するようにしている。
今回、フィリピンへ向かうために選んだ航空会社はキャセイパシフィック航空。
検討し始めてから購入するまで2週間ほどかかった。
というのも同じ価格帯の航空会社が複数あったため悩んでしまった。
直行便のタイ航空とフィリピン航空、経由便のスクートとキャセイパシフィック航空。
一番楽なのはタイ航空。
価格ではフィリピン航空が安かった。
スクートはシンガポール経由で魅力的だが価格は割高。
結局、購入の決め手となったのは過去に利用したことがない航空会社で評価が高かったこと。
キャセイパシフィック航空
キャセイパシフィック航空は香港の航空会社。
アライアンスはJALと同じワンワールド。
航空会社の格付け機関スカイトラックスでは2023年の8位にランクしている。
ちなみに、今回購入したバンコクー香港の区間は1日7便も運行されている。
他の航空会社と合わせれば1日数十便が運行されているはず。
とんでもない需要である。
航空券はキャセイパシフィック航空のHPから購入。
バンコクからフィリピンのマニラまで片道27,000円ほど。
【公式HP】「キャセイパシフィック航空」
CX708便
今回利用したフライトはCX708便。
バンコクを17時30分に出発して経由地の香港には21時30分の到着。
時差があるためフライト時間は3時間。
もう少し遅くまでタイに滞在したい方はもう一本遅い19時頃のフライトもあった。
CX708便の機材はエアバスA330-300。
購入した安い航空券は座席指定が有料だった。
しかし24時間前のオンラインチェックインの際に無料で指定可能。
また、キャセイパシフィック航空の会員でマイル加算する場合は
48時間前からオンラインチェックインが可能となる。
残念ながら窓側の席は全て埋まっていたため中央の通路側66Dを指定。
座席
この日の搭乗ゲートはE5。
出発時間の40分前16時50分に搭乗開始。
エコノミークラスは後方座席から順番に機内へと案内される。
CX708便エコノミークラスの座席は2-4-2の横8席仕様。
エアバスA330-300では標準的なアブレストだ。
座席モケットのカラーリングは明るい青色とグレーの2種類。
グレーは少し地味なカラーリングだが、ほとんどの座席は青色で爽やかな印象。
また、座席には可動式のヘッドレストが装備されている。
座席の背面には10インチサイズのタッチパネル式モニター完備。
このタイプのモニターは多くの機材で導入されている標準的な設備。
最近はエコノミークラスでも11インチ以上のモニターが装備されている機材も多くなっている。
筆者が指定した座席66Dからの眺めがこちら。
エコノミークラスの後方区画はほぼ満席。
シートピッチは握り拳2個分で国際線の標準サイズ。
座席の広さも標準的で特に狭いと感じることもなかった。
もちろんLCCと比較すれば快適そのもの。
(・∀・)イイ!!
設備
先ほども紹介した10インチタッチパネル式モニター。
画面の下にはUSBポートが装備されスマホの充電が可能。
テーブルは2つ折りタイプ。
収納された状態でも中央にあるドリンクホルダーの利用が可能。
機内安全ビデオに出てくる赤ちゃん?がとても印象的。
FSCでは定番のブランケットやクッションは見当たらなかった。
多分、CAさんには伝えれば用意してもらえると思う。
また、ヘッドホンは予め機内誌と一緒にシートポケットに用意されていた。
機内エンターテイメント
キャセイパシフィック航空を利用して一番驚いたのが機内エンターテイメント。
特に映画の本数と多言語対応している作品の多さは圧巻。
日本語対応の作品も豊富で過去に利用した航空会社の中では一番多いと思う。
(・∀・)イイ!!
フライトマップは3Dでの表示が可能。
画面下側に表示される複数のパターンより選択できる。
最近の機材で搭載されている機外カメラは未搭載。
窓の外を眺めることができないため、ひたすらフライトマップで遊ぶ。
リアルに表現されているエアバスA330-300を好きなサイズと角度で楽しむことができる。
機内食
離陸後30分ほどすると機内食が配布される。
メイン、パン、フルーツ、スイーツといった組み合わせ。
ドリンクはビールやワイン、ソフトドリンクなど。
エコノミークラスはメインを2種類から選択可能。
この日は「ポークヌードル」か「チキンライス」の2択。
「チキンライス」は味付けが濃いめで付け合わせの野菜と美味しくいただいた。
キャセイパシフィック航空といえば「ハーゲンダッツ」。
エコノミークラスでもこのアイスクリームが提供されるのは嬉しい。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ
味はストロベリー&クリームだった。
※日本路線のエコノミークラスでもハーゲンダッツは提供されているみたい。
もう一つポイントを高く感じたのがカトラリー。
多くの航空会社がプラスチック製に切り替えている中、現在も金属製を採用している。
料理以外の部分にもこだわりを感じることができた。
( ´ ▽ ` )
フライトルート
CX708便のフライトルートはハノイとダナンの中間を抜けて南シナ海へ。
三亜の北側から中国本土に沿って目的地の香港に向かうルート。
この日のフライト時間は2時間20分。
出発時間を14分遅れたものの予定より26分早い21時04分に到着。
機内食を食べて映画を1本視聴すれば到着するような感じ。
大きな揺れもなく快適なフライトだった。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtube】「キャセイパシフィック航空CX708便」
まずは今回初めて利用したキャセイパシフィック航空の感想から。
座席設備、機内食の内容はまずまず。
ポイントが高かったのは収録されている映画の豊富さ。
しかも日本語対応の作品が本当に多いので長距離路線でもオススメできる。
続いて、航空会社を選んだ理由を改めて説明しておく。
いつもはタイから日本へ直接帰国するかベトナムか台湾経由が多かった。
今回バンコクからフィリピンという流れは初めて。
そこで、どのルートで向かうのが最良なのかかなり悩んだ。
バンコクの出発時間や現地到着時間、価格、経由便の有無など、、
一般的には直行便のタイ航空かフィリピン航空を選ぶのがマストだろう。
では何故キャセイパシフィック航空を選んだのか、、
その理由は出発時間と香港経由が魅力だったから。
例えば夜遅いフライトだとパタヤのホテルでレイトチェックアウトの必要性が出てくる。
またお昼過ぎのフライトだと早朝にパタヤを出発することになり寝不足でキツい。
今回選んだCX708便は夕方のフライトになるため、ホテルを昼前にチェックアウトすれば十分間に合う。
パタヤからフライトまでの旅程としてはベストな選択である。
が、これが日本帰国なら深夜便に乗り継いで問題ないのだが今回の目的地はフィリピンのマニラ。
残念ながら香港からマニラへのフライトは翌朝になってしまう。
ということで、次回は香港国際空港で約10時間トランジットの様子を紹介する。
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