タイのパタヤから帰国して約2ヶ月が経過。
動画の方は一区切りついた形だが、ブログの方はもう少し続くのでお付き合いいただきたい。
なお、次回のパタヤは5月中旬頃を予定していたが、予定より早まるかもしれない。
もしかしたらソンクラーンの時期に訪れる可能性も。
ただ、ソンクラーン期間中は毎日ずぶ濡れになるだけで、正直なところちょっとめんどくさい。
ランチを食べに外出するだけで水を大量にかけられる。そんな状態では飲食店も迷惑だろうに。
あと、スニーカーが履けないのも困る。ずぶ濡れ覚悟でサンダルが必須だ。
せいぜい2日間くらい楽しめれば十分だが、まだ具体的な日程は検討中。
さて、今回のブログは2025年1月に滞在したパタヤのホテルを紹介する。
The Golden Ville Boutique Hotel
今回紹介するホテルは「The Golden Villa Boutique Hotel」
以前から気にはなっていたが、今回初めて宿泊する。
ホテルのグレードは3つ星で価格帯はやや高め。
エントランスの前には、ゴールドに輝くトゥクトゥクがオブジェとして置かれている。
ホテルは5階建て。一階にはホテルのレセプションとスパ、カフェが入っている。
客室数は42室と多くはないが、ホテルの外観は中型ホテルといった感じ。
シティホテルではないが、ゲストハスでもない、、ちょうど中間のような佇まい。
バイクや車はすぐ目の前に駐車可能。
セカンドロードに近い場所はスパ専用の入口になっている。
この位置からみると、マッサージ屋さんとゲストハウスの組み合わせに見える。
場所
ホテルの場所はセカンドロードから少し路地に入ったところ。
正直、立地はそこまでいいとは言えない。どこへ行くにも中途半端な印象。
セントラルフェスティバルやSoi6までは、セカンドロードからソンテウに乗れば楽に移動可能。
ソイブッカオへは「Avenue Pattaya」を通り抜けるのが最短コース。それでも徒歩10分以上かかりそう。
ウォーキングストリートも同じく徒歩10分以上と微妙な距離だ。
・チェックイン 14:00
・チェックアウト 12:00
・客室数 42室
・改築年 2022年
通りを渡った場所には、飛行機が建物に突っ込んだデザインのショッピングモール「ロイヤルガーデンプラザ」。
セカンドロード沿いには両替所の「TTカレンシー」やセブンイレブンが並んでいる。
レセプションとロビー
ホテルの入り口はゲストハウスか?と思うほどこじんまりとしている。
なんとなく中国人をメイン顧客にしているような雰囲気がある。
あと、スパを意識した癒しのBGMが聴こえてくる。
中は入るとすぐ横にコンパクトなレセプション。
あとは長椅子が置いてあるだけのシンプルなロビー。
これはホテルのロビーとはいえないレベル。スパの受付といった方がしっくりくる。
奥からは相変わらず癒し系のBGMが流れている。
チェックインの際、デポジットは1000バーツ必要なのでご注意を。
レセプションで提示されていたウォークインプライス。
今回予約した「デラックスダブルルーム」は1699バーツ。
2025年4月現在のレートでは7200円ほど、、うーん高い。
代理予約サイトの「agoda」を利用する方が間違いなくお得。
ホテルに設置されているエレベーターは一基のみ。
エレベーターの横を通り抜けて奥へ進むとスパの入り口になっていた。
宿泊客は一階まで下りればダイレクトにスパの店内へ行くことが可能だ。
これ、スパではなく「バービア」のバージョンがあったら最高なんだけど。
ちなみにスパの価格はなかなかイイお値段。
タイマッサージやフットマッサージは2時間で600バーツ。
他にオイルマッサージやアロママッサージなど。
スタッフを見た感じではベテランの方が多いので施術のレベルは高そう。
客室
ここからは客室の様子を紹介していく。
予約した客室は一番下のカテゴリー「デラックスダブルルーム」
一泊あたりの価格は約5,200円(朝食なし)。アサインされた客室は3階の304号室。
部屋に入るとすぐ横に洋服掛けのバーとハンガー、セーフティボックスと収納棚。
クローゼットやスーツケース置き場はなし。
客室の鍵はカードキー。ポケットに挿し込んで通電。
このカードポケットは取り替えられて新しいようだ。
横には以前取り付けられていたであろう設備の取り外し跡と思われる。
ダブルベッドを中心とした客室の広さは28㎡。
数字だけ見ると広くなさそうだが、奥にある謎のスペースが余分に付いてるので圧迫感はない。
ベッドには予めバスタオルとフェイスタオルが用意されている。
大きなソフト枕にクッション、ベッドと作業机の間にラグがあるのもいいね。
ベッド自体の高さ、マットレスのクッションもちょうどいい感じ。
頭上は間接照明になっているので少しオシャレな雰囲気。
奥から見た客室の全景がこちら。
シンプルな内装で天井の照明は少ない。少し暗く感じるかもしれない。
長い作業机は木目デザイン。椅子は樹脂製の安っぽいデザイン。
液晶テレビは32インチサイズのサムスン製。残念ながらYouTubeは視聴できなかった。
テレビの下にはミニ冷蔵庫とゴミ箱。
気になるのは右端に立てかけてあるハシゴ?らしきもの。なんだコレ?
近づいて確認すると注意書きがあった。
足をかけて登るのはダメ。腰をかけるのもダメ。バルコニーへ出すのもダメ。
メインの使い方はどうやらタオル掛けが正解。あとは客室のオブジェだそう。
個人的にはこれが意外と便利で、滞在中はタオルだけでなくパンツやシャツを掛けておくのに利用した。
作業机の左端には電気ケトルと鏡、スタイリッシュなフィリップス製ヘアドライアー。
テレビと鏡の間に電源コンセント、年季の入った栓抜き。
コーヒーカップ、インスタントコーヒーと紅茶(緑茶?)
ミニ冷蔵庫の中には無料の飲料水が2本。
有料ドリンクなどは用意されていなかった。
ベッドサイドには懐かしの?赤電話。黒電話ではなく赤色ね。置物ではなく利用可能。
これ、昭和世代は問題なく使えるが、若い方は戸惑うかもしれない。
あとは照明のスイッチと電源コンセント、長めの机。
反対側にも電源コンセントと照明のスイッチが装備。
客室の奥にあった謎の小部屋には、ミニテーブルと座布団が用意されている。
胡座をかいて座るのが正解だと思うが、PC作業には不向き。
そもそも近くに電源コンセントがなく、背中が丸くなるのも避けたい。
PC作業は素直に作業机でしましょう。
筆者の場合、一番しっくりきたのがカバンなどの荷物置き場としての利用。
おかげでベッド周りに荷物が散乱することもなく、快適に過ごすことができた。
エアコンはまだ新しい状態では心地よい冷気と性能もバッチリ。
当然、カビ臭さもなし。
客室にはバルコニーが設置されておらず、窓があるだけ。
その窓からの景色がこちら。並んでいる室外機を思う存分眺めることができる「室外機ビュー」だ。
もともと期待していなかったけど、思っていたより暗く残念な景色。
採光や景色を優先される方はバルコニー付きの客室を予約しましょう。
バスルーム
続いてはバスルームを見てみよう。こちらもリノベーションされて綺麗な状態。
バスルームはコンパクトサイズ。残念ながらシャワーと洗面台の間に仕切りや段差はなし。
シャワーヘッドの向きをあやまると、トイレもびしょ濡れになるスタイルだ。
かろうじて排水溝に向けて緩やかなスロープになっているので、注意して利用すればトイレまで水が流れることはなかった。
正面に洗面台と鏡。右側にトイレ、左に電気式温水器のシャワー。
このサイズでもシャワーは手持ちとレインタイプの2種類が設置。
アメニティはなし。あるのはシャンプーとバスジェルのみ。
この客室で一番のサプライズはトイレ。
見慣れないカラフルなダイヤルノブが左に3つ並んでいる。
そしてタイでは当たり前のハンドシャワーが見当たらない、、そう、シャワートイレが装備されている。
「ASTER」や「ARDEN」のタイプと少し異なるが、こちらも立派なシャワートイレだ。
これはポイントが大きい。
バスルームの天井は高いが、排水管の多さが目立つ。
案の定、上の階がバスルームを利用すると排水管を流れる音が聴こえてくる。
これが意外と音が大きくて気になる。夜遅くや、朝早い時間には目が醒めるのでたまったもんではない。
せめて排水管を隠してほしかった。これはデザインでもなんでもない。
WiFi速度
最後にWiFi速度を確認しておく。
安定性、速さ、どちらも申し分ないレベル。
これだけの速度が出ていればビジネス利用でも安心できる。
まとめ
※動画でも公開しています。
ということで今回は「The Golden Villa Boutique Hotel」を紹介させていただいた。
微妙な立地とやや高めの価格設定。謎の小部屋と配管剥き出しのバスルームなど、パタヤ初心者におすすめ、、とはいかないが、客室はリノベーションされてとても綺麗。
シャワートイレが付いていたり、寝心地の良いベッドも悪くないが、わざわざこのホテルを選ぶ理由には乏しい。
同じような価格帯のホテルは他にも多く、立地や価格を含めて検討した方が良さそう。
でも、癒しのBGMや室外機ビュー、謎の小部屋に興味がある方はレビューを参考にしてほしい。
次回はタイから帰国のフライト前半を紹介する。
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