秋が深まる季節、外を歩くと金木犀のいい香りに癒される。
タイでは味わえないこの季節がたまらなく好き。
暑すぎず、寒すぎず、この微妙な感じ。
困るのは寒暖差による体調管理と服装くらい。
タイはこれからハイシーズンに入っていく。
11月〜2月は雨量が少なく朝晩は暑さも控えめ。
湿気が少なくカラッとした気候が心地良いのだ。
過去、何度かパタヤで年末年始を迎えているが、雨が降るか降らないだけでビーチや街の景色が全然異なる。
雨が降ると多くの観光客はホテルに篭って外出を控え寂しい夜になる。
夜のソイブッカオやウォーキングストリートに観光客が溢れてこそのパタヤ。
雨の少ないハイシーズンは夜のパタヤを堪能できる一番の季節。
特に年末年始の盛り上がりは観光地ならでは。
今年の年末年始はどうしようか、、
つい先日、ANAやJALは12月から燃油サーチャージの値下げを発表した。
それでもコロナ前と比べれば高すぎる。
が、日系の航空券はさすがに手が出ない。
かといって、年末年始は他の航空会社も航空券が高騰しているため悩ましい。
次回は2023年1月かな、、
さて、今回もベトナムのホーチミンを紹介する。
滞在編最後となる今回のブログは街並みと一番賑やかなブイビエン通り。
ホーチミンの街並み
ベトナムといえばバイクの多さが際立っている。
どんだけバイクの数があるんだ?っていうくらい走っている。
一家に一台の車、、ではなくバイクだ。
一台のバイクに大人2人、小さな子供を乗せた3人乗りなんてのもフツー。
ちなみにバイクのサイズもフツー。
で、クラクションをこれでもかと鳴らしている。
ただ、全体的にヘルメットはきちんと被っているので、このあたりはパタヤと違うかな。
パタヤはノーヘル、ミラー無しのバイクを見かけることが多い。
ホーチミンの方が厳しいのかもしれない。
そんなホーチミンで驚いたのは信号の存在。
上部にはあと何秒で切り替わるかカウントダウンも表示されている。
交通量の多い交差点で設置されてるようだが、まだまだ圧倒的に数は少ない。
そして、全員が守っているわけではなさそう、、
油断していると事故に遭うかもしれないので、信号があっても横断する時は必ず確認が必要だ。
ホーチミンの街を見渡せるシンボル的な存在の「サイゴンスカイデッキ」。
建物自体は有名な企業が所有している「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」。
2010年に完成した68階建て、屋上まで262mという立派な高層ビル。
下から見上げるとその高さがより伝わってくる。
展望デッキは49階で200,000d(約1,200)で利用することができる。
次回訪れた時は利用してみようかな。
街を散策していると目にとまったのが写真の自転車。
ハンドルの中央にスマートホンを固定する場所があったのでシェアサイクリングと思われる。
ホーチミンで初めて見たが、コンパクトなエリアを移動する観光客には便利かも。
(・∀・)イイ!!
今回は利用しなかった老舗の「ニューラン」。
前回ホーチミンを訪れた際、こちらのバインミーが美味しくて早朝から買いにきた記憶がある。
バインミー以外にも多くの惣菜や食品を扱っているので常にお客さんがいる感じ。
【関連記事】「ホーチミンの戦争証跡博物館」
雨が降って写真映えしないホーチミン市民劇場「サイゴンオペラハウス」。
夜になるとライトアップされてコロニアル様式の建物が一際素敵な建物へと変わる。
こちらもまだ利用したことがないので一度内部を見てみたい。
ホーチミンで初めて宿泊したホテルが「HOTEL GRAND SAIGON」。
コロニアル様式の素敵な外観と、サイゴン川を眺めることができる客室は今でも印象に残っている。
【関連記事】「ベトナムのホーチミンに行ってみた」
前回宿泊した時から数年が経過しているが今でも立派なホテル。
たしか4つ星ホテルで価格もそこまで高くなかったと思う。
馴染みのあるお店を発見。
「Cafe Amazon」
ベトナムのホーチミンにも出店してたのね。
( ´ ▽ ` )
このお店を見るだけでタイにいるかのように錯覚させられる。
商品よりもお店の前に停まっているバイクの数が気になる。
、、、(・ω・`)
サイゴンノートルダム大聖堂
ホーチミンの観光スポットで必ず出てくる「サイゴンノートルダム大聖堂」。
残念ながら2027年まで絶賛改装中。
期待して訪れたが、全体に足場が組まれた状態ではさすがに外観の魅力が伝わってこない。
、、(´・ω・`)
正直な感想はマレーシアのツインタワーとフォルムが似ている。
人民委員会庁舎とホーチミン像
ホーチミンで1番人気があると思われる観光スポット「人民委員会庁舎」と「ホーチミン像」。
この場所を訪れずにホーチミン旅行を終えることはできない。
まぁ、見たまんまの映像なので観光客からすると凄く感動するとかはないかも、、
が、現地に住まれているベトナム人からすると特別な存在。
天候が悪い中でも現地の方が訪れて記念写真を撮る姿がたくさん見られた。
※ベトナム独立と統一に人生を捧げ、ベトナム紙幣にも印刷されている凄い人。
あとで気づいたが、ホーチミン像は前回訪れた時から変更されてシンプルな感じになっていた。
※関連記事「ベトナムのホーチミンに行ってみた」で確認してみてほしい。
ブイビエンウォーキングストリート
人民委員会庁舎やホーチミン像と並んで人気のスポットがある。
「ブイビエンウォーキングストリート」
ウォーキングストリートというとパタヤが真っ先に浮かぶがホーチミンも負けてはいない。
通りの左右から眩いライトアップと大音量の音楽、そして人、人、人。
どれだけ人がいるんだ?って思うくらい凄い人の多さ。
訪れた時間は19時過ぎだがピークは23時以降というから驚き。
間違いなく今のパタヤより勢いがある。
通り沿いのお店は大半がバー。
店内だけにとどまらず、お店の前に椅子やテーブルを並べるベトナムスタイルは飲食店と同じ。
露出はないもののステージでは女性が踊って客の気をひいている。
多くのお店が同じようなスタイルなので比較するのが難しい。
奥の方に進んでいくと、とあるバーの椅子とテーブルで道が占領されて道がない状態に。
結果、歩行者が身動きできず大渋滞になる。
そこにバイクで無理やり通過しようとする現地の方もいてカオスに。。
、、、(・ω・`)(・ω・`)(・ω・`)
さすがにこれはヤバいと思ったのか、、
通りを管理する方がバーのスタッフに椅子とテーブルを整理するよう促していた。
それにしても勢いが凄すぎて圧倒された。
夜遊びの需要と供給がこの通りに集中している!
バーで楽しむビール
せっかくなのでいくつかの店舗でお酒を楽しんだ。
最初に訪れたお店は賑やかな場所の手前にあるスポーツバー。
F1を観たかったのでちょうど良かった。
注文したのはタイガークリスタルとフレンチフライ。
タイガークリスタル 39,000d(約240円)
フレンチフライ 69,000d(約420円)
続いて訪れたバーはメイン通りから離れた少し怪しいお店。
女性が通り沿いに座っていて声をかけられたのでフラッと入ってみた。
お気に入りの「LARUEビール」は30,000d(約180円)と店内でも安い。
通りを歩く人を眺めながら店内で1人ビール。
しきりにお店の方がドリンクを奢るように促してきたが丁重にお断りした。
※退店時に少しだけチップを渡すと満面の笑み
メニューを見せてもらうとサンミゲルやシンハーも載っていた。
サンミゲルライト、シンハー 60,000d(約360円)
タイのバーツ換算で約90バーツ、、少しだけ高いくらい。
ハイネケンは50,000d(約300円)
バーで飲むことを考えると東南アジアはやっぱり安い。
ヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
最後はメインの通りで333ビール。
こちらのお店も男性1人で飲んでいると女性従業員が突然横の席に座ってきたりする。
で、お決まりのドリンク奢って攻撃だ。
こちらも丁重にお断りすると苦笑いしながらサーっと席を離れた。
ドリンク一杯奢るくらい別に問題ないのだが、、
気がつくと他の従業員も座っていたり、私も!って何人も来られるのが苦手。
どんどん召喚されても困るので1人まったりブイビエン通りの空気を楽しんだ。
333ビールの価格は忘れたがお店に支払ったのは50,000d(約300円)
もしかしたら2杯飲んで1杯が25,000d(約150円)だったかも。
ホーチミンの賑やかな夜に圧倒されながら、翌日早朝からの移動に備えて早めにホテルへ戻る。
これにて今回のホーチミン滞在編は終了。
まとめ
※ブログでは伝えきれない様子を動画で公開しています。
【Youtubu動画】「ホーチミンの昼と夜を楽しむ」
今回ホーチミンに滞在したのは4日間。
ほとんど食事がメインといっても過言ではない内容だった。
ベンタイン市場周辺とブイビエン通り、1区と呼ばれているエリアだけで過ごした。
もっと満喫しようと思えば「メコン川クルーズ」や「クチトンネル」「サイゴン川ディナークルーズ」を利用すれば良い。
多くのツアー会社が似たような内容を提供している。
個人的には「スイティエン公園」もオススメ。
【関連記事】「ホーチミン迷物スイティエン公園」
今回は細かく計画を立てず、今のホーチミンがどうなっているのか観たかった。
あと、美味しいバインミーと賑やかなブイビエン通りを堪能することも。
ホテルは少し期待ハズレな部分もあったが、久しぶりに訪れたホーチミンはとても良かった。
タイとは文化や雰囲気が異なるが全然楽しめるね。
関西空港からLCCで約5時間、価格は往復4〜5万円ほどで行くことが可能。
私はホテルのアフタヌーンティーやいくつかのバインミー、3件のバーでビールも楽しんだ。
それでも滞在中に飲食代で支払った費用はトータル1万円ほど。
ホテル代は4日間で15,000円(2人で利用すると1人7,500円)
もし往復LCCのベトジェットエア利用なら合計65,000円程(2人で旅行した場合は単純計算で1人57,500円)となる。
円安、燃油サーチャージ高騰の最中でも4日間の滞在でこの価格は魅力的だろう。
10月に入って日本の入国制限が緩和されたことで、私が利用した時と同じようにはいかないかもしれない。
だが、物価の安さから現地で支払う金額は少なくすむはず。
タイのパタヤもいいけどベトナムのホーチミンもオススメ。
次回はホーチミンを離れてハノイまで利用したベトナム航空(国内線)の様子を紹介する。
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